JIS B 0671-1:2002 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式;プラトー構造表面の特性評価―第1部:フィルタ処理及び測定条件

JIS B 0671-1:2002 規格概要

この規格 B0671-1は、微細仕上げされたプラトー部分の下側に深い谷部分をもつ表面のためのフィルタ処理方法について規定。

JISB0671-1 規格全文情報

規格番号
JIS B0671-1 
規格名称
製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状 : 輪郭曲線方式;プラトー構造表面の特性評価―第1部 : フィルタ処理及び測定条件
規格名称英語訳
Geometrical Product Specifications (GPS) -- Surface texture:Profile method; Surfaces having stratified functional properties -- Part 1:Filtering and general measurement conditions
制定年月日
2002年3月20日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 13565-1:1996(IDT)
国際規格分類

ICS

17.040.20, 17.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械計測 2021, 製図 2020
改訂:履歴
2002-03-20 制定日, 2007-04-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 0671-1:2002 PDF [8]
B 0671-1 : 2002 (ISO 13565-1 : 1996)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 13565-1 : 1996, Geometrical Product
Specifications (GPS) −Surface texture : Profile method ; Surfaces having stratified functional properties−Part 1 :
Filtering and general measurement conditionsを基礎として用いた。
JIS B 0671-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) GPSマトリックス
附属書B(参考) 参考文献
JIS E 0671の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0671-1 第1部 : フィルタ処理及び測定条件
JIS B 0671-2 第2部 : 線形表現の負荷曲線による高さの特性評価
JIS B 0671-3 第3部 : 正規確率紙上の負荷曲線による高さの特性評価

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 0671-1 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0671-1 : 2002
(ISO 13565-1 : 1996)

製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状 : 輪郭曲線方式;プラトー構造表面の特性評価−第1部 : フィルタ処理及び測定条件

Geometrical Product Specifications (GPS) −Surface texture : Profile method ;Surfaces having stratified functional properties−Part 1 : Filtering and general measurement conditions

序文 この規格は,1996年に第1版として発行されたISO 13565-1, Geometrical Product Specifications (GPS)
−Surface texture : Profile method ; Surfaces having stratified functional properties−Part 1 : Filtering and general
measurement conditionsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)
である。
この規格は,製品の幾何特性仕様 (GPS) の一つで,GPS基本規格に属し(TR B 0007参照),粗さ曲線の
規格チェーンのリンク番号2及び3に関係している。
この規格と他のGPS規格との関連についての詳細は,附属書Aを参照する。
対象面が,微細仕上げされた短波長のプラトー部分とその下側の比較的深い谷部分とからなる場合,JIS B
0632に規定するフィルタによって処理した粗さ曲線は,望ましくないゆがみの影響を受ける。この種の表
面は,例えば,内燃機関のシリンダライナなどで一般的である。
この規格は,このようなゆがみを大幅に減少させる方法について規定し,ゆがみの影響を最小にすること
によって,JIS B 0671-2及びJIS B 0671-3で定義するパラメータが,プラトー構造表面の評価に利用でき
るようにする。
なお,この規格の中で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
備考 TR B 0007は,ISO/TR 14638 : 1995 Geometrical Product Specifications (GPS) −Master planと一
致している。
参考 “プラトー部分”とは,粗い輪郭曲線の高い部分を微細仕上げによって除去してできる不規則
波形部分をいい,“谷部分”とは,プラトー部分の下側にある不規則波形部分をいう。

――――― [JIS B 0671-1 pdf 2] ―――――

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B 0671-1 : 2002 (ISO 13565-1 : 1996)
1. 適用範囲 この規格は,微細仕上げされたプラトー部分の下側に深い谷部分をもつ表面のためのフィ
ルタ処理方法について規定する。このような表面にJIS B 0632のフィルタを適用して得られる輪郭曲線パ
ラメータ評価のための基準線(以下,基準線という。)には,谷部分があることによって望ましくないゆが
みが生じる。より十分な基準線が得られるように,この規格で規定するフィルタ処理方法によって,基準
線に及ぼす谷部分の影響を除く。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 13565-1 : 1996 Geometrical Product Specifications (GPS) −Surface texture : Profile method ;
Surfaces having stratified functional properties−Part 1 : Filtering and general measurement
conditions (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
備考 ISO 4287 : 1997 Geometrical Product Specifications (GPS) −Surface texture : Profile method−
Terms, definitions and surface texture parametersが,この規格と一致している。
JIS B 0632 製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状 : 輪郭曲線方式−位相補償フィルタの特性
備考 ISO 11562 : 1996 Geometrical Product Specifications (GPS) −Surface texture : Profile method−
Metrological characteristics of phase correct filtersが,この規格と一致している。
JIS B 0651 製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状 : 輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性
備考 ISO 3274 : 1996 Geometrical Product Specifications (GPS) −Surface texture : Profile method−
Nominal characteristics of contact (stylus) nstrumentsが,この規格と一致している。
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0651及びJIS B 0601による。
4. 基準案内 この規格に従って輪郭曲線を測定するためには,プローブの外部に基準案内を備えた測定
システムの使用を推奨する。係争が心配される場合には、このような測定システムの使用が必す(須)と
なる。
参考 “プローブの外部”は,スキッドなどのようなプローブに組み込んだ基準案内を用いない方法
を表している(JIS B 0651参照)。
5. 測定方向 測定方向は,特別な指示がなければ,加工の筋目に直角でなければならない。
6. 粗さ曲線を求めるためのフィルタ処理 フィルタ処理は,図1a)から図1d)に示す断面になるように断
面曲線を修正する幾つかのステップで実行される。
第1回目の平均線は,7.のカットオフ値 びJIS B 0651の表1の条件に従って,JIS B 0632の位相補
償フィルタを断面曲線に適用して決定する。この平均線より下側のすべての谷部分[図1a)のハッチング
部分]を取り除く。取り除かれて空白になった部分は,平均線を表す曲線によって置き換える。

――――― [JIS B 0671-1 pdf 3] ―――――

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B 0671-1 : 2002 (ISO 13565-1 : 1996)
同じフィルタを,谷部分を取り除いた曲線に再び適用する。この方法で得た第2回目の平均線[図1b)
参照]は,輪郭曲線パラメータ評価のための基準線となる。この基準線を元の断面曲線に移し[図1c)],
基準線に対する偏差を求めることによって,この規格で規定する粗さ曲線[図1d)]が得られる。
参考 ここで規定する“粗さ曲線”はJIS B 0601で規定する粗さ曲線とは異なるので注意が必要であ
る。
7. カットオフ値 び評価長さln 測定は,カットオフ値 0.8mmを用いて優先的に行わなければな
らない。特別な場合には, 2.5mmを選択してもよいが,それを文書及び測定結果に記述しなければな
らない。
表1は,カットオフ値 び評価長さlnの関係である。
表1 カットオフ値 び評価長さlnの関係
単位 mm
ln
0.8 4
2.5 12.5

――――― [JIS B 0671-1 pdf 4] ―――――

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B 0671-1 : 2002 (ISO 13565-1 : 1996)
図1 フィルタ処理

――――― [JIS B 0671-1 pdf 5] ―――――

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JIS B 0671-1:2002の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13565-1:1996(IDT)

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