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B 1585-2 : 2017
方式 A 方式 B
P 測定点
注記 肉厚が変化する薄肉半割り軸受の場合は,6.6による。
図4−薄肉半割り軸受の3点又は6点の測定点
6.3 円周方向の線測定
円周方向の肉厚測定は,図5及び表2に示す測定線上で行わなければならない。
なお,測定線は,受渡当事者間の協定によってもよい。
Ci 内径面取りの幅
注a) 測定線を示す。
図5−測定線の位置
――――― [JIS B 1585-2 pdf 6] ―――――
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B 1585-2 : 2017
表2−測定位置までの距離
薄肉半割り軸受の幅B 測定位置までの距離ach 測定線の数
mm mm
B≦15 B/2−Ci 1
15 B>50 6 2
6.4 軸方向の線測定
軸方向の肉厚測定は,図6の方式A,又は方式B及び関連する表3(方式B)に示す測定線上で行わな
ければならない。外径150 mmを超える場合は,受渡当事者間の協定による。
なお,測定線は,受渡当事者間の協定によってもよい。
方式 A 方式 B
注記 肉厚が変化する薄肉半割り軸受の場合は,6.6による。
注a) 測定線を示す。
図6−測定線の位置
表3−測定位置までの距離
単位 mm
呼び外径Dn 合せ面から測定位置までの高さH
2540 90 120 6.5 薄肉半割り軸受のかん合区分
6.26.4のいずれの測定方法においても,かん合区分は合せ面から90°の測定位置での測定値(中央肉
厚)を用いる。
合せ面から90°の測定位置で2点測定又は線測定の場合は,最大値を用いる。――――― [JIS B 1585-2 pdf 7] ―――――
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B 1585-2 : 2017
6.6 偏心内面
特殊な用途では,薄肉半割り軸受には合せ面から90°の範囲で肉厚が連続的に変化する偏心内面が採用
される場合もある(図7参照)。
測定線又は測定点は,角度α2若しくは距離a1(方式 A)又はH(方式 B)によって規定する。与えら
れる他の定義がない場合は,角度α2=25°とする。
図7−偏心内面及び合せ面から90°の範囲の肉厚変化
6.7 測定上の注意点
油穴,油だまり,油溝,刻印又は特殊な面取がある場合は,6.26.4に規定する測定点及び測定線から
外して測定してもよい。その場合,個々の測定点及び測定線は受渡当事者の協定による。
刻印部,油穴,油溝などの周辺は製造工程に起因した逃げによって,あたり抜けが生じる部分である。
この部分の肉厚が規定値から外れる場合は,個別に考慮しなければならない。
7 接触法の測定装置への要求事項
7.1 外周面に用いる測定子の半径
外周面に用いる測定子の半径は,3.0 mm±0.2 mmとする。ただし,実際に測定する際の利便性を考慮す
れば,測定子の形状は平面であってもよく,これ以外の半径をもつ球面であってもよい。
7.2 内周面に用いる測定子の半径
内周面に用いる測定子の半径は,表4に示す薄肉半割り軸受の外径寸法Do及びライニング材の種類に応
じて変える。
表4−内周面に用いる測定子の半径
単位 mm
外径寸法Do 測定子の半径
金属製ライニング材 樹脂製ライニング材
Do≦10 1.5±0.2 1.5±0.2
1025 注記 内周面に用いる測定子の形状は,実際に測定する際の利便性を考慮すれば,測定子の形状は内
周面に接する部分の薄肉半割り軸受半径方向の断面の曲率半径が薄肉半割り軸受内周面の曲率
半径より小さい円弧であればよい。具体的には,片球面マイクロメータ,両球面マイクロメー
――――― [JIS B 1585-2 pdf 8] ―――――
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タ及び棒球面マイクロメータがある。
7.3 測定子の押付け力
しゅう(摺)動層に付加される測定子の押付け力Fpinは,ISO 12301によって0.8 N2.5 Nの範囲とす
る。測定子の押付け力は,ライニング材の硬度を考慮し変更する(例えば,オーバレイを施した場合は,
低い押付け力を用いる。)。
注記 測定子の押付け力は,実際に測定する際の利便性を考慮すれば,定圧装置付きの測定器を使用
してもよい。具体的には,定圧装置付きのマイクロメータが挙げられる。
7.4 セットアップ
測定の開始に際して,測定器は,基準ブロックによって肉厚の呼び寸法にセットする。
7.5 定期確認
測定器は,セットアップから定期的に基準ブロックで確認する。
7.6 内径面及び外径面の不具合
外径面における変形,ばり,ほこり(埃)などの汚れ,グリスなどの有無は,測定に影響する。したが
って,必要に応じて測定の前に清浄することによって影響が除去される。外径面に僅かなくぼみがある場
合は,受渡当事者間の協定によって除外する。測定に影響しなければ,微小の腐食はあってもよい。
8 測定器の検査
測定器は,使用者が規定する範囲で,測定器の形式及び過去の検査履歴に基づいて,測定の不確かさを
考慮し,必要に応じて校正しなければならない。
――――― [JIS B 1585-2 pdf 9] ―――――
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附属書JA
(参考)
つば厚の測定法
JA.1 マイクロメータを用いた測定法
JA.1.1 測定方法
つば厚sflの測定には,測定子が球状又は針状のマイクロメータを用いる。
JA.1.2 測定位置
つば厚sflの測定は,一般的に,図JA.1に示す位置で測定するが,測定面に影響する油溝がある場合は,
受渡当事者間の協定によって測定位置を変更する。
つば面における変形,ばり,ほこり(埃)などの汚れ,グリスなどの付着がある場合は,測定の前に清
浄にする。
1 測定位置
図JA.1−つば厚の測定位置
――――― [JIS B 1585-2 pdf 10] ―――――
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JIS B 1585-2:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3548-2:2009(MOD)
JIS B 1585-2:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.100 : 軸受 > 21.100.10 : 平軸受
JIS B 1585-2:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0162-1:2006
- 滑り軸受―用語,定義及び分類―第1部:設計,軸受材料及びその特性
- JISB0162-2:2006
- 滑り軸受―用語,定義及び分類―第2部:摩擦及び摩耗
- JISB1585-1:2017
- 滑り軸受―つば付き及びつばなし薄肉半割り軸受―第1部:公差,設計及び検査方法