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B 7603 : 2019
measurement techniques−Immunity to conducted disturbances, induced by radio-frequency fields
JIS C 61000-4-11:2008 電磁両立性−第4-11部 : 試験及び測定技術−電圧ディップ,短時間停電及び
電圧変動に対するイミュニティ試験
注記 対応国際規格 : IEC 61000-4-11:2004,Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-11: Testing
and measurement techniques−Voltage dips, short interruptions and voltage variations immunity tests
JIS Z 8103 計測用語
ISO 7637-2:2004,Road vehicles−Electrical disturbances from conduction and coupling−Part 2: Electrical
transient conduction along supply lines only
ISO 7637-3:1995,Road vehicles−Electrical disturbance by conduction and coupling−Part 3: Vehicles with
nominal 12 V or 24 V supply voltage−Electrical transient transmission by capacitive and inductive
coupling via lines other than supply lines
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。
3.1 一般
3.1.1
はかり(weighing instrument)
物体に作用する重力を利用して,その物体の質量を計量するために使用する計量器。
注記 操作方法によって,はかりは,自動はかり又は非自動はかりに分類する。
3.1.2
自動はかり(automatic weighing instrument)
計量結果を得るために所定のプログラムに従って動作し,計量過程で操作者の介在を必要としないはか
り。
3.1.3
非自動はかり(non-automatic weighing instrument)
(対応国際規格のこの用語は,この規格では適用しない。)
3.1.4
ホッパースケール(hopper weighers)
ホッパー形状の荷重受け部で,バルク製品(ばら荷の状態の製品)を分割計量し,再びバルク製品へ戻
す自動はかり。その計量動作に応じて,下記の呼称で分類する。
注記 1台のホッパースケールで,複数の計量方式をもつ場合がある。
3.1.4.1
不定量計量方式
所定量に相当する量ずつバルク製品を分割計量し,その積算値を計量値とする計量方式。
3.1.4.2
正味量演算計量方式
計量ホッパーに供給された質量及び排出後に計量ホッパーに残った質量を計量して,その差の積算値を
計量値とする方式。
――――― [JIS B 7603 pdf 6] ―――――
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B 7603 : 2019
3.1.4.3
定量計量方式
一つの所定量を設定し,その設定した所定量を繰り返し計量する方式。
3.1.4.4
累積計量方式
異なる被計量物を,それぞれ設定した所定量に対応して,順次一つの計量ホッパーで累積して計量する
方式。
3.1.4.5
総量計量方式
所定量と総量設定量とを設定し,所定量付近の不定量積算計量を複数回行い,最終的に総量設定量を目
標値として計量する方式で,総量設定量を計量値とするもの。
3.1.5
管理はかり(control instrument)
実量試験において,試験荷重の取決めによる真の値を決定するために使用するはかり。
試験に使用する管理はかりは,次のいずれかである。
− 試験するホッパースケールとは別個のはかり : 個別型管理はかり
− 試験するはかりが非自動(静的)運転のモードを備えていて,8.1.3に規定するように計量サイクルの
中断が可能なホッパースケール : 一体型管理はかり
3.1.6
(量の)取決めによる真の質量[conventional true value (of a quantity)]
特定の量に起因し,所定の目的に対して適切な不確かさをもつと取決めによって認められている値。
3.2 構造
3.2.1
主要装置(main devices)
(対応国際規格のこの用語は,この規格では適用しない。)
3.2.1.1
荷重受け部(load receptor)
荷重を受けるために設けられたはかりの部分。
注記 主に計量ホッパーを指し,被計量物の性状に適した構造で測定範囲の上限まで被計量物を収容
できるものをいう。機能に応じて,供給装置,排出装置などを組み合わせる。
3.2.1.2
荷重伝達装置(load-transmitting device)
(対応国際規格のこの用語は,この規格では適用しない。)
3.2.1.3
荷重計量装置(load-measuring device)
荷重の質量を計量するためのはかりの部分で,荷重伝達装置からの力を平衡させるための平衡装置及び
質量の単位で計量結果を表示するための表示装置又は印字装置。
3.2.1.4
供給装置
計量ホッパーへ被計量物を供給する装置。次のような機能を備える。
――――― [JIS B 7603 pdf 7] ―――――
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a) 最大能力以下で円滑に被計量物を計量ホッパーへ供給する。
b) 供給流量が性能に影響を及ぼすおそれのあるものは,適正な流量調整を行う。
c) 所定量どおり計量するために,大投入,小投入などの多段制御を行う落差補正装置をもつ場合がある。
3.2.2
電気式はかり(electronic instrument)
電子装置を組み込んだはかり。
3.2.2.1
電子装置(electronic device)
電子サブアセンブリを用いた装置であって特定の機能を果たすもの。電子装置は,通常別々のユニット
として製造され,個々に検査することができる。
3.2.2.2
電子サブアセンブリ(electronic sub-assembly)
(対応国際規格のこの用語は,この規格では適用しない。)
3.2.2.3
電子素子(electronic component)
(対応国際規格のこの用語は,この規格では適用しない。)
3.2.2.4
デジタル装置(digital device)
デジタル演算処理だけを行うか,又はデジタル化した出力又は表示を提供する電子装置。
例 プリンタ,遠隔ディスプレイ,ターミナル,データ保存装置及びパーソナルコンピュータ(PC)
3.2.3
積算装置(totalization device)
分割したバルク製品の質量を,連続で合算する装置。
3.2.4
ゼロ点設定装置(zero-setting device)
被計量物が載っていない状態において,表示をゼロに設定するための装置。
注記 非自動ゼロ点設定装置,半自動ゼロ点設定装置,自動ゼロ点設定装置及び初期ゼロ点設定装置
がある。
3.2.4.1
非自動ゼロ点設定装置(non-automatic zero-setting device)
操作者によって,表示をゼロに設定するための装置。
3.2.4.2
半自動ゼロ点設定装置(semi-automatic zero-setting device)
手動操作によって,自動的に表示をゼロに設定するための装置。
3.2.4.3
自動ゼロ点設定装置(automatic zero-setting device)
操作者の介在なしで,自動的に表示をゼロに設定するための装置。
3.2.4.4
初期ゼロ点設定装置(initial zero-setting device)
電源投入後に,はかりを使用する前に自動的に表示をゼロに設定するための装置。
――――― [JIS B 7603 pdf 8] ―――――
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B 7603 : 2019
3.2.4.5
ゼロトラッキング装置(zero-tracking device)
ある限度内でゼロ点表示を自動的に維持するための装置。
3.2.5
印字装置[printing device (printer)]
計量結果の印字出力を提供する装置。
3.2.6
気密統合システム(air-enclosed integrated system)
はかりに取り付けられている適切な安全性及び粉じん(塵)管理機能をもったシステム。
3.2.7
モジュール(module)
特定の機能(単数又は複数)を実行し,関連規格に規定されている特定の計量要件及び技術要件に従っ
て,個々に評価できる識別可能な完成されたはかりの構成要素又はその集まり。はかりのモジュールは,
指定された部分的な誤差限度値の対象である。
注記 はかりの代表的なモジュールには,ロードセル,指示計,アナログデータ処理装置又はデジタ
ルデータ処理装置,計量部モジュール,遠隔表示器及びソフトウェアがある。
3.2.7.1
ロードセル(load cell)
使用場所における重力加速度及び空気浮力の影響を考慮に入れて,計量された量(質量)を他の計量さ
れた量(出力)に変換することによって質量を計量する力変換器。
3.2.7.2
指示計(indicator)
ロードセル出力信号がアナログ信号の場合はアナログ−デジタル変換を行い,出力信号がデジタル信号
の場合はその信号を使い,質量単位で計量結果を表示するはかりの電子装置。
3.2.7.3
アナログデータ処理装置(analogue data processing device)
(対応国際規格のこの用語は,この規格では適用しない。)
3.2.7.4
デジタルデータ処理装置(digital data processing device)
(対応国際規格のこの用語は,この規格では適用しない。)
3.2.7.5
計量部モジュール(weighing module)
計量結果を表示する手段を備えずに,荷重受け部,荷重伝達装置,ロードセル及びアナログデータ処理
装置から構成されるはかりのモジュール。さらに,オプションでデジタルデータ処理装置及びそのはかり
の操作装置を備えてもよい。
3.2.7.6
遠隔表示(remote display)
主表示又はその再現に使用することができるキーのないターミナル。
――――― [JIS B 7603 pdf 9] ―――――
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B 7603 : 2019
3.2.7.7
ソフトウェア(software)
3.2.7.7.1
計量関連ソフトウェア
はかり又は装置に属する計量関連の機能を定義又は実行するプログラム,データ及び装置固有のパラメ
ータ。
3.2.7.7.2
計量関連パラメータ
はかり又はモジュールのパラメータ。計量関連ソフトウェアの種類,すなわち型式固有のパラメータ又
は装置固有のパラメータに区別できる。
3.2.7.7.3
型式固有のパラメータ(type-specific parameter)
(対応国際規格のこの用語は,この規格では適用しない。)
3.2.7.7.4
装置固有のパラメータ(device-specific parameter)
個々のはかりに依存する値をもつ計量関連パラメータ。このパラメータは,校正パラメータ(例えば,
スパンの調整又はその他の調整若しくは補正)及び仕様パラメータ(例えば,ひょう量,最小測定量,計
量単位など)からなる。これらは,はかりの特別な動作モードにおいてだけ調整又は選択可能であり,保
護しなければならないもの(変更不可)と権限をもった者がアクセスできるもの(設定可能)とに分類で
きる。
3.2.7.7.5
ソフトウェア識別(software identification)
ソフトウェアに関連付けされたソフトウェアの読取り可能な記号の列(例えば,バージョン番号,チェ
ックサム)。
3.2.8
データ記憶装置(data storage device)
計量完了後,後で計量結果を確認できるように計量データを保存する装置。
3.2.9
インタフェース(interface)
はかりとモジュールとの間で情報の自動的なやり取りを可能にする電子的,光学的,無線又は他のハー
ドウェア及びソフトウェア。
3.2.10
ユーザインタフェース(user interface)
情報を操作者とはかり又はそのハードウェア若しくはソフトウェア部品との間でやり取りできるインタ
フェース。
例 スイッチ,キーボード,マウス,ディスプレイ,モニタ,プリンタ,タッチスクリーン
3.2.11
保護インタフェース(protective interface)
はかりのデータ処理装置へのデータ取込みだけを許可するハードウェア及び/又はソフトウェアのイン
タフェース。ただし,次のことができてはならない。
――――― [JIS B 7603 pdf 10] ―――――
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- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8103:2019
- 計測用語