JIS Z 8827-2:2010 粒子径解析―画像解析法―第2部:動的画像解析法

JIS Z 8827-2:2010 規格概要

この規格 Z8827-2は、動的画像解析法による粒子径が2mm以下の微粒子の粒子径分布の測定方法について規定。

JISZ8827-2 規格全文情報

規格番号
JIS Z8827-2 
規格名称
粒子径解析―画像解析法―第2部 : 動的画像解析法
規格名称英語訳
Particle size analysis -- Image analysis methods -- Part 2:Dynamic image analysis methods
制定年月日
2010年3月23日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 13322-2:2006(MOD)
国際規格分類

ICS

19.120
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2010-03-23 制定日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS Z 8827-2:2010 PDF [22]
                                                                                  Z 8827-2 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語,定義及び記号・・・・[2]
  •  3.1 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.2 記号・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[3]
  •  4.1 装置の構成・・・・[3]
  •  4.2 粒子の移動・・・・[3]
  •  4.3 粒子の測定領域・・・・[3]
  •  5 装置の校正・・・・[5]
  •  6 粒子の移動による誤差・・・・[6]
  •  7 測定手順・・・・[6]
  •  7.1 試料の調製・・・・[6]
  •  7.2 撮像・・・・[6]
  •  7.3 粒子径分布の測定・・・・[7]
  •  8 報告書・・・・[7]
  •  附属書A(参考)試料供給方法及び撮像システムの代表例・・・・[8]
  •  附属書B(参考)推奨する最大粒子径・・・・[11]
  •  附属書C(参考)推奨する粒子速度及び露光時間・・・・[14]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8827-2 pdf 1] ―――――

Z 8827-2 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本粉体工業技術協会(APPIE)及
び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS Z 8827の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 8827-1 第1部 : 静的画像解析法
JIS Z 8827-2 第2部 : 動的画像解析法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8827-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
Z 8827-2 : 2010

粒子径解析−画像解析法−第2部 : 動的画像解析法

Particle size analysis-Image analysis methods- Part 2: Dynamic image analysis methods

序文

  この規格は,2006年に第1版として発行されたISO 13322-2を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,動的画像解析法による粒子径が2 mm以下の微粒子の粒子径分布の測定方法について規定
する。粒子は液中又は気中に分散されており,位置制御されて三次元の測定領域(測定体積)へ導入され,
撮像される。粒子画像が得られればJIS Z 8827-1の静的画像解析法によって粒子径分布を測定できるが,
粒子の移動などによって測定誤差が生じる。この規格では,粒子移動などによる誤差,装置の校正方法及
び粒子径分布の測定方法について規定する。また,この規格を用いることによって,動的画像解析法を用
いた測定装置の実用上の測定粒子径範囲を求めることができる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13322-2:2006,Particle size analysis−Image analysis methods−Part 2: Dynamic image analysis
methods(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8120 光学用語
JIS Z 8819-1 粒子径測定結果の表現−第1部 : 図示方法
注記 対応国際規格 : ISO 9276-1,Representation of results of particle size analysis−Part 1: Graphical
representation(IDT)
JIS Z 8824 粒子径測定のための試料調製−粉体の液中分散方法
JIS Z 8827-1 粒子径解析−画像解析法−第1部 : 静的画像解析法
注記 対応国際規格 : ISO 13322-1,Particle size analysis−Image analysis methods−Part 1: Static image
analysis methods(MOD)

――――― [JIS Z 8827-2 pdf 3] ―――――

2
Z 8827-2 : 2010

3 用語,定義及び記号

3.1 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8120及びJIS Z 8827-1によるほか,次による。
3.1.1
動的画像解析法(dynamic image analysis methods)
液中及び空気中で移動する粒子の撮像を行い,得られた個々の粒子の画像を解析することによって粒子
径,形状などを求める方法。
3.1.2
静的画像解析法(static image analysis methods)
試料台(スライドガラスなど)の上に粒子が重ならないように分散された粒子の撮像を行い,得られた
個々の粒子の画像を解析することによって粒子径,形状などを求める方法。
3.1.3
フローセル(flow-cell)
被測定粒子を含む流体が内部を流れる測定セル。
3.1.4
アパチャーチューブ(aperture tube)
粒子を分散した流体の流れが通過する細孔をもつ管。
3.1.5
シースフロー(sheath flow)
被測定粒子を含む流体を特定の測定領域まで導く清浄なさや(鞘)状の流れ。
3.1.6
測定体積(measurement volume)
被測定粒子を含む流れ,照明系及び光学検出系によって決定され,鮮明な粒子画像が得られる画像解析
装置の三次元の測定領域。
3.1.7
撮像装置(image capture device)
マトリクス状又はライン状に光電素子が配置された粒子画像を取り込むための装置。

3.2 記号

  この規格で用いる主な記号は,次による。
a 時間tの間の粒子の移動距離
Ai 粒子iの投影面積
b 2値化画像から算出された粒子直径
t 露光時間
v 粒子移動速度
x 粒子直径
xA, i 粒子iの面積相当径
xFi 粒子iの最大フェレー径
ε 静止粒子の直径に対する測定粒子直径の比率

――――― [JIS Z 8827-2 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
Z 8827-2 : 2010

4 原理

4.1 装置の構成

  一般的な動的画像解析法の構成を図1に示す。被測定粒子は分散媒中に分散され,粒子の移動を制御す
る装置によって測定体積に導入される。測定体積内の粒子へ光源から光学系を通過した光が照射され,粒
子画像が撮像装置によって記録される。粒子画像データは画像解析装置によって処理され,粒子径分布が
表示装置によって表示される。
1 被測定粒子 5 光学系
2 粒子移動を制御する装置 6 撮像装置
3 測定体積 7 画像解析装置
4 光源 8 表示装置
図1−一般的な動的画像解析法の構成

4.2 粒子の移動

  分散された被測定粒子は,次に示す2種類の方法のいずれかによって測定体積を通過する。
a) 流体中に分散した被測定粒子を,流体の移動によって測定体積を通過させる方法。
b) 静止した流体中で被測定粒子を移動させて測定体積を通過させる方法(例えば,自由落下システムに
よる粒子の移動など。)。

4.3 粒子の測定領域

  測定体積は,被測定粒子を含む流れ,照明系及び光学検出系によって決定され,測定体積を通過した被
測定粒子が撮像される。図2に測定体積の一例を示す。

――――― [JIS Z 8827-2 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS Z 8827-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13322-2:2006(MOD)

JIS Z 8827-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8827-2:2010の関連規格と引用規格一覧