JIS C 5954-4:2017 光伝送用能動部品―試験及び測定方法―第4部:GPON用光トランシーバ

JIS C 5954-4:2017 規格概要

この規格 C5954-4は、ITU-T G.984.2に基づくGPONシステムにおいて,JIS C 5953-1に定義される環境カテゴリC又は環境カテゴリUに設置される機器環境条件で使用するGPON用光トランシーバの試験及び測定方法について規定。

JISC5954-4 規格全文情報

規格番号
JIS C5954-4 
規格名称
光伝送用能動部品―試験及び測定方法―第4部 : GPON用光トランシーバ
規格名称英語訳
Fiber optic active components and devices -- Test and measurement procedures -- Part 4:GPON transceivers
制定年月日
2017年3月21日
最新改正日
2017年3月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

33.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2017-03-21 制定
ページ
JIS C 5954-4:2017 PDF [16]
                                                                                 C 5954-4 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義並びに略号及び記号・・・・[2]
  •  3.1 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.2 略号及び記号・・・・[2]
  •  4 標準環境条件・・・・[3]
  •  5 測定装置・・・・[3]
  •  6 試験サンプル・・・・[3]
  •  7 試験及び測定方法・・・・[3]
  •  7.1 Rxアラーム機能・・・・[3]
  •  7.2 Txシャットダウン機能・・・・[5]
  •  7.3 バースト光出力パワー(Pmean)・・・・[6]
  •  7.4 中心波長及びスペクトル幅・・・・[7]
  •  7.5 消光比及びアイパターンマスク試験・・・・[8]
  •  7.6 最小受信光入力パワー(Pimin)及び最大受信光入力パワー(Pimax)・・・・[9]
  •  7.7 信号光ペナルティ(Optical path penalty: OPP)・・・・[12]
  •  8 試験結果・・・・[13]
  •  8.1 必須情報・・・・[13]
  •  8.2 有益な情報・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 5954-4 pdf 1] ―――――

C 5954-4 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 5954の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 5954-1 第1部 : 総則
JIS C 5954-2 第2部 : ATM-PON用光トランシーバ
JIS C 5954-3 第3部 : 単心直列伝送リンク用光送・受信モジュール
JIS C 5954-4 第4部 : GPON用光トランシーバ

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 5954-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5954-4 : 2017

光伝送用能動部品−試験及び測定方法−第4部 : GPON用光トランシーバ

Fiber optic active components and devices- Test and measurement procedures-Part 4: GPON transceivers

序文

  光トランシーバは,電気信号を光信号に,又はその逆に変換するために使用する。この規格は,GPON
用光トランシーバの電気光学性能に関して規定されたJIS C 5953-7:2017と対を成して作成された日本工
業規格である。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,ITU-T G.984.2に基づくGPONシステムにおいて,JIS C 5953-1に定義される環境カテゴリ
C又は環境カテゴリUに設置される機器環境条件で使用するGPON用光トランシーバ(以下,光トランシ
ーバという。)の試験及び測定方法について規定する。
これらの試験方法は,光トランシーバがJIS C 5953-7で規定する仕様を満たすかどうかを検証する方法
である。また,測定方法は,光トランシーバの精密な測定に相当する方法である。これらの光トランシー
バの受信部は,バースト信号を扱うことができる。したがって,この規格に規定する幾つかの方法は,バ
ースト信号伝送の評価にも適用できる。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5953-1 光伝送用能動部品−性能標準−第1部 : 総則
JIS C 5953-7 光伝送用能動部品−性能標準−第7部 : GPON用光トランシーバ
JIS C 5954-1:2008 光伝送用能動部品−試験及び測定方法−第1部 : 総則
JIS C 5954-3 光伝送用能動部品−試験及び測定方法−第3部 : 単心直列伝送リンク用光送・受信モジ
ュール
JIS C 61280-1-3 光ファイバ通信サブシステム試験方法−第1-3部 : 中心波長及びスペクトル幅測定
JIS C 61280-2-2 光ファイバ通信サブシステム試験方法−第2-2部 : 光アイパターン,光波形及び消
光比測定

――――― [JIS C 5954-4 pdf 3] ―――――

2
C 5954-4 : 2017

3 用語及び定義並びに略号及び記号

3.1 用語及び定義

  この規格で使用する主な用語及び定義は,JIS C 5954-3の箇条3によるほか,次による。
3.1.1
光ライン接続,OLT(optical line termination)
光アクセスネットワークにおいて,ネットワーク側のインタフェースを提供する装置。一つ以上の光分
配ネットワークに接続する。
3.1.2
光ネットワークユニット,ONU(optical network unit)
光アクセスネットワークにおいて,使用者側のインタフェースを直接的に又は遠隔操作によって提供す
る装置。光分配ネットワークに接続する。

3.2 略号及び記号

  この規格で使用する主な略号及び記号は,次による。
A フレーム長
B バースト信号長
B1 バースト信号パターン1のバースト信号長
B2 バースト信号パターン2のバースト信号長
C 保証するビット誤り率
[以下,BER(Bit error rate)と表記する。JIS C 5954-3の3.41参照。]
D データレート
n 1フレーム内のバースト信号数
Pave 送信光出力パワー
Passert 信号検知アサートレベル
Pde-assert 信号検知デアサートレベル
PB 受信部光入力パワー
PDUT 入力光信号の光変調振幅
Pimax 最大受信光入力パワー
Pimin 最小受信光入力パワー
Pmean バースト光出力パワー
Poff オフ状態光出力パワー
S 基準Rxの受信感度
Tx トランシーバの送信器及び/又は送信部
Rx 光トランシーバの受信器及び/又は受信部
Vdis 送信器シャットダウン電圧
VdisH 高レベル送信器シャットダウン電圧
VdisL 低レベル送信器シャットダウン電圧
VSDH 高レベル信号検知アサート電圧
VSDL 低レベル信号検知アサート電圧

――――― [JIS C 5954-4 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 5954-4 : 2017

4 標準環境条件

  設備の中で行う試験及び測定から得たデータの適切な相関性を保証するために,標準大気条件をある範
囲内に制御する必要がある。特に規定がない場合,試験及び測定時の標準環境条件は,JIS C 5954-1:2008
の箇条4(標準環境条件)の表1による。また,特別な環境条件が必要な場合は,性能標準の中で指定す
ることができる。
なお,周囲の温度及び湿度の変動は,一連の測定中では最小限に維持する。

5 測定装置

  測定装置は,JIS C 5954-3の箇条6によるほか,次による。
a) 基準Tx及び基準Rx Tx及び/又はRxは,測定系において,被試験Tx及び/又は被試験Rxと組み
合わせて使用する。
基準Tx及び/又は基準Rxは,光トランシーバの電気光学特性を試験及び測定する上で,十分に高
い性能でなければならない。特に基準Txは,1 244 Mbit/s以上の広い帯域幅及び1 244.16 Mbit/sの場
合10 dB,2 488.32 Mbit/sの場合8.2 dB以上の消光比を備えなければならない。

6 試験サンプル

  試験サンプルは,JIS C 5953-7で規定する性能の光トランシーバであるものとする。試験対象の光トラ
ンシーバは,例えば,図1に示すように,各試験及び/又は測定系に組み込む。

7 試験及び測定方法

7.1 Rxアラーム機能

7.1.1  目的
信号検知アサートレベル(Passert : JIS C 5953-7で規定する要求値を参照)以下になったとき,アラーム
出力電圧は高レベルから低レベルに変わらなければならない。7.1は,光トランシーバのRxアラーム機能
の試験及び測定方法について規定する。
7.1.2 試験及び測定系
特に指定がない限り,試験対象の光トランシーバ及び基準Txは,図1に示す試験及び測定系で測定す
る。
7.1.3 光スプリッタの校正
試験及び測定の前に,光スプリッタは,次に規定する方法で校正する。
a) 基準Txを通常の動作条件で動作し,信号入力端子に,ONUの場合は1 244.16 Mbit/s,OLTの場合は
2 488.32 Mbit/s,NRZ-PRBS(JIS C 5954-3の3.34及び3.49参照)223-1信号(マーク率50 %)を入力
する。
b) 基準Txの光出力ポートを,光ファイバコード及び可変光減衰器を通して光スプリッタの入力ポート
に接続する。
c) 光スプリッタの出力ポートAから,光ファイバコードを通して光パワーメータの入力ポートに接続す
る。
d) 可変光減衰器を,ポートAの光出力がおおよそPassertとなるように調節し,その値(PA)を記録する。
e) 光スプリッタの出力ポートBから,光ファイバコードを通して光パワーメータの入力ポートに接続し,
ポートBの光出力(PB)を記録する。

――――― [JIS C 5954-4 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS C 5954-4:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5954-4:2017の関連規格と引用規格一覧