JIS C 3801-2:1999 がいし試験方法―第2部:発変電所用ポストがいし | ページ 9

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附属書B(参考) 組立前のがいしユニットに対する全数検査の方法
この附属書B(参考)は,規定の一部ではない。
これらの試験方法は,一例を示したものである。他の適切な試験方法を使用してもよい。製造業者は,
規定の荷重条件の適用に最も近い試験方法を選択するのがよい。
B.1 均等曲げモーメントによる試験法 供試がいしユニットを,例えば,付図B.1に図示するように,適
切な試験装置に水平に取り付ける。両油圧シリンダに等しい荷重を加えることによって,均等な曲げモー
メントをポストがいしユニットの全長にわたって加える。この曲げモーメントは,荷重点と支点の位置及
び荷重を調整することによって,組立品のポストがいしに規定の破壊荷重を加えたときの曲げモーメント
に等しくできる。曲げモーメントは,相互に直角な4方向に加え,荷重はポストがいしユニットを90度回
転させる前に解放する。
付図B.1
B.2 均等でない曲げモーメントによる試験法 供試がいしユニットを,例えば,付図B.2に図示するよう
に,適切な試験装置に水平に取り付ける。油圧シリンダでレバーアームに荷重を加えることによって,均
等でない曲げモーメントをポストがいしユニットの全長にわたって加える。ポストがいしユニットの曲げ
モーメントの分布は,レバーアームの有効長と荷重を調整することによって,組立品のポストがいしに規
定の破壊荷重を加えたときと同じ形にすることができる。曲げモーメントは相互に直角な4方向に加え,
荷重はポストがいしユニットを90度回転させる前に解放する。

――――― [JIS C 3801-2 pdf 41] ―――――

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付図B.2

――――― [JIS C 3801-2 pdf 42] ―――――

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B.3 曲げ荷重による試験法
供試がい 供試がいしユニットを,例えば,付図B.3に図示するよ
しユニットを,例えば,付図B.3に図示するように,適切
うに,適切な試験装置に垂直に取り付ける。下端を適当に
拘束して,荷重をがいしユニットの自由端に水平に加え
な試験装置に垂直に取り付ける。下端を適当に拘束して,
る。がいしユニットの下端で発生する曲げモーメントが,
荷重をがいしユニットの自由端に水平に加える。がいしユ
組立品のポストがいしに規定の破壊荷重を加えたときと
ニットの下端で発生する曲げモーメントが,組立品のポス
同一になるように,荷重を加える。荷重は,相互に直角な
トがいしに規定の破壊荷重を加えたときと同一になるよ
4方向に加え,ポストがいしを90度回転させる前に解放
うに,荷重を加える。荷重は,相互に直角な4方向に加え,
ポストがいしを90度回転させる前に解放する。 する。
がいしユニットを倒立させ,再度,荷重を相互に直角な
4方向に印加して,試験を繰り返してもよい。
付図B.3

――――― [JIS C 3801-2 pdf 43] ―――――

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附属書C(参考) 参考文献
この附属書C(参考)は,規定の一部ではない。
[1] IEC 60660 : 1979, Tests on indoor post insulators of organic material for systems with nominal voltages greater
than 1 000 V up to but not including 300 kV
[2] IEC 60815 : 1986, Guide for the selection of insulators in respect of polluted conditions
[3] IEC 60437 : 1973, Radio interference test on high-voltage insulators
[4] IEC 60507 : 1991, Artificial pollution tests on high-voltage insulators to be used on a. c. systems
[5] IEC 61245 : 1993, Artificial pollution tests on high-voltage insulators to be used on d. c. systems
[6] IEC 60233 : 1974, Tests on hollow insulators for use in electrical equipment
[7] IEC XX : Ceramic pressurized hollow insulators for high-voltage switchgear and controlgear (in preparation)
[8] IEC 60672-1 : 1980, Specification for ceramic and glass insulating materials-Part 1 : Definitions and
classification
[9] IEC 60672-3 : 1984, Specification for ceramic and glass insulating materials-Part 3 : Individual materials
[10] ISO 9000 : 1987, Quality management and quality assurance standards-Guidelines for selection and use
[11] ISO 9001 : 1987, Quality systems-Model for quality assurance in design/development, production, installation
and servicing
[12] ISO 9002 : 1987, Quality systems-Model for quality assurance in production and installation
[13] ISO 9003 : 1987, Quality systems-Model for quality assurance in final inspection and test
[14] ISO 9004: 1987, Quality management and quality system elements-Guidelines

――――― [JIS C 3801-2 pdf 44] ―――――

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追補(規定) 公称電圧が1 000Vを超える系統で使用する磁器製又はガラ
ス製の屋内及び屋外用ポストがいしの試験

序文

 この追補は,本体の規定に対応するIEC 60168 Amendment 1 : 1997, Tests on indoor and outdoor post
insulators of ceramic material or glass for systems with nominal voltages greater than 1 000Vを翻訳し,技術的内
容及び規格票の様式を変更することなく作成したものである。
附属書,13ページ

2.2 ポストがいしを特徴づける値

  末尾の備考を,次の文に置き換える。
“開閉インパルス耐電圧は,245kVを超える交流系統用装置に使用されるポストがいしにだけ適用す
る。”
附属書,14ページ
3.1.1 形式検査
最後の段落を,次の文に置き換える。
“形式検査は,抜取検査における機械的特性試験を除くすべての全数検査及び抜取検査の要求値を満足
したがいしについて実施する。”
附属書,14ページ
3.3.1 形式検査用がいしの選択
この箇条を,次の文に置き換える。
“各試験を行うポストがいしは,通常1個だけである。試験は,抜取検査における機械的特性試験を除
くすべての全数検査及び抜取検査の要求値を満足したがいしについて実施する。形式検査に使用したがい
しは,機械的又は電気的特性に影響を及ぼす可能性があるため,製品として使用してはならない。”
附属書,14ページ
3.3.3 電気的形式検査
2番目の段落を,次の文に置き換える。
“電気的に等価な設計のポストがいしについて電気的形式検査で得られた結果は,これに該当するすべ
てのポストがいしに拡張されるものとする。電気的に等価な設計のポストがいしとは,同じ材料で製造さ
れ,次の特性をもつ。
a) フラッシオーバ距離が同一又は大きい。
b) 公称胴径が同一又は大きい。
c) 金具の個数と位置が同一。
d) 公称かさ(笠)間隔の違いが±5%。
e) 公称かさ出張りの違いが±10%。
f) かさ形状が同一。”

――――― [JIS C 3801-2 pdf 45] ―――――

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JIS C 3801-2:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60168:1994(NEQ)
  • IEC 60168:1994/AMENDMENT 1:1997(NEQ)

JIS C 3801-2:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 3801-2:1999の関連規格と引用規格一覧