JIS A 1418-2:2019 建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法―第2部:標準重量衝撃源による方法 | ページ 3

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(dB)
周波数(Hz)
注記 サンプリング周波数 : 24 kHz,FFTポイント数 : 8 192,周波数分解能 : 2.93 Hz
図B.2−衝撃力特性(1)をもつタイヤ衝撃源のスペクトル特性
B.3 衝撃力特性(2)をもつ重量衝撃源の例
次に示す特性をもつゴムボールを,ボールの底面から対象床の表面までの高さ100±1 cmから自由落下
させることによって,A.2 b) 2)に規定する衝撃力特性(2)を実現することができる。
a) ゴムの組成 : 表B.1に示す配合によるシリコーン系ゴム
注記 ゴム材料のヤング率は,温度によって変化することがあるため,あらかじめ表A.2に示され
ているオクターブバンド衝撃力暴露レベルの規定を満足する温度範囲を明確にしておくこと
が望ましい。
b) 形状 : 外径180 mm,肉厚30 mmの中空球体(図B.3参照)
c) 衝撃源の等価質量 : 2.5±0.1 kg
d) 反発係数 : 0.8±0.1
この特性をもつ重量衝撃源の衝撃力波形及びスペクトルの例を図B.4及び図B.5に示す。
表B.1−ゴム材料の配合表
単位 phr
材料 シリコーンゴム 過酸化物架橋剤 顔料 加硫促進剤
質量の割合a) 100 2 2 0.1以下
注a) ゴムの質量を100とした場合の質量の割合

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単位 mm
注記 中空部を外気開放するために,直径1 mm程度のピンホールを貫通させる。
図B.3−衝撃力特性(2)をもつゴムボール衝撃源の断面図
2 000


力 1 000
(N)
0
0 10 20 30
時間(ms)
図B.4−衝撃力特性(2)をもつゴムボール衝撃源の衝撃カ波形
50

撃 40

暴 30

20

ベ 10

0
(dB)
−10
−20
−30
1 10 100 1 000
周波数(Hz)
注記 サンプリング周波数 : 24 kHz,FFTポイント数 : 8 192,周波数分解能 : 2.93 Hz
図B.5−衝撃力特性(2)をもつゴムボール衝撃源のスペクトル特性

――――― [JIS A 1418-2 pdf 12] ―――――

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附属書C
(参考)
標準重量衝撃源の衝撃力の校正方法
C.1 一般
この附属書は,附属書Aに規定する標準重量衝撃源の衝撃力特性を校正するための測定システム及び方
法を示す。
C.2 測定システム
衝撃力特性の校正には,次に示す性能をもつ力センサ,オシロスコープ及び周波数分析器を組み合わせ
たシステムを用いる。
a) 力センサ 力に比例した電気信号を出力するトランスデューサで,標準重量衝撃源の落下に耐える堅
ろうな構造をもち,衝撃によって変換器自身が移動すること,又は跳ね上がることがないよう十分な
質量をもつものを用いる。センサの受感部は半径100 mm程度の大きさとし,水平に設置する。測定
可能周波数範囲は,少なくとも0.2 Hzから1 000 Hzまでとし,その間では平たんな周波数特性をもつ
ものとする。これ以外の周波数帯域では,その出力は暫減することが望ましい。測定可能な範囲は0
5 000 N以上とし,その範囲内の直線性は±2 %とする。
なお,専用の増幅器を備える形式のものでは,増幅器を含む総合的な出力特性が上記の性能を満足
する必要がある。
b) オシロスコープ ストレージ及びDCカップリング機能をもち,附属書Aに規定する衝撃時間の計測
及び附属書Bに示す衝撃力波形の観測ができるもの,又はこれと同等以上の性能をもつ装置を用いる。
c) 周波数分析器 周波数分析には,JIS C 1514に規定するオクターブバンドフィルタ又は1/3オクター
ブバンドフィルタを用いる。
なお,JIS C 1509-1及びJIS C 1513の規定に適合するリアルタイム型周波数分析器を用いてもよい。
C.3 校正方法
校正は,気温23±2 ℃の環境条件に少なくとも4時間放置した後に実施する。
校正方法は,次による。
a) 標準重量衝撃源による加振 力センサの直上の規定された落下高さの位置に標準重量衝撃源を静止さ
せ,自由落下させる。落下高さ(力センサの受感部の上面から標準衝撃源の下端の距離)は,衝撃力
特性(1)をもつ衝撃源の場合には85 cm,衝撃力特性(2)をもつ衝撃源の場合には100±1 cmとする。
b) 衝撃力のエネルギースペクトル特性の測定 1回の衝撃につき,中心周波数31.5 Hz,63 Hz,125 Hz,
250 Hz及び500 Hzのオクターブバンドについて,A.2に規定する衝撃力暴露レベルを測定する。
なお,衝撃源の衝撃力のピーク値及び衝撃時間を測定する場合には,a)の方法によって発生した衝
撃力の信号をオシロスコープで観測し,その最大値及び波形の立ち上がりから最初のゼロクロスの点
までの時間を読み取る。

――――― [JIS A 1418-2 pdf 13] ―――――

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参考文献 JIS A 1419-2 建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法−第2部 : 床衝撃音遮断性能
JIS B 7505-1 アネロイド型圧力計−第1部 : ブルドン管圧力計
ISO 12999-1,Acoustics−Determination and application of measurement uncertainties in building
acoustics−Part 1: Sound insulation

――――― [JIS A 1418-2 pdf 14] ―――――

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附属書D
(参考)
技術上重要な改正に関する新旧対照表
現行規格(JIS A 1418-2:2019) 旧規格(JIS A 1418-2:2000) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
3 用語及 3. 定義
3.1 最大音圧レベル,LFmax(maximum sound 3.1 最大音圧レベル (maximum sound pressure
旧規格の“時間重み特性”及び“周波数重み
び定義 pressure level) level) Fmax 騒音計の時間重み特性F 特性”を,JIS C 1509-1で規定されている表
サウンドレベルメータ(騒音計)の時間重み 備考 騒音計の周波数重み特性A 現に合わせて,それぞれ“時間重み付け特性”
付け特性F 及び“周波数重み付け特性”に修正した。そ
注記2 サウンドレベルメータの周波数重み れに伴い,規格内で記載している同用語につ
付け特性A いては全て同様に修正した。
3.2 室内平均最大音圧レベル,Lk,Fmax(average − 旧規格の“室内平均音圧レベル”を加振点ご
maximum sound pressure level in a room) とに求めた受音室の最大音圧レベルの平均
附属書Aに規定する標準重量衝撃源で,測定 値であることを明確にするため,用語の定義
対象床のある加振点を加振したときに測定さ を追加した。
れる最大音圧レベルの受音室における平均
値。
3.3 床衝撃音レベル,Li,Fmax(impact sound 3.2 床衝撃音レベル (impact sound pressure
複数の加振点における値を平均する過程を
pressure level) level) i,Fmax 明確にするため“の複数の点”を追記し,“床
···測定対象床の複数の点を加振したときの室 衝撃音レベル”の用語としての定義には,受
···測定対象の床を加振したときの受音室にお
内平均最大音圧レベルの平均値。 ける最大音圧レベルのエネルギー平均値。 音室で測定した音圧レベルの平均値の求め
方を含めないため“エネルギー”を削除し,
3.2で新たに定義した“室内平均最大音圧レ
ベル”を用い記載内容を整理した。
3.4 衝撃力,F(t)(impact force) 附属書1 旧規格では附属書1に記載されていたが,本
2.1 衝撃力 F(t) 衝撃源が床に落下したとき
2. 定義
衝撃源が床に落下したときに床に加わる力の 体の箇条3(用語及び定義)へ移行し,英語
に床に加わる力の瞬時値。単位はニュートン
瞬時値。 (N)。 表記を追記した。
A1
注記 衝撃力は,ニュートン(N)で表す。
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2 : 2019
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――――― [JIS A 1418-2 pdf 15] ―――――

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JIS A 1418-2:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1418-2:2019の関連規格と引用規格一覧