JIS B 3412:2002 規格概要
この規格 B3412は、プロッタの仕様書に記載する項目について規定。
JISB3412 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B3412
- 規格名称
- プロッタ―仕様項目
- 規格名称英語訳
- Plotters -- Specified items
- 制定年月日
- 1992年2月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.100.40, 35.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1992-02-01 制定日, 1996-12-20 改正日, 2002-01-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS B 3412:2002 PDF [12]
B 3412 : 2002
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本設計
工学会 (JSDE) /財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これに
よってJIS B 3412 : 1996は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正は,引用国際規格であるISO 9959-1 : 1992,ISO 9959-2 : 1998との整合性とラスタプロッタ
を含むプロッタの仕様項目の全面的な見直しを行ったものである。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 3412 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 3412 : 2002
プロッタ−仕様項目
Plotters−Specified items
1. 適用範囲 この規格は,プロッタの仕様書に記載する項目について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 3410 プロッタ用語
JIS B 3411-1 プロッタの試験方法−第1部 : ベクタプロッタ
備考 ISO 9959-1 : 1992 Numerically controlled draughting machines−Drawing test for the evaluation
of performance−Part 1 : Vector plottersが,この規格と一致している。
JIS P 0138 紙加工仕上寸法
JIS X 0208 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合
JIS X 5101 データ回線終端装置とデータ端末装置とのインタフェース(25ピンインタフェース)
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8731 環境騒音の表示・測定方法
ISO 9959-2 : 1998 Numerically controlled draughting machines−Drawing test of the evaluation of
performance−Part 2 : Monochrome raster plotters
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 作図 ベクタプロッタによる出力。
b) 描画 ベクタプロッタ及びラスタプロッタによる出力。
c) 標準図面 付図1及び付図2に示す作図・描画試験のための試験図面。
備考 付図1は,ベクタプロッタのものであり112番の区域を使用し,付図2は,ラスタプロッタ
のものであり114番の区域を使用する。
4. 仕様項目
4.1 共通仕様項目 ベクタプロッタ及びラスタプロッタに共通な仕様項目,定義,記載方法及び記載例
は,表1による。
なお,仕様項目の対応英語を参考として括弧内に示す。
――――― [JIS B 3412 pdf 2] ―――――
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B 3412 : 2002
表1 共通仕様項目
仕様項目 定義 記載方法 記載例 備考
外形寸法 プロッタ本体の突出○○ (W) ×○○ 875 (W) ×575 (D) ×プロッタの設置時及び整
(dimensions) 部分の寸法を含めた(D) ×○○ (H) m 980 (H) m 備時に必要な寸法につい
横幅 (W),奥行き で表す。 設置時に必要な寸法 : ても併せて記載すること
(D),高さ (H) の寸 900 (W) ×605 (D) ×が望ましい。
法。 980 (H) m
整備時に必要な寸法 :
955 (W) ×655 (D) ×
980 (H) m
プロッタの質量 プロッタ本体の質 単位kgで表す。 30kg 配線などの附属部品の質
(mass of plotter)量。 量は含めない。
電源 プロッタに供給され電源の種類は,交流電圧 : AC100V±10% a) 電圧の許容変動幅が
(power supply) る電源の種類,電圧である旨及び単相・(単相) 大きい場合には,例
及び周波数。 三相の別で表す。 周波数 : 50/60Hz±3% えば,100220Vと
電圧は,電源電圧の 記載してもよい。
実効値及びその許容 b)周波数の許容変動幅
変動幅の実効値に対 を括弧書きで追加し
する百分率 (%) で て記載してもよい。
表す。
周波数は,電源の周
波数及びその許容変
動幅の周波数に対す
る百分率 (%) で表
す。
消費電力 作図中に消費する最単位Wで表す。 最大 : 120W
(power consumption)
大電力及び作図待機 待機時 : 80W
中に消費する電力。
使用環境 プロッタの使用場所温度はセルシウス度温度 : 1035℃
(environment) における望ましい温 湿度 : 3575%
(℃) で,湿度は相対
度及び湿度の範囲。湿度 (%) で表す。 (R. H.)
騒音 プロッタの動作時及JIS Z 8731に従って動作時 : 60dB (A) 用紙によって騒音レベル
(noise) び待機時の騒音。 測定したA特性で重 待機時 : 53dB (A) が変化する場合には,例
み付けした騒音レベ えば,5060dB (A) と記
ルdB (A) で表す。 載してもよい。
有効描画範囲 プロッタが実際に描シート紙の場合 287×200mm(A4用紙 Xは長軸長さを示し,Yは
(usable plot area)
画可能な範囲の最大有効描画範囲 (X× の場合) 短軸長さを示す。
寸法。 Ymm) で表す。
ロール紙の場合 有効描画幅597mm,有
有効描画幅 (Ymm) 効描画長5 000mm
及び有効描画長
(Xmm) で表す。
余白 用紙の上下,左右の上余白,下余白,左上余白10mm,下余白 a) 用紙の大きさによっ
(margin) 描画できない空白。余白,右余白を単位15mm,左余白20mm, て異なる場合は,用
mmで表す。 右余白30mm[A4(横) 紙の大きさを併記す
用紙の場合] る。
b) 上下左右の方向が分
かるように表記す
る。
――――― [JIS B 3412 pdf 3] ―――――
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B 3412 : 2002
仕様項目 定義 記載方法 記載例 備考
用紙の大きさ プロッタで使用可能シート紙の場合 : 使A1以下
(draughting mediaな用紙の大きさ。 用可能な用紙の大き
size) さの範囲をJIS P
0138に規定する表1
(寸法)のA列によ
る呼び方,又は実寸
法 [X (m) ×Y (m) ]
で表す。
ロール紙の場合 : 使A0, A1, A2, A3, A4, A3
用可能な用紙の大き(横)×200m, 210mm
さのすべてをJIS P ×200m
0138に規定する表1
(寸法)のA列によ
る呼び方,若しくは
実寸法 [X (m) ×Y
(m) ],又はその併記
で表す。
距離精度 指定された長さの線距離精度を百分率で±0.2% (500mm) a) 測定に使用した基準
(distance accuracy)
分(以下,基準長さ表示する場合 : 最大(ボールペン,上質紙 長さを距離精度の後
という。)を作図した
作図速度の状態で基使用時) ろに括弧書きで記載
ときの基準長さと実準長さを5回繰り返 するのが望ましい。
際の長さとの差。 し作図し,それぞれ b) 測定条件として,使
の実際の長さに応じ 用したペンの種類及
て次の式によって得 び用紙の紙質を括弧
られる5個の誤差率 書きで記載する。
( 最 ‰ 慧Y c) 百分率と距離とを併
±を付けた数値で表 記する場合には,例
す。 えば,±0.2%+0.1mm
柿 |L'−L|/L×100 (500mm)(ボールペ
ここに, ン,上質紙使用時)
柿 誤差率 と記載してもよい。
L : 基準長さ
L' : 実際長さ
距離精度を距離で表±0.5mm (500mm)
示する場合 : 最大作(ボールペン,上質紙
図速度の状態で基準使用時)
長さを5回繰り返し
作図し,それぞれの
実際の長さに応じて
次の式によって得ら
れる5個の誤差 (d)
のうち最大値に±を
付けた数値で表す。
d=|L'−L|
ここに,
d : 誤差
L : 基準長さ
L' : 実際長さ
――――― [JIS B 3412 pdf 4] ―――――
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B 3412 : 2002
仕様項目 定義 記載方法 記載例 備考
インタフェース プロッタともう一つ次の各項目についてa) IS X 5101 a) インタフェースの種
(interface) の機能単位で共有さ記載することが望ま (RS-232-C) 類については,記載
れる境界部分であっしい。 b) 同期方式(調歩同期 例のようにJIS X
て,共通する物理特a) インタフェース 式) 5101以外の呼び方を
性,信号特性などに の種類 c) 伝送速度(300 使用してもよい。
よって定義されるもb) 同期方式 9 600ビット/秒)b) コネクタの形状につ
の。 c) 伝送速度 d) 伝送ビット構成(デ いては,使用ねじの
d) 伝送ビット構成 ータ長7ビット,ス 種類,おす形・めす
e) 伝送コード タート・ビット1, 形の区別などを記載
f) コネクタの形式 ストッフ°・ビット し,可能な限り図を
1,パリティなし) 付けることが望まし
e) 伝送コード(JIS7 い。
単位符号) c) 伝達速度自動判別機
f) コネクタ形状(M3, 能の有無などの付加
めす形) 機能を記載すること
は任意である。
標準図面の出力時 描画データの受信開次のa)からd)までの標準図面の出力時間 : a) カット機能をもつプ
間 始から描画を完了す描画条件のうち,用180秒···標準図面タイ ロッタについては,
(throughout time)るまでの時間。ただ紙の大きさに応じたプ2(A4の標準図面を その動作時間を含め
し,用紙を排出する条件で出力した場合A3用紙に2枚描画する るかどうかは任意と
プロッタでは,描画の出力時間及び描画場合),用紙のカット時 する。
後の用紙排紙完了ま条件で表す。 間を含む(○○コマンb) 測定に使用した具体
での時間とする。 なお,ラスタプロ ド使用時)。 的なコマンドを括弧
ッタにおいて,同一 書きで記載する。
図面又は異なる図面ラスタプロッタにおいc) 標準画面を用紙に合
を連続して描画するて連続出力の場合 : 20 わせ描画範囲内に繰
と2枚目以降の出力 秒···同一図面の2枚目 り返し描画する。
時間が1枚目に比べ 以降の出力時間,標準
て短くなる場合につ図面タイプ2(A4の標
いては,その旨及び準図面をA3用紙に2枚
その場合の出力時間描画する場合),用紙カ
を記載してもよい。ット時間を含む(○○
a) タイプ1(用紙のコマンド使用時)。
大きさがA4の
場合) : 大きさが
A4の標準図面
を1枚描画する。
b) タイプ2(用紙の
大きさがA3の
場合) : 大きさが
A4の標準図面
を2枚描画する。
c) タイプ3(用紙の
大きさがA2の
場合) : 大きさが
A4の標準図面
を4枚描画する。
――――― [JIS B 3412 pdf 5] ―――――
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JIS B 3412:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.180 : IT端末設備及びその他の周辺設備
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.100 : 工業製図 > 01.100.40 : 製図設備
JIS B 3412:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB3410:1996
- プロッタ用語
- JISB3411-1:1998
- プロッタの試験方法―第1部:ベクタプロッタ
- JISP0138:1998
- 紙加工仕上寸法
- JISX0208:1997
- 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合
- JISX5101:1982
- データ回線終端装置とデータ端末装置とのインタフェース(25ピンインタフェース)
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法