JIS A 9104:2012 加圧式保存処理木まくらぎ―保存処理の仕様 | ページ 2

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A 9104 : 2012
L
D= 100
S
ここに, D : 辺材部分の浸潤度(%)
S : 試験片の辺材部分の長さ(mm)
L : 試験片の辺材部分の浸潤長(mm)
なお,次に示す場合は浸潤されたものとみなす。
1) 斑点状の浸潤及び層状の浸潤,又は辺材・心材の境界に接する辺材部分で未浸潤2 mm以下の部分。
2) 環孔材の場合には,浸潤された隣接した大きい環孔の並んでいる領域で挟まれた未浸潤部分。

8.2 吸収量

  辺材部分の木材保存剤の平均吸収量は,製材の日本農林規格(JAS)の別記 3(試験の方法),(3)(吸
収量試験)によって求める。試験片の採取方法は8.1 a)による。
なお,クレオソート油においては,注入量及び浸潤度で確認するため吸収量試験は行わない。

8.3 注入量

  注入量の計算は,JIS A 9002による。

9 検査

  薬液の浸潤度,吸収量及び注入量の検査は,合理的な抜取検査によるものとし,箇条8によって試験し,
箇条5の要求事項に適合しなければならない。

10 表示

  木まくらぎには,次の事項を表示した表示くぎを,木まくらぎの長さ方向の中央部分に打ち込む。ただ
し,d)についてはくぎの形状を変えて区別することもできる。
処理業者名の略号,及び吸収量又は注入量の等級についての表記は,発注者との仕様による。
図1に表示例を示す。
a) 処理業者名又はその略号
b) 表1に示す木材保存剤の種類の略号
c) 処理年又はその略号
d) 吸収量又は注入量の等級(刻印をしない場合は,表示くぎによる等級の違いを発注者と協議の上定め
る。)
処理業者名又はその略号 処理業者名又はその略号
木材保存剤の種類の略号 木材保存剤の種類の略号
処理年又はその略号 処理年又はその略号
吸収量又は注入量の等級 吸収量又は注入量の等級
a) 丸形 b) 角形
図1−表示くぎの頭部の例

JIS A 9104:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 9104:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA9002:2012
木質材料の加圧式保存処理方法
JISK1570:2010
木材保存剤