33
A 1965 : 2015
現行規格(JIS A 1965:2015) 旧規格(JIS A 1965:2007) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
10 個々の 同定したVOCのクロマトグラムピーク面積の合計 11. 個々の 同定したVOCの面積の合計が,ヘキサンからヘキサISO 16000-6:2011への整合
VOCの同 VOCの同
が,n-ヘキサンからn-ヘキサデカンまでの範囲で溶出 デカンまでの範囲で溶出したFID又はMSで検出し
定 したFID又はMSで検出したクロマトグラムの全ピ 定 たクロマトグラムの全ピーク面積の2/3に達したと
ーク面積の少なくとも2/3に達したときは,満足でき きは,満足できる同定といえる。
る同定といえる。
11.2 VOC サンプル中の分析対象成分の質量(mf : ng)は··· 12.2 VOC サンプル中の分析対象成分の質量は··· 関連JIS(ISO)間での記号
の統一
AA mA AA CST /bST
mf CA
bST ここに, mA : サンプル中の分析対象成
ここに, mf : サンプル中の分析対象成 分の量(ng)
分の量(ng) AA : クロマトグラムにおける,
AA : クロマトグラムにおける, サンプル中の分析対象成
サンプル中の分析対象成 分のピーク面積
分のピーク面積 bST : 検量線の傾き(感度)
bST : 検量線の傾き(感度) CST : 検量線の切片(検量線が原
CA : 検量線の切片(検量線が原 点を通る場合は,CSTは0
点を通る場合は,CA=0) とみなす。)
mA mb mA mA0
ρA ρA
V V
ここに, ρA : サンプリング空気中の分 ここに, ρA : サンプリング空気中の分
析対象成分濃度(μg/m3) 析対象成分濃度(μg/m3)
mA : サンプリングしたサンプ mA : サンプリングしたサンプ
ラ中の分析対象成分の質 ラ中の分析対象成分の質
量(ng) 量(ng)
mb : ブランクサンプラ中の分 mA0 : ブランクサンプラ中の分
析対象成分の質量(ng) 析対象成分の質量(ng)
V : サンプリング量(L) V : サンプリング量(L)
A1 965 : 2
0 15
3
――――― [JIS A 1965 pdf 36] ―――――
34
A 1965 : 2015
A1
3
現行規格(JIS A 1965:2015) 旧規格(JIS A 1965:2007) 改正理由
9
箇条番号 内容 箇条番号 内容
65
及び題名 及び題名
: 2
必要な場合,101.3 kPa,23 ℃における濃度への換算 ISO 16000-6:2011への整合
必要な場合,101.3 kPa,20 ℃における濃度への換算
0 15
は,次の式による。 は,次の式による。
1013. (T 273) 1013. (t 273) (4)
ρA,101.3,296
ρA (4) ρA
ρA,101.3,293
P 296 p 293
ここに, ρA,101.3,296 : 101.3 kPa,23 ℃におけ ここに, ρA,101.3,293 : 101.3 kPa,20 ℃におけ
る分析対象成分の濃度 る分析対象成分の濃度
(μg/m3) (μg/m3)
P : サンプリング時の気圧 p : サンプリング時の気圧
(kPa) (kPa)
T : サンプリング時の気温 t : サンプリング時の温度
(℃) (℃)
11.3 TVOC MSで検出したクロマトグラムにおけるn-ヘキサン 12.3 TVOC MSで検出したクロマトグラムにおけるC6からC16 ISO 16000-6:2011への整合
からn-ヘキサデカンまでの,全ピーク面積を対象と までの,全ピーク面積を対象とする。トルエンの感
する。トルエンの感度を用いて,クロマトグラムピ 度を用いて,クロマトグラムピーク面積を,トルエ
ーク面積を,トルエンの質量単位に換算する。式(3) ンの質量単位に換算する。式(3)によって,サンプル
によって,サンプル空気中のTVOC濃度を計算する。 空気中のTVOC濃度を計算する。
バックグラウンドの影響を考慮するため同じ手法に
てブランクチューブのTVOC濃度を計算し,サンプ
ルのTVOC濃度より差し引いて結果を求める。
11.4 TVOC 12.4 TVOC
すなわち,n-ヘキサンの前及びn-ヘキサデカンの後で ISO 16000-6:2011への整合
すなわち,C6の前及びC16の後でそれぞれ溶出された
の範囲外で の範囲外で
それぞれ溶出された有機化合物に関する何らかの情 有機化合物に関する何らかの情報を知る必要があ
検出される 報を知る必要がある。 検出される る。
VVOC及び − VVOC及び そのため,C6C16の領域の外で検出された化合物のISO 16000-6:2011への整合
SVOC SVOC 合計面積を,トルエンの感度を使用し,式(2)及び式
(3)からトルエン相当量に換算する。C6とC16の前後
の個々の化合物を可能な限り同定し,VVOCとSVOC
の合計濃度を報告しなければならない。このように
して得られた結果の信頼性は,VOC分析結果の信頼
性よりも低くなる。その理由は,使用されたサンプ
リングと分析の手順がVVOCとSVOCの測定に十分
に適していないおそれがあるからである。
――――― [JIS A 1965 pdf 37] ―――――
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A 1965 : 2015
現行規格(JIS A 1965:2015) 旧規格(JIS A 1965:2007) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
13 報告 j) 測定値の不確かさ 14. 報告 j) 測定値の不確かさ ISO 16000-6:2011への整合
結果はトルエン相当量で表したTVOC-FID又は 結果に対して,次のことを補足し追加しなければな
TVOC-MS濃度で補足することができる。と変更 らない。
− トルエン相当量で表したTVOC−FID又は
TVOC−MS濃度
− C6の前及びC16の後で検出されたVVOC−FID
又はVVOC−MSの合計量,及びSVOC−FID
又はSVOC−MSの合計量をトルエン相当量で
表した濃度。
14 品質管 − JIS A 1966に規定しているようにVOCの脱離効 15. 品質管 ISO 16000-6:2011への整合
− 内部標準物質(JIS A 1966参照)を用いて,VOC
理 理
率は決定することができ,95 %以上でなければな を図り,対応するJISを引
の脱離効率を管理することができる。感度をモニ
らない。 用した。
ターするため,選択した化合物の混合標準液体添
加サンプラを,実際の試料と前後して分析する。
− n-ヘキサンからn-ヘキサデカンの炭化水素 − C6C16の炭化水素 ISO 16000-6:2011への整合
附属書D 追加 − − ISO 16000-6:2011への整合
A1 965 : 2
0 15
3
JIS A 1965:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16000-6:2011(MOD)
JIS A 1965:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.20 : 雰囲気
JIS A 1965:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1901:2015
- 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法―小形チャンバー法
- JISA1960:2015
- 室内空気のサンプリング方法通則
- JISA1966:2015
- 室内空気中の揮発性有機化合物(VOC)の吸着捕集・加熱脱離・キャピラリーガスクロマトグラフィーによるサンプリング及び分析―ポンプサンプリング