この規格ページの目次
102
B 6327-1985
XLARGE
XSMALL
YLARGE
TABCYL/PARLEL,タブシル[,点], YSMALL ,距離
ZLARGE
ZSMALL
備考1. タブシルは,定義するタブシルに平行とする。
2. 点は,指定したタブシルから,指定した距離にある二つのタブシルのいずれかを選択するた
めの修飾語の判定を行う点とする。
3. 距離は,指定したタブシルとそれに平行な定義するタブシルとの隔たりとする。
例 : 指定したタブシルから等距離にあるタブシルの定義の例
9.19 マトリックス定義文
9.19.1 意味と構文
9.19.1.1 意味 マトリックス定義文は,座標系の変換を行うマトリックスを定義する。
9.19.1.2 構文 構文は,次による。
<マトリックス定義文> :: =<名前>=MATRIX/<マトリックスのパラメータの並び>
<マトリックス規制詞> :: =<名前>|
(10[<名前>=]MATRIX/<マトリックスのパラメータの並び>)
<マトリックスのパラメータの並び> :: =<スカラー>11
11[,<スカラー>]|
<マトリックスのパラメータの並びのサブセット>|
MIRROR,11[<直線規制詞>|<平面規制詞>]|
MIRROR31 [, XYPLAN|, YZPLAN|, ZXPLAN] |
<平面規制詞>22[,<平面規制詞>]|
<点規制詞>22[,<ベクトル規制詞>]|
11[<マトリックス規制詞>|<マトリックスのパラメータの並びのサブセット>],
11[<マトリックス規制詞>|
<マトリックスのパラメータの並びのサブセット>]|
INVERS,<マトリックス規制詞>
<マトリックスのパラメータの並びのサブセット> :: =TRANSL32[,<スカラー>]|
11 XYROT|YZROT|ZXROT],<スカラー>|
SCALE,<スカラー>
――――― [JIS B 6327 pdf 111] ―――――
9.19.212 個の係数によるマトリックスの定義
9.19.2.1 意味 12個の係数によりマトリックスを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
MATRIX/a1, b1, c1, d1, a2, b2, c2, d2, a3, b3, c3, d3
備考 a1,b1,c1,d1,a2,b2,c2,d2,a3,b3,c3,d3は,新座標系と旧座標系の関係を示す変換
式の係数とする。 (x, y, z) (x1, y1, z1) をそれぞれ旧座標系,新座標系の座標とする。
x a1 b1 c1 x1 d1
すなわち, y a2 b2 c2 y1 d2
z a3 b3 c3 z1 d3
例 : 12個の係数によるマトリックスの定義の例
備考 この例では,新座標系のX1軸,Y1軸及びZ1軸は,それぞれ旧座標系のX軸,Y軸
及びZ軸に関して (0.707, 0.707, 0), (−0.707, 0.707, 0) 及び (0, 0, 1) の方向余弦をも
つ。新座標系の原点は,旧座標系上の座標において (5, 3, 0) である。
9.19.3 平行移動をするマトリックスの定義
9.19.3.1 意味 座標系の平行移動をするマトリックスを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
MATRIX/TRANSL, a, b [, c]
備考 a,b,cは,新座標系の原点の旧座標系での座標とする。cが省略されたときは,cは0とみな
す。
――――― [JIS B 6327 pdf 112] ―――――
104
B 6327-1985
例 : 平行移動をするマトリックスの定義の例
9.19.4 回転をするマトリックスの定義
9.19.4.1 意味 座標系の座標平面内における回転をするマトリックスを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
XYROT
MATRIX/ YZROT ,角度
ZXROT
備考1. XYROT,YZROT,ZXROTは,回転させる座標平面を指定する。
2. 角度は,基準軸からの回転角度とし,基準軸から反時計回りの向きに測った角度を正とする。
例 : 回転をするマトリックスの定義の例
9.19.5 尺度の変換をするマトリックスの定義
9.19.5.1 意味 座標軸の尺度変換をするマトリックスを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
MATRIX/SCALE,尺度
備考 尺度は,旧座標系の単位ベクトルに対する新座標系の単位ベクトルの大きさの比とする。
尺度がnの変換式は,次式とする。
x n 0 0 x1 0
y 0 n 0 y1 0
z 0 0 n z1 0
――――― [JIS B 6327 pdf 113] ―――――
例 : 尺度の変換をするマトリックスの定義の例
備考 この例では,旧座標系上の円 C : (x−2) 2+ (y−2) 2=12は,
2
1 となる。
新座標系上の円 C1 : (x1−1) 2+ (y1−1) 2= 2
9.19.6 直線対称又は平面対称を求めるマトリックスの定義
9.19.6.1 意味 直線対称又は平面対称を求めるマトリックスを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
直線 平面
MATRIX/MIRROR,
備考 直線,平面は,それぞれ旧座標系と新座標系との対称関係を示す直線及び平面とする。
例 : 直線対称又は平面対称を求めるマトリックスの定義の例
9.19.7 座標平面対称を求めるマトリックスの定義
9.19.7.1 意味 一つの座標平面,二つの座標平面の交線又は三つの座標平面の交点に対する対称を求める
マトリックスを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
XYPLAN XYPLAN XYPLAN
MATRIX/MIRROR, YZPLAN ,YZPLAN ,YZPLAN
ZXPLAN ZXPLAN ZXPLAN
備考 対称を求めるための平面は,同一のものを複数個指定してはならない。
――――― [JIS B 6327 pdf 114] ―――――
106
B 6327-1985
例 : 座標平面対称を求めるマトリックスの定義の例
9.19.8 3平面によるマトリックスの定義
9.19.8.1 意味 三つの直交平面の交線が新座標系となるようなマトリックスを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
MATRIX/平面1,平面2,平面3
備考1. 平面1,平面2,平面3は,それぞれ新座標系のXY,YZ,ZXの平面とする。
2. X軸の正の向きはYZ平面の面ベクトルの向き,Y軸の正の向きはZX平面の面ベクトルの
向き,Z軸の正の向きはXY平面の面ベクトルの向きとする。
例 : 3平面によるマトリックスの定義の例
――――― [JIS B 6327 pdf 115] ―――――
次のページ PDF 116
JIS B 6327:1985の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/DIS 4342:1980(MOD)
JIS B 6327:1985の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.060 : 情報技術に使用される言語
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.20 : 数値制御工作機械
JIS B 6327:1985の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0181:1998
- 産業オートメーションシステム―機械の数値制御―用語
- JISB6310:2003
- 産業オートメーションシステム―機械及び装置の制御―座標系及び運動の記号
- JISB6325:1980
- 数値制御プロセッサの出力―CLDATA
- JISB6326:1980
- 数値制御プロセッサの出力―2000タイプレコードのマイナ要素
- JISX0001:1994
- 情報処理用語―基本用語