JIS B 6223:1998 立て旋盤―精度検査 | ページ 2

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5.2 この規格を適用するに当たっては,特に検査前の機械の据付け,主軸及びそれ以外の運動部分の暖
機運転,測定方法並びに測定器精度については,JIS B 6191を参照する。
5.3 この規格に示す検査事項の順序は,必ずしも,実際の検査の順序を示すものではない。測定器の取
付け又は測定を容易にするために,検査は任意の順序で行ってもよい。
5.4 機械を検査するときは,必ずしも,この規格に示されたすべての検査を行う必要はない。使用者は
製造業者との合意に基づいて,関心のある特性に関する検査事項を選択してもよいが,これらの検査項目
は,機械を発注するときに明確にしなければならない。
5.5 工作精度検査は,仕上げ削りで行い,大きな切削力の発生する荒削りでは行わない。
5.6 この規格と異なる測定範囲に対する許容値を決めるときは,許容値の最小値を0.005mmとする(JIS
B 6191の2.311参照)。
5.7 テーブル移動形又はコラム移動形の機械では,コラムをできるだけテーブルの回転軸の近くに置い
て検査を行う。
6. 図 この規格の測定方法図に示す機械の形は,代表例として示したものである。

――――― [JIS B 6223 pdf 6] ―――――

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7. 機械各部の名称 機械各部の名称は,表1及び表2による。
7.1 単柱形立て旋盤
表1 単柱形立て旋盤の各部の名称
番号 名称 対応外国語
英語 フランス語
1 テーブル table plateau
2 ベース base socle
3 コラム column montant
4 クロスレール rail traverse
5 タレット正面刃物 turret railhead chariot de tourelle

6 正面刃物台 railhead chariot de traverse
7 正面刃物台ラム railhead ram coulant du chariot de traverse
8 タレットスライド turret slide coulisse de tourelle
9 横刃物台 side head chariot latral
10 横刃物台ラム side head ram coulant du chariot latral

――――― [JIS B 6223 pdf 7] ―――――

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7.2 門形立て旋盤
表2 門形立て旋盤の各部の名称
番号 名称 対応外国語
英語 フランス語
1 テーブル table plateau
2 ベース base socle
3 右コラム right-hand column montant droit
4 左コラム left-hand column montant gauche
5 クロスレール rail traverse
6 右正面刃物台 railhead, right-hand chariot droit de traverse
7 左正面刃物台 railhead, left-hand chariot gauche de traverse
8 railhead ram
正面刃物台ラム coulant du chariot de traverse
(右又は左) (droit ou gauche)
(either right or left)
9 ブリッジ bridge entretoise
10 フロントカバー front cover fronton
11 横刃物台 side head chariot latral
12 横刃物台ラム side head ram coulant du chariot latral

――――― [JIS B 6223 pdf 8] ―――――

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8. 静的精度検査 静的精度検査は,表3による。
表3 静的精度検査
(A : テーブル)
単位mm
検査事項 G1
テーブル上面の平面度
測定方法図
許容値
測定直径1 000までは0.03テーブルは中高であってはならない。
直径が1 000増すごとに0.01を加える。
部分許容値 測定長さ300について0.01
測定値
測定器
直定規及びブロックゲージ,又は精密水準器
備考及びJIS B 6191の参照項目
a) 5.322
b) 5.323
代替検査(水準器を用いる検査)
1) 円周方向の検査
テーブルの円周上で,三つの支持点をもつ支持台Aの上に水準器を載せる。
テーブル円周に沿って支持台を等間隔に動かす。
2) 半径方向の検査
直定規Bを使って水準器をテーブル上で直径方向に沿って置く。
直定規に沿って水準器を等間隔に動かす。
支持台Aを順次置いた位置に合わせて直定規を動かして,この測定を繰り返す。
使用者と製造業者との合意に基づいて,直径方向の検査だけを行ってもよい。

――――― [JIS B 6223 pdf 9] ―――――

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単位mm
検査事項 G2
テーブル上面の振れ
測定方法図
許容値
テーブル直径1 000までは0.02
直径が1 000増すごとに0.01を加える。
測定値
測定器
ダイヤルゲージ
備考及びJIS B 6191の参照項目
5.632
ダイヤルゲージは機械の固定部分に取り付け,できるだけテーブルの外周近くに当てる。テーブル上面がセルフ
ターニングをしてある場合は,ダイヤルゲージは工具の位置から約180°の位置に取り付ける。
クロスレール,正面刃物台及びスライドは,適切な位置に締め付ける。

――――― [JIS B 6223 pdf 10] ―――――

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JIS B 6223:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3655:1986(MOD)

JIS B 6223:1998の国際規格 ICS 分類一覧

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