16
B 6334-1986
4.2.2 繰返し位置決め精度検査 繰返し位置決め精度検査は,表15によって行う。
表15
単位 mm
参考
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 許容値(22) JIS B 6330
参照
1 直線運動 原則として早送り(23)で,任意の1
の繰返し 点を標点として同じ向きから同
一条件で位置決めを7回繰り返し
位置決め
て停止位置を測定し,読みの最大
精度 1
差の2 を求める。
この標点は動きの中央及びほぼ
±0.01 3.9
両端のそれぞれの位置に選び,得
られた3個の値のうちの最大のも
のに (±) を付けた値を測定値と
する。
この検査は、各制御軸の正及び負
の向きのそれぞれについて行う。
2 回転運動 原則として早送り(23)で,任意の1
の繰返し 点を標点として同じ向きから同
一条件で位置決めを7回繰り返し
位置決め
て停止位置を測定し,読みの最大
精度 1
差の2 を求める。
回転範囲の任意の3か所に選んだ
±15" 3.9
標点についてこの測定を行い,得
られた3個の値のうちの最大のも
のに (±) を付けた値を測定値と
する。
この検査は,回転運動の正及び負
の向きのそれぞれについて行う。
注(23) 早送りは,自動加減速を含めた距離又は角度以上とする。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものはこれを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は原則として動きの中央又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無荷重とする。
――――― [JIS B 6334 pdf 16] ―――――
17
B 6334-1986
4.2.3 最小設定単位送り試験 最小設定単位送り試験は,表16による。
表16
参考
JIS B
番号 試験事項 測定方法 測定方法図
6330
参照
1 直線運動の1設 早送りで,あらかじめ正(又は負)の向きに移
定単位送りご 動させて停止した後,更に同じ向きに最小設定
との動き 単位ごとの指令を数単位与えて停止した位置を
基準として,再び同じ向きに連続的に最小設定
単位ごとの指令を与えて,実移動距離として20
単位以上に相当する距離を動かし,各指令ごと
の停止位置を測定する。
次に,上記の最終測定位置から負(又は正)の
向きに最小設定単位ごとの指令をほぼ基準位置
に復帰するまで与え,各指令ごとの停止位置を
測定して図示する。
これらの停止位置の値から隣り合う停止位置間
の距離と最小設定単位との差の最大値を求め
る。この場合,図に示すように,原則として折
り返し後の数単位に相当する実移動距離内の測
定点は除外する。
この測定を少なくとも動きの中央及びほぼ両端
の3か所で行い,求めた値のうちの最大のもの
を測定値とする。
この試験は,各制御軸について行う。
測定値= | l−m | max 3.11
ここに,
l : 隣り合う停止位置間の
距離
m : 最小設定単位
――――― [JIS B 6334 pdf 17] ―――――
18
B 6334-1986
参考
JIS B
番号 試験事項 測定方法 測定方法図
6330
参照
2 回転運動の1設 早送りで,あらかじめ正(又は負)の向きに回
定単位送りご 転させて停止した後,更に同じ向きに最小設定
との動き 単位ごとの指令を数単位与えて停止した位置を
基準として,再び同じ向きに連続的に最小設定
単位ごとの指令を与えて,実移動角度として20
単位以上に相当する角度を動かし,各指令ごと
の停止位置を測定する。
次に,上記の最終測定位置から負(又は正)の
向きに最小設定単位ごとの指令をほぼ基準位置
に復帰するまで与え,各指令ごとの停止位置を
測定して図示する。
これらの停止位置の値から隣り合う停止位置間
の角度と最小設定単位との差の最大値を求め
る。この場合,図に示すように,原則として折
り返し後の数単位に相当する実移動角度内の測
定点は除外する。
この測定を任意の3か所で行い,求めた値のう
ちの最大のものを測定値とする。
この試験は,各制御軸について行う。
測定値= |燿 m | max 3.11
ここに,
燿 隣り合う停止位置間の角
度
m : 最小設定単位
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものは,これを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は原則として動きの中央又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無荷重とする。
――――― [JIS B 6334 pdf 18] ―――――
19
B 6334-1986
4.2.4 反転位置決め精度試験(ロストモーション試験) 反転位置決め精度試験は,表17によって行う。
表17
参考
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 JIS B 6330
参照
1 直線運動の反 あらかじめ正(又は負)の向きに移動させて停
転位置決め精 止した位置を基準位置として,同じ向きに任意
度 の指令を与えて移動(7)させ,その位置から負
(又は正)の向きに同一の指令を与えて移動さ
せたときの停止位置と基準位置との差を測定
する。
この測定を動きの中央及びほぼ両端の3か所 3.10
でそれぞれ7回繰り返して行い,各箇所での平
均値を求め,得られた平均値のうちの最大値を
測定値とする。
この試験は,各制御軸について行う。
2 回転運動の反 あらかじめ正(又は負)の向きに回転させて停
転位置決め精 止した位置を基準位置として,同じ向きに任意
度 の指令を与えて回転(7)させ,その位置から負
(又は正)の向きに同一の指令を与えて回転さ
せたときの停止位置と基準位置との差を測定 3.10
する。
この測定を任意の3か所でそれぞれ7回繰り返
して行い,各箇所での平均値を求め,得られた
平均値のうちの最大値を測定値とする。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものはこれを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は原則として動きの中央又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無荷重とする。
――――― [JIS B 6334 pdf 19] ―――――
20
B 6334-1986
5. 工作精度検査方法 工作精度検査は,表18によって行う。
表18
単位mm
参考
番号 検査事 主軸 JIS
測定方法 測定方法図 許容値
項 直径 B 6330
参照
1 主軸片 工作物をテーブル上に取 真円度 円筒度
持ちに り付けて工作物の対向面
よる中 からフライス主軸端面ま
ぐり精 での距離を1.5D(Dは主
度(主軸 軸直径)とし,主軸を繰
送り) り出して片持ちによりd1 90以下
0.01
穴の仕上げ削りを行い,
最終切削位置を約4Dと
する。
軸を含み約45度の角間隔
をなす4平面内において 200に 5.4
両端のa,c及び中央のb ついて 5.5
の3点における直径を測 0.01
定し,各点における4直
径の最大差を求め,その
最大のものを真円度の測 90を超
定値とする。 え130 0.015
また,各同一平面内にお 以下
ける3直径の最大差を求
め,その最大のものを円
筒度の測定値とする。
2 主軸片 工作物をテーブル上に取 真円度 円筒度
持ちに り付けて主軸片持ちによ
よる りd1穴をテーブル送りに
中ぐり よって切削長さ約2.5Dの
精 仕上げ削りを行い,軸を 90以下
度(テー 含み約45度の角間隔をな 0.01
ブル送 す4平面内において,両
り) 端のa,c及び中央のbの
3点における直径を測定 200に 5.4
し,各点における4直径 ついて 5.5
の最大差を求め,その最 0.01
大のものを真円度の測定
値とする。 90を超
また,各同一平面内にお え130 0.015
ける3直径の最大差を求 以下
め,その最大のものを円
筒度の測定値とする。
――――― [JIS B 6334 pdf 20] ―――――
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JIS B 6334:1986の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.080 : 工作機械 > 25.080.20 : 中ぐり盤及びフライス盤
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.20 : 数値制御工作機械
JIS B 6334:1986の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB4105:1991
- 超硬バイト
- JISB4114:1998
- 超硬質合金ろう付けストレートシャンクエンドミル
- JISB4212:1988
- テーパシャンクエンドミル
- JISB6003:1993
- 工作機械―振動測定方法
- JISB6004:1980
- 工作機械の騒音レベル測定方法
- JISB6014:1980
- 工作機械の安全通則
- JISB6201:1993
- 工作機械―運転試験方法及び剛性試験方法通則
- JISB6330:1980
- 数値制御工作機械の試験方法通則
- JISG5501:1995
- ねずみ鋳鉄品