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JIS B 8610:2020 規格概要
この規格 B8610は、直接膨張式の冷凍用ユニットクーラの冷凍能力計算方法について規定。
JISB8610 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8610
- 規格名称
- 冷凍用ユニットクーラの冷凍能力計算方法
- 規格名称英語訳
- Capacity evaluation for refrigerating unit coolers
- 制定年月日
- 1981年11月1日
- 最新改正日
- 2020年5月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 27.200
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1981-11-01 制定日, 1987-06-01 確認日, 1987-11-01 改正日, 1990-08-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2020-05-20 改正
- ページ
- JIS B 8610:2020 PDF [40]
B 8610 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 用語及び定義・・・・[1]
- 3 記号及び単位・・・・[3]
- 4 風速の測定・・・・[5]
- 4.1 冷凍能力の計算に用いる前面風速の測定・・・・[5]
- 4.2 風速計の精度・・・・[5]
- 5 冷凍能力・・・・[5]
- 6 能力計算に関わるファクター・・・・[6]
- 6.1 フィン効率・・・・[6]
- 6.2 有効伝熱面積・・・・[8]
8
6.3 過熱部平均温度差 Δtsup
- 6.4 熱通過率K・・・・[9]
- 7 温度差TDを用いた冷凍能力・・・・[27]
- 8 ユニットクーラの冷凍能力計算書及び技術資料などに記載する項目・・・・[27]
- 附属書A(参考)圧力損失による冷凍能力の低下・・・・[28]
- 附属書B(参考)着霜による影響・・・・[33]
- 附属書C(規定)TDによる冷凍能力の求め方・・・・[34]
- 附属書D(参考)ユニットクーラの冷凍能力計算書及び技術資料などに記載する項目・・・・[37]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8610 pdf 1] ―――――
B 8610 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本冷却器工
業会(JCA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。こ
れによって,JIS B 8610:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8610 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 8610 : 2020
冷凍用ユニットクーラの冷凍能力計算方法
Capacity evaluation for refrigerating unit coolers
1 適用範囲
この規格は,直接膨張式の冷凍用ユニットクーラ(以下,ユニットクーラという。)の冷凍能力計算方法
について規定する。
なお,冷媒として,R410A及びR404Aを用いたユニットクーラを対象とする。
注記1 この規格では,直径9.52 mm銅管製,直径12.70 mm銅管製及び直径15.88 mm銅管製の平滑
アルミニウム板フィンを用いたユニットクーラについて,具体的な数値とともに計算方法を
示す。これら以外の管サイズを使用した平滑アルミニウム板フィン及び成形アルミニウムフ
ィンを用いたユニットクーラの場合であっても,製造業者が試験によってデータを整備すれ
ば,この規格を適用することは可能である。
注記2 ユニットクーラを“冷凍用”と限定したのは,蒸発温度0 ℃以上の空気調和用を含めると,
ユニットクーラ入口空気の温湿度条件によって性能が変化するため,単純な算式及び図表に
まとめにくいためである。
なお,ユニットクーラ熱交換部は着霜のない乾き伝熱面とする。
2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
冷凍能力
管内冷媒蒸発温度とユニットクーラ熱交換部の入口及び出口の空気温度とによる対数平均温度差を使用
し,この値に熱通過率及び有効外表面伝熱面積を乗じた値[箇条5の式(1)参照]。
2.2
外表面伝熱面積
ユニットクーラの通風側の全伝熱面積[箇条5の式(4)参照]。
2.3
有効外表面伝熱面積
外表面伝熱面積をフィン効率及びフィン接触効率で補正したユニットクーラの通風側有効伝熱面積。
2.4
有効内表面伝熱面積
ベンド部を除く管内表面面積。
2.5
熱通過率
――――― [JIS B 8610 pdf 3] ―――――
2
B 8610 : 2020
温度差1 K当たりの外表面伝熱面積を均等に通過する熱量係数。
2.6
過熱部の長さ
管内冷媒が蒸発を完了し,冷媒蒸気が過熱されている部分の管1回路の長さ。
2.7
有効伝熱面積比
外表面伝熱面積に対する有効外表面伝熱面積の比。
2.8
有効内外面積比
有効内表面伝熱面積に対する有効外表面伝熱面積の比。
2.9
管列数
風の流れ方向の管の列数。
2.10
管段数
風に直角方向の管の段数。
2.11
管有効長
ユニットクーラ側板間の距離。
2.12
管ピッチ,パイプピッチ
管の列及び管の段の間隔(図1参照)。
2.13
フィンカラー長,カラーハイト
フィンの銅管挿入部の全長からフィンの厚さを差し引いた値(図1参照)。
2.14
フィン効率
フィンの全表面温度がフィンの根元の温度と一様に同一と仮定した場合の,空気とフィンとの間の伝熱
量に対する,実際のフィン面での伝熱量の比。
2.15
接触効率
管とフィンカラーとの接触部の熱抵抗がない場合のフィン効率に対する,接触熱抵抗がある場合のフィ
ン効率の比。
2.16
対数平均温度差
ユニットクーラ熱交換部入口及び出口の空気温度と管内冷媒蒸発温度との対数平均温度差[箇条5の式
(2)参照]。
2.17
温度差
ユニットクーラ熱交換部入口の空気温度(室温)と管内冷媒蒸発温度との差[附属書Cの式(C.2)参照]。
――――― [JIS B 8610 pdf 4] ―――――
3
B 8610 : 2020
2.18
前面風速
ユニットクーラ熱交換部入口での平均風速。
3 記号及び単位
この規格で用いる主な記号及び単位は,表1による。
表1−記号及び単位
記号 説明 単位
Φ0 冷凍能力 W
A 外表面伝熱面積 m2
Ae 有効外表面伝熱面積 m2
Ai 有効内表面伝熱面積(ベンド部を除く。) m2
AP 管外表面面積 m2
Af フィン片側表面面積(管穴面積を除く。) m2
Aaf ユニットクーラ前面面積 m2
K 熱通過率 W/(m2・K)
a 過熱部の長さ(管1回路) m
d0 管外径(直径) m
di 管内径 m
k 有効伝熱面積比(Ae/A) −
l 管1回路長(1回路長) m
lt 管全長(ベンド部を除く。) m
N 管数 −
m 有効内外面積比(Ae/Ai) −
nr 管列数 −
ns 管段数 −
EL 管有効長 mm
n フィン数 −
fp a) フィンピッチ mm
Pp a) 管ピッチ(パイプピッチ) mm
tc a) フィンカラー長(カラーハイト) mm
tf a) フィン厚さ mm
フィン効率 −
接触効率 −
ta1 ユニットクーラ入口空気温度(室温) ℃
ta2 ユニットクーラ出口空気温度 ℃
t0 管内冷媒蒸発温度 ℃
tk 凝縮温度 ℃
αa ユニットクーラ空気側熱伝達率 W/(m2・K)
αr 冷媒側熱伝達率 W/(m2・K)
αrG 冷媒過熱ガス熱伝達率 W/(m2・K)
φa ユニットクーラ空気側熱流密度 W/m2
φaf ユニットクーラ単位前面面積当たりの冷凍能力 W/m2
φr ユニットクーラ冷媒側熱流密度 W/m2
Δh 冷凍効果(エンタルピー差) kJ/kg
――――― [JIS B 8610 pdf 5] ―――――
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JIS B 8610:2020の国際規格 ICS 分類一覧
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