JIS A 5409:1993 規格概要
この規格 A5409は、鉄筋コンクリート組立塀の構成材について規定。
JISA5409 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A5409
- 規格名称
- 鉄筋コンクリート組立塀構成材
- 規格名称英語訳
- Precast reinforced components for concrete fences
- 制定年月日
- 1956年7月17日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1956-07-17 制定日, 1959-06-15 確認日, 1959-09-01 改正日, 1962-08-01 確認日, 1963-03-01 改正日, 1966-03-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1975-11-01 改正日, 1978-11-01 確認日, 1982-09-01 改正日, 1988-01-01 確認日, 1993-11-01 改正日, 1999-02-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS A 5409:1993 PDF [8]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 5409-1993
鉄筋コンクリート組立塀構成材
Precast reinforced components for concrete fences
1. 適用範囲 この規格は,鉄筋コンクリート組立塀の構成材(以下,コンクリート組立塀という。)につ
いて規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
JIS G 3117 鉄筋コンクリート用再生棒鋼
JIS G 3532 鉄線
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS Z 9001 抜取検査通則
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考値である。
2. 種類 種類は,構成材とその曲げ強さ,寸法及び配筋によって表1のとおりとする。
表1 種類
控付柱 6番
7番
8番
9番
10番
柱 6番
7番
板 −
かさ木 −
隅柱 −
幅木 −
3. 品質
3.1 コンクリート組立塀の鉄筋は,正しく配筋されていなければならない。
3.2 コンクリート組立塀は,その表面が ち密で,有害な き裂,きずがなく,かつ,著しいひずみがあ
ってはならない。
なお,板の長手方向の反りの最大矢高は,3mm以上あってはならない。
3.3 コンクリート組立塀の曲げ強さ及び吸水率は,表2の規定に適合しなければならない。
――――― [JIS A 5409 pdf 1] ―――――
2
A 5409-1993
表2 曲げ強さ及び吸水率
構成材の種類 曲げ強さ 吸水率 %
ひび割れ発生荷重N [{kgf}] 破壊荷重N [{kgf}]
控付柱 6番 2 940.0 [{300}] 以上 8 820.0[{900}] 以上 15以下
7番 3 920.0 [{400}] 以上 11 760.0 [{1 200}] 以上
8番 5 390.0 [{550}] 以上 15 680.0 [{1 600}] 以上
9番 6 860.0 [{700}] 以上 20 580.0 [{2 100}] 以上
10番 8 820.0 [{900}] 以上 25 480.0 [{2 600}] 以上
柱 6番 2 940.0 [{300}] 以上 8 820.0[{900}] 以上
7番 3 920.0 [{400}] 以上 11 760.0 [{1 200}] 以上
板 1 274.0 [{130}] 以上 1 862.0[{190}] 以上
かさ木 980.0 [{100}] 以上 1 470.0[{150}] 以上
4. 形状,寸法及び配筋 形状,寸法及び配筋は,付図及び付表による。
5. 材料及び製造
5.1 セメントは,JIS R 5210に規定する早強ポルトランドセメント又は普通ポルトランドセメントとす
る。
5.2 骨材は,清浄・強硬・耐久的で,ごみ,泥,塩類などの有害量を含まず,細粗粒が適度に混合して
あり,その最大寸法は20mmで,製品最小厚の31未満,かつ,偏平又は細長の粒を含んではならない。
5.3 鉄筋は,JIS G 3112,JIS G 3117又はJIS G 3532に規定する棒鋼又は普通鉄線とする。
配筋は,JIS G 3532に規定するなまし鉄線による結束又は電気抵抗スポット溶接によって行うものとす
る。
5.4 コンクリート組立塀の製造に用いるコンクリートの調合は,表2に示す品質の製品を得るように定
め,セメント使用量は370kg/m3以上とする。製品の品質を悪くしない範囲で,表面活性剤,その他の適当
な混和材料を使用してもよい。
5.5 原料の練り混ぜにはミキサを用い,成形には動力による振動機を用いなければならない。
5.6 成形後は500度時(1)以上,湿度70%以上に保存した後 脱形し,その後7日間以上多湿の状態で養生
し,更に10日間以上保存してから出荷する。
注(1) 度時とは,養生温度 (℃) と養生時間 (h) の相乗積である。
備考1. 初期養生を行う場合には,次の注意が必要である。
(1) セメントが凝結を始める時間に,急激な温度の変化を与えないこと。
(2) 養生温度が5℃以下,65℃以上にならないように注意すること。
2. 湿潤養生期間中は,むしろ,布などで覆い,日光の直射を避ける。
6. 試験
6.1 数値の換算 従来単位の試験機又は計測器を用いて試験する場合の国際単位系 (SI) による数値へ
の換算は,次による。
1kgf=9.80N
6.2 曲げ試験
――――― [JIS A 5409 pdf 2] ―――――
3
A 5409-1993
6.2.1 控付柱の曲げ試験 控付柱は,5.6に規定する期間を経た気乾状態のものを用い,全形のまま図1
のように表3に示すスパンをとり,径30mmの鋼製丸棒で10×20×1cmの鉄板(2)を介して支え,一端をス
トッパで支え,控付柱の地上線上[施工高さ (H) から かさ木高さ75mmを引いた位置]に同様の丸棒を
介して荷重を加え,ひび割れ発生荷重(3)及び破壊荷重を求める。
注(2) 6番については,鉄板を介さなくてもよい。
(3) ひび割れ発生荷重とは,ひび割れが初めてできたときに試験機が示す荷重をいう。
図1 控付柱の曲げ試験
表3 支持スパン及び荷重スパン
単位mm
構成材の種類 支持スパン 荷重スパン
l l1 l2
控付柱 6番 1 950 1 445 505
7番 2 250 1 745
8番 2 550 2 045
9番 2 850 2 345
10番 3 150 2 645
6.2.2 柱及びかさ木の曲げ試験 柱及びかさ木は,5.6に規定する期間を経た気乾状態のものを用い,全
形のまま図2のようにスパン1 500mmをとり,径30mmの鋼製丸棒で10×20×1cmの鉄板を介して支え,
スパンの中央に同様に丸棒を介して荷重を加え,ひび割れ発生荷重(3)及び破壊荷重を求める。
図2 柱及びかさ木の曲げ試験
――――― [JIS A 5409 pdf 3] ―――――
4
A 5409-1993
6.2.3 板の曲げ試験 板は,5.6に規定する期間を経た気乾状態のものを用い,全形のまま図3のように
板の一端を長手方向にスパン50cmをとり,径30mmの鋼製丸棒で支え,スパンの中央に同様の丸棒を介
して荷重を加え,ひび割れ発生荷重(3)及び破壊荷重を測定する。次に,前記の試験の際の板の他端につい
て,板の上面を下にして同様に試験し,ひび割れ発生荷重(3)及び破壊荷重を測定する。
1枚のひび割れ発生荷重(3)及び破壊荷重は,両端のいずれか小さい値をとる。
図3 板の曲げ試験
6.3 吸水試験 試験片は,実容積1l以上の破片を用い,これを温度105115℃の空気乾燥器内に入れて,
質量(4)の減少が24時間につき1%以内になったときの質量を乾燥時の質量とする。次に,これを1525℃
の水中に徐々に浸し,24時間後取り出して,1辺1cm以上の目の金網の上に載せ,1分間経過後手早く表
面の水をぬれ布でぬぐい,これを計量して吸水時の質量とする。
吸水率は,次の式で算出する。
吸水時の質量 乾燥時の質量
吸水率(%) 100
乾燥時の質量
注(4) 吸水試験に用いるはかりは,供試体質量の0.5%まで正確に量ることができるものとする。
7. 検査
7.1 検査は,寸法,外観,曲げ強さ及び吸水率について行う。
7.2 検査は,JIS Z 9001によってロットの大きさを決定し,外観の検査については,10個のコンクリー
ト組立塀を,その他の試験については,標準偏差既知の場合はそれぞれ3個,標準偏差未知の場合は,そ
れぞれ7個の試験体を抜き取って行う。
外観の検査は,10個とも合格のときはそのロットを合格とする。
寸法,曲げ強さ及び吸水率の各検査は,次の式を満足すれば,そのロットを合格とする。
寸法及び曲げ強さの場合
X≧SL 6.1
吸水率の場合
X≦SU 6.1
ここに, X : 3個の測定値の平均値
SL : 付表又は表2に示された下限規格値
SU : 表2に示された上限規格値
標準偏差で,一般には工場における過去のデータから求める。
検査データがなく,標準偏差未知の場合には, 湟
って求める。
2 2 2 2 2 2 2
x1 x2 x3 x4 x5 x6 x7
.107 x2
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――――― [JIS A 5409 pdf 4] ―――――
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A 5409-1993
ここに, 標準偏差
x1, x2,······x7 : 個々の測定値
x : 測定値の平均値
8. 製品の呼び方 コンクリート組立塀の呼び方は,種類による。
例1. 控付柱 6番
例2. 柱 6番
9. 表示 コンクリート組立塀には,次の事項を表示する。
(1) 製造業者名又はその略号
(2) 成形年月日
――――― [JIS A 5409 pdf 5] ―――――
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JIS A 5409:1993の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 5409:1993の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3112:2020
- 鉄筋コンクリート用棒鋼
- JISG3117:2017
- 鉄筋コンクリート用再生棒鋼
- JISG3532:2011
- 鉄線
- JISR5210:2009
- ポルトランドセメント
- JISZ9015-0:1999
- 計数値検査に対する抜取検査手順―第0部:JIS Z 9015抜取検査システム序論