この規格ページの目次
14
A 7201 : 2009
3) 気温が+5 ℃以下のときは,溶接を行ってはならない。ただし,気温が+5 ℃−10 ℃で,溶接部
から100 mm以内の部分が,すべて+36 ℃以上に予熱されているときは溶接を行ってよい。
4) 溶接条件及び溶接作業の結果を表2表5又はこれに準じて記録する。
g) 溶接に欠陥がないかを目視によって確認する。使用上支障のある欠陥が発見された場合は,工事監理
者の指示によって適切な処置を講じなければならない。
8.3 無溶接継手による場合
機械式などによる無溶接継手の接合は,各継手の施工要領によって行わなければならない。
9 くい頭の切断
くい頭の切断は,くい本体を損傷しないようにしなければならない。
なお,この場合,工事監理者の指示に従わなければならない。
10 作業の安全及び環境保全
10.1 作業の安全
a) 施工管理者及びくい施工管理者は,工事における災害を防止するため,関係法規を順守して計画段階
及び工事中に予測できる危険状態を回避しなければならない。
1) 工事を安全,かつ,円滑に行うために管理体制を定め,施工現場の状況,地盤条件などを考慮して
安全な作業環境を整えなければならない。また,地盤強度が低いときには地盤改良を行う。
2) 作業員に労働安全衛生法関連の諸法規を周知させ,順守を徹底させる。
3) 隣接する建造物,電力線,通信線,地下埋設物などに損傷を与えたり,居住者,通行人などに危害
を与えることのないようにしなければならない。
b) 作業員は,次の事項を守り作業の安全に努め,危険を察知した場合は,速やかにくい施工管理者及び
施工管理者に通知し危険を回避しなければならない。
1) くい打ちやぐら及びクレーンの運転,玉掛け作業並びに溶接,ガス切断などの作業は,定められた
有資格者が行う。
2) 工事に先立ち,施工機械,動力設備,附属設備,治工具,ワイヤロープなどを点検整備し,また,
安全装置が正常に作動することを確認しなければならない。
3) くい打ちやぐらの移動又はクレーンの作業時には,転倒を防止するため,地盤強度,つり荷重を確
認し,敷き鉄板などを用いて機械の安定を確保し,休止する場合は,つり荷を降ろし安定姿勢を保
たなければならない。
4) ハンマなどをつり上げた状態,くいのつり込み時などには,つり荷の下に立ち入ったりしないよう
にする。
5) くいの取扱いは,玉掛け位置及び状態を確認し,くいが折損しないよう衝撃を与えず慎重に行う。
また,くいを仮置きするときには,くさびによる転がり止めを施さなければならない。
6) 施工後のくい及び掘削孔には,速やかに転落防止処置を講じる。
10.2 環境保全
a) 施工管理者は,作業中の騒音,振動,粉じんなどが,住民の生活環境に支障を与えるおそれがある場
合,又は工事によって隣接する施設若しくは構造物に損傷などを与えるおそれがある場合は,事前に
工事関係者と十分に協議し,工法及び機材の変更,防護,養生などの適切な処置を講じる。
b) 工事に伴う車両の出入りは,近隣の道路条件などの事前調査を行い,住民の生活環境に支障を与えな
――――― [JIS A 7201 pdf 16] ―――――
15
A 7201 : 2009
いように必要な処置を講じる。
c) 工事によって産業廃棄物が発生する場合には,関係法規に定められた基準に従い,必要な処置を講じ
る。
11 記録
試験くいの施工記録は,表2表5又はこれに準じて行い,本くい施工に当たっては,表6,表7又はこ
れに準じて記録を取り,次の参考図とともに保管する。
a) 工事場所位置図
b) くい伏図(くいの施工順序も示す。)
c) 土質柱状図(標準貫入試験値も示す。)
d) くいの仕様(種類,形状寸法などを示す。)
なお,所定深度よりくいが高くなり,くい頭切断を行った場合は,表8又はこれに準じて記録を取り,
施工記録とともに保管する。
――――― [JIS A 7201 pdf 17] ―――――
16
A 7201 : 2009
表2−打込み工法の試験くい施工記録例 年 月 日
表3−埋込み工法(プレボーリング)の試験くい施工記録例
――――― [JIS A 7201 pdf 18] ―――――
17
A 7201 : 2009
表3−埋込み工法(プレボーリング)の試験くい施工記録例 年 月 日
――――― [JIS A 7201 pdf 19] ―――――
18
A 7201 : 2009
表4−埋込み工法(中掘り)の試験くい施工記録例 年 月 日
球根築造
又は打撃
――――― [JIS A 7201 pdf 20] ―――――
次のページ PDF 21
JIS A 7201:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 7201:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA5372:2016
- プレキャスト鉄筋コンクリート製品
- JISA5373:2016
- プレキャストプレストレストコンクリート製品
- JISZ3211:2008
- 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒
- JISZ3313:1951
- 結サツ糸誘導器
- JISZ3313:2009
- 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用アーク溶接フラックス入りワイヤ
- JISZ3801:1950
- アルコール綿容器
- JISZ3801:2018
- 手溶接技術検定における試験方法及び判定基準
- JISZ3841:2018
- 半自動溶接技術検定における試験方法及び判定基準