JIS B 9901-2:2022 一般換気用ガス除去フィルタの性能試験方法―第2部:ガス除去フィルタ | ページ 6

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B 9901-2 : 2022
表A.2−性能検証
箇条 パラメータ又は試験項目 要求事項 注釈
5 試験装置の導電性及び接地 − 電位の確認
5及び7 温度制御 23 ±3 校正された温度計で確認
5及び7 相対湿度制御 50 %RH±10 %RH 校正された湿度センサで確認
7 ダクト及び試験チャンバの漏れ 500 Paで100 L/min未満 承認された最新技術方法による確認
7 試験空気の清浄度,バックグラウ 試験濃度の2.5 %未満 ガス負荷なしで空のダクトで確認す
ンド汚染 る。
7 試験空気の清浄度,粒子 粒子清浄度>JIS ePM10 ガス負荷なしで空のダクトで確認す
50 %+ISO 25E a) る。
5及び7 試験装置で使用される気流センサ ±2 %の不確かさ ±2 %再現性
5及び7 空気流量制御 1 000 m3/h4 000 m3/h 試験装置は,最低1 000 m3/hで検証
する必要がある。この空気流量は,
少なくとも3時間,3 %の許容差内に
保つことが望ましい。
6 圧力損失範囲,最大1 000 Pa 範囲は少なくとも10 %>最 推奨事項:複数のセンサを使用して
4 000 Pa 大Δp フルレンジをカバーする。
6 圧力損失測定センサの不確かさ ±2 % フルレンジ値に対する値
6 圧力損失測定センサの再現性 ±2 % −
5 試料取付具:試料を漏れなくシー − −
ルできるようにする。
上流側ガスサンプリング : ガス除 距離Xの決定 ·に基づいて決定される。
去フィルタ側面の中心でガス除去
フィルタに近い
下流側ガスサンプリング : ガス除 距離Yの決定 ·に基づいて決定される。
去フィルタ側面の中心でガス除去
フィルタまでの規定距離を確保
試料採取チューブ:材料及び特性 − ガスを発生しない,耐薬品性の材料
試験ガス注入濃度 設定値の±5 %,1時間にわ 90 ppm酸性ガス·塩基性ガス·VOC
たって安定 ガスで確認する。
試験ガス注入時の均一分散性 ブタン90 ppmにおいて,チ ISO 16890-1,ISO 16890-2,ISO
ャンバ断面で±5 % 16890-3,ISO 16890-4又はISO/TS
11155-1:2001の4.2.1に従い,少なく
とも九つの試料採取位置(断面部分
を九つの等方正方形に分割し,それ
ぞれの正方形の中心にプローブを置
く。)を走査する。
上記を参照
試験ガスの安定性は,ガス投入に −
使用するマスフローコントローラ
ーごとに,確認する必要がある。
ガス検出器−校正 純度99.5 %以上の校正ガス −
ガス検出器−サンプリング流量 設定値の±5 % 高精度流量計を使用する。
ガス検出器−交差感度 交差感度の可能性の確認 取扱説明書(FID及び赤外分光光度
計には,特に注意が必要である。)
証明書に同意する。
校正ガス : 精度,有効期限及び希 供給者証明書及び推奨事項を確認す
釈 る。
6 (適用外)
装置の応答又は遅延時間(薬剤, ガス注入から検出器信号までの時間
試験設定及び検出器によって異な の詳細については,6.2を参照。
る)を決定する

――――― [JIS B 9901 pdf 26] ―――――

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表A.2−性能検証(続き)
箇条 パラメータ又は試験項目 要求事項 注釈
5 実施結果の文書化 − 性能検証中に達成された全ての結果
を文書化する。
注a) JIS B 9908-1及びISO 29463-1に規定されている推奨フィルタクラス。
表A.3−定常操作
箇条 項目 要求事項 頻度 注釈
6 上流下流サンプリングの比較CD/CUが0.951.05 毎日 ダクト内にガス除
去フィルタ未装着
5 空ダクトの圧力損失 − 各々の試験 −
7 バックグラウンド濃度 試験ガスの累積濃 毎日 使用する各分析機
度の1 % 器について
5 検出器及び分析機器の校正 − 各々の試験 −
6 試験ガス濃度の空間的均一性 ±5 % 試験ごと −
6 試験濃度の安定度 ±5 % マスフローコントローラ −
ーの変更·点検·修理後
5 CU,CD,TU,TD,RHU,RHD,5.3の表1と一致す 試験前に −
Δp及びQを5データ/分記録 る精度
する。
6 ダクトの漏れ試験 500 Paで100 L/min 毎年 −
未満
6 空気流量測定の校正 ±3 % 3か月ごと −
6 圧力損失センサの校正 ±2 % 3か月ごと −
6 温度·湿度センサの校正 ±1 % 3か月ごと −
6 再現性 ±5 % 毎年 −
6 試験装置·構成部品の清掃 − 必要に応じて −

――――― [JIS B 9901 pdf 27] ―――――

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附属書B
(参考)
試験ガス,ガス発生源及び分析技術
B.1 試験ガス及びガス発生源
B.1.0A 一般事項
試験ガスの注入は安全に行う。注入量は,具体的な要求条件に合わせて調整すればよく,加速試験に適
した濃度を記載する。なお,ガス発生方法は,JACA No.38:2002[1]を参考にするとよい。
B.1.1 ガス種
気相注入は,ボンベ又は発生装置からガスを直接注入することが可能であるが,過度に高濃度ガスが蓄
積しないように注意しなければならないとされている。そのためには可能であれば,あらかじめ希釈した
ボンベを使用することを推奨する。ただし,定格風量でフルサイズのフィルタを試験する場合は,十分な
暴露時間を達成するため,また,経済的な理由から,希釈していないボンベが必要となる場合がある。特
に,希釈されていないガスを使用する場合は,ガスボンベ用の独立した換気のある空間を用意することが
望ましい。また,装置を安全に操作するために,ガス漏れ検知器,遮断バルブを適切に使用する。
試験装置からの排気ガスは,地域の法規制に従い,大気へ放出する前に試験ガスを安全なレベルに低減
する処理をすることが望ましい。試験と試験との間には,しかるべき廃棄措置及び装置の清掃をしなけれ
ばならない。試験ガスにさらされた全ての表面が試験種を吸着し,危険な反応生成物が生成される可能性
を認識しなければならない。試験ガス及び推奨試験濃度レベルを,表B.1表B.4に示す。
B.1.2 液体
液体は,試験装置に注入する前に気化させなければならない。適切な方法は試験ガスによって異なるが,
表に示す範囲内で上流側に一定濃度を供給するため,安定した流量を供給しなければならない。代表的な
技術は,スプレーノズルと表面加熱との両方,又はいずれか一方である。
B.1.3 試験ガス一覧
試験ガス一覧を,表B.1表B.4に示す。
表B.1−酸性ガス
試験ガス 推奨試験濃度ppm
二酸化硫黄 (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
二酸化窒素 (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
窒素酸化物 (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
硫化水素 (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
酢酸 (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
表B.2−アルカリ性(塩基性)ガス
試験ガス 推奨試験濃度ppm
アンモニア (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
NMP (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)

――――― [JIS B 9901 pdf 28] ―――――

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表B.3−VOCガス
試験ガス 推奨試験濃度ppm
トルエン (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
イソプロパノール (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
イソブタノール (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
ヘキサン (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
テトラクロロエチレン (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
ホルムアルデヒド (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
メルカプタン (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
エタノール (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
n-ブタンa) (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
注a) n-ブタンは,一般的な汚染物質ではないがDIN規格で
使用されているため含まれている。
表B.4−その他のガス
試験ガス 推奨試験濃度ppm
オゾン (0.9±5 %)
塩素 (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
一酸化炭素 (0.9±5 %),(9±5 %)又は(90±5 %)
二酸化炭素 (900±5 %)又は(9 000±5 %)
B.2 ガス分析機器
B.2.0A 一般事項
1種類の装置では,この規格で扱う全ての種を検出することはできず,装置は,試験ガス特性を考慮し
て慎重に選択しなければならない。同様に,検出器及び測定装置のサンプリング流量及び精度は,大きく
異なる場合がある。
標準的な試験に推奨される方法には,有機物質の場合はFID,窒素酸化物及びアンモニアの場合は化学
発光検出器,二酸化硫黄の場合は紫外線蛍光検出器などがある。FTIRは,広範囲の化学物質に使用するこ
とが可能である。
オンラインFIDは,特別のケースで役立つほどの低濃度には適さないことがある。オンラインFIDが下
流側感度において低すぎる場合,例えば,現場設備などでは,テナックス管(GC-MS/FID)又はガス吸収
管(イオンクロマトグラフ)を使用することが可能である。
B.2.1 直接分析技術(オンライン技術)
直接分析技術(オンライン技術)を,次に示す。
CPR 試薬含浸紙比色モニタ法
IMS イオン移動度スペクトロメトリー法
MGD 種々の圧電振動子を用いた凝集した有機物による質量増加をみる検出法[圧電天びん(秤)]
P-GC ポータブルガスクロマトグラフ法
ECS 電気伝導度法
ICS イオンクロマトグラフ法

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CLS 化学発光モニタ法
CPE 定電位電解法
PAS 光音響分光法
NDIR 非分散赤外線吸収法
UV 紫外線吸収法
UVL 紫外線蛍光法
PID 光イオン化検出法
FID 水素炎イオン化検出法
FTIR フーリエ変換赤外線分光分析法
B.2.2 表に掲載された試験ガスに推奨される分析技術
試験ガスに対して,推奨される分析技術を,表B.5表B.8に示す。
表B.5−酸性ガス
試験ガス 推奨分析技術
二酸化硫黄 UVL(CPR)
窒素酸化物 CLS(NO,NO2,及び窒素酸化物は,ある種
二酸化窒素 から他の種への転換を検出するために,一緒
にモニタされることが望ましい),CPR
硫化水素 UVL,CPR
酢酸 PAS,FID
表B.6−アルカリ性(塩基性)ガス
試験ガス 推奨分析技術
アンモニア CLS,PAS,CPR
NMP FID,NPD
表B.7−VOCガス
試験ガス 推奨分析技術
トルエン PAS,PID,FID,UV
イソプロパノール PAS,PID,FID
イソブタノール PAS,PID,FID
ヘキサン PAS,FID
テトラクロロエチレン PAS,PID,(FID)
ホルムアルデヒド PAS,CPE
メルカプタン PAS,(UVL)
エタノール PAS,FID
n-ブタン PAS,FID

――――― [JIS B 9901 pdf 30] ―――――

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JIS B 9901-2:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10121-2:2013(MOD)

JIS B 9901-2:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 9901-2:2022の関連規格と引用規格一覧