JIS B 3501:2004 プログラマブルコントローラ―一般情報

JIS B 3501:2004 規格概要

この規格 B3501は、プログラマブルコントローラ(Programmable controllers 略称PLC)及び関連周辺装置であるプログラミングツール(Programming and debugging tools,略称PADT),ヒューマンマシンインタフェース(Human-machine interfaces,略称HMI)などに適用。

JISB3501 規格全文情報

規格番号
JIS B3501 
規格名称
プログラマブルコントローラ―一般情報
規格名称英語訳
Programmable controllers -- Part 1:General information
制定年月日
1993年7月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC/FDIS 61131-1:2003(IDT)
国際規格分類

ICS

25.040.40, 35.240.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1993-07-01 制定日, 1997-11-20 改正日, 2002-08-20 確認日, 2004-06-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 3501:2004 PDF [14]
                                                              B3501 : 2004 (IEC/FDIS 61131-1 : 2003)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電機
工業会(JEMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 3501:1997は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成
及び日本工業規格(日本産業規格)を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC/FDIS 61131-1:2003,
Programmable controllers−Part 1:General informationを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 3501 pdf 1] ―――――

B 3501 : 2004 (IEC/FDIS 61131-1 : 2003)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  3.1 アプリケーションプログラム又はユーザプログラム (Application programme or user programme)・・・・[2]
  •  3.2 自動化システム (Automated system)・・・・[2]
  •  3.3 フィールドデバイス (field device)・・・・[2]
  •  3.4 ラダー図又はリレーラダー図 (Ladder diagram or relay ladder diagram)・・・・[2]
  •  3.5 プログラマブル(ロジック)コントローラ (PLC) Programmable (logic) ontroller] 23.6 プログラマブルコントローラシステム (Programmable controller system or PLC-system)・・・・[2]
  •  3.7 プログラミングツール (PADT) (Programming and debugging tool)・・・・[3]
  •  3.8 リモート入出力局 (RIOS) (Remote input/output station)・・・・[3]
  •  4. 機能特性・・・・[3]
  •  4.1 プログラマブルコントローラシステムの基本機能構成・・・・[3]
  •  4.2 CPU機能の特性・・・・[7]
  •  4.3 センサ,アクチュエータとのインタフェース機能の特性・・・・[9]
  •  4.4 通信機能の特性・・・・[9]
  •  4.5 ヒューマンマシンインタフェース機能(HMI機能)の特性・・・・[10]
  •  4.6 プログラミング,デバッグ,監視,試験及び文書化機能の特性・・・・[10]
  •  4.7 電源機能の特性・・・・[12]
  •  5. アベイラビリティ及び信頼性・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 3501 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 3501 : 2004
(IEC/FDIS 61131-1 : 2003)

プログラマブルコントローラ−一般情報

Programmable controllers− Part 1:General information

序文

 この規格は,2003年にFDISとして登録されたIEC/FDIS 61131-1:2003, Programmable controllers−Part
1:General informationを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。

1. 適用範囲

 この規格は,プログラマブルコントローラ(Programmable controllers,略称PLC),及び関
連周辺装置であるプログラミングツール(Programming and debugging tools,略称PADT),ヒューマンマシ
ンインタフェース(Human−machine interfaces,略称HMI)などに適用する。この一連の規格群(1)が対象
とするPLC及び関連周辺装置は,機械・工業プロセスの制御及び指令のために使用することを前提として
いる。
PLC及び関連周辺装置は,工業環境で使用されることを前提としたものであり,開放形又は閉鎖形の装
置がある。PLC又は関連周辺装置がその他の環境で使われるときは,それらの環境が要求する仕様を付け
加えて適用しなければならない。
プログラマブルコントローラは,特有のハードウェアとソフトウェアとを用いることによって,工業用
途のはん用コンピュータ又はパーソナルコンピュータと同等のことができる。この規格は,PLC及び関連
周辺装置の製品規格に適用し,自動化システム全体の機能上の安全及びその他の面については扱わない。
PLC並びにそのアプリケーションプログラム及びそれらの関連周辺装置は,制御システムの構成品とみな
される。
PLCは自動化システムの構成品であり,設備及びアプリケーションを含む自動化システム全体の安全性
は,この規格の適用範囲外とする。ただし,感電,火災,電気的妨害イミュニティ及び運転中のエラー検
出(パリティチェックのような自己診断機能など)のようなPLCの安全性は,この規格の適用範囲である。
JIS C 0364シリーズ又は適用可能な電気設備に関する国家の/公的な規則及び指針を参照する。
この規格は,一連の規格群で使用される用語を定義する。これは,プログラマブルコントローラシステ
ムの主要な機能上の特徴を示すことと同一である。
注(1) 規格群とは,JIS B 3501,JIS B 3502,JIS B 3503,IEC/TR3 61131-4,IEC 61131-5,IEC 61131-7
及びIEC 61131-8をいう。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC/FDIS 61131-1:2003, Programmable controllers−Part 1:General Information (IDT)

――――― [JIS B 3501 pdf 3] ―――――

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B 3501 : 2004 (IEC/FDIS 61131-1 : 2003)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年又は発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格
の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年又は発行年を付記してい
ない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 3502:2003 プログラマブルコントローラ−装置への要求事項及び試験
備考 IEC 61131-2:2002 Programmable controllers−Part 1:General informationsからの引用事項は,こ
の規格の該当事項と同等である。
JIS B 3503:1997 プログラマブルコントローラ−プログラム言語
備考 IEC 61131-3:1993 Programmable Controllers−Part 3:Programming languagesからの引用事項は,
この規格の該当事項と同等である。

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

3.1 アプリケーションプログラム又はユーザプログラム (Application programme or user programme)


べてのプログラム言語要素の論理的組合せで,PLCシステムによる機械又はプロセスの制御のために必要
な,意図された信号処理のためのプログラムの集合体。

3.2 自動化システム (Automated system)

 アプリケーションプログラムを含む各種の構成要素があり,
PLCシステムが使用者によって,また,使用者のために組み合わされた,この一連の規格群の適用範囲外
を含む制御システム全体。

3.3 フィールドデバイス (field device)

 入出力インタフェースの提供又はプログラマブルコントロール
システムのためにデータ前処理/後処理を提供する部分。リモートフィールドデバイスは,自立的に動作す
るもの及びフィールドバスに接続されるものを含む。

3.4 ラダー図又はリレーラダー図 (Ladder diagram or relay ladder diagram)

 接点,コイル,図式表現の
機能,機能ブロック,データ要素,ラベル及び連結要素による,左及び右(任意)母線内の一つ以上のネ
ットワーク。
3.5 プログラマブル(ロジック)コントローラ (PLC) Programmable (logic) ontroller] ディジタル又
はアナログ入出力を介し,種々の機械及びプロセスを制御するために,論理,順序,計時,計数及び算術
演算のような特有機能を実行し,使用者が使う命令を内部に記憶するためにプログラマブルメモリを使用
し,工業環境下で使用するために設計されたディジタル演算電子システム。PLC及び関連周辺装置は,容
易に工業制御システムに統合でき,容易にそれらの意図した機能すべてを利用できるように設計されてい
る。
備考 PLCという略語は,自動化産業では共通な慣習であるので,この規格ではプログラマブルコン
トローラを表すために使われる。プログラマブルコントローラをPCという略語を使うとパー
ソナルコンピュータと混同する。
3.6 プログラマブルコントローラシステム (Programmable controller system or PLC-system) プログラ
マブルコントローラ及び関連周辺装置からなる使用者が組込み可能な構成システムであり,自動化システ
ムにとって必要である。プログラマブルコントローラは常設装置のためのケーブル,プラグインコネクタ
及び可搬形周辺装置・携帯形周辺装置のためのケーブル又はほかの手段によって相互接続するユニットか
ら構成される。

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B 3501 : 2004 (IEC/FDIS 61131-1 : 2003)

3.7 プログラミングツール (PADT) (Programming and debugging tool)

   LCシステムのアプリケーショ
ンにおけるプログラム作成,試験,立上げ,トラブルシューティング及びプログラム文書化並びに保管を
支援するカタログに記載された周辺装置であり,HMIとしても使用可能である。PADTは操作者及びアプ
リケーションに対する危険なしに関連したインタフェースと任意に取付け,取外しができる場合“着脱可
能”という。ほかの場合“固定”という。

3.8 リモート入出力局 (RIOS) (Remote input/output station)

   /Oのマルチプレクス/デマルチプレクス
及びデータの前処理/後処理を行うための主処理装置 (CPU) の下位階層下だけで動作する入力及び/又は
出力インタフェースを含む製造業者のカタログに記載されたPLCシステムの一部。RIOSは,例えば,CPU
との通信及びCPU自身が故障するような非常事態の条件下,並びにメンテナンス又はトラブルシューティ
ングが行われる場合に,限定された動作だけが許される。

4. 機能特性

4.1 プログラマブルコントローラシステムの基本機能構成

 PLCシステムにおける一般的な機能構成は,
図1,図2及び図3で説明できる。
これらの機能は,ほかのシステムと互いに制御対象となる機械/プロセスの信号によって情報交換する。

――――― [JIS B 3501 pdf 5] ―――――

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JIS B 3501:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC/FDIS 61131-1:2003(IDT)

JIS B 3501:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 3501:2004の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称