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C 1509-2 : 2018 (IEC 61672-2 : 2013,Amd.1 : 2017)
時間平均サウンドレベルを指示するように,入力信号を調整する。時間平均サウンドレベル及びその平均
時間を記録する。
9.14.3 トーンバースト列の振幅及び周波数は,定常信号の振幅及び周波数と同じにする。繰返しトーンバ
ースト列の中の単一トーンバーストは,音響暴露レベルに対するJIS C 1509-1:2017の表4による継続時間
とする。平均時間中の各繰返しトーンバースト列には,時間平均サウンドレベルを安定して測定するのに
十分な数のトーンバーストを含める。トーンバースト列の中の個々のトーンバーストは,ゼロ交差で開始
しゼロ交差で終了する。個々のトーンバースト間の時間は,個々のトーンバースト継続時間の3倍以上と
する。各トーンバースト列に対して,時間平均サウンドレベルを記録する。平均時間は,定常信号の時間
平均サウンドレベルを求めたときの平均時間とする。
9.14.4 取扱説明書に記載された直線動作範囲の下限値よりも10 dB大きい時間平均サウンドレベルを指
示する定常入力信号レベルで,繰返しトーンバースト列に対する応答の試験を繰り返す。時間平均サウン
ドレベルの指示値を規定するJIS C 1509-1:2017の表4の,音響暴露レベルごとの全てのトーンバースト継
続時間について,繰返しトーンバースト列に対する応答の試験を行う。定常信号及び繰返しトーンバース
ト列について,時間平均サウンドレベル及びその平均時間を記録する。
9.14.5 トーンバースト列の時間平均サウンドレベルから,対応する定常信号の時間平均サウンドレベルを
減じて,繰返しトーンバースト列に対する応答の測定値とする。
9.14.6 理論的なトーンバースト応答からの,繰返しトーンバースト列に対する応答の測定値の偏差は,JIS
C 1509-1:2017の表4による受容限度値を超えないことを確認する。理論的な応答は,JIS C 1509-1:2017の
式(9)によって求める。
9.15 過負荷指示
9.15.1 過負荷指示は,レベル直線性及びトーンバースト応答の測定の一部として試験を行うほか,9.15.2
9.15.6の追加試験を行う。
9.15.2 過負荷指示は,A特性時間重み付きサウンドレベル又はA特性時間平均サウンドレベルを表示す
るように設定したサウンドレベルメータの基準レベルレンジで試験する。時間重み付きサウンドレベルの
過負荷指示は,時間重み付け特性Fで試験する。時間重み付け特性Sをもっている場合,それも試験する。
試験には,31.5 Hz,1 kHz及び4 kHzの周波数の単一の正の半周期及び負の半周期による正弦波電気信号
を用いる。各試験周波数で,半周期の試験入力信号は,信号レベルが等しい定常正弦波入力信号から抜き
出し,ゼロ交差で開始しゼロ交差で終了する。
9.15.3 各試験周波数で,時間重み付きサウンドレベル又は時間平均サウンドレベルの指示値が,取扱説明
書に記載された直線動作範囲の上限値よりも1 dB低くなるように定常入力信号を加える。過負荷指示が発
生するまで,定常信号から抜き出した正に向かう半周期入力信号レベルを0.1 dBずつ増加する。同じ手順
を負に向かう半周期の信号でも繰り返す。過負荷指示は,最初に発生させた半周期信号レベルを0.1 dBの
分解能で記録する。
注記 半周期入力信号の相対レベルは,入力減衰器の設定から求めてもよい。
9.15.4 C特性ピークサウンドレベルの測定機能をもつサウンドレベルメータでは,C特性ピークサウンド
レベルを測定するように設定して,正に向かう半周期信号及び負に向かう半周期信号を用いて過負荷指示
の試験を繰り返す。
9.15.5 過負荷指示が最初に発生する正に向かう半周期入力の信号レベルと負に向かう半周期入力の信号
レベルとの差は,JIS C 1509-1:2017の5.11.3による受容限度値を超えないことを確認する。
9.15.6 サウンドレベルメータを時間重み付け特性F又は特性Sの時間重み付きサウンドレベルの測定に
――――― [JIS C 1509-2 pdf 31] ―――――
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C 1509-2 : 2018 (IEC 61672-2 : 2013,Amd.1 : 2017)
用いる場合,JIS C 1509-1:2017の5.11.4に従って,過負荷指示を表示することを確認する。時間平均サウ
ンドレベル,音響暴露レベル,時間重み付きサウンドレベルの最大値又はC特性ピークサウンドレベルの
測定においては,JIS C 1509-1:2017の5.11.5に従って,過負荷指示を提示し続けることを確認する。
9.16 C特性ピークサウンドレベル
9.16.1 C特性ピークサウンドレベルの指示値は,定常正弦波電気信号並びに一周期及び半周期の電気入力
信号を用いて試験する。一周期及び半周期の信号は,JIS C 1509-1:2017の表5(C特性ピークサウンドレ
ベルの差の理論値及び受容限度値)によるものとし,定常正弦波信号から取り出す。一周期及び半周期の
信号は,ゼロ交差で開始しゼロ交差で終了する。
9.16.2 基準レベルレンジ及び最も感度の低いレベルレンジにおいて,三つの定常信号レベルでC特性ピ
ークサウンドレベルの指示値を試験する。一つ目の定常信号レベルは,時間重み付け特性FによるC特性
時間重み付きサウンドレベル又はC特性時間平均サウンドレベルの指示値が取扱説明書に記載されたピー
クレベルレンジの上限値よりも4 dB小さくなるようなレベルとする。二つ目の定常信号レベルは,C特性
サウンドレベルの指示値がピークレベルレンジとして取扱説明書に記載された下限値よりも1 dB大きく
なるようなレベルとする。三つ目の定常信号レベルは,指示値が取扱説明書に記載されたピークレベルレ
ンジの上限値と下限値との中間に最も近い1 dB単位で丸めたレベルとする。
9.16.3 9.16.2による三つの信号レベルで,JIS C 1509-1:2017の表5による一周期及び半周期の信号につい
て,C特性ピークサウンドレベルを測定する。対応する定常信号のC特性時間平均サウンドレベル又は時
間重み付け特性FによるC特性時間重み付きサウンドレベルを測定する。一周期及び半周期信号のC特性
ピークサウンドレベルの指示値と,これに対応する定常信号のC特性時間平均サウンドレベル又は時間重
み付け特性FによるC特性時間重み付きサウンドレベルとの差を求める。
9.16.4 C特性ピークサウンドレベルとこれに対応定常信号のC特性サウンドレベルとの測定値の差と,
JIS C 1509-1:2017の表5による差の理論値との偏差は,表5による受容限度値を超えないことを確認する。
9.16.5 上記のC特性ピークサウンドレベルの全ての測定中,過負荷指示が発生しないことを確認する。
9.17 リセット
リセット機能をもつサウンドレベルメータでは,リセット機能の作動によって,表示装置上のリセット
前の指示値が消去することを確認する。また,リセット機能の作動によって,表示装置上に不要な指示値
を発生しないことも確認する。
9.18 電気出力端子
サウンドレベルメータの電気入力装置に,1 kHzの正弦波電気信号を加える。サウンドレベルメータは,
時間重み付け特性FによるA特性重み付きサウンドレベル又はA特性時間平均サウンドレベルを測定する
ように設定する。基準レベルレンジの基準音圧レベルを指示するように入力信号レベルを調整し,指示値
を記録する。全てのアナログ電気出力端子について,1回に一つだけ短絡回路を接続し,指示値を記録す
る。測定した全てのサウンドレベルの指示値の差は,JIS C 1509-1:2017の5.19.2による受容限度値を超え
ないことを確認する。
9.19 計時機能
時間平均サウンドレベルの測定における最小の平均時間又は音響暴露レベルの測定における最小の積分
時間が,取扱説明書に記載された最小時間以下であることを確認する。同様に,最大平均時間又は最大積
分時間が取扱説明書に記載された最大時間以上であることを確認する。この規格で確認した最大平均時間
又は最大積分時間が,24時間を超えていないことが望ましい。
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C 1509-2 : 2018 (IEC 61672-2 : 2013,Amd.1 : 2017)
9.20 チャンネル間のクロストーク
9.20.1 多チャンネルシステムでは,全てのチャンネル間のクロストークについて,31.5 Hz,1 kHz及び8
kHzの周波数の定常電気入力信号を,一方のチャンネルの電気入力装置に加えて試験する。
9.20.2 各試験周波数で,取扱説明書に記載された直線動作範囲の上限値を指示するように,入力信号レベ
ルを調整し,その指示値を記録する。信号を加えたチャンネル及び信号を加えない全てのチャンネルの信
号レベルの指示値を記録する。信号レベルの指示値間の差は,JIS C 1509-1:2017の5.22.2による値以上で
ないことを確認する。周波数重み付け特性は,特性C,特性Z,又は必要な場合,特性Aとする。
9.21 電源
9.21.1 最初に,取扱説明書に記載された公称電圧を供給する電源を用いて,サウンドレベルメータを試験
する。サウンドレベルメータとともに提出された音響校正器を用いて,基準レベルレンジに設定したサウ
ンドレベルメータのマイクロホンに音響信号を加え,時間重み付け特性FのA特性時間重み付きサウンド
レベル又はA特性時間平均サウンドレベルを記録する。次に,取扱説明書に記載された最大電圧及び最小
電圧を供給する電源を用いて,試験を繰り返す。
9.21.2 公称電圧でのサウンドレベルの指示値からの,最大電圧及び最小電圧でのサウンドレベルの指示値
の偏差は,JIS C 1509-1:2017の5.23.2による受容限度値を超えないことを確認する。
注記 電源には,電池も含まれる。
10 型式評価試験報告書
10.1 装着した場合,ウインドスクリーン及び附属品を含めた試験したサウンドレベルメータの構成,サ
ウンドレベルメータの向き,環境条件を含めた試験条件,並びに試験結果の詳細を,型式評価試験報告書
に記載する。それぞれの試験結果は,JIS C 1509-1の仕様に対する適合又は不適合の記載とともに設計目
標値からの偏差及び実際の測定の不確かさを記録する。型式評価試験報告書は,標準的な様式を用いるこ
とが望ましい。
10.2 自己雑音レベルの試験について,型式評価試験報告書には,サウンドレベルの指示値があるレベル
レンジに対して,取扱説明書に記載された予想される自己雑音レベルが最も大きい値よりも10 dB大きい
場合,その旨を記載する。
10.3 型式評価試験報告書には,その形式のサウンドレベルメータ全体が,当該サウンドレベルメータの
製造事業者が指定するクラスにおいて,JIS C 1509-1:2017の要求事項に適合するか否かを記載する。また,
当該形式のサウンドレベルメータが型式の証明を受けたか否かも記載する。当該形式のサウンドレベルメ
ータが型式の証明を受けた場合には,その後行われる定期試験に用いるために,型式の証明書は,公的に
利用可能であることが望ましい。
10.4 JIS C 61000-4-3:2012の箇条10による試験報告を,この型式評価試験報告書に記載する。また,静
電気放電,電源周波数磁界及び無線周波電磁界を用いた一連の試験終了時に,一時的な性能低下若しくは
機能損失,又はデータの消失があった場合には,型式評価試験報告書にその旨を記載する。
参考文献 IEC 61094-8,Measurement microphones−Part 8: Methods for determining the free-field sensitivity of
working standard microphones by comparison
JIS C 1509-2:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61672-2:2013(IDT)
- IEC 61672-2:2013/AMENDMENT 1:2017(IDT)
JIS C 1509-2:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.140 : 音響及び音響測定 > 17.140.50 : 電気音響
JIS C 1509-2:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1508:2000
- 騒音計のランダム入射及び拡散音場校正方法
- JISC1515:2020
- 電気音響―音響校正器