JIS A 1121:2007 ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験方法 | ページ 2

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c) 試料を試験機から取り出し,1.7 mmふるいでふるう。このとき,湿式でふるってもよい。
d) ふるいにとどまった試料を水で洗う。湿式でふるった場合は,この作業を省略してよい。
その後105±5 ℃の温度で一定質量となるまで乾燥し,質量(m2)をはかる。

6 計算

  すりへり減量(R)は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下1けたに丸める。
m1 m2
R 100
m1
ここに, R : すりへり減量(%)
m :
1 試験前の試料の全質量(g)
m :
2 試験後,1.7 mmふるいにとどまった試料の質量(g)

7 報告

  報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。
a) 試料の種類,最大寸法及び産地
b) 試料の採取場所及び採取日
c) 試料のふるい分け試験結果
d) 適用した粒度区分,球の数,回転数
e) 試験前の試料の質量
f) 試験後,1.7 mmふるいにとどまった試料の質量
g) すりへり減量
h) 試験日

――――― [JIS A 1121 pdf 6] ―――――

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附属書A
(参考)

ロサンゼルス試験機による製品粒度における粗骨材のすりへり試験方法

序文

  この附属書は,本体に関連する事項を補足するもので,規定の一部ではない。
この附属書は,粒度調整を行わない製品粒度(原粒度)の粗骨材を対象とした,ロサンゼルス試験機に
よるすりへり試験方法について記載する。ただし,この試験方法は,構造用軽量骨材には適用しない。
なお,この試験方法は,粒径の範囲が52.5 mmの細骨材にも適用できる。
A.1 試験用装置及び器具
試験用装置及び器具は,箇条3による。ただし,粒度区分と球の数及び全質量の関係は表A.1による。
A.2 試料
試料の採取及び調整は,次による。
a) 試料は,代表的なものを採取し,四分法又は試料分取器によって縮分する。
b) 表A.1の中から,粒の大きさの範囲に当てはまる粒度区分を選定する。
粒の大きさの範囲が表A.1と異なる場合は,その最大寸法に応じて,粒度区分IIIIを参考にして
試験条件を定める。
表A.1−粒度区分と粒の大きさの範囲,試料の質量,試験条件などとの関係
粒の大きさの範囲 試料の質量 球の数(個)
粒度区分 回転数(回) 対象とする製品例
mm g (球の全質量g)
8040 砕石8040
I 10 000±50 12(5 000±25) 1 000
6040 砕石6040
5025 砕石5025,砂利4025 mm
II 10 000±25 12(5 000±25) 1 000
4020 砕石4020,砂利4020 mm
2515 砕石2515,砂利2515 mm
III 5 000±10 11(4 580±25) 500
2015 砕石2015
50 5 砕石5005
IV 5 000±10 12(5 000±25) 500
40 5 砕石4005,砂利405 mm
V 25 5 5 000±10 11(4 580±25) 500 砕石2505,砂利255 mm
VI 20 5 5 000±10 10(4 160±25) 500 砕石2005
15 5 砕石1505
VII 5 000±10 8(3 330±25) 500
13 5 単粒度砕石[6号]
VIII 5 2.5 5 000±10 6(2 500±25) 500 砂,単粒度砕石[7号]
c) 試料を“粒の大きさの範囲”の小さい方の寸法のふるいでふるい,ふるいにとどまった試料を水で洗
った後,105±5 ℃の温度で一定質量となるまで乾燥する。
A.3 試験方法
試験方法は,次による。
a) 試料の粒度区分に応じて表A.1に適合するよう試料を1 gまではかりとり,試験前の質量(m3)とす

――――― [JIS A 1121 pdf 7] ―――――

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る。
b) 試料の粒度区分に応じて表A.1に適合するように球を選び,試料とともに試験機の円筒内に入れ,ふ
たを取り付け,毎分3033回の回転数で,表A.1に規定する回数,回転させる。
c) 試料を試験機から取り出し,1.7 mmふるいでふるう。このとき,湿式でふるってもよい。
d) ふるいに残った試料を水で洗う。湿式でふるった場合は,この作業を省略してよい。
その後,105±5 ℃の温度で一定質量となるまで乾燥し,質量(m4)をはかる。
A.4 計算
製品粒度におけるすりへり減量(R2)は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下1けた
に丸める。
m3 m4
R2 100
m3
ここに, R :
2 製品粒度におけるすりへり減量(%)
m :
3 試験前の試料の質量(g)
m :
4 試験後,1.7 mmふるいにとどまった試料の質量(g)
A.5 報告
報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。
a) 試料の種類,最大寸法及び産地
b) 試料の採取場所及び採取日
c) 適用した粒度区分,球の数及び回転数
d) 試験前の試料の質量
e) 試験後,1.7 mmふるいにとどまった試料の質量
f) すりへり減量
g) 試験日

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