JIS C 4411-3:2014 無停電電源装置(UPS)―第3部:性能及び試験要求事項 | ページ 13

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る。
注記1 切換前の条件によって,同期切換又は非同期切換のいずれかとなる。
注記2 切換スイッチを,次に示す。
− 半導体スイッチ : 高速での開閉を必要とする場合に用いる。
− 機械式スイッチ : 開放時の機械的分離,及び投入時の高負荷容量を必要とする場合に用
いる。
− ハイブリッドスイッチ : 閉路時に高速かつ大容量を必要とする場合に用いる。
C.4 分離スイッチ
分離スイッチ(ISO)は,保守のために半導体スイッチを電源から分離するために用いる。図C.5及び
図C.6に独立した分離スイッチの例を示す。図C.7にインタラプタの機能をもつ分離スイッチの例を示す。
交流入力a) UPS
ユニット
交流入力a)
注a) 交流入力端子を相互に接続してもよい。
図C.5−バイパス切換回路での分離スイッチ
UPS
ユニット
図C.6−インタラプタでの分離スイッチ

――――― [JIS C 4411-3 pdf 61] ―――――

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UPS
ユニット1
UPS
ユニット2
UPS
ユニット3
図C.7−インタラプタ機能をもつ分離スイッチ
C.5 保守バイパススイッチ
保守バイパススイッチ(MBP)は,切換スイッチをバイパスにするために用い,負荷電力の連続性を確
保する。図C.8及び図C.9に,保守バイパススイッチの例を示す。
交流入力a)
UPS
ユニット
交流入力a)
MBP
注a) 交流入力端子を相互に接続してもよい。
図C.8−切換ユニットに保守バイパススイッチを内蔵の場合

――――― [JIS C 4411-3 pdf 62] ―――――

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交流入力a) UPS
ユニット
交流入力a)
交流入力a)
MBP
注a) 交流入力端子を相互に接続してもよい。
図C.9−切換ユニットと別に保守バイパススイッチを設ける場合
C.6 タイスイッチ
タイスイッチ(TIE)は,特に二重系の保守の期間中に,柔軟なシステムの再構築ができるように,複
数のUPS出力母線を複数の負荷母線に接続するときに用いることが多い。図C.10では,UPSユニットに
十分な容量があるとみなせる場合,一方のUPSが使用できないときに他方のUPSから二つの負荷への電
力供給をタイスイッチが可能にする。同様な考えで図C.11にも適用する。
交流入力a)
UPS
ユニット1
交流入力a)
UPS
ユニット2
注a) 交流入力端子を相互に接続してもよい。
図C.10−タイスイッチの二重系への適用

――――― [JIS C 4411-3 pdf 63] ―――――

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交流入力a)
UPS
ユニット1
交流入力a)
UPS
ユニット2
交流入力a)
UPS
ユニット3
注a) 交流入力端子を相互に接続してもよい。
図C.11−タイスイッチの三重系への適用
C.7 多機能UPSスイッチ
UPSスイッチを組み合わせることで複数の機能が可能となる。分離スイッチ機能をもつ二つのインタラ
プタをバイパス切換スイッチと組み合わせる並列冗長UPSを図C.12に示す。
交流入力a)
交流入力a)
交流入力a)
注a) 交流入力端子を相互に接続してもよい。
図C.12−多機能UPSスイッチ(バイパススイッチ・インタラプタ・分離スイッチ)

――――― [JIS C 4411-3 pdf 64] ―――――

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附属書D
(参考)
購入仕様ガイドライン
D.1 一般事項
数十ワット数メガワットの広範囲の異なった負荷に対応して,電力の連続性及び品質を求める使用者
需要を満たすために,様々なUPSを利用できる。
この附属書は,購入者がUPSを用いるに当たり,目的に最適なUPSを選定できるように記載している。
代表的なUPSの構成の説明及び運転方式の説明を,附属書A附属書Cに記載している。
この附属書の“UPS技術データシート”は,通常及び特殊な環境及び電気的な条件を示している。この
データシートは,関連する特定の具体的な箇条も参照している(箇条4及び箇条5参照)。D.2D.5にも
考慮することが望ましい。
D.2 UPSから供給を受ける負荷
負荷装置の方式及びそれらに関連した特性の多様性は,常に技術とともに変化する。この理由から,UPS
出力は,予測される負荷が実際的である限り,受動的な標準負荷で模擬する負荷によって特性付けられる。
ただし,これらが実際の負荷装置の全てを代表するとみなすことはできない。
UPS業界は,一般に線形負荷,すなわち抵抗負荷,又は抵抗及びリアクトルで構成される負荷条件で,
UPS出力特性を規定している。現在の技術においては,多くの負荷は,単相又は三相のコンデンサ入力形
整流器の電源装置を備えており,非線形的な特性をもっている(附属書E参照)。
定常状態及び過渡状態における非線形負荷によるUPS出力への影響とは,製造業者・供給者によって線
形の負荷条件で見積もられた出力特性から逸脱する原因となる偏差を引き起こすことである。
線形負荷時より高い波高値の電流が流れるため,出力電圧の高調波ひずみは,規定された限度を超えて
増える場合がある。高調波ひずみの大きい負荷との両立性は,製造業者又は供給者と購入者との間の合意
の問題である。
非線形の負荷急変は,定常状態でも大きい過渡突入電流を生じるため,線形の出力過渡電圧特性から逸
脱してしまう場合がある。特に,UPSが通常運転状態において,電子制御で電流制限を行っている場合は,
逸脱しやすい。
出力電圧に現れる高い過渡突入電流の影響は,これらの負荷が,最初に通電されているか,又は既に接
続された負荷による悪影響を受けない場合は,許容できる場合がある。このような影響は,残留磁気の影
響を受ける変圧器などの磁気装置及びコンデンサを含む負荷を開閉する場合にも当てはまる。
UPSを経済的な規模で構築するには,交流入力の供給・バイパスを用いる方式が幾つかある。同様に,
複数のモジュールから成るシステム,又は冗長システムにおいて,単機では仕様範囲内でこれらの負荷急
変を許容できない場合があるのに対して,システム全体ではそのような負荷急変を許容できることがある。
負荷が通常入力の限度を超える周波数変動に敏感である場合,又は電源電圧変動若しくは波形ひずみに
敏感である場合は,これらの負荷に最も適したUPSの方式を選択するために,調査しなければならない。
これらの問題に関しては,製造業者又は供給者から情報を提供することが望ましい。
購入者が明示することが望ましい負荷の例は,情報技術機器一般,電動機,飽和した電源変圧器,ダイ
オード整流器,サイリスタ整流器,スイッチング電源などがある。また,負荷の特徴又は要求事項の例は,

――――― [JIS C 4411-3 pdf 65] ―――――

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JIS C 4411-3:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62040-3:2011(MOD)

JIS C 4411-3:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 4411-3:2014の関連規格と引用規格一覧