JIS C 5410-1:2021 高周波同軸コネクタ―第1部:品目別通則―一般要求事項及び測定方法 | ページ 6

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C 5410-1 : 2021
図8−ケーブルの回転(nutation)
9.3.7.2 要求事項
試験後,ケーブル及びコネクタ並びにそれらの結線部に,いかなる劣化の兆候もあってはならない。
9.3.7.3 個別規格に規定する事項
個別規格には,次の事項を規定する。
a) 適用ケーブルの必要とする特性
b) ケーブルの最小曲げ半径
c) 各方向の回転数(nutations)(10回以外の場合)
d) この規格に規定する試験方法との相違
9.3.8 ケーブルの引張りに対するケーブルクランプの有効性
9.3.8.1 手順
個別規格に規定するケーブルは,製造業者の指示に従ってコネクタに取り付ける。
ケーブルの長さは,ケーブルの最小曲げ半径を超えない範囲で,試験を行い,評価するために十分な長
さとする。
ケーブルの自由端には,個別規格に規定する引張りの力を加える。コネクタをケーブルの両端に取り付
けた場合,力は,ケーブル及びケーブルアウトレットの共通軸に沿って,二つのコネクタ間に加える。他
に規定がない場合,力は,図9に示す方法で60秒間以上加える。
図9−ケーブルの引張り
9.3.8.2 要求事項
誘電体及びシースは,コネクタのケーブルアウトレットに対して動いてはならない。
9.3.8.3 個別規格に規定する事項
個別規格には,次の事項を規定する。
a) 用いるケーブル
b) 力の値,加える方法及び加える位置
c) 力を加える時間(“60秒間以上”と異なる場合)
d) この規格に規定する試験方法との相違
9.3.9 ケーブルの曲げに対するケーブルクランプの有効性
9.3.9.1 手順
個別規格に規定するケーブルは,製造業者の指示に従ってコネクタに取り付ける。
ケーブルの長さは,曲げ試験後に必要な試験を行うのに十分な長さとする。

――――― [JIS C 5410-1 pdf 26] ―――――

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結線したコネクタは,水平位置に保持又は固定する。次に,ケーブル曲げ力は,ケーブルをコネクタに
挿入する位置から最小曲げ半径になるように,ケーブルの自由端におもりを取り付けることで加える(図
10参照)。
規定の力を,60秒間以上加える。
その後,おもりを取り除き,ケーブルは,元の真っ直ぐな位置に戻す。これらの操作は,1回の曲げサ
イクルとみなす。
曲げサイクル数及び曲げ半径は,個別規格に規定する。
図10−ケーブルの曲げ
9.3.9.2 要求事項
試験後,ケーブルは,コネクタとケーブルとの間の結線部に目に見える劣化がなく,コネクタにしっか
りと取り付いていなければならない。
9.3.9.3 個別規格に規定する事項
個別規格には,次の事項を規定する。
a) 用いるケーブルのタイプ
b) ケーブルの最小曲げ半径
c) ケーブルアウトレットからおもりを取り付ける位置までのケーブルの長さ
d) 最小曲げ半径を得るのに必要なおもりの質量
e) 曲げサイクル数
f) この規格に規定する試験方法との相違
9.3.10 ケーブルのねじりに対するケーブルクランプの有効性
9.3.10.1 手順
個別規格に規定するケーブルは,製造業者の指示に従ってコネクタに取り付ける。
ケーブルの長さは,ケーブルの最小曲げ半径を超えない範囲で,試験を行い,評価するのに十分な長さ
とする。
規定の大きさの軸方向のトルクを60秒間以上,真っ直ぐな状態のケーブルの自由端に加える(図11参
照)。

――――― [JIS C 5410-1 pdf 27] ―――――

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図11−ケーブルのねじり
9.3.10.2 要求事項
ケーブルは,コネクタに対して滑ったり回転してはならない。
9.3.10.3 個別規格に規定する事項
個別規格には,次の事項を規定する。
a) 用いるケーブル
b) トルクの値及び加える方法
c) トルクを加える時間(“60秒間以上”と異なる場合)
d) この規格に規定する試験方法との相違
9.3.11 カップリング機構の強度
9.3.11.1 目的
この試験は,軸方向の引張力に耐えるカップリング機構の機械的能力(ねじ式カップリングコネクタの
場合は,追加して耐カップリングトルク)を決定するために行う。
9.3.11.2 手順
コネクタには,軸方向の引張力を徐々に加える(ねじ式カップリングコネクタの場合,標準カップリン
グトルクで締め付ける。)。
ねじ式カップリングコネクタの場合,さらに,耐カップリングトルクまで締め付け,再び緩める(3回)。
他に規定がない場合,加える力は,60秒間以上維持する。
9.3.11.3 要求事項
損傷がなく,カップリング機構は,故障してはならない。
個別規格に要求がある場合,コネクタは,9.3.6の試験及び測定を行い,個別規格に規定する要求事項を
満足しなければならない。
9.3.11.4 個別規格に規定する事項
個別規格には,次の事項を規定する。
a) 力の値
b) (対応国際規格にあるこの細別は,この試験に関係のない9.3.12の内容のため,削除した。)
c) 力を加える時間(“60秒間以上”と異なる場合)
d) 通常の結合トルクの値
e) 耐トルク値
f) 試験するコネクタの数
g) 9.3.6の試験及び測定の適用の要否
h) この規格に規定する試験方法との相違
9.3.12 曲げモーメント(及びせん断力)
9.3.12.1 手順
結合したコネクタは,カップリング機構にストレスがかかるように曲げモーメントを受ける。
片方のコネクタは,通常の取付手段(固定形コネクタ)又は適切な強度のクランプ(可動形コネクタ)
のいずれかで固定する。曲げモーメントは,基準面から適切な距離でコネクタ軸に垂直な力によって発生

――――― [JIS C 5410-1 pdf 28] ―――――

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する。この目的のために専用の機械的試験プラグを用いる(適用する場合)。力は,徐々に加える。
注記 曲げモーメントを発生させるこの方法は,せん断力も生じるが,長いレバーアームを用いるこ
とで小さく保つことが可能である。
9.3.12.2 要求事項
損傷がなく,カップリング機構は,故障してはならない。
コネクタは,9.3.6の試験及び測定を行い,個別規格に規定する要求事項を満足しなければならない。
9.3.12.3 個別規格に規定する事項
個別規格には,次の事項を規定する。
a) 力の値及び加える位置
b) 力を加える時間
c) この規格に規定する試験方法との相違
9.3.13 バンプ
9.3.13.1 手順
コネクタに繰返しバンプの適用を意図する場合,次を適用する。
バンプ試験は,JIS C 60068-2-27に従って,結合したコネクタで行う。
コネクタに適切な長さの適用ケーブルを取り付け,次に,結合したコネクタを個別規格に規定するいず
れかの方法で取り付ける。
a) コネクタ及びケーブルの両方を固定する。
b) ケーブルだけを固定し,コネクタを自由につり下げたままにする。
c) 片方のコネクタが固定形の場合,このコネクタは,意図した手段で取り付ける。
他に規定がない場合,個別規格に示す厳しさは,表4に示す推奨値から選択する。
表4−推奨するバンプの厳しさ
厳しさ
ピーク加速度 時間 一方向当たりの
m/s2 ms バンプの回数
150 6 4 000+10
400 6 1 000+10
400 6 4 000+10
注記 SI単位のm/s2だけとしたため,gn単位の記載は削除した。
規定するバンプを加える。
バンプ試験中,中心コンタクト及び外部のコンタクトの導通は,9.2.4に規定する方法でモニタする。
9.3.13.2 個別規格に規定する事項
個別規格には,次の事項を規定する。
a) 用いる適用ケーブル及び長さ
b) コネクタの取付け及びケーブルクランプの詳細
c) 厳しさ
d) バンプの方向及び向き
e) 性能要求事項
f) この規格に規定する試験方法との相違

――――― [JIS C 5410-1 pdf 29] ―――――

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C 5410-1 : 2021
9.3.14 衝撃
9.3.14.1 手順
衝撃試験は,JIS C 60068-2-27に従って,結合したコネクタで行う。
コネクタに適切な長さの適用ケーブルを取り付け,次に,結合したコネクタを個別規格に規定するいず
れかの方法で取り付ける。
a) コネクタ及びケーブルの両方を固定する。
b) ケーブルだけを固定し,コネクタを自由につり下げたままにする。
c) 片方のコネクタが固定形である場合,このコネクタは,意図した手段で取り付ける。
個別規格に規定する衝撃試験の厳しさは,表5に示す推奨値から選択することが望ましい。
表5−推奨する衝撃の厳しさ
厳しさ
ピーク加速度 公称パルスの パルス波形
作用時間
m/s2 ms
300 18 正弦半波
500 11 正弦半波
1000 6 正弦半波
注記 SI単位のm/s2だけとしたため,gn単位の記載は削除した。
規定する衝撃(及び衝撃の回数)を加える。
衝撃試験中,中心コンタクト及び外部コンタクトの導通は,9.2.4に規定する方法でモニタする。
9.3.14.2 個別規格に規定する事項
個別規格には,次の事項を規定する
a) 用いる適用ケーブル及び長さ
b) コネクタの取付け及びケーブルクランプの詳細
c) 厳しさ
d) 衝撃の方向及び向き
e) 性能要求事項
f) この規格に規定する試験方法との相違
9.3.15 機械的耐久性
9.3.15.1 手順
コネクタは,個別規格に従って機械的耐久性試験を行う。要求する場合,耐久性試験の試料を二つに分
け,他の試験とは分離する。
耐久性試験は,コネクタの結合及び離脱の繰返しからなる。1回の動作は,カップリング機構の動作を
含む完全な結合(ねじ式カップリングコネクタの場合,標準カップリングトルクで締め付け)及びそれに
続く離脱からなる。
個別規格で許容する場合,ロック機構(ある場合)は,挿入及び引抜き動作とは別に試験してもよい。
したがって,二つの一連の試験を行う。
他に規定がない場合,動作回数は500回とする。個別規格は,コネクタの結合及び離脱の速度が0.1 m/s
であることを考慮して,動作頻度を規定する。

――――― [JIS C 5410-1 pdf 30] ―――――

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JIS C 5410-1:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61169-1:2013(MOD)

JIS C 5410-1:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5410-1:2021の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC60068-1:2016
環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
JISC60068-2-1:2010
環境試験方法―電気・電子―第2-1部:低温(耐寒性)試験方法(試験記号:A)
JISC60068-2-11:1989
環境試験方法(電気・電子)塩水噴霧試験方法
JISC60068-2-13:1989
環境試験方法(電気・電子)減圧試験方法
JISC60068-2-17:2001
環境試験方法―電気・電子―封止(気密性)試験方法
JISC60068-2-2:2010
環境試験方法―電気・電子―第2-2部:高温(耐熱性)試験方法(試験記号:B)
JISC60068-2-20:2010
環境試験方法―電気・電子―第2-20部:試験―試験T―端子付部品のはんだ付け性及びはんだ耐熱性試験方法
JISC60068-2-27:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-27部:衝撃試験方法(試験記号:Ea)
JISC60068-2-30:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-30部:温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号:Db)
JISC60068-2-42:1993
環境試験方法―電気・電子―接点及び接続部の二酸化硫黄試験方法
JISC60068-2-6:2010
環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)
JISC60068-2-69:2019
環境試験方法―電気・電子―第2-69部:試験―試験Te/Tc:電子部品及びプリント配線板のはんだ付け性試験方法(平衡法)
JISC60068-2-78:2015
環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)
JISZ8000-1:2014
量及び単位―第1部:一般