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JIS B 7912-5:2016 規格概要
この規格 B7912-5は、トータルステーションによる作業を実施する前に,当該作業への適応性を確認するための試験手順について規定。
JISB7912-5 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B7912-5
- 規格名称
- 測量機器の現場試験手順―第5部 : トータルステーション
- 規格名称英語訳
- Field procedures for testing geodetic and surveying instruments -- Part 5:Total stations
- 制定年月日
- 2016年4月20日
- 最新改正日
- 2016年4月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 17123-5:2012(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 17.180.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 計測標準 2019
- 改訂:履歴
- 2016-04-20 制定
- ページ
- JIS B 7912-5:2016 PDF [27]
B 7912-5 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 一般・・・・[2]
- 4.1 要求事項・・・・[2]
- 4.2 試験手順1 : 簡易試験手順・・・・[2]
- 4.3 試験手順2 : 標準試験手順・・・・[2]
- 5 簡易試験手順・・・・[3]
- 5.1 測定場所の設定・・・・[3]
- 5.2 測定・・・・[3]
- 5.3 計算・・・・[4]
- 6 標準試験手順・・・・[5]
- 6.1 測定場所の設定・・・・[5]
- 6.2 測定・・・・[5]
- 6.3 計算・・・・[6]
- 6.4 統計的検定・・・・[9]
- 6.5 合成標準不確かさの評価(タイプA及びタイプB)・・・・[10]
- 附属書A(参考)簡易試験手順の例・・・・[12]
- 附属書B(参考)標準試験手順の例・・・・[14]
- 附属書C(参考)不確かさバジェット表の計算例・・・・[18]
- 附属書D(参考)不確かさ評価に含めなかった要因・・・・[20]
- 附属書JA(参考)主な記号の解説・・・・[21]
- 参考文献・・・・[22]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[24]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 7912-5 pdf 1] ―――――
B 7912-5 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本測量機器工業会(JSIMA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 7912の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 7912-1 第1部 : 理論
JIS B 7912-2 第2部 : レベル
JIS B 7912-3 第3部 : セオドライト
JIS B 7912-4 第4部 : 光波測距儀
JIS B 7912-5 第5部 : トータルステーション
JIS B 7912-6 第6部 : 回転レーザ
JIS B 7912-8 第8部 : GNSS(RTK)
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 7912-5 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 7912-5 : 2016
測量機器の現場試験手順−第5部 : トータルステーション
Field procedures for testing geodetic and surveying instruments- Part 5: Total stations
序文
この規格は,2012年に第2版として発行されたISO 17123-5を基とし,統計的検定についてISO 2854
及びJIS Z 9041-2の表現に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,トータルステーションによる作業を実施する前に,当該作業への適応性を確認するための
試験手順について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 17123-5:2012,Optics and optical instruments−Field procedures for testing geodetic and surveying
instruments−Part 5: Total stations(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7911:2002 測量機器用三脚
注記 対応国際規格 : ISO 12858-2,Optics and optical instruments−Ancillary devices for geodetic
instruments−Part 2: Tripods(MOD)
JIS B 7912-1:2014 測量機器の現場試験手順−第1部 : 理論
注記 対応国際規格 : ISO 17123-1:2010,Optics and optical instruments−Field procedures for testing
geodetic and surveying instruments−Part 1: Theory(MOD)
JIS Z 8101-1 統計−用語及び記号−第1部 : 一般統計用語及び確率で用いられる用語
注記 対応国際規格 : ISO 3534-1:2006,Statistics−Vocabulary and symbols−Part 1: General statistical
terms and terms used in probability(IDT)
JIS Z 8103 計測用語
――――― [JIS B 7912-5 pdf 3] ―――――
2
B 7912-5 : 2016
ISO 4463-1,Measurement methods for building−Setting-out and measurement−Part 1: Planning and
organization, measuring procedures,acceptance criteria
ISO 7077,Measuring methods for building−General principles and procedures for the verification of
dimensional compliance
ISO 7078,Building construction−Procedures for setting out,measurement and surveying−Vocabulary and
guidance notes
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 7912-1,JIS Z 8101-1及びJIS Z 8103による。
4 一般
4.1 要求事項
トータルステーション及びその附属品は,製造業者の取扱説明書に記載されている方法によって常に調
整した状態で使用しなければならない。また,三脚及び反射プリズムは,製造業者の推奨する製品を用い
る。
トータルステーションは,座標値を求めることができるので,これを観測量とする。
全ての観測量は,同一日に求めなければならない。機器は,正しく設置し,プリズム定数も正しい値を
入力しなければならない。
試験は,気象条件,特に温度勾配の影響を受けるため,曇天下で微風のある天候において最もよい結果
が得られる。測量する場所によって,気象条件が変化する可能性があるため,測量時の実際の気象条件及
びそのときの周囲状況を記録しておくのがよい。試験時の条件は,要求された測量が実際に実行されると
きの予想される条件に合わせるのがよい(ISO 7077及びISO 7078による。)。
検査室内などで行われる試験方法は,大気の諸影響をほとんど受けないが,そのような試験は特別の装
置が必要で費用もかかるため,実用的でない。また,室内における測定は,屋外で測定した場合より通常
高い精度が得られる。
この規格は,箇条5及び箇条6に現場における二つの異なった試験手順について規定する。使用者は,
その作業の特定要求条件に最も適している試験手順を選ばなければならない。
注記1 角度測定又は距離測定を単独に評価したい場合は,JIS B 7912-3及びJIS B 7912-4を利用す
る。
注記2 主な記号の解説を,附属書JAに示す。
4.2 試験手順1 : 簡易試験手順
簡易試験手順は,使用する機器の精度がISO 4463-1に従った許容偏差内にあることを確認する方法であ
る。
この手順は,少数の観測で行う。この試験手順は,座標値が与えられていない測点の(x, y)座標(水平
成分)及びz座標(鉛直成分)を測定して行う。大気屈折の影響が異なるため,(x, y)座標の精度とz座
標の精度とは等しくない。したがって,精度は別々に計算する。評価は,平均値からの最大偏差を精度の
指標とする。また,観測数が限られているので,信頼性の高い標準偏差を得ることはできない。現場条件
の下で,より正確な評価が必要な場合,箇条6の標準試験手順を採用することが望ましい。
4.3 試験手順2 : 標準試験手順
標準試験手順は,附属品を含め現場条件下で使用するトータルステーションの精度の最も確からしい評
――――― [JIS B 7912-5 pdf 4] ―――――
3
B 7912-5 : 2016
価値を現場条件の下で決定するために採用する。
この手順は,試験場において座標値が与えられていない測点の座標を測定することが基本である。1点
の座標値の標準偏差は,最小二乗法によって求める。
箇条6に規定する標準試験手順は,使用するトータルステーションの精度を決定することを目的として
いる。用いる測定精度は,望遠鏡正反観測による座標値の標準偏差でタイプAの標準不確かさとして次の
ように表す。
sISO-TS-XY=uISO-TS-XY
sISO-TS-Z=uISO-TS-Z
さらに,この手順は,次へも適用する。
− 一組の測量チームによる附属品などを含めた1台の機器を使用するときの測定の精密さ
− 1台の機器の測定の精密さの経時変化
− よく似た現場条件で複数の機器を用いた場合の,各々の機器が達成可能な測定の精密さの比較
統計的検定は,得られた標準偏差sが,事前に与えられている当該機器の標準偏差σ0の母集団に属する
か否か,及び二つの測定サンプルが同じ母集団に属するか否かの判定に適用する。
5 簡易試験手順
5.1 測定場所の設定
二つの目標測点(T1,T2)を設置する。プリズムなど目標物は,三脚などを使用し,しっかりと測点上
に据え付ける。2測点間の距離は,予定する作業に応じた平均距離以上(例えば,60 m)にするのが望ま
しい。2測点間の高低差は,地形上可能な範囲で大きいことが望ましい。被試験機器(以下,機器という。)
は,図1の測点(T1,T2)と機械点(S1,S2)との配置に示すように,適宜移動して設置する。
T2
S2
S1
T1
図1−測点(T1, T2)と機械点(S1, S2)との配置
機器は,S1からS2へ移動して二つの測点を測定する。機器の設置位置は各測点から5 m10 m離れた位
置で,S1はT1−T2の延長線近傍,S2はT1−T2線上近傍とする。
5.2 測定
測定の1セットは,各機械点から望遠鏡正又は反での二つの測点への座標測定とする。測点の座標は,
機械点S1から4セット(望遠鏡 : 正−反−正−反)測定する。機械点をS2に移動し同様の手順で測定す
る。機械点の座標及び方向角は任意とする。
座標計算ソフトウェアは,機器組込みソフトウェア又は外付け専用ソフトウェアを使用することも可能
であるが,実際の作業で使用するソフトウェアを使用するのが望ましい。
表1に,測定手順を示す。
――――― [JIS B 7912-5 pdf 5] ―――――
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JIS B 7912-5:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 17123-5:2012(MOD)
JIS B 7912-5:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.180 : 光学及び光学的測定 > 17.180.30 : 光学測定機器
JIS B 7912-5:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8101-1:2015
- 統計―用語及び記号―第1部:一般統計用語及び確率で用いられる用語
- JISZ8103:2019
- 計測用語