JIS A 2105:2018 カーテンウォールの熱性能―熱貫流率の計算

JIS A 2105:2018 規格概要

この規格 A2105は、カーテンウォールの熱貫流率の計算方法について規定。

JISA2105 規格全文情報

規格番号
JIS A2105 
規格名称
カーテンウォールの熱性能―熱貫流率の計算
規格名称英語訳
Thermal performance of curtain walling -- Calculation of thermal transmittance
制定年月日
2018年10月22日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

ISO 12631:2017(MOD)
国際規格分類

ICS

91.120.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
2018-10-22 制定
ページ
JIS A 2105:2018 PDF [63]
                                                                                   A 2105 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び添え字・・・・[3]
  •  4.1 記号・・・・[3]
  •  4.2 添え字・・・・[3]
  •  5 計算対象・・・・[5]
  •  5.1 基本構造・・・・[5]
  •  5.2 室内側奥行き・・・・[7]
  •  5.3 計算範囲・・・・[7]
  •  5.4 計算対象の分割及び切断面・・・・[10]
  •  6 熱貫流率の計算・・・・[11]
  •  7 熱橋単一評価法・・・・[12]
  •  7.1 入力データ・・・・[12]
  •  7.2 熱貫流率の計算・・・・[18]
  •  8 熱橋成分別評価法・・・・[19]
  •  8.1 入力データ・・・・[19]
  •  8.2 熱貫流率の計算・・・・[25]
  •  9 報告書・・・・[26]
  •  9.1 報告書の内容・・・・[26]
  •  9.2 図面・・・・[26]
  •  9.3 計算に使用した値・・・・[26]
  •  9.4 結果の表示・・・・[26]
  •  附属書A(規定)接合部の線熱貫流率・・・・[27]
  •  附属書B(参考)換気のある空気層及び換気のない空気層・・・・[32]
  •  附属書C(参考)参考文献・・・・[35]
  •  附属書JA(規定)スパンドレル部がある場合の熱貫流率の計算方法・・・・[36]
  •  附属書JB(参考)熱橋単一評価法の計算例・・・・[44]
  •  附属書JC(参考)熱橋成分別評価法の計算例・・・・[47]
  •  附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[53]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 2105 pdf 1] ―――――

A 2105 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 2105 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 2105 : 2018

カーテンウォールの熱性能−熱貫流率の計算

Thermal performance of curtain walling-Calculation of thermal transmittance

序文

  この規格は,2017年に第2版として発行されたISO 12631を基とし,国内の実情を反映させるため技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。また,附属書JA,附属書JB及び附属書JCは対
応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,カーテンウォールの熱貫流率の計算方法について規定する。カーテンウォールは,フレー
ムとフレームに取り付けられたグレージング,不透明なパネル,又はその両者で構成される。カーテンウ
ォールにはメタル(金属)製のカーテンウォール及びプレキャストコンクリート(PC)製のカーテンウォ
ールがあり,この規格はメタル(金属)製のカーテンウォールに適用できる。
計算には,次の項目を含める。また,フレーム,グレージング及びパネルのうち,二つの間の接合にお
ける熱橋を含める。
− 異なるタイプのグレージング[例えば,ガラス又はプラスチック,単板ガラス又は複層ガラス(低放
射率コーティングの有無,空気又は他の不活性ガスを封入した中空層がある。)など]
− 熱遮断構造のあるフレーム,熱遮断構造のないフレーム
− 金属,ガラス,セラミック又は他の材料で覆われる種々の不透明パネル
なお,計算には,次の項目を含めない。
− 日射の影響
− 漏気による熱移動
− 結露の計算
− 日射遮蔽物(例えば,シャッター,ブラインドなど)の影響
− カーテンウォールの出入隅及び端部における付加的な熱移動
− 建築構造体への接合部,及び取付部品又は取付金具
− 発熱機能を備えたカーテンウォール
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 12631:2017,Thermal performance of curtain walling−Calculation of thermal transmittance
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

――――― [JIS A 2105 pdf 3] ―――――

2
A 2105 : 2018
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
注記 対応国際規格 : ISO 7345,Thermal insulation−Physical quantities and definitions(MOD)
JIS A 2101 建築構成要素及び建築部位−熱抵抗及び熱貫流率−計算方法
注記 対応国際規格 : ISO 6946,Building components and building elements−Thermal resistance and
thermal transmittance−Calculation methods(MOD)
JIS A 2102-1 窓及びドアの熱性能−熱貫流率の計算−第1部 : 一般
注記 対応国際規格 : ISO 10077-1,Thermal performance of windows, doors and shutters−Calculation of
thermal transmittance−Part 1: General(MOD)
JIS A 2102-2 窓及びドアの熱性能−熱貫流率の計算−第2部 : フレームの数値計算方法
注記 対応国際規格 : ISO 10077-2,Thermal performance of windows, doors and shutters−Calculation of
thermal transmittance−Part 2: Numerical method for frames(MOD)
JIS R 3107 板ガラス類の熱抵抗及び建築における熱貫流率の算定方法
注記 対応国際規格 : ISO 10292,Glass in building−Calculation of steady-state U values (thermal
transmittance) f multiple glazing
ISO 10291,Glass in building−Determination of steady-state U values (thermal transmittance) f multiple
glazing−Guarded hot plate method
ISO 10293,Glass in building−Determination of steady-state U values (thermal transmittance) f multiple
glazing−Heat flow meter method

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202及びJIS A 2102-1によるほか,次による。
3.1
ビジョン部
カーテンウォールの採光,通気,換気,人・物の出入りなどを目的とした部分。
3.2
スパンドレル部
カーテンウォールのビジョン部の上段及び/又は下段にある,階間又は腰壁の部分。
3.3
スパンドレル部パネル
グレージング又は金属パネル,耐火ボード及び中間空気層(グレージングと耐火ボードとに挟まれる空
気層)で構成される面材。

――――― [JIS A 2105 pdf 4] ―――――

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A 2105 : 2018
3.4
方立
フレームのうち,カーテンウォールの縦方向に通される主構成材。
3.5
無目
フレームのうち,カーテンウォールの横方向に通される部材。
3.6
窓フレーム
フレームのうち,方立及び無目に組み込む窓の固定枠及び/又はサッシ(可動)。
3.7
計算対象エレメント
計算対象とするカーテンウォール全体の熱貫流率(Ucw,tot)を算出するために分割した範囲。

4 記号及び添え字

4.1 記号

  この規格で用いる記号及び単位は,表1による。
表1−記号及び単位
記号 量 単位
A 面積 m2
A* ΨTJ使用時の面材の面積 m2
b 幅a) m
T 絶対温度 K
U 熱貫流率 W/(m2・K)
L2D 2次元熱コンダクタンス W/(m・K)
l 長さ m
d 奥行き又は厚さ m
Φ 熱流量 W
Ψ 線熱貫流率 W/(m・K)
Δ 差 −
Σ 総和 −
ε 放射率 −
λ 熱伝導率 W/(m・K)
注a) 熱流方向に垂直

4.2 添え字

  この規格で用いる量記号の添え字は,表2による。

――――― [JIS A 2105 pdf 5] ―――――

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JIS A 2105:2018の引用国際規格 ISO 一覧

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