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JIS B 9705-1:2019 規格概要
この規格 B9705-1は、ソフトウェアの設計を含み,制御システムの安全関連部(SRP/CS)の設計及び統合のための原則に関する安全要求事項及び指針について規定。
JISB9705-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9705-1
- 規格名称
- 機械類の安全性―制御システムの安全関連部―第1部 : 設計のための一般原則
- 規格名称英語訳
- Safety of machinery -- Safety-related parts of control systems -- Part 1:General principles for design
- 制定年月日
- 2000年11月20日
- 最新改正日
- 2019年5月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 13849-1:2015(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.110
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2000-11-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2011-07-25 改正日, 2016-10-25 確認日, 2019-05-25 改正
- ページ
- JIS B 9705-1:2019 PDF [88]
B 9705-1 : 2019 (ISO 13849-1 : 2015)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[3]
- 3 用語,定義,記号及び略号・・・・[4]
- 3.1 用語及び定義・・・・[4]
- 3.2 記号及び略号・・・・[9]
- 4 設計上での考慮事項・・・・[10]
- 4.1 設計における安全性の目標・・・・[10]
- 4.2 リスク低減のための方法論・・・・[11]
- 4.3 要求パフォーマンスレベルPLrの決定・・・・[15]
- 4.4 SRP/CSの設計・・・・[15]
- 4.5 達成されるパフォーマンスレベルPLの評価とSILとの関係・・・・[16]
- 4.6 ソフトウェア安全要求事項・・・・[22]
- 4.7 達成したPLと要求PLrとの適合検証・・・・[27]
- 4.8 人間工学的側面での設計・・・・[27]
- 5 安全機能・・・・[27]
- 5.1 安全機能仕様・・・・[27]
- 5.2 安全機能の詳細・・・・[29]
- 6 カテゴリと各チャネルのMTTFD,DCavg及びCCFとの関係・・・・[31]
- 6.1 一般・・・・[31]
- 6.2 カテゴリの仕様・・・・[32]
- 6.3 総合的なPLを達成するためのSRP/CSの組合せ・・・・[39]
- 7 障害の考慮及び障害の除外・・・・[40]
- 7.1 一般・・・・[40]
- 7.2 障害の考慮・・・・[40]
- 7.3 障害の除外・・・・[40]
- 8 妥当性確認・・・・[41]
- 9 保全・・・・[41]
- 10 技術文書・・・・[41]
- 11 使用上の情報・・・・[41]
- 附属書A(参考)要求パフォーマンスレベルPLrの決定・・・・[43]
- 附属書B(参考)ブロックメソッド及び安全関連ブロックダイアグラム・・・・[46]
- 附属書C(参考)単一コンポーネントのMTTFD値の計算又は評価・・・・[48]
- 附属書D(参考)チャネルごとのMTTFDを見積もるための簡易的な方法・・・・[55]
- 附属書E(参考)機能及びモジュールの診断範囲(DC)の見積り・・・・[57]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 9705-1 pdf 1] ―――――
B 9705-1 : 2019 (ISO 13849-1 : 2015)
pdf 目次
ページ
- 附属書F(参考)共通原因故障(CCF)の見積り・・・・[60]
- 附属書G(参考)システマティック故障・・・・[62]
- 附属書H(参考)制御システムにおける複数の安全関連部の組合せ例・・・・[65]
- 附属書I(参考)事例・・・・[68]
- 附属書J(参考)ソフトウェア・・・・[75]
- 附属書K(参考)図5の数の表現・・・・[78]
- 参考文献・・・・[82]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 9705-1 pdf 2] ―――――
B 9705-1 : 2019 (ISO 13849-1 : 2015)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
機械工業連合会(JMF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工
業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 9705-1:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 9705の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 9705-1 第1部 : 設計のための一般原則
JIS B 9705-2 第2部 : 妥当性確認
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS B 9705-1 pdf 3] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 9705-1 : 2019
(ISO 13849-1 : 2015)
機械類の安全性−制御システムの安全関連部−第1部 : 設計のための一般原則
Safety of machinery-Safety-related parts of control systems- Part 1: General principles for design
序文
この規格は,2015年に第3版として発行されたISO 13849-1を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格が属する機械類の安全性規格群は,JIS B 9700に示すとおり次の規格体系で構成されている。
タイプA 規格(基本安全規格)−全ての機械類に適用できる基本概念,設計原則及び一般的側面を規定
する規格
タイプB 規格(グループ安全規格)−広範な機械類に適用できる安全面又は安全防護物を規定する規格
タイプB1 規格−特定の安全面(例えば,安全距離,表面温度,騒音)に関する規格
タイプB2 規格−安全防護物(例えば,両手操作制御装置,インターロック装置,圧力検知装置,ガー
ド)に関する規格
タイプC 規格(個別機械安全規格)−個々の機械又は機械群の詳細な安全要求事項を規定する規格
この規格は,JIS B 9700に示すタイプB1 規格である。
この規格は,機械類の安全性に関わる市場を代表する次のステークホルダーに,特に関係する。
− 機械製造業者(小企業,中企業及び大企業)
− 健康及び安全に関わる機関(法規制当局,災害防止機関,市場調査など)
次の者は,上記のステークホルダーが提供する文書手段で達成される機械安全レベルによって影響を受
ける可能性がある。
− 機械使用者[雇用者(小企業,中企業及び大企業)]
− 機械使用者[従業員(例えば,労働組合,特別のニーズをもつ人のための組織)]
− サービス提供業者,例えば,保全(小企業,中企業及び大企業)
− 消費者(消費者による使用が意図される機械の場合)
上記のステークホルダーは,この文書の作成に参加することが可能である。
さらに,この規格は,タイプC規格を作成する標準化団体も対象としている。この規格の要求事項は,
タイプC規格によって補足又は変更される可能性がある。
タイプC 規格の規定がタイプA 規格又はタイプB 規格から逸脱する場合,タイプC 規格の規定に従
って設計及び製作された機械に対しては,タイプC 規格の規定がタイプA 規格又はタイプB 規格に優先
する。
この規格は,制御システムの設計及び査定に関係する人,及びタイプB2 規格又はタイプC規格を開発
――――― [JIS B 9705-1 pdf 4] ―――――
2
B 9705-1 : 2019 (ISO 13849-1 : 2015)
する人に対する指針を与えることを意図している。
機械における全般的リスク低減戦略の一部として,設計者は,一つ以上の安全機能をもつ安全防護物の
使用によるリスク低減のための方策を選択して達成することになる。
安全機能を提供するために割り当てられる機械の制御システムの部分は,制御システムの安全関連部
(SRP/CS)と呼ばれ,ハードウェア及びソフトウェアで構成することができ,かつ,これらは機械の制御
システムから分離又はその統合部分とすることができる。SRP/CSは,安全機能を提供することに追加し
て,更に運転機能を提供する場合もある(例えば,プロセス始動の手段としての両手操作制御器)。
予見可能な条件下での制御システムの安全機能の遂行能力は,5通りのレベルのうちの一つに振り分け
られて,それはパフォーマンスレベルPLと呼ばれる。このパフォーマンスレベルは,単位時間当たりの
危険側故障発生確率の用語で定義される(表2参照)。
安全機能の危険側故障発生確率は,ハードウェア並びにソフトウェアの構造,障害検出機構の程度[診
断範囲(DC)],コンポーネントの信頼性[平均危険側故障時間(MTTFD),共通原因故障(CCF)],設計
プロセス,運転ストレス,環境条件及び運転手順を含む幾つかの要因による。
設計者を支援し,かつ,達成したPLの査定を容易にするために,この規格では,指定の設計基準及び
障害条件下での指定の挙動に従った構造分類に基づく方法論を採用する。この分類は,5通りのレベルの
うちの一つに振り分けられ,それはカテゴリB,1,2,3,4と呼ばれる。
パフォーマンスレベル及びカテゴリは,次のような制御システムの安全関連部に適用することができる。
− 保護装置(例えば,両手操作制御装置,インターロック装置),電気的検知保護装置(例えば,光電カ
ーテン),圧力検知装置
− 制御ユニット(例えば,制御機能の論理ユニット,データ処理,監視など)
− 動力制御要素(例えば,リレー,バルブなど)
また,あらゆる種類の機械類−単純な据付装置(例えば,小さな調理用機械,又は自動ドア及びゲート)
から製造用の据付装置(例えば,包装機械,印刷機械,プレス機械)まで−における安全機能実行の制御
システムに適用することができる。
この規格は,SRP/CS(及び機械)の用途に関する設計及び性能を,例えば,第三者機関によって,自社
によって,又は独立の試験先によって査定できる明確な基礎を提供することを意図している。
この規格及びJIS B 9961は,機械類の安全関連制御システムの設計及び実装のための要求事項を規定し
ている。これらの規格は,その適用範囲に従っていずれを使用しても関連の必須安全要求事項を満たすと
いうことが想定される。
ISO/TR 23849は,機械の安全関連制御システムの設計においてこの規格及びJIS B 9961を適用するため
の指針を示す。
ISO/TR 22100-2はこの規格とJIS B 9700との関係を理解する重要性があるためISO/TR 23849とともに,
引用規格に追加された。
1 適用範囲
この規格は,ソフトウェアの設計を含み,制御システムの安全関連部(SRP/CS)の設計及び統合のため
の原則に関する安全要求事項及び指針について規定する。
SRP/CSに対して,この規格は,安全機能を実行するために要求されるパフォーマンスレベルを含む特
性について規定する。この規格は,全ての機械類に対して,用いられるテクノロジー(技術方式)及びエ
ネルギーの形式(電気,液圧,空圧,機械など)にかかわらず,高頻度作動要求又は連続モードSRP/CS
――――― [JIS B 9705-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 9705-1:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13849-1:2015(IDT)
JIS B 9705-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.110 : 機械の安全
JIS B 9705-1:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB9700:2013
- 機械類の安全性―設計のための一般原則―リスクアセスメント及びリスク低減
- JISB9705-2:2019
- 機械類の安全性―制御システムの安全関連部―第2部:妥当性確認
- JISB9961:2008
- 機械類の安全性―安全関連の電気・電子・プログラマブル電子制御システムの機能安全
- JISC0508-3:2014
- 電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第3部:ソフトウェア要求事項
- JISC0508-4:2012
- 電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第4部:用語の定義及び略語