JIS Z 9111:1988 道路照明基準 | ページ 2

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Z 9111-1988
付表2 歩行者に対する道路照明の基準
照度 (lx)
夜間の歩行者交通量 地域
水平面照度(5) 鉛直面照度(5)
住宅地域 5 1
交通量の多い道路
商業地域 20 4
住宅地域 3 0.5
交通量の少ない道路
商業地域 10 2
注(5) 水平面照度は,歩道の路面上の平均照度。
(6) 鉛直面照度は,歩道の中心線上で路面上から1.5mの高さの道路軸
に対して直角な鉛直面上の最小照度。
付図1-1 照明器具の取付高さ,オーバハング及び傾斜角度
付図1-2 照明器具の配列

――――― [JIS Z 9111 pdf 6] ―――――

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付図2-1 同程度の幅員をもつ道路の十字路の照明器具の配置例
付図2-2 T字路における照明器具の配置例
付図3 横断歩道付近の照明器具の配置例(一般部に照明施設のない場合)

――――― [JIS Z 9111 pdf 7] ―――――

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附属書 路面輝度測定方法
1. 適用範囲 この附属書は,路面の平均輝度(平均路面輝度)及び部分輝度の測定方法について規定す
る。
2. 平均輝度の測定方法
2.1 測定範囲及び測定対象 測定範囲は,特に指定がない限り,輝度計の前方60mから160mの範囲の
車道の乾燥した路面とする。測定対象には分離帯など,車が通行しない道路の部分は含まないものとし,
分離帯などのある道路では,分離帯などで分離された路面個々について独立的に測定を行うものとする。
2.2 輝度計 測定に使用する輝度計は,附属書図1に例示するような測定対象の路面の透視図形に一致
する台形の測定視野をもつ平均輝度計とする。ただし,直径6分以下,2分以上の円形の測定視野をもつ
通常の輝度計を使用してもよい。
2.3 輝度計の基本位置
(1) 平均輝度計を使用する場合には,測定に使用する平均輝度計のヘッドの基本位置は,路面上の高さ
1.5m,測定しようとする路面の幅員の左から41の点を原則とする(附属書図1参照)。
(2) 通常の輝度計を使用する場合には,輝度計のヘッドの基本位置は,路面上の高さ1.5m,2.4測定方法
に定める路面上の格子の交点(測定点)から道路の軸に平行な距離90mの位置とする。
2.4 測定方法
(1) 平均輝度計を使用して平均路面輝度を測定する場合には,測定対象の路面の部分と,輝度計の測定視
野を正確に一致させた後,道路に沿って配列されている照明器具の列のいずれかを任意に選び,附属
書図2に例示するように連続して配列されている二つの照明器具に挟まれる路面の区間(標準区間と
いう。)を4分割し,台形の測定視野の底辺をこれら4分割した各線に一致させながら附属書図2のA,
B,C,Dの測定領域それぞれに対応する平均輝度を測定する。この場合,附属書図1に示すように,
台形の測定視野の底辺と輝度計のヘッドとの距離は60mとする。これら4回の平均輝度の算術平均を
平均路面輝度とする。
(2) 通常の輝度計を使用して平均路面輝度を測定する場合には,2.1の規定にかかわらず,平均路面輝度の
測定対象とする路面を含む任意の標準区間を一つ,(1)に準じて選び,この区間の路面輝度の平均値を
平均路面輝度とする。
平均路面輝度の測定に当たっては,この標準区間の路面を道路の長さ方向及び幅方向にそれぞれ等
間隔の格子に分割し,その交点を測定点とし,その路面輝度を測定する。この場合,輝度計の位置は,
測定点から90m一定とし,輝度計の測定軸を道路の軸に平行させながら,測定点の場所に応じて路面
上を前後・左右に移動させ,各格子上の測定点の輝度を測定し,その値の相加平均値を平均路面輝度
とする。
3. 部分輝度の測定方法
3.1 対象範囲及び測定対象 特に指定がない限り,路面上,道路の長さ方向に3m,幅方向に0.3mの大
きさをもつ乾燥した路面とする。

――――― [JIS Z 9111 pdf 8] ―――――

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3.2 輝度計 平均路面輝度に使用する輝度計を準用する。平均輝度計を使用する場合には,附属書図3
に例示する台形又はこれにほぼ相似形の大形の台形に一致する測定視野を有する平均輝度計を原則とする。
通常の輝度計を用いる場合は,視角直径6分の測定視野をもつことを原則とする。
3.3 輝度計の基本位置 路面上1.5mの位置とし,測定点を通る道路の軸に平行な線上,測定点から90m
の点を原則とする。ただし,平均輝度計を用いる場合には,測定視野の大きさに応じて,輝度計のヘッド
の高さを低く,これと比例的に測定点までの距離を縮小してもよい(路面に対する測定角を約1度とする
こと)。
通常の輝度計を用いる場合には,視角直径6分の円形視野に対しては,輝度計のヘッドを路面上0.15m
の高さとし,測定点より7.5mの距離から測定する。
3.4 測定方法 路面上の輝度分布を測定する場合,その測定方法は,使用する輝度計の種類にかかわら
ず,2.4(2)の通常の輝度計を使用して平均路面輝度を測定する方法を準用する。ただし,平均輝度計を使用
する場合には,測定視野を測定対象の路面の部分に正確に一致させるものとする。
最大又は最小輝度を測定する場合には,平均輝度の対象となる路面全体を視感的に観測し,最も明るく
又は最も暗く見える場所の付近の数点で,この範囲の大きさの路面の輝度を測定する。
4. 測定に当たっての留意事項
(1) 空気中の粉じん(塵),霧,煙などによって測定結果に誤差を生ずることがあるので,注意を要する。
(2) 使用する輝度計は,分光感度,直線性,偏光特性,温度特性,湿度特性など通常の輝度計に要求され
る特性を満足するものでなければならない。
附属書図1 平均路面輝度の測定視野の例

――――― [JIS Z 9111 pdf 9] ―――――

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Z 9111-1988
附属書図2 平均路面輝度の測定方法
附属書図3 部分輝度の測定視野の例

――――― [JIS Z 9111 pdf 10] ―――――

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JIS Z 9111:1988の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 9111:1988の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC8131:2013
道路照明器具
JISZ8113:1998
照明用語
JISZ9110:2010
照明基準総則
JISZ9116:1990
トンネル照明基準