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図15 平衡形変成器の動作減衰量測定回路[R1≦R2 (R2=R21+R22, R1≧R22) の場合]
R1≦R2 (R2=R21+R22, R1≧R22) の場合の動作減衰量は,次の式から算出する。
R1 R2
bB (dB) = b010 log10 20 log10
R2 R22
5.13 周波数偏差
5.13.1 測定回路 5.12.1による。
5.13.2 測定方法及び計算式
(1) 基準周波数のある場合 発振器Gの発振周波数を基準周波数f0とし,切換器Kを切り換えて電圧計が
同一の値となるように可変抵抗減衰器ATTを調節した場合の可変抵抗減衰器ATTの読みをb0 (dB) と
する。次にGの発振周波数を伝送周波数帯域内の周波数f1とし,Kを切り換えてVが同一の振れを与
えるように可変抵抗減衰器ATTを調整し,その読みをb1 (dB) とし,周波数f0に対するf1における損
失偏差d1 (dB) を,次の式から算出する。
d1 (dB) =b1−b0
同様に,他の必要周波数f2,f3,······fnについても損失偏差d2,d3,······dnを求める[f0のときd0=0
(dB) である。]。
(2) 基準周波数のない場合 Gの発振周波数を伝送周波数帯域内のある周波数f1とし,Kを切り換えてV
が同一の値となるように可変抵抗減衰器ATTを調節した場合のATTの読みをb1 (dB) とする。伝送周
波数帯域内で周波数を変え,必要周波数f2,f3,······fnについてb1を求めた場合と同様な方法でb2,
b3······bn (dB) を求める。
可変抵抗減衰器ATTの読みb1bnのうち最大値をbmax,最小値をbminとし,最大損失偏差dR (dB) を
次の式から算出する。
dR (dB) =bmax−bmin
5.13.3 測定上の注意事項 5.12.3による。
5.14 インピーダンス
――――― [JIS C 6435 pdf 16] ―――――
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C 6435-1989
5.14.1 測定回路 変成器のインピーダンスの測定回路の例を図1618に示す。
図16 インピーダンス測定回路
図17 インピーダンス測定回路
(電源側巻線に直流を重畳する場合)
図18 インピーダンス測定回路(負荷側巻線に直流を重畳する場合)
R2 r2
直流電流計の値= IDC
R2
ここに, IDC : W2に流れる直流電流値
r2 : W2の直流抵抗値
――――― [JIS C 6435 pdf 17] ―――――
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5.14.2 測定方法 切換器Kを切り換えて,電圧計Vが同一の振れを示すように可変抵抗器Rxを調節した
場合の可変抵抗器Rxの値をインピーダンスとする。
5.14.3 測定上の注意事項
(1) 供試変成器の電源側巻線又は負荷側巻線のいずれか一方又は双方を接地して使用するものは,その状
態で測定する。ただし,電源側の一方を接地する場合はX点を接地する。
(2) 電圧計Vは実効値応答形又は平均値応答形を使用し,波高値応答形は使用しないこと。
(3) 電圧計Vの指示値は原則として1V付近とする。指定のあるときは,その電圧で測定する。
(4) チョークコイルCHのインピーダンスは,負荷側インピーダンスR2に比べて十分大きく,またコンデ
ンサCのインピーダンスは,負荷側インピーダンスR2に比べて十分小さいこと。
5.15 不整合減衰量
5.15.1 測定回路 変成器の電源側端子インピーダンスのR1に対する不整合減衰量の測定回路の例を図19,
図20及び図21に示す。
――――― [JIS C 6435 pdf 18] ―――――
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図19 不整合減衰量測定回路
図20 不整合減衰量測定回路
(負荷側インピーダンスが比較的低く,直流を重畳する場合)
R2 r2
直流電流計の値= IDC
R2
ここに, IDC : W2に重畳する直流電流値
r2 : W2の直流抵抗値
R2 : 負荷側成端抵抗値
――――― [JIS C 6435 pdf 19] ―――――
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――――― [JIS C 6435 pdf 20] ―――――
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JIS C 6435:1989の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 6435:1989の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC3202:2014
- エナメル線
- JISC5301:1989
- 電子機器用低周波変成器通則
- JISC5602:1986
- 電子機器用受動部品用語
- JISC60068-1:2016
- 環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針