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B 8659-2 : 2017
閉止して試験を実施する。供試弁が大形で,駆動に制御ポートAへの圧力供給が必要で,かつ,スプール
位置フィードバック付きの場合,図11の要件を満たす回路で試験を実施してもよい。いずれの場合もスプ
ール位置信号を帰還信号とし,報告するデータにはその試験方法を明示しなくてはならない。
油圧源及び配管のサイズは,周波数応答試験及びステップ応答試験の間,供試弁の圧力損失が定格弁圧
力降下の±25 %以内に収まるように選定しなければならない。
油圧源としてアキュムレータを付加してもよい。
記号
1 主油圧源 14 圧力計
2 主リリーフ弁 15 信号増幅器
3 パイロット用油圧源 16 低ゲインシリンダ位置フィードバック
4 パイロット用リリーフ弁 17 供試弁スプール位置検出器(任意)
5 供試弁 18 小慣性シリンダ
68 圧力検出器 A 制御ポート
9 データ収集器 P 供給ポート
10 位置検出器 T 戻りポート
11 速度検出器 X パイロット供給ポート
12 信号発生器 Y パイロット戻りポート
13 温度表示器
図10−試験油圧回路−動特性試験
――――― [JIS B 8659-2 pdf 21] ―――――
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記号
1 主油圧源 10 信号発生器
2 主リリーフ弁 11 温度表示器
3 パイロット用油圧源 12 圧力計
4 パイロット用リリーフ弁 A 制御ポート
5 供試弁 P 供給ポート
6 圧力検出器 T 戻りポート
7 データ収集器 X パイロット供給ポート
8 スプール位置検出器 Y パイロット戻りポート
9 バルブ制御増幅器
図11−代替試験油圧回路−動特性試験
9.2.3 ステップ応答−入力信号の変化
9.2.3.1 試験油圧回路
時間に対する帰還信号及び供試弁への入力信号が記録可能なオシロスコープ又は記録機器を選択する
(図12参照)。
――――― [JIS B 8659-2 pdf 22] ―――――
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信号発生器を制御流量が確実に安定する時間でく(矩)形波出力に設定する。
(%)
記号
1 定常帰還信号
2 始点
3 応答時間
4 整定時間
X 時間
Y 帰還信号
図12−ステップ応答−入力信号の変化
9.2.3.2 試験準備
試験は,次の手順に従って実施する。
a) 外部パイロット仕様の多段弁の場合は,パイロット圧力を最大定格値の20 %に設定する。パイロット
圧力を最大定格値の50 %及び100 %で動特性試験を繰り返す。
b) 定格流量の50 %で定格の圧力降下になるように入力圧力を調整する。
c) 信号発生器を制御流量が,表3に示す試験1の開始と終了との流量の組合せになるよう設定する。
d) 信号発生器を1サイクル以上の出力が可能なように設定する。
――――― [JIS B 8659-2 pdf 23] ―――――
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e) 正及び負の方向のステップでの時間に対する制御流量及び供試弁への入力信号を記録する。
f) 応答波形が完全に記録されていることを確認する。
g) 表3の試験2試験12に示す制御流量の条件で試験手順a) f) を繰り返す。
表3−ステップ入力条件
試験番号 定格流量に対する百分率
開始 % 終了 %
1 0 +10
+10 0
2 0 +50
+50 0
3 0 +100
+100 0
4 +10 +90
+90 +10
5 +25 +75
+75 +25
6 0 −10
−10 0
7 0 −50
−50 0
8 0 −100
−100 0
9 −10 −90
−90 −10
10 −25 −75
−75 −25
11 −10 +10
+10 −10
12 −90 +90
+90 −90
9.2.4 ステップ応答−負荷の変化
9.2.4.0A 一般
この試験は,圧力補償機能をもつ供試弁だけに適用する。
9.2.4.1 試験油圧回路
9.2.2に規定する試験回路で流量検出器11と直列に電気操作形負荷弁を追加して試験を実施する。追加
する供試弁の既知の応答時間は,試験によって測定した応答時間の30 %以下でなければならない。
9.2.4.2 試験準備
時間に対する制御流量及び負荷弁への入力信号の記録可能なオシロスコープ又は記録機器を選択する
(図13参照)。
9.2.4.3 試験手順
試験は,次の手順に従って実施する。
a) 外部パイロット仕様の多段弁の場合は,パイロット圧力を最大定格値の20 %で動特性試験を実施す
――――― [JIS B 8659-2 pdf 24] ―――――
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る。パイロット圧力を最大定格値の50 %及び100 %で動特性試験を繰り返す。
b) 供試弁の入口側圧力を最大定格値に設定する。
c) 供試弁の入力信号及び負荷弁の信号を,規定最大負荷圧力の50 %の負荷圧力差での流量が定格流量の
50 %になるよう調整する。
d) 規定の最大負荷圧力の50 %と100 %との負荷圧力差のステップ変化になるように負荷弁の信号値を調
整する。制御流量に対する過渡特性を記録する(図13参照)。
e) 規定の最大負荷圧力の50 %と最小値との間で負荷圧力降下を切り換えて,試験を繰り返す。
(%)
記号
1 定常状態流量
2 始点
3 整定時間
X 時間
Y 流量
図13−ステップ応答−負荷圧力の変化
9.2.5 周波数応答
9.2.5.1 一般事項
この試験は,供試弁への電気的入力信号と制御流量との周波数応答を確認するために実施する。
9.2.5.2 試験準備
正弦波試験信号を使った二つの信号間の振幅比及び位相遅れを記録可能な周波数応答解析器又は他の適
切な電子機器を選択する。
――――― [JIS B 8659-2 pdf 25] ―――――
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JIS B 8659-2:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10770-2:2012(MOD)
JIS B 8659-2:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.50 : 制御用部品
JIS B 8659-2:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0125-1:2020
- 油圧・空気圧システム及び機器―図記号及び回路図―第1部:図記号
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB9933:2000
- 油圧―作動油―固体微粒子に関する汚染度のコード表示
- JISB9933:2021
- 油圧―作動油―固体微粒子に関する汚染度のコード表示
- JISB9939-1:2003
- 油圧―測定技術―第1部:一般測定原則
- JISK2001:1993
- 工業用潤滑油―ISO粘度分類