JIS C 5954-3:2013 光伝送用能動部品―試験及び測定方法―第3部:単心直列伝送リンク用光送・受信モジュール

JIS C 5954-3:2013 規格概要

この規格 C5954-3は、10Mbit/s~12.5Gbit/sの直列(シリアル)なデジタル信号を,単心の光ファイバ(単心形)を介して,単一波長で伝送し,2R(波形再生及び波形整形)又は3R(波形再生,波形整形及び同期信号再生)機能をもち,デジタル変調方式として二値振幅変調[ASK(Amplitude Shift Keying),IM(Intensity Modulation)又はOOK(On-Off Keying)ともいう。]方式の単心直列伝送リンク用光送受信モジュールの試験及び測定方法について規定。

JISC5954-3 規格全文情報

規格番号
JIS C5954-3 
規格名称
光伝送用能動部品―試験及び測定方法―第3部 : 単心直列伝送リンク用光送・受信モジュール
規格名称英語訳
Fiber optic active components and devices -- Test and measurement procedures -- Part 3:Optical transmitting and/or receiving modules for single fiber serial transmission link
制定年月日
2013年3月21日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

33.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2013-03-21 制定日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS C 5954-3:2013 PDF [40]
                                                                                 C 5954-3 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 標準環境条件・・・・[7]
  •  5 図記号・・・・[7]
  •  6 測定装置・・・・[8]
  •  7 測定方法・・・・[10]
  •  7.1 一般事項・・・・[10]
  •  7.2 電源電流及び消費電力・・・・[10]
  •  7.3 送信光出力パワー・・・・[11]
  •  7.4 光出力波形・・・・[12]
  •  7.5 伝搬遅延時間・・・・[13]
  •  7.6 中心波長及びスペクトル幅・・・・[15]
  •  7.7 最小受信光入力パワー及び最大受信光入力パワー・・・・[16]
  •  7.8 ストレスド受信感度・・・・[16]
  •  7.9 許容伝送速度・・・・[20]
  •  7.10 相対強度雑音(RIN及びRINOMA) 217.11 送信部光反射及び受信部光反射・・・・[23]
  •  7.12 最大光反射損失耐力・・・・[25]
  •  7.13 送信器・分散ペナルティ・・・・[26]
  •  7.14 受信部電気3 dB高域遮断周波数・・・・[27]
  •  7.15 ジッタ伝達関数・・・・[28]
  •  7.16 クロックジッタ・・・・[30]
  •  7.17 データ・クロック時間差・・・・[31]
  •  7.18 受信部アラーム機能・・・・[32]
  •  7.19 送信部シャットダウン機能・・・・[34]
  •  7.20 電気入出力インタフェース・・・・[35]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 5954-3 pdf 1] ―――――

C 5954-3 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 6112:1996及びJIS C 6113:1997は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 5954の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 5954-1 第1部 : 総則
JIS C 5954-2 第2部 : ATM-PON用光トランシーバ
JIS C 5954-3 第3部 : 単心直列伝送リンク用光送・受信モジュール

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 5954-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5954-3 : 2013

光伝送用能動部品−試験及び測定方法−第3部 : 単心直列伝送リンク用光送・受信モジュール

Fiber optic active components and devices-Test and measurement procedures-Part 3: Optical transmitting and/or receiving modules for single fiber serialtransmission link

1 適用範囲

  10 Mbit/s12.5 Gbit/sの直列(シリアル)なデジタル信号を,単心の光ファイバ(単心形)を介して,
単一波長で伝送し,2R(波形再生及び波形整形)又は3R(波形再生,波形整形及び同期信号再生)機能
をもち,デジタル変調方式として二値振幅変調[ASK(Amplitude Shift Keying),IM(Intensity Modulation)
又はOOK(On-Off Keying)ともいう。]方式の単心直列伝送リンク用光送受信モジュールの試験及び測定
方法について規定する。
注記1 ここでいう単心直列伝送リンク用光送・受信モジュールとは,発光素子と電子回路及び光フ
ァイバとの接続部からなる送信部,並びに受光素子と電子回路及び光ファイバとの接続部か
らなる受信部によって構成するもので,構造上,次の3種類の総称である。
a) 送信部(Tx)を1個のモジュールとして構成する光送信モジュール
b) 受信部(Rx)を1個のモジュールとして構成する光受信モジュール
c) 送信部と受信部とを1個のモジュールとして構成する光送受信モジュール(光トランシ
ーバ)
注記2 ここでいう単心形とは,伝送元の送信部から伝送先の受信部へ単心の光ファイバで伝送する
物理的形体として定義する。したがって,送・受信モジュールの場合は,物理的には光ファ
イバは2心が実装されるが,伝送する方向が異なるため,単心形とみなす。これに対して,
複心形は,伝送元の送信部から伝送先の受信部へ2心以上の光ファイバによって,光信号を
伝送する物理的形体であり,並列伝送方式の一つである。この形体のモジュールは,複心並
列伝送リンク用光送・受信モジュールである。
他の並列伝送方式には,単心の光ファイバに,複数の波長を多重して伝送する形体があり,
これを単心形の波長多重形とする。この形体のモジュールは,単心波長多重並列伝送リンク
用光送・受信モジュールである。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)

――――― [JIS C 5954-3 pdf 3] ―――――

2
C 5954-3 : 2013
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0617(規格群) 電気用図記号
JIS C 1102-1 直動式指示電気計器−第1部 : 定義及び共通する要求事項
JIS C 61280-1-3 光ファイバ通信サブシステム試験方法−中心波長及びスペクトル幅測定
JIS C 61280-2-1 光ファイバ通信サブシステム試験方法−受信感度及びオーバロード測定
JIS C 61280-2-2 光ファイバ通信サブシステム試験方法−光アイパターン,光波形及び消光比測定
JIS C 61300-3-6:2011 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-6部 :
反射減衰量測定
JIS Z 8704:1993 温度測定方法−電気的方法
JIS Z 8710:1993 温度測定方法通則
IEC 60874-1:2011,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Connectors for optical fibres
and cables−Part 1: Generic specification
IEC 61280-1-1:1998,Fibre optic communication subsystem basic test procedures−Part 1-1: Test procedures
for general communication subsystems−Transmitter output optical power measurement for single-mode
optical fibre cable
IEC 61280-1-4:2009,Fibre optic communication subsystem test procedures−Part 1-4: General communication
subsystems−Light source encircled flux measurement method
IEC 61280-2-3:2009,Fibre optic communication subsystem test procedures−Part 2-3: Digital systems−Jitter
and wander measurements
IEC 62614:2010,Fibre optics−Launch condition requirements for measuring multimode attenuation

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
絶対最大定格(absolute maximum rating)
瞬時でも超過してはならない限界値。いずれの規格値も超えない。
3.2
動作温度,Top(operating temperature)
電源電圧及び入力信号を加えたとき,動作が保証できる周囲温度[Top(a)]。ケース温度[Top(c)]で規定
する場合もある。
3.3
ケース温度,Tc(case temperature)
ケース上の規定の部分の温度。
3.4
電源電圧(supply voltage)
被測定送・受信モジュールを動作させるために電源端子に供給する電圧。
3.5
電源電流(supply current)
電源端子に電源電圧を引加したときに端子間に流れる電流値。

――――― [JIS C 5954-3 pdf 4] ―――――

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C 5954-3 : 2013
3.6
入力信号電圧,VIL,VIH(data input voltage)
信号入力端子に入力する信号の電圧。論理“0”のときVIL,論理“1”のときVIHと表記する。
3.7
入力信号電流,IIH,IIL(data input current)
信号入力端子に入力する信号の電流。論理“0”のときIIL,論理“1”のときIIHと表記する。
3.8
出力信号電圧,VOL,VOH(data output voltage)
信号出力端子から出力する信号の電圧。論理“0”のときVOL,論理“1”のときVOHと表記する。
3.9
出力信号電流,IOH,IOL(data output current)
信号出力端子から出力する信号の電流。論理“0”のときIOL,論理“1”のときIOHと表記する。
3.10
電気入力インタフェース(electrical input interface)
送・受信部の入力信号を電圧値及び電流値で表した電気的接続。
3.11
電気出力インタフェース(electrical output interface)
送・受信部の出力信号を電圧値及び電流値で表した電気的接続。
3.12
伝送速度(transmission bit rate)
伝送する信号の単位時間当たりの情報量(ビット数)。単位は,通常ビット/秒(bit/s)で表す。
3.13
伝送距離(transmission distance)
規定のマーク率の信号を,規定の符号誤り率以下で伝送できる最大の距離。
3.14
送信光出力パワー,Pave(average output optical power)
送信部の光出力ポートから取り出される光出力パワーの平均値。単位は,デービーエム(dBm)で表す。
なお,送信部がオフ状態での光出力パワーをPoffと表記する。
送信光出力パワーは,式(1)によって表す。
Pave10 log10 P (1)
ここに, P : 送信光出力パワー(mW)
Pave : 送信光出力パワー(dBm)
3.15
光反射損失,x(optical return loss)
送信部の光出力ポートから取り出される光出力パワーと,送信部に接続された系から反射などによって
戻る,戻り光のパワーとの比率。単位は,デシベル(dB)で表す。
光反射損失は,式(2)によって表す。
Pr
x 10 log10 (2)
P
ここに, P : 送信光出力パワー(mW)

――――― [JIS C 5954-3 pdf 5] ―――――

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JIS C 5954-3:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5954-3:2013の関連規格と引用規格一覧