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Z 8315-4 : 1999 (ISO 5456-4 : 1996)
7.2 消点法 (Trace-vanishing point methods) 消点法では,対象物の外形線及びりょう線は基準面(平
面図)と立面図から描くことができる。
7.2.1 消点法A(対象物が投影面に対して平行に置かれた場合) 消点法Aは,対象物の一つの垂直面
が垂直な投影面に対して平行に置かれる場合である。したがって,投影面に平行なりょう線の消点の位置
は無限遠となり,投影面に垂直なりょう線の消点は視心となる(図11参照)。
参考 消点法Aは,一点透視投影法と同じである。
7.2.2 消点法B(対象物が投影面に対して斜めに置かれた場合) 消点法Bは,対象物の水平面が垂直な
投影面に対して直角に置かれる場合である(対象物が,投影面に対して斜めの位置におかれる。)。したが
って,水平面上の線は,投影面上の交点及び消点によって描くことができる(図12参照)。
参考 消点法Bは,二点透視投影法と同じである。
図11 消点法Aによる投影面に対して平行に置かれた対象物の作図
――――― [JIS Z 8315-4 pdf 11] ―――――
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図12 消点法Bによる投影面に対して斜めに置かれた対象物の作図
――――― [JIS Z 8315-4 pdf 12] ―――――
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7.3 距離点法 (Distance point method)(対象物が投影面に対して平行に置かれた場合) 距離点法は,基
準面を使わずに格子状の透視画面を設定することによって対象物の透視投影図を描く方法である。外形線
及びりょう線は,投影面に対して平行又は直角な位置にある。視心から距離点までの距離は,視点から投
影面までの距離に等しい。投影面に対して45°傾斜したすべての水平な線は距離点を通る。画面の奥行き
方向の消点は,視心である(図13参照)。
図13 投影面に対して平行に置かれた対象物の作図
――――― [JIS Z 8315-4 pdf 13] ―――――
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7.4 測点法 (Scale point method)(対象物が投影面に対して斜めに置かれた場合) いかなる消点も,そ
れに対応する測点がある。測点を用いることによって,描かれる対象物のある寸法を,投影面上の基準線
から奥行き方向の線上に移すことができる(図14参照)。基準面上に,対象物の透視図と対象物自体の一
定の関係を求めることができる。
図14 投影面に対して斜めに置かれた対象物
――――― [JIS Z 8315-4 pdf 14] ―――――
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7.5 傾斜した投影面に対する消点法 (Trace point method with inclined projection plane)
参考 これは,三点透視投影と同じである。
7.5.1 戀 で傾斜した投影面 地平面に対して投影面が傾斜しているため,対象物の垂直線の消点は
無限遠ではなく有限になる。垂直線の消点の位置は,水平面に対する投影面の傾斜角 戰 ぞ の
上に定まる。対象物の垂直線は傾斜した線になり,視覚的なひずみが生じ,先細りに見える(図15参照)。
図15 視点方向に傾斜した投影面の前に置かれた対象物
――――― [JIS Z 8315-4 pdf 15] ―――――
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JIS Z 8315-4:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5456-4:1996(IDT)
JIS Z 8315-4:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.100 : 工業製図 > 01.100.01 : 工業製図一般
JIS Z 8315-4:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8114:1999
- 製図―製図用語