JIS C 4606:2011 屋内用高圧断路器

JIS C 4606:2011 規格概要

この規格 C4606は、公称電圧3.3kV又は6.6kV,並びに周波数50Hz及び/又は60Hzで短時間耐電流12.5kA以下及び定格電流600A以下の手動操作の屋内用交流気中断路器について規定。断路器の操作装置及び補助機器にも適用。

JISC4606 規格全文情報

規格番号
JIS C4606 
規格名称
屋内用高圧断路器
規格名称英語訳
Indoor use disconnectors for 3.3 kV or 6.6 kV
制定年月日
1971年5月1日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.120.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
改訂:履歴
1971-05-01 制定日, 1974-05-01 確認日, 1977-08-01 確認日, 1982-08-15 確認日, 1987-10-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 1998-06-20 確認日, 2004-04-20 確認日, 2011-06-20 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS C 4606:2011 PDF [16]
                                                                                   C 4606 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 標準使用状態及び特殊使用状態・・・・[3]
  •  4.1 一般・・・・[3]
  •  4.2 標準使用状態・・・・[3]
  •  4.3 特殊使用状態・・・・[3]
  •  5 定格・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 定格電圧(Ur)・・・・[3]
  •  5.3 定格耐電圧(Up,Ud)・・・・[4]
  •  5.4 定格周波数(fr)・・・・[4]
  •  5.5 定格電流及び温度上昇・・・・[4]
  •  5.6 定格短時間耐電流(Ik)・・・・[5]
  •  5.7 定格短絡時間(tk)・・・・[6]
  •  5.8 補助回路の定格電圧(Ua)・・・・[6]
  •  5.9 補助回路の定格周波数(fr)・・・・[6]
  •  6 設計及び構造・・・・[6]
  •  6.1 操作方式・・・・[6]
  •  6.2 塗装及びめっき・・・・[6]
  •  6.3 塗装色・・・・[6]
  •  6.4 主回路端子取付部・・・・[6]
  •  6.5 断路器の接地・・・・[7]
  •  6.6 補助機器・・・・[7]
  •  6.7 機械的強度・・・・[7]
  •  6.8 可動接触子の位置及び位置表示装置・・・・[7]
  •  7 形式検査・・・・[7]
  •  7.1 概要・・・・[7]
  •  7.2 耐電圧試験・・・・[8]
  •  7.3 温度上昇試験・・・・[8]
  •  7.4 主回路抵抗測定・・・・[9]
  •  7.5 短時間耐電流試験・・・・[9]
  •  7.6 無電圧開閉試験・・・・[10]
  •  8 受渡検査・・・・[10]
  •  9 表示・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 4606 pdf 1] ―――――

C 4606 : 2011

pdf 目次

ページ

  •  附属書A(規定)標高1 000 mを超える場合の絶縁耐電圧の補正・・・・[12]
  •  附属書B(規定)短時間耐電流決定方法・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 4606 pdf 2] ―――――

                                                                                   C 4606 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電機
工業会(JEMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS C 4606:1993は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS C 4606 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
C 4606 : 2011

屋内用高圧断路器

Indoor use disconnectors for 3.3 kV or 6.6 kV

1 適用範囲

  この規格は,公称電圧3.3 kV又は6.6 kV,並びに周波数50 Hz及び/又は60 Hzで短時間耐電流12.5 kA
以下及び定格電流600 A以下の手動操作の屋内用交流気中断路器(以下,断路器という。)について規定す
る。また,この規格は,断路器の操作装置及び補助機器にも適用する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0445 文字数字の表記に関する一般則を含む機器の端子及び識別指定された電線端末の識別法
JIS C 4003 電気絶縁−熱的耐久性評価及び呼び方
JIS C 60721-3-3 環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 屋内固定使用の
条件
JIS C 60721-3-4 環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 屋外固定使用の
条件
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
断路器
単に充電された電路を開閉分離するために用いる開閉機器で,負荷電流の開閉を目的としないもの。
3.2
定格電圧
規定の条件の下で,断路器に加えることができる使用電圧の限度。
3.3
定格耐電圧
ある電圧を規定の時間,断路器に印加しても異常が認められない電圧の限度。
3.4
定格周波数
断路器が規定の条件に適合するように設計された周波数。

――――― [JIS C 4606 pdf 4] ―――――

2
C 4606 : 2011
3.5
定格電流
定格電圧及び定格周波数の下で,規定の温度上昇の限度値を超えないで,断路器に連続して通じ得る電
流の限度。
3.6
定格短時間耐電流
規定の回路条件の下で,規定の時間を断路器に通じても異常が認められない電流の限度。
3.7

電路の各線に対する開閉部分。同時に開閉し得る線の数によって,単極,2極,3極又は多極という。
3.8
フック棒
操作機構をもたない断路器のブレード(断路刃)を開閉するとき,ブレードの操作金具に引っ掛け,手
動で開閉するための器具で,絶縁棒の先端部にかぎ状のフックを取り付けたもの。
3.9
導電部
電流を流すことができる断路器の部分。金属製構造材全てを含む。
3.10
主導電部
主回路電流が流れる導電部。
3.11
接触部
接触子,ばねなどの接触機能を果たす部品によって組み合わせた部分。
3.12
ブレード(断路刃)
断路器の主回路又は接地用の導電部の可動部分。可動接触子を取り付ける。
3.13
接触子
閉路時に接触して通電部となり,その相対運動によって回路の開閉を行う開閉機器の導体部分。
3.14
遠方手動操作
連結機構を介して遠方から人力だけで行う操作。
3.15
フック棒操作
フック棒によって人力だけで行う操作。
3.16
補助機器
断路器の状態表示を行うために用いる制御用の開閉器及びインタロック機能を果たす回路を構成する制
御用の機器。

――――― [JIS C 4606 pdf 5] ―――――

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JIS C 4606:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 4606:2011の関連規格と引用規格一覧