JIS Z 4202:2011 ガイガー・ミュラー計数管

JIS Z 4202:2011 規格概要

この規格 Z4202は、放電消滅ガスとして有機ガス又はハロゲンガスを用いた,β線及びγ線を測定対象とする密封形ガイガー・ミュラー計数管について規定。

JISZ4202 規格全文情報

規格番号
JIS Z4202 
規格名称
ガイガー・ミュラー計数管
規格名称英語訳
Geiger-Muller counter tubes
制定年月日
1958年11月25日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

17.240
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1958-11-25 制定日, 1961-11-25 確認日, 1963-06-01 改正日, 1966-09-01 確認日, 1969-08-01 確認日, 1972-07-01 確認日, 1973-03-01 改正日, 1976-01-01 確認日, 1977-01-01 改正日, 1980-02-01 確認日, 1985-05-01 確認日, 1988-02-01 改正日, 1993-10-01 改正日, 1999-06-20 確認日, 2005-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2011-11-21 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 4202:2011 PDF [9]
                                                                                   Z 4202 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 分類・・・・[2]
  •  4.1 放電消滅ガスによる分類・・・・[2]
  •  4.2 測定対象による分類・・・・[2]
  •  4.3 形状による分類(β線用及びβ・γ線用について)・・・・[2]
  •  5 形名の構成・・・・[2]
  •  6 性能・・・・[2]
  •  6.1 プラトー特性・・・・[2]
  •  6.2 バックグラウンド・・・・[2]
  •  6.3 感光性(β線用及びβ・γ線用)・・・・[3]
  •  6.4 温度特性・・・・[3]
  •  6.5 計数感度(β線用及びβ・γ線用)・・・・[3]
  •  6.6 レスポンス(γ線用及びβ・γ線用)・・・・[3]
  •  6.7 レスポンスの線量率特性(γ線用及びβ・γ線用)・・・・[3]
  •  6.8 寿命・・・・[3]
  •  7 寸法及び構造・・・・[4]
  •  7.1 外形寸法・・・・[4]
  •  7.2 入射窓(β線用及びβ・γ線用)・・・・[4]
  •  7.3 電極・・・・[4]
  •  8 試験・・・・[4]
  •  8.1 試験条件・・・・[4]
  •  8.2 試験方法・・・・[5]
  •  9 検査・・・・[7]
  •  9.1 形式検査・・・・[7]
  •  9.2 受渡検査・・・・[7]
  •  10 試験成績書・・・・[7]
  •  11 表示・・・・[7]
  •  11.1 計数管・・・・[7]
  •  11.2 包装・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 4202 pdf 1] ―――――

Z 4202 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電気
計測器工業会(JEMIMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS Z 4202:1993は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 4202 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 4202 : 2011

ガイガー・ミュラー計数管

Geiger-Mller counter tubes

1 適用範囲

  この規格は,放電消滅ガスとして有機ガス又はハロゲンガスを用いた,β線及びγ線を測定対象とする
密封形ガイガー・ミュラー計数管(以下,計数管という。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 4001 原子力用語
JIS Z 8103 計測用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 4001及びJIS Z 8103によるほか,次による。
3.1
レスポンス,R(response)
γ線用計数管について,計数管にγ線を照射したときの計数率Hiと基準線量率Htとの比。
R=Hi/Htで表す。
3.2
プラトー長(plateau length)
プラトー開始電圧からプラトー終端電圧までの電圧範囲。
3.3
プラトー傾斜(plateau slope)
プラトーの傾斜を数値的に表すもので,印加電圧の100 V当たりの計数率の変化割合の百分率。
3.4
定格使用電圧
製造業者が指定する使用電圧。
3.5
プラトー開始電圧(plateau start voltage)
定格使用電圧における計数率で規格化したプラトー特性曲線において,接線の勾配が低電圧側で製造業
者が指定する勾配を示す値になる電圧。
3.6
プラトー終端電圧(plateau stop voltage)

――――― [JIS Z 4202 pdf 3] ―――――

2
Z 4202 : 2011
定格使用電圧における計数率で規格化したプラトー特性曲線において,接線の勾配が高電圧側で製造業
者が指定する勾配を示す値になる電圧。

4 分類

4.1 放電消滅ガスによる分類

  放電消滅ガスによる分類は,次による。
a) 有機ガス消滅形 放電消滅ガスに有機ガスを用いるもの。
b) ハロゲンガス消滅形 放電消滅ガスにハロゲンガスを用いるもの。

4.2 測定対象による分類

  測定対象による分類は,次による。
a) β線用 測定対象をβ線とするもの。
b) γ線用 測定対象をγ線とするもの。
c) β・γ線用 測定対象をβ線及びγ線とするもの。

4.3 形状による分類(β線用及びβ・γ線用について)

  形状による分類は,次による。
a) 端窓形 計数管の軸に垂直に設けられた入射窓をもつもの。
b) 側窓形 計数管の側面に入射窓をもつもの。

5 形名の構成

  形名は,表1に示す連続した2文字又は3文字を含めて構成する。
表1−計数管の形名
放電消滅ガス 形名に含める文字
有機ガス GM又はGMA
ハロゲンガス GMH

6 性能

6.1 プラトー特性

  プラトー特性は,8.2.1の方法で試験したとき,表2に示す値を満足しなければならない。
表2−プラトー特性の許容値
計数管の種類 計数管の有効体積 プラトー特性
プラトー長 プラトー傾斜
mm3 V %/100 V
有機ガス消滅形 − 150以上 5以下
500以上 150以上 15以下
ハロゲンガス消滅形
500未満 100以上 30以下

6.2 バックグラウンド

  バックグラウンドの性能は,次による。
a) 形式検査 バックグラウンドは,8.2.2の方法で試験したとき,バックグラウンドを計数管の最大断面
積で除した値は,0.06 s−1・cm−2を超えてはならない。

――――― [JIS Z 4202 pdf 4] ―――――

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Z 4202 : 2011
b) 受渡検査 バックグラウンドは,8.2.2の方法で試験したとき,製造業者の定める値を超えてはならな
い。

6.3 感光性(β線用及びβ・γ線用)

  感光性は,8.2.3の方法で試験したとき,光による計数率の増加が計数管の単位入射窓面積(cm2)当た
り0.07 s−1を超えてはならない。

6.4 温度特性

  温度特性は,8.2.4の方法で試験したとき,プラトー特性及びバックグラウンドが表3に示す値を満足し
なければならない。
表3−温度特性の許容値
計数管の種類 計数管の有効体積 プラトー特性 単位断面積当たりの
プラトー長 プラトー傾斜 バックグラウンド
mm3 V %/100 V s−1・cm−2
有機ガス消滅形 − 120以上 7以下 0.07以下
500以上 120以上 20以下 0.07以下
ハロゲンガス消滅形
500未満 80以上 40以下 0.1以下

6.5 計数感度(β線用及びβ・γ線用)

  計数感度は,8.2.5の方法で試験したとき,表4に示す値を満足しなければならない。
表4−検出効率
単位 %
計数管の種類 計数感度
端窓形 2以上
側窓形 1.6以上

6.6 レスポンス(γ線用及びβ・γ線用)

  レスポンスの相対偏差は,8.2.6の方法で試験したとき,表5に示す値を満足しなければならない。
表5−レスポンスの相対偏差の許容範囲
計数管の有効体積 許容範囲
mm3 %
500以上 ±10
500未満 ±30

6.7 レスポンスの線量率特性(γ線用及びβ・γ線用)

  レスポンスの線量率特性は,8.2.7の方法で試験したとき,±30 %でなければならない。

6.8 寿命

  寿命は,8.2.8の方法で試験したとき,プラトー特性及びバックグラウンドが表6に示す性能を満足しな
ければならない。

――――― [JIS Z 4202 pdf 5] ―――――

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JIS Z 4202:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 4202:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ4001:1999
原子力用語
JISZ8103:2019
計測用語