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C 3216-3 : 2011
図JA.1−スプリングバック試験機
――――― [JIS C 3216-3 pdf 31] ―――――
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C 3216-3 : 2011
図JA.2−スプリングバック試験機目盛
JA.5 可とう性及び密着性
JA.5.1 可とう性
JA.5.1.1 エナメル丸線
a) 公称導体径0.370 mm以上のエナメル丸線 同一巻枠から適切な長さの試験片3本をとり,それぞれ
――――― [JIS C 3216-3 pdf 32] ―――――
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C 3216-3 : 2011
について試験片の周囲又は規定の径をもつ,表面の滑らかな丸棒に線と線とが接触するように緊密に
10回巻き付けたとき,皮膜に導体が見える亀裂を生じないか目視で調べる。
b) 公称導体径0.350 mm以下のエナメル丸線 同一巻枠から長さ約35 cmの試験片3本をとり,それぞ
れについて標線距離を250 mmとして1分間当たり300 mm以下の引張速さで規定の値まで伸ばした
とき,皮膜に導体が見える亀裂を生じないかを,約15 倍(明視距離を拡大鏡の焦点距離で除した値)
の拡大鏡で調べる。
JA.5.1.2 平角線
a) 曲げ 同一巻枠から長さ約20 cmの試験片2本をとり,規定の径をもつ丸棒の外周に沿って,一平面
内にあるように保ちながら,中央部をそれぞれ厚さ方向(フラットワイズ)及び幅方向(エッジワイ
ズ)に180度曲げたとき,皮膜に導体が見える亀裂を生じないかを目視で調べる。
b) 破壊電圧法 同一巻枠から適切な長さの試験片6本をとり,次の方法によって行う。試験片3本を規
定の丸棒の外周に沿って,一平面内にあるように保ちながら,中央部を厚さ方向(フラットワイズ)
に,残りの3本を同様に幅方向(エッジワイズ)に180度曲げる。この屈曲部約10 cmに密接して金
属はくを巻き付け,JIS C 3216-5の4.7.1(常温試験)の方法で破壊電圧を測定する。
c) 目視法 同一巻枠から適切な長さの試験片3本をとり,規定の直径をもつ丸棒の外周に沿って厚さ方
向(フラットワイズ)に90度曲げ,絶縁被覆の裂け目の有無を目視で調べる。
JA.5.2 密着性
JA.5.2.1 エナメル丸線
5.3の方法で試験する。
JA.5.2.2 エナメル平角線
同一巻枠から長さ約35 cmの試験片3本をとり,それぞれについて標線距離を250 mmとして1分間当
たり300 mm以下の引張速さで規定の値まで伸ばしたとき,皮膜に導体が見える亀裂を生じないかを,目
視で調べる。
JA.5.2.3 横巻線
約300 mmの直線状試験片を伸び試験機又は引張試験機を用い,1秒間当たり5±1 mmの速度で,個別
規格に規定された伸長率まで伸長する。
JA.7 融着性
融着性は,0.211.4 mmについて行う。同一巻枠から適切な長さの試験片3本をとり,それぞれについ
て表JA.2に示す平面円滑なマンドレルに表JA.2に示す張力を加えながら1分間当たり約100回の回転数
で試験片と試験片とが接触するように約50回巻き付ける。次に試験片をマンドレルに巻き付けたまま図
10 a)に示すジグに垂直に立て,表JA.2に示すおもりを載せ,各ターンが整列して密着していることを確
認した後,個別規格で規定する温度に保った恒温槽中で30分加熱する。これを恒温槽から取り出し,試験
片の温度が常温に戻った後マンドレルから外し図10 b)に示すように試験コイルの一端を固定し,他の一端
に規定するおもりをつるし,試験コイルの試験片間ががれないか調べる。ただし,試験片の対象は中央
の40ターンとする。
――――― [JIS C 3216-3 pdf 33] ―――――
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C 3216-3 : 2011
表JA.2−マンドレル径,張力及びおもりの質量
導体径 マンドレル径 張力 おもりの質量
mm mm N g
0.2100.300 5 0.80 35
0.3200.400 50
0.4500.500 2.0 75
0.5500.600 125
0.6500.700 6 5.0 175
0.7500.800 7 200
0.8500.900 8 250
0.9501.000 9 325
1.100 10 12 400
1.200 11 450
1.3001.400 12 550
参考文献 JIS C 3003:1999 エナメル線試験方法
JIS C 3006:1999 横巻線試験方法
IEC 61033:1991,Test methods for the determination of bond strength of impregnating agents to an
enamelled wire substrate及びAmendment 1:2006
――――― [JIS C 3216-3 pdf 34] ―――――
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS C 3216-3:2011 巻線試験方法−第3部 : 機械的特性 IEC 60851-3:2009 Winding wires−Test methods−Part 3: Mechanical properties
(I)JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V)JISと国際規格との技術的差
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及び
国際規 その内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号及び題 内容 格番号 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
名 番号 の評価
4.1A JIS C 3003:1999 − − 追加 スプリングエロンゲーション法を規定した。 IECに対してスプリングエロンゲ
スプリングエロ 19.2 a) ーション法の追加を提案中であ
ンゲーション法 り,現段階では本文中に併記した。
附属書JA(規 JA.4 4.1 スプリングバッ 選択 国内のIEC対応状況を勘案し,経
スプリングバック法の試験機が異なるため,JIS
定) 軟らかさ ク法 C 3003:1999の19.2 b)の内容を規定した。 過処置としてJIS C 3003:1999を
附属書JAに記載した。
JA.5 5.1 巻付け試験 選択 エナメル丸線の巻付け試験と伸長試験の線径範国内のIEC対応状況を勘案し,経
可とう性及び密 5.2 伸長試験 過処置としてJIS C 3003:1999を
囲が異なるため,JIS C 3003:1999の7.2.1 a)及び
着性 b)の内容を規定した。 附属書JAに記載した。
5.1.2 平角線 選択 国内のIEC対応状況を勘案し,経
エナメル平角線に曲げ法がある。また,横巻平角
過処置としてJIS C 3003:1999を
線に破壊電圧法及び目視法がある。そのため,JIS
附属書JAに記載した。
C 3003:1999の7.2.2 b)並びにJIS C 3006:1999の
7.1.2 a)及びb)の内容を規定した。
JA.7 7.1 ヘリカルコイル 選択 国内のIEC対応状況を勘案し,経
試験片形状に違いがあるため,JIS C 3003:1999
融着性 法 の15.2の内容を規定した。 過処置としてJIS C 3003:1999を
附属書JAに記載した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : IEC 60851-3:2009,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
C3
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
2
− 選択·················· 国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。
16-
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
3 : 2
− MOD··················国際規格を修正している。
011
2
JIS C 3216-3:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60851-3:2009(MOD)
JIS C 3216-3:2011の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 3216-3:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3216-1:2011
- 巻線試験方法―第1部:全般事項
- JISC3216-2:2019
- 巻線試験方法―第2部:寸法
- JISC3216-5:2019
- 巻線試験方法―第5部:電気的特性
- JISK7171:2016
- プラスチック―曲げ特性の求め方