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A 2102-1 : 2015
D.2 プラスチック製フレーム
表D.1に,金属補強をもつプラスチック製フレームの熱貫流率の近似値を示す。他のデータが利用でき
ない場合には,表D.1の値を,金属補強のないフレームにも使用可能である。
表D.1−金属補強をもつプラスチック製フレームの熱貫流率の近似値
単位 W/(m2・K)
フレーム材料 フレームのタイプ Uf
ポリウレタン 金属コア付き 2.8
ポリウレタンの厚さ5 mm以上
PVC中空形材a) 二つの中空室 2.2
屋外側 室内側
三つの中空室 2.0
屋外側 室内側
注a) 各中空室壁面間の距離を少なくとも5 mmとしている(図D.1を参照)。
単位 mm
図D.1−プラスチック製フレームの中空室
他のプラスチック形材断面は,測定又は計算することが望ましい。
――――― [JIS A 2102-1 pdf 21] ―――――
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A 2102-1 : 2015
D.3 木製フレーム
木製フレームの熱貫流率は,図D.2から得られる。これらのUfは,含水率12 %のフレームの値に相当
する。該当するフレームの厚さの定義については,図D.3を参照する。
1 堅材(密度 : 700 kg/m3),λ=0.18 W/(m・K)
2 軟材(密度 : 500 kg/m3),λ=0.13 W/(m・K)
図D.2−フレームの厚さ(df)に依存する木製フレーム及び金属−木製フレームの熱貫流率
(図D.3を参照)
a) 木製 b) 金属−木製 c) 金属−木製
1 サッシ(可動) 室内側 : フレーム断面の右側
2 固定枠 屋外側 : フレーム断面の左側
d1 d2
df
2
図D.3−各種窓システム用フレームの厚さ(df)の定義
――――― [JIS A 2102-1 pdf 22] ―――――
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A 2102-1 : 2015
d) 木製 e) 木製 f) 金属−木製
1 サッシ(可動) 室内側 : フレーム断面の右側
2 固定枠 屋外側 : フレーム断面の左側
d1 dj
j≧2
df
2
図D.3−各種窓システム用フレームの厚さ(df)の定義(続き)
D.4 金属製フレーム
金属製フレームの熱貫流率は,JIS A 2102-2に従った数値計算によって確定することができる。こうし
た方法で得た値が利用可能な場合には,この附属書に記載した方法に優先して,使用することが望ましい。
数値計算による値が得られない場合には,フレームの熱貫流率(Uf)は,式(D.1)で得られる。
1
Uf (D.1)
Rsi Af, di
Af, i Rf Rse Af, de
Af, e
ここに, Af,di,Af,de,Af,i,Af,e : 箇条4で定義した面積(m2)
Rsi : フレームの適切な室内側表面熱伝達抵抗
(m2・K/W)
Rse : フレームの適切な屋外側表面熱伝達抵抗
(m2・K/W)
Rf : フレームの熱抵抗(m2・K/W)
熱遮断のない金属製フレームの場合,Rf=0とする。
熱遮断をもつ金属製フレームの場合,図D.4の実線からRfを得る。ただし,熱遮断の熱伝導率及び幅に
対する制限事項(図D.5又は図D.6)に従うものとする。
――――― [JIS A 2102-1 pdf 23] ―――――
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A 2102-1 : 2015
a 網掛け表示した部分は,欧州の数箇国で実施したフレームに関する多数の測定から得られた様々な値を
示すものであり,フレーム全体の表面温度差から導出したものである。
図D.4−熱遮断をもつ金属製フレームのRfの値
――――― [JIS A 2102-1 pdf 24] ―――――
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A 2102-1 : 2015
λ 熱遮断材料の熱伝導率
0.2<λ≦0.3[W/(m・K)]
d 熱遮断のアルミニウム断面間の最小距離
bj 熱遮断jの幅
bf フレームの幅
bj ≦ 0.2 bf
j
図D.5−断面タイプ1−熱伝導率が0.3 W/(m・K)以下の熱遮断
λ 熱遮断材料の熱伝導率
0.1<λ≦0.2[W/(m・K)]
d 熱遮断の対面するアルミニウム断面間の最小距離
bj 熱遮断jの幅
bf フレームの幅
bj ≦ 0.3 bf
j
図D.6−断面タイプ2−熱伝導率が0.2 W/(m・K)以下の熱遮断
熱遮断材料の熱伝導率が0.1 W/(m・K)以下の場合,図D.6の定義は有効ではない。
――――― [JIS A 2102-1 pdf 25] ―――――
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JIS A 2102-1:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10077-1:2006(MOD)
JIS A 2102-1:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 2102-1:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0202:2008
- 断熱用語
- JISA1412-1:2016
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第1部:保護熱板法(GHP法)
- JISA1412-2:1999
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第2部:熱流計法(HFM法)
- JISA1480:2002
- 建築用断熱・保温材料及び製品―熱性能宣言値及び設計値決定の手順
- JISA2101:2003
- 建築構成要素及び建築部位―熱抵抗及び熱貫流率―計算方法
- JISA2102-2:2011
- 窓及びドアの熱性能―熱貫流率の計算―第2部:フレームの数値計算方法
- JISA4710:2015
- 建具の断熱性試験方法
- JISR3107:2019
- 建築用板ガラスの熱貫流率の算定方法