JIS A 5411:2014 テラゾ | ページ 2

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6.2 テラゾタイル

  テラゾタイルの形状,寸法及び許容差は,8.2によって試験を行ったとき,次のとおりとする。
a) 寸法は,表1による。ただし,厚さは25 mm以上とする。
b) テラゾタイルは,通常,表面は正方形の平面で,小口面は表面に対して直角とする。小口面,縁及び
角には,面とりその他の加工を施してもよい。
c) 長さ,幅及び厚さの許容差は,表5による。
表5−許容差
単位 mm
許容差
0
長さ及び幅 −1
+3
厚さ −2
d) テラゾタイルは,8.3によって直角度を測定したとき,隙間の最大値が1.0 mm以下とする。

7 材料

7.1 セメント

  セメントは,JIS R 5210に規定する普通ポルトランドセメント,又は物理的品質がJIS R 5210と同等以
上の白色ポルトランドセメントとする。

7.2 骨材

  骨材は,次のとおりとする。その他の骨材を混合する場合は,使用上強度及び耐久性に支障がないもの
とする。
a) 表面層に用いる砕石は,大理石,じゃもん岩及び花こう岩を破砕したもので,最大粒径は,15 mm以
下とする。
b) 補強層に用いる骨材は,清浄・強硬で,ごみ,どろ,有機物などの有害物を含まず,かつ,細粗粒を
適切に混合したものとする。

7.3 混合材料

  着色材料及びその他の混合材料は,製品の品質を損なうものであってはならない。

7.4 鉄線

  補強に用いる鉄線は,JIS G 3532に規定する普通鉄線とする。

8 試験方法

8.1 外観及び表面仕上げ

  外観及び表面仕上げの測定は,表6による。

――――― [JIS A 5411 pdf 6] ―――――

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表6−不具合の種類及び測定方法
不具合の種類 測定方法
欠け,き裂,あんこ,異物の混入 目視によって確認する。
床用の場合 2 m離れて目視によって確認する。
きず,凹凸,あばた,離
その他の場合 60 cm離れて目視によって確認する。
光沢,色調のふぞろい,砕石分布の不良 2 m離れて目視によって確認する。

8.2 寸法

  寸法は,次による。
a) 長さ及び幅 長さ及び幅は,1 mm以上の精度をもつ測定器を用いて測定する。
b) 厚さ 厚さは,1/20 mm以上の精度をもつ測定器を用いて測定する。

8.3 直角度試験(テラゾタイル)

  測定器は,JIS B 7526に規定する直角定規とし,その両面の長さは,テラゾタイルの最大辺の長さより
も大きくする。平らな板上に置いて,製品を図2のとおりその1辺に軽く押しつけたとき,テラゾタイル
の他辺と測定器の他辺との隙間の最大値を求める。測定には,JIS B 7524に規定するB形すきまゲージを
用いる。
なお,測定は,テラゾタイルの4辺について行う。
a) 鋭角の場合 b) 鈍角の場合
図2−直角度測定方法

8.4 反り

  反りを測定する場合の測定間隔の長さは,測定辺の長さの4/5以上とし,テラゾ表面の対角を結ぶ直線
に対応する最大下り又は最大上りを1/20 mm以上の精度をもつ測定器を用いて測定する。
測定方法の例を図3に示す。

――――― [JIS A 5411 pdf 7] ―――――

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1/20 mm以上の精度をもつ測定器
図3−反り測定方法の例

8.5 出石率

  出石率は,次のとおりとする。
a) テラゾブロック 表面に長さ200 mmの直線5本を分散してとり,それぞれの直線について図4に示
すように,その直線が砕石上を通る部分の寸法を0.5 mm単位で測定し,式(1)によって計算し,その
平均値を四捨五入によって小数点以下1桁に丸める。
a b c d e
AB 100 (1)
200
ここに, AB : 出石率(%)
a, b, c, d, e,··· : 図4の個々の砕石上を通過する線のそれぞれの長さ
(mm)
単位 mm
骨材の寸法が5 mm未満の粒は,測定の対象としない。
図4−テラゾブロックの出石率測定例
b) テラゾタイル 図5に示すように2本の対角線を引き,その直線が砕石上を通る部分の寸法を0.5 mm
単位で測定し,式(2)によって計算し,その平均値を四捨五入によって小数点以下1桁に丸める。

――――― [JIS A 5411 pdf 8] ―――――

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a b c d e
AT 100 (2)
L1+L2
ここに, AT : 出石率(%)
a, b, c, d, e,··· : 図5の個々の砕石上を通過する線のそれぞれの長さ
(mm)
L1, L2 : 対角線の長さ(mm)
骨材の寸法が5 mm未満の粒は,測定の対象としない。
図5−テラゾタイルの出石率測定例

8.6 曲げ強さ試験

  曲げ強さ試験は,次による。
a) テラゾブロック 試験体の大きさは,300 mm×100 mm,厚さ20 mm以上とする。試験体は,製品と
同じ材料及び製造方法によって作製する。ただし,この場合は配筋をしない。また,製品から鉄筋を
避けて切り出したものを試験体として用いてもよい。これを3時間以上清水に浸した後に取り出し,
図6のように,試験体の長手方向に200 mmの間隔に支持棒を置き,その上に試験体の表面を下にし
て支持棒との間に隙間がないように載せる。スパンの中央に載荷棒を用いて荷重をかけ,破壊荷重を
求め,式(3)によって曲げ強さを求める。破断面の厚さは,3か所において1/20 mmまで測定し,その
平均値を四捨五入によって小数点以下1桁に丸める。支持棒及び載荷棒は,直径約30 mmの鋼製丸棒
とする。
b) テラゾタイル 試験体は,製品全形とする。これを3時間以上清水に浸した後に取り出し,図6のよ
うに,試験体の長手方向の4/5の間隔に支持棒を置き,その上に試験体の表面を下にして支持棒との
間に隙間がないように載せる。スパンの中央に載荷棒を用いて荷重をかけ,破壊荷重を求め,式(3)に
よって曲げ強さを求める。破断面の厚さは,3か所において1/20 mmまで測定し,その平均値を四捨
五入によって小数点以下1桁に丸める。支持棒及び載荷棒は,直径約30 mmの鋼製丸棒とする。
3Pl
b (3)
2bd2
ここに, σb : 曲げ強さ(N/mm2)
P : 破壊荷重(N)
l : 支持棒の間隔 テラゾブロックの場合200(mm)
テラゾタイルの場合4/5 L(mm)

――――― [JIS A 5411 pdf 9] ―――――

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L : 試験体の長さ(mm)
b : 試験体の幅(mm)
d : 試験体の破断面の3か所の厚さの平均値(mm)
b及びdは,1/20 mmまで測る。
図6−曲げ強さ試験

8.7 滑り試験

  滑り試験は,JIS A 1407又はJIS A 1454の箇条17(滑り性試験)によって行う。

8.8 摩耗試験

  摩耗試験は,JIS A 1451によって行う。

9 検査

  製品の検査は,形式検査2) と受渡検査3) とに区分し,検査の項目は,次による。
なお,抜取検査方式は,合理的な抜取方式によるものとし,受渡当事者間の協定による。
注2) 形式検査とは,製品の品質が,設計(新しく設計,改造,生産条件が変更など)で示した全て
の特性を満足するかどうかを判定するための検査。
3) 受渡検査とは,既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しをする場合,
必要と認める特性が満足するものであるかどうかを判定するための検査。
a) 形式検査項目
1) 外観及び表面仕上げ検査
2) 出石率検査
3) 曲げ強さ検査
4) 反り検査
5) 形状,寸法及び許容差検査
6) 材料検査
b) 受渡検査項目
受渡当事者間の協定による。

10 製品の呼び方

  製品の呼び方は,次による。
a) テラゾブロック 表面層の砕石による区分及び主な用途とする(例1参照)。

――――― [JIS A 5411 pdf 10] ―――――

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