JIS B 8607:2020 冷媒用フレア及びろう付け管継手 | ページ 3

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表10−ろう付け管継手の寸法及びその許容差
単位 mm
接合銅管 接合部
基準外径 おす めす 差込みの だ円値
D0 基準外径(許容差)基準内径(許容差) 最小深さ
A F K G
3.17 3.17(±0.03) 3.27(±0.03) 6 5 0.04以下
4.76 4.76(±0.03) 4.86(±0.03) 6 5 0.05以下
6.00 6.00(±0.03) 6.10(±0.03) 7 6 0.05以下
6.35 6.35(±0.03) 6.45(±0.03) 7 6 0.06以下
8.00 8.00(±0.03) 8.10(±0.03) 8 7 0.06以下
9.52 9.52(±0.03) 9.62(±0.03) 8 7 0.08以下
10.00 10.00(±0.03) 10.10(±0.03) 8 7 0.08以下
12.70 12.70(±0.03) 12.81(±0.03) 9 8 0.10以下
15.88 15.88(±0.03) 16.00(±0.03) 9 8 0.13以下
19.05 19.05(±0.03) 19.19(±0.03) 11 10 0.15以下
22.22 22.22(±0.03) 22.36(±0.03) 11 10 0.16以下
25.40 25.40(±0.04) 25.56(±0.04) 13 12 0.18以下
28.58 28.58(±0.04) 28.75(±0.04) 13 12 0.20以下
31.75 31.75(±0.04) 31.93(±0.04) 13 12 0.22以下
34.92 34.92(±0.04) 35.11(±0.04) 13 12 0.24以下
38.10 38.10(±0.05) 38.31(±0.05) 15 14 0.27以下
41.28 41.28(±0.05) 41.50(±0.05) 15 14 0.29以下
44.45 44.45(±0.05) 44.68(±0.05) 15 14 0.31以下
50.80 50.80(±0.05) 51.03(±0.05) 17 16 0.31以下
53.98 53.98(±0.05) 54.22(±0.05) 17 16 0.32以下
63.50 63.50(±0.05) 63.77(±0.05) 19 18 0.38以下
66.68 66.68(±0.05) 66.96(±0.05) 22 21 0.40以下
76.20 76.20(±0.05) 76.48(±0.05) 22 21 0.40以下
79.38 79.38(±0.05) 79.66(±0.05) 22 21 0.40以下
注記1 基準外径Aの許容差とは,接合部の任意の断面で測った最大外径及び最小外径の平均値
と基準外径との差の許容限界をいう。
注記2 基準内径Fの許容差とは,接合部の任意の断面で測った最大内径及び最小内径の平均値
と基準内径との差の許容限界をいう。
注記3 この場合のだ円値とは,接合部の任意の断面で測ったAの最大外径と最小外径との差,
又はFの最大内径と最小内径との差をいう。
注記4 A,F,K及びGは,図8の各部の寸法をいう。
接合部
おす めす
図8−接合部の各寸法の呼び方

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2) ろう付け管継手の最小肉厚tは,2.1)及び2.2)による。
ろう付け管継手の最小肉厚は,管継手全体にわたる厚さで,口径の大きなものと口径の小さなも
のとを組み合わせた管継手においては,管継手の各部口径に応じて2.1)及び2.2)で規定する最小肉
厚以上になるようにしなければならない。
2.2)の式(1)による計算において,材料の引張許容応力σaは,質別1/2Hを適用する。
2.1) 合金番号がC 1220,C 1020又はC 1201で,種別が第1種,第2種又は第3種の場合,表11によ
る。
表11−C 1220,C 1020又はC 1201で,種別が第1種,第2種又は第3種の場合の
ろう付け管継手の最小肉厚
単位 mm
基準外径D0 最小肉厚t
第1種 第2種 第3種
3.45 MPa以下 3.45 MPa超 4.30 MPa超
4.30 MPa以下 4.80 MPa以下
3.17 − − 0.50
4.76 − − 0.50
6.00 − − 0.50
6.35 − − 0.50
7.94 − − 0.50
8.00 − − 0.50
9.52 − − 0.60
10.00 − − 0.60
12.70 − − 0.70
15.88 − − 0.80
19.05 − − 0.80
22.22 − − 0.90
25.40 − 0.95 −
28.58 − 1.00 −
31.75 1.05 1.10 −
34.92 1.20 1.20 −
38.10 1.25 1.35 −
41.28 1.25 1.45 −
44.45 1.25 1.55 −
50.80 1.40 − −
53.98 1.50 − −
63.50 1.75 − −
66.68 1.85 − −
76.20 2.10 − −
79.38 2.20 − −
2.2) 合金番号がC 1220,C 1020,C 1201,C 1862,C 1565又はC 5010で,種別が第4種の場合,基準
外径D0に対するろう付け管継手の最小肉厚tは,式(1)による。製品設計の条件に応じてσa,Pを
用いる。
PD0
t (1)
σ
2a 8.0P

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設計圧力Pは,4.80 MPaを超え15.00 MPa以下の範囲で適宜決定する。
材料の許容引張応力σaは,表12を参照して適宜決定する。
表12−材料の許容引張応力
材料 質別 各温度における許容引張応力σa(N/mm2)
(合金番号) 温度
−19640 ℃ 75 ℃ 100 ℃ 125 ℃ 150 ℃ 175 ℃ 200 ℃
C 1220 O及びOL 41 35 33 33 32 27 21
C 1020 1/2H 61 61 61 61 60 59 56
C 1201 H 79 79 79 79 76 71 29
C 1862 O及びOL 68 68 65 63 61 − −
1/2H 76 76 76 75 74 − −
C 1565 O及びOL 47 45 44 43 42 − −
1/2H 68 68 67 65 63 − −
C 5010 O及びOL 47 42 41 39 39 − −
1/2H 68 68 68 68 67 − −
Pが8.00 MPa,12.00 MPa及び15.00 MPaで,σaが温度40 ℃及び125 ℃のときのtを,D0が15.88
mm以上について附属書Cに示す。
c) 管継手の図2図7のX,Y及びZの許容差は,表13による。ただし,径違いの場合は,口径の大き
い方の許容差を適用する。
d) 管継手の角度の許容差は,±20′(1/3°)とする。
e) 管継手の口径による組合せは,表B.1表B.3による。
表13−X, Y及びZの寸法の許容差
単位 mm
接合部の基準外径(内径) 許容差
10未満 ±0.8
10以上 25未満 ±1.0
25以上 50未満 ±1.2
50以上 80未満 ±1.5

7 外観

  管継手の内外面は,滑らかで,使用上有害なきず,割れ,ばり,かえり,油などの汚れ,その他の欠陥
があってはならない。

8 材料

  管継手及び銅管に用いる材料は,次による。
a) フレア及び銅合金ろう付けソケット管継手 JIS H 3250のC 3604,C 3771,C 6801,C 6802,C 6803,
C 6804,C 6810,C 6820,C 6931及びC 6932
b) ろう付け管継手 JIS H 3300のC 1220,C 1565,C 1862,C 5010,C 1020及びC 1201
c) フレア及びろう付け用銅管 JIS H 3300のC 1220,C 1565,C 1862,C 5010,C 1020及びC 1201

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9 製造方法

  管継手は,箇条8の材料を用い,切削加工,熱間加工又は冷間加工によって継目なく製造する。

10 耐圧及び気密の性能試験方法

10.1 フレア管継手及び銅合金ろう付けソケット管継手の試験の場合

  フレア管継手及び銅合金ろう付けソケット管継手の試験は,次による。ただし,可燃性冷媒を使用する
場合には,室内で使用するフレア管継手は,ISO 14903の規定に適合しなければならない。
a) 耐圧試験は,附属書Aに規定した銅管をフレア接合及びソケットへろう付けした管継手に,表1の最
高使用圧力(設計圧力)の1.5倍以上の水圧を加える。
b) 気密試験は,耐圧試験を行った管継手を常温の水中に浸し,表1の最高使用圧力(設計圧力)以上の
空気圧又は不燃性ガス(酸素及び毒性ガスを除く。)圧を加える。
なお,漏れ検出液を塗布してガス漏れを検出する場合には,大気中で気密試験を行ってもよい。

10.2 ろう付け管継手の試験の場合

  ろう付け管継手の試験は,次による。
a) 耐圧試験は,附属書Aに規定した銅管をろう付けした管継手に,表1の最高使用圧力(設計圧力)の
1.5倍以上の水圧を加える。
b) 気密試験は,耐圧試験を行った管継手を常温の水中に浸し,表1の最高使用圧力(設計圧力)以上の
空気圧又は不燃性ガス(酸素及び毒性ガスを除く。)圧を加える。
なお,漏れ検出液を塗布してガス漏れを検出する場合には,大気中で気密試験を行ってもよい。

11 検査

  形式検査及び受渡検査は,次による。
a) 形式検査1)
管継手の形式検査1) は,新規設計のもの,製造方法の変更などによって,性能に影響を及ぼすもの
について,次の検査を行い,箇条5箇条10の規定に適合しなければならない。ただし,材料の検査
に関する一般的な事項は,JIS H 0321による。
1) 形状・寸法
2) 外観
3) 材料
4) 耐圧性能
5) 気密性能
注1) 形式検査とは,製品の品質が,設計で示された全ての品質項目を満足するかどうかを判定す
るための検査をいう。
b) 受渡検査2)
管継手の受渡検査2) は,性能が確認された管継手と同種類のものについて,次の検査を行い,箇条
6及び箇条7の規定に適合しなければならない。ただし,次の検査及び抜取検査方式は,受渡当事者
間の協定による。
1) 形状・寸法
2) 外観
注2) 受渡検査とは,既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造に関わる製品の受渡しに当た

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り,必要と認められる品質項目が満足するものであるかどうかを判定するための検査をいう。

12 管継手の呼び方

12.1 フレア管継手及び銅合金ろう付けソケット管継手

  フレア管継手及び銅合金ろう付けソケット管継手の種別を示し,管継手の大きさを表す呼び方は,管継
手の呼びで行う。
例1 第3種フレア管継手 1/4B
例2 銅合金ろう付けソケット管継手 6A

12.2 ろう付け管継手

  ろう付け管継手の種類及び大きさを表す呼び方は,接合銅管基準外径D0を呼び径とし,継手の種類及び
大きさによって,次による。
a) は,(記号)(同一中心線上にある呼び径)×[頭部の呼び径(同一中心線上の呼び径と同じ場合には
省略してもよい。)]の順序で呼ぶ。ただし,同一中心線上にある呼び径が異なるものは,規定しない。
例1 第3種 T 12.70×9.52
例2 第3種 T 10.00
b) エルボ,ソケット及び径違いソケットは,(記号)[両端の呼び径の(大)×(小)]の順序で呼ぶ。た
だし,呼び径が同一の場合には,一方を省略してもよい。
なお,90°エルボBの場合は,めすの呼び径及びおすの呼び径を明示する。
例1 第3種 90EA 19.05
例2 第1種 S 76.20
例3 第3種 RS 15.88×12.70
例4 第3種 90EB 15.88×15.88

13 表示

  この規格の全ての要求事項に適合した管継手には,1包装ごとに,次の事項を表示しなければならない。
a) フレア管継手及び銅合金ろう付けソケット管継手の場合は,呼び。ろう付け管継手の場合は,種類又
はその記号,及び呼び径による組合せ。
b) 製造番号又は製造年月(又は略号)
c) 製造業者名又はその略号

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