JIS B 7606-1:2019 コンベヤスケール―第1部:計量要件及び技術要件 | ページ 2

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3.1.6
管理方法(control method)
実量試験中に試験荷重として使用する製品の質量を決定するために使用する方法。
注記 一般的に,管理はかりの使用を含む。
3.1.7
計量関連装置(metrologically relevant device)
計量結果又はその他のあらゆる一次表示に影響を及ぼす可能性があるはかりの全ての装置。はかりのモ
ジュール,部分,構成部品又は機能は,計量関連装置とみなされる。
3.1.8
法定計量部分(legally relevant part)
(この規格では,適用しない。)
3.1.9
監査証跡(audit trail)
装置のパラメータ値の変化,ソフトウェアの更新,計量特性に影響を与える可能性のあるその他の動作
などの事象の時刻刻印した情報記録を含む連続データファイル。
3.1.10
管理はかり(control instrument)
実量試験において,試験荷重の取決めによる真の値を決定するために使用するはかり。
3.1.11
速度検出シミュレーション装置(displacement simulation device)
ベルトを取り外したコンベヤスケールのシミュレーション試験に用いる装置で,コンベヤスケールが動
作するのと類似の方法で速度検出装置を作動させることによって(例えば,速度検出装置を内蔵する車輪
の回転を模擬するためのパルス発信器又はモータを用いることによって),ベルトの変位を模擬するための
装置。
3.2 構造
この規格では,“装置”という用語は,例えば,機構又は操作開始キーなど物理的な具現に関係なく,何
らかの特定の機能を果たす手段を用いる部分に適用する。装置は,はかりの小さな部分又は主要部分であ
ってよい。
注記 装置の一例を図0Aに示す。
荷重検出器(ロードセル)
計量ローラ
ベルトコンベヤ
働長 搬送ローラ モータ
荷重受け部
図0A−コンベヤスケールの構造の一例

――――― [JIS B 7606-1 pdf 6] ―――――

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3.2.1
荷重受け部(load receptor)
ベルト上の荷重を検出するためのはかりの一部分。
3.2.1.1
計量台(weigh table)
コンベヤの一部だけを含む荷重受け部。
3.2.1.2
コンベヤを含めた荷重受け部(load receptor inclusive of conveyor)
コンベヤ全体を含む荷重受け部。
3.2.2
ベルトコンベヤ(belt conveyor)
(例えば,回転するローラ又はその他の装置の上に載せた)ベルトを使って製品を搬送する機器。
3.2.2.1
搬送ローラ(carrying roller)
荷重受け部の前後に配置され,ベルトを支持する装置。一般的には,アイドラ(遊動輪)である。
3.2.2.2
計量ローラ(weighing roller)
計量部モジュール上でベルトを支持する装置。一般的には,アイドラ(遊動輪)である。
注記 コンベヤスケールは,通常,計量ローラを含む。
3.2.3
電気式はかり(electronic measuring instrument)
電子装置を組み込んだはかり。
3.2.3.1
電子装置(electronic device)
電子サブアセンブリを用いた装置であって,特定の機能を果たすもの。電子装置は,通常,個別のユニ
ットとして製造され,個別に検査することができる。
注記1 電子装置には,完成はかり(例えば,カウンタスケール)又は周辺装置(例えば,プリンタ,
表示器)がある。
注記2 電子装置はモジュールであってもよい。
3.2.3.2
電子サブアセンブリ(electronic sub-assembly)
電子素子を使用し,かつ,識別可能な機能をもつ電子装置の一部。
注記 電子サブアセンブリには,例えば,アナログデジタル変換器及びディスプレイがある。
3.2.3.3
電子素子(electronic component)
半導体,ガス,真空中の電子又は正孔の伝導を用いた物理的に最小の実体。
注記 例えば,電子管,トランジスタ及び集積回路(IC)がある。
3.2.3.4
デジタル装置(digital device)
デジタル演算処理だけを行い,デジタル化した出力又は表示をする電子装置。

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注記 デジタル装置には,例えば,プリンタ,遠隔ディスプレイ,ターミナル,データ記憶装置及び
パーソナルコンピュータ(PC)がある。
3.2.4
ベルトプロファイル補正装置(belt profile correction device)
ベルトコンベヤに荷重がない状態で,ベルトが1回転したときに荷重受け部に加わる荷重の変動を補正
する装置。
注記 この装置は,ソフトウェアによってベルトが1回転したときにベルトコンベヤの荷重が記憶さ
れたプロファイルをベルトの回転と同期させて荷重を補正する。
3.2.5
積算装置(totalization device)
計量部モジュール及び速度検出装置が提供する情報を使用して,次のいずれかを実施する装置。
− 連続的に部分荷重の積算をする。
− 同じ時間間隔で荷重と速度(時間当たりの移動量)を乗算した値の積算をする。
3.2.6
ゼロ点設定装置(zero-setting device)
荷重受け部に荷重がないときに,表示をゼロに設定する装置。
注記 ゼロ点設定は,ベルトコンベヤに荷重がない状態のときの整数回転時に行う。
3.2.6.1
非自動ゼロ点設定装置(non-automatic zero-setting device)
操作者によって,荷重受け部に荷重がないときに表示をゼロに設定する装置。
3.2.6.2
半自動ゼロ点設定装置(semi-automatic zero-setting device)
手動操作によって,荷重受け部に荷重がないときに自動的に表示をゼロに設定する装置。
3.2.6.3
自動ゼロ点設定装置(automatic zero-setting device)
操作者の介在なしで,荷重がない状態で運転しているときに自動的に表示をゼロに設定する装置。
3.2.7
印字装置(printing device)
計量結果の印字出力を提供する装置。
3.2.8
流量調整装置(flowrate regulating device)
設定した流量を維持する装置。
注記 例えば,定量供給装置などがある。
3.2.9
事前設定装置(pre-selection device)
積算する荷重又はパルス数を事前に設定する装置。
注記 速度検出器からのパルス数は,ベルト変位量及び試験の継続時間を設定するために使用する。
3.2.10
モジュール(module)
特定の機能(単数又は複数)を実行し,この規格に要求される特定の計量要件及び技術要件に従って,

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個々に評価できる識別可能な完成はかりの構成要素又はその集まり。
注記1 はかりのモジュールは,規定された部分的な誤差限界値の対象である。
注記2 はかりのモジュールは,個別の試験を適用してもよい(7.1.5を参照)。
自動はかりの代表的モジュールは,ロードセル,指示計,アナログデータ処理装置又はデジタルデータ
処理装置,計量部モジュール,ターミナル及びソフトウェアである(図1及び表1を参照)。
2A 6
周辺装置
速度検出装置 操作用キー又は
キーボード
プリンタ
1 2 3 4 5 7
機械的及 ロードセル A/D データ 後続データ 一次 二次表示器
び電気的 変換器 処理 処理 表示器
接続素子
データ
保存装置
その他の
デジタル値 計量値 一次表示 周辺装置
(速度,位置など)(質量単位)
図1−はかりの構成要素
表1−代表的なモジュールの定義(他の組合せも可能である)
モジュール 構成要素の組合せ
ロードセル (3.2.10.1) 2 + (3) + (4)
速度検出装置 (3.2.10.2) 2A
指示計 (3.2.10.5) (3) + 4 + (5) + (6) + 7
アナログデータ処理装置 (3.2.10.3) 3 + 4 + (5) + (6)
デジタルデータ処理装置 (3.2.10.4) (4) + 5 + (6)
一次表示器 (3.2.10.8.1) 7
計量部モジュール (3.2.10.7)1 + 2 + 3 + 4 + (5) + (6)
ターミナル (3.2.10.6) (5) + 6 + 7
注記 組合せの括弧内の数字は,オプションを示す。
3.2.10.1
ロードセル(load cell)
使用場所における重力加速度及び空気浮力の影響を考慮して,計量された量(質量)を他の計量された
量(出力)に変換することによって質量を計量する力変換器。
3.2.10.2
速度検出装置(displacement transducer)
ベルトの定義された長さの変位に対応する装置,又はベルト速度に比例した情報を提供するコンベヤ上
の装置。

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3.2.10.3
アナログデータ処理装置(analogue data processing device)
ロードセルの出力信号のアナログデジタル変換を行い,更にそのデータを質量単位の計量値として処理
する電子装置。
注記 アナログデータ処理装置は,計量結果を表示せずにデジタルインタフェースを介してデジタル
様式で提供する。
3.2.10.4
デジタルデータ処理装置(digital data processing device)
質量単位の計量値として処理されたデータについて,更に風袋引き,料金計算などの処理をする電子装
置。
注記 デジタルデータ処理装置は,デジタルインタフェースを介してデジタル様式で提供する。
3.2.10.5
指示計(indicator)
ロードセル出力信号のデータの処理を行って,質量単位で計量結果を表示する電子装置。
3.2.10.6
ターミナル(terminal)
はかりを操作するキーパッド,マウス,タッチスクリーンなどのオペレータインタフェースをもつデジ
タル装置,計量部モジュール又はアナログデータ処理装置の,デジタルインタフェースを介して転送され
た計量結果,ベルト速度,流量などのフィードバックを操作者に提供するためのディスプレイをもつデジ
タル装置。
3.2.10.7
計量部モジュール(weighing module)
計量結果を表示する手段をもたないで,荷重受け部,荷重伝達装置,ロードセル及びアナログデータ処
理装置で構成するはかりのモジュール。また,オプションでデジタルデータ処理装置及びはかりの操作装
置をもってもよい。
3.2.10.8
デジタル表示器(digital display)
実際の情報をデジタル形式で視覚化する出力装置。
注記 デジタル表示器には,一次表示器又は二次表示器がある。
3.2.10.8.1
一次表示器(primary display)
計量部モジュールと組み合わせて使用するために,指示計のきょう(筐)体内若しくはターミナルのき
ょう(筐)体内に組み込まれるか,又は別個のきょう(筐)体内(すなわち,操作キーがないターミナル)
に組み込まれた表示器。
3.2.10.8.2
二次表示器(secondary display)
計量結果及びその他の一次表示を繰り返すか,又は計量に関係しない情報を提供する追加周辺装置。

――――― [JIS B 7606-1 pdf 10] ―――――

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JIS B 7606-1:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • OIML R 50-1:2014(MOD)

JIS B 7606-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7606-1:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7606-2:2019
コンベヤスケール―第2部:試験方法
JISZ8103:2019
計測用語