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A 8317-1 : 2010
のマイクロホン位置で(望ましくは同時に)少なくとも3回測定する。
これらの測定で,各機種の組合せ作業サイクル(附属書B附属書L参照)での音響パワーレベル(少
なくとも3値)を8.2によって計算する。
8.3の要求事項に適合させるため,作業サイクルの追加が必要となることもある。
騒音測定の実施のための指針を,附属書Mに示す。
8.2 A特性音響パワーレベルの計算
機械のA特性音響パワーレベルLWAは,式(2)によって計算する。
S
LWA LpA,T K1A K2 A 10 log dB (2)
S0
A : 半球測定表面におけるA特性時間平均音圧レベルのエネル
ここに, Lp ,T
ギー平均値(dB)(基準音圧20 μPa)で,式(3)で表す。
N p
1 1.0L Ai
LpA,T 10 log 10 dB (3)
N i 1
ここに, LpAi : i番目のマイクロホン位置での時間平均音圧レベル
(dB,基準値20 μPa)。
N : マイクロホン位置の総数(この測定方法ではN=6)。
K1A : 暗騒音の補正値(5.4参照)
K2A : 環境による補正値(5.2及び5.3.1参照)
S : 半球測定表面の面積で,平方メートルで表す。すなわ
ち,S=2πr2かつS0=1 m2とする。
S : 測定半径4 mに対して20.0 dB,測定半径 10 mに対し
10 log
S0 て28.0 dB,測定半径16 mに対して32.1 dB
音圧レベル及び面積の計算など途中の計算結果は,小数第1位まで表示する。
8.3 測定結果の算出
各マイクロホン位置で得られた3回分のデータ(8.1参照)を用いて,三つのA特性音響パワーレベル
の値を計算する。得られた三つの値のうち,二つの値の差が1 dB以下であれば,これ以上測定しなくても
よい。しかし,そうでない場合は,二つの差が1 dB以内になるまで測定を続ける。その差が1 dB以内と
なった値のうち,大きいほうの二つの算術平均値を,A特性音響パワーレベルの値として報告する。
9 記録事項
この規格に従って行われるすべての測定に対し,次の情報を適宜収集し,記録する。
a) 供試機械
− 機械製造業者名
− 機械形式番号
− 製造番号
− ファン駆動形式,対応する駆動形式のファン最高作動速度及び試験で使用した各ファンの速度を含
め,7.3 a),b) 又はc) の規定のうち試験に用いた方法
− 主要な作業装置(エクィップメント及びアタッチメント),機関呼び無負荷回転速度(ハイアイドル
回転速度),ファン速度,使用速度段又は車速操作方法を含む機械の設定内容
− JIS D 0006-1に規定した機関ネット出力(kW)と対応する回転速度
――――― [JIS A 8317-1 pdf 11] ―――――
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b) 音響環境
− 機械の配置を表すスケッチを含む試験場所及び試験場所測定地表面(半球測定表面の地上への投影
面)の種類の記述。
− 試験場所の気温,気圧,湿度及び風速
c) 測定器
− 音響測定に用いた機器の名称,形式,製造番号及び製造業者名
− 測定装置の校正方法
− 測定装置の校正日及び場所
d) 音響データ
− マイクロホン位置
− 8.1によって測定した各マイクロホン位置でのA特性時間平均音圧レベル
− 各マイクロホン位置での暗騒音のA特性時間平均音圧レベル
− 附属書B附属書Lに規定した各作業サイクルモードにおいて,8.2で計算した半球測定表面上のA
特性時間平均音圧レベルの平均値
− 8.2で算出し,8.3によって決定したA特性音響パワーレベルの最終値
10 報告事項
10.1 情報
次の情報を報告する。
a) 機械の製造業者名,形式番号,製造番号,機関ネット出力(JIS D 0006-1に定める定格速度での出力
kW),主要なアタッチメントを含む機械の設定,及び測定に用いた測定場所地表面の種類。
b) 8.3によって求めたA特性音響パワーレベルで,四捨五入して整数に丸めた値
c) 機械は定置し,変速機が中立のときの,機関呼び無負荷回転速度(ハイアイドル回転速度)
d) ファン駆動形式,対応する駆動形式のファン最高作動速度及び試験で使用した各ファンの速度を含め,
7.3 a),b) 又はc) の規定のうち試験に用いた方法
e) 燃料タンクの充てん量並びにもし備えていれば散水タンク及びバラスト室の充てん量
10.2 音響放射値及び不確かさの宣言
附属書Nに音響放射値及び不確かさの宣言について記載する。
――――― [JIS A 8317-1 pdf 12] ―――――
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附属書A
(規定)
基本寸法及び機械追加仕様
A.1 ブルドーザ
A.1.1 履帯式ブルドーザ
履帯式ブルドーザは,図A.1による。
図A.1
A.1.2 車輪式ブルドーザ
車輪式ブルドーザは,図A.2による。
図A.2
――――― [JIS A 8317-1 pdf 13] ―――――
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A.2 ローダ
A.2.1 ホイールローダ
運転質量4 500 kgを超えるホイールローダは,図A.3による。
図A.3
A.2.2 ミニホイールローダ
運転質量4 500 kg以下のホイールローダは,図A.4による。
図A.4
A.2.3 履帯式ローダ
履帯式ローダは,図A.5による。
図A.5
――――― [JIS A 8317-1 pdf 14] ―――――
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A.2.4 スキッドステアローダ
スキッドステアローダは,図A.6による。
図A.6
A.3 バックホウローダ
A.3.1 車輪式バックホウローダ
車輪式バックホウローダは,図A.7による。
図A.7
――――― [JIS A 8317-1 pdf 15] ―――――
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JIS A 8317-1:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6395:2008(MOD)
JIS A 8317-1:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.140 : 音響及び音響測定 > 17.140.20 : 機械及び設備による騒音の発生
JIS A 8317-1:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA8308:2003
- 土工機械―基本機種―用語
- JISC1509-1:2017
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
- JISD0006-1:2010
- 土工機械―機関―第1部:ネット出力試験方法