JIS B 8330:2000 送風機の試験及び検査方法 | ページ 3

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図1 使用状態で,吐出し管だけをもっている送風機の場合

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注(4) 図2で吐出し側で空気量を測定する場合には送風機吐出し側測定管路は,
図1のa),b),又はc)と同様のものを装置する。
この場合には,吸込ノズルの代わりに,送風機吸込口に直接ベルマウス
を付ける。
図2 使用状態で,吐出し管と吸込管との両方をもっている送風機の場合
(一例として吸込ノズルを用いて吸込側で空気量を測定する場合)(4)(5)
注(5) 吸込側で静圧又は空気量を測定する場合は,規定空気量以下では旋回流の
ため正確な値が得られない場合があるから,接続管に損失の少ない簡単な
整流格子を設けるのがよい。
この場合でも,小空気量になるに従い正確な測定値は得られない。
図3 使用状態で,吸込管だけをもっている送風機の場合(5)

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注(6) 羽根車外径1 250mm以下の案内羽根がない軸流送風機の性能試験を行う場合は図4を用いるのがよい。押込み
に用いられる送風機の場合はa)によって,吸出しに用いられる送風機の場合はb)によって性能試験を行う。
外径が1 250mmを超えた場合でも,この規格を準用することができる。
なお,家庭又は事務所などで使う換気扇のうち誘導電動機によって駆動される軸流形の羽根をもったもの
は,JIS C 9603によってもよい。
図4 使用状態で,吐出し管と吸込管との両方をもたない送風機の場合(6)

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5.2 測定管路

 測定管路は内面が滑らかで,その断面積が,送風機の吸込口又は吐出し口断面積に等し
い円形断面の真直な管(内径D)を用いるのがよい。やむを得ず形状又は断面積が異なる場合は,送風機
と測定管路との間に接続管を用いる。測定管路の断面積は,送風機の吸込口断面積又は吐出し口断面積の
0.7未満のもの又は1.3を超えるものを用いてはならない。ただし,図4の場合には,供試送風機と関係が
ないので測定管路の断面積は,この制限を適用しない。

5.3 接続管

 接続管が,円形から円形,長方形から円形又は円形から長方形へ移る場合は,次による。
a) 円形から円形へ移る場合の接続管と軸線との間の角度は,広がり管として用いる場合は14°以下,細
まり管として用いる場合は30°以下とする(図5参照)。
図5 接続管
b) 長方形から円形に移る場合には,式(2), (3)による(吐出し側)。
1 a
細まり管 (m≦1) :L/ D≧8.1 1 4.0 (2)
m b
1 a
広がり管 (m≧1) :L/ D≧ 4 1 4.0 (3)
m b
c) 円形から長方形に移る場合には,式(4), (5)による(吸込側)。
1 a
細まり管 (m≧1) :L/ D≧8.1 1 4.0 (4)
m b
1 a
広がり管 (m≦1) :L/ D≧ 4 1 4.0 (5)
m b
ここに, L : 接続管の長さ
D : 測定管路の内径
m : 面積比= D2
4ab
a : 長方形の長辺の長さ
b : 長方形の短辺の長さ
(図6参照)

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図6 接続管の長さ

5.4 空気槽

 空気槽は,次による。
a) 空気槽は,一様の断面積をもつ円形の槽(内径がDc)又は正方形の槽(一辺の長さがDc)とする。
b) 空気槽の断面積は,その平均速度が2m/s以下になるようにする。ただし,送風機静圧が70Pa以下の
場合には,1.5m/s以下になるようにする。
c) 整流金網は4.7.1により流れが一様になるようなもので,金網を通過する速度は3m/sを超えないよう
にし,送風機静圧が70Pa以下の場合には2m/sを超えないようにする。
d) 使用時,送風機の吸込口にベルマウスをもつ場合,又は吸込管路をもつ場合は,供試送風機にベルマ
ウスを付ける。使用時,送風機の吸込口にベルマウスをもたない場合,又は吸込管路をもたない場合
は,供試送風機の吸込口にベルマウスを付けてはならない。

5.5 空気槽を用いて試験を行う場合

 図4 a)の場合は空気槽内が正圧になるように,図4 b)の場合は負圧
になるように,補助送風機の回転速度又はダンパによって空気量を調節する。

5.6 整流格子

 整流格子の軸方向長さlは,図7に示すように整流格子の目(正方形)の1辺の長さ      
3倍以上とする。 測定管路の内径Dの41121とする。

――――― [JIS B 8330 pdf 15] ―――――

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JIS B 8330:2000の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5801:1997(NEQ)

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