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C 7030-1993
図17 閉路小信号入力インピーダンス測定回路(エミッタ接地)
備考 |hie|を満たせない場合には,Lと浮遊静電容量CSとを共振させる。
図18 閉路小信号入力インピーダンス測定回路(ベース接地)
(3) 手順 手順は,次による。
(a) エミッタ接地の場合 電圧及び電流の調整を繰返し供試トランジスタの電圧及び電流を規定値とし,
入力側から規定の周波数の信号を加えて,高インピーダンス交流電圧計でvg及びvbeを測定する。
このときの閉路小信号入力インピーダンス (hie) を,次の式によって算出する。
vbe
hie
ib
ここに, vg vbe
ib
Rb
(b) ベース接地の場合 供試トランジスタの電圧及び電流を規定値とし,入力側から規定の周波数の信
号を加えて,高インピーダンス交流電圧計でvg及びvebを測定する。このときの閉路小信号入力イ
ンピーダンス (hib) を,次の式によって算出する。
veb
hib
ie
――――― [JIS C 7030 pdf 16] ―――――
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C 7030-1993
ここに, vg veb
ie
Re
(4) 個別規格に規定する事項 個別規格には,次の事項を規定する。
(a) 測定電圧及び電流
(b) 測定周波数
(c) 接地方式
(d) 周囲温度又は基準点温度
6.1.18 閉路小信号順電流増幅率測定
閉路小信号順電流増幅率測定は,次による。
(1) 目的 この測定方法は,規定条件で,供試トランジスタの閉路小信号順電流増幅率を測定することを
目的とする。
(2) 測定回路 エミッタ接地の場合の測定回路の一例を,図19に示す。
図19 閉路小信号順電流増幅率測定回路
備考 |hie|を満たせない場合には,L1と浮遊静電容量CSとを共振させる。
(3) 手順 手順は,次による。
(a) エミッタ接地の場合 電圧及び電流の調整を繰返し供試トランジスタの電圧及び電流を規定値とし,
入力側から規定の周波数の信号を加えて,高インピーダンス交流電圧計でvg,vbe,vceを測定する。
このときの閉路小信号順電流増幅率 (hfe) を,次の式によって算出する。
ic
hfe
ib
ここに, vce vg vbe
ic , ib
Rc Rb
(b) ベース接地の場合 次の式によってhfeから求める。
hfe
hfb≒
1 hfe
――――― [JIS C 7030 pdf 17] ―――――
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C 7030-1993
(4) 個別規格に規定する事項 個別規格には,次の事項を規定する。
(a) 測定電圧及び電流
(b) 測定周波数
(c) 接地方式
(d) 周囲温度又は基準点温度
6.1.19 開路小信号逆電圧増幅率測定
開路小信号逆電圧増幅率測定は,次による。
(1) 目的 この測定方法は,規定条件で,供試トランジスタの閉路小信号逆電圧増幅率を測定することを
目的とする。
(2) 測定回路 エミッタ接地及びベース接地の場合の測定回路の一例を,図20及び図21に示す。
図20 開路小信号逆電圧増幅率測定回路(エミッタ接地)
備考 |hie|を満たせない場合には,L1と浮遊静電容量Csとを共振させる。
図21 開路小信号逆電圧増幅率測定回路(ベース接地)
――――― [JIS C 7030 pdf 18] ―――――
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C 7030-1993
(3) 手順 手順は,次による。
(a) エミッタ接地の場合 電圧及び電流の調整を繰返し供試トランジスタの電圧及び電流を規定値とし,
出力側から規定の周波数の信号を加えて,高インピーダンス交流電圧計でvbe及びvceを測定する。
このときの開路小信号逆電圧増幅率 (hre) を,次の式によって算出する。
vbe
hre
vce
(b) ベース接地の場合 供試トランジスタの電圧及び電流を規定値とし,出力側から規定の周波数の信
号を加えて,高インピーダンス交流電圧計でveb及びvcbを測定する。このときの開路小信号逆電圧
増幅率 (hrb) を,次の式によって算出する。
veb
hrb
vcb
(4) 個別規格に規定する事項 個別規格には,次の事項を規定する。
(a) 測定電圧及び電流
(b) 測定周波数
(c) 接地方式
(d) 周囲温度又は基準点温度
6.1.20 開路小信号出力アドミタンス測定
開路小信号出力アドミタンス測定は,次による。
(1) 目的 この測定方法は,規定条件で,供試トランジスタの開路小信号出力アドミタンスを測定するこ
とを目的とする。
(2) 測定回路 エミッタ接地及びベース接地の場合の測定回路の一例を,図22及び図23に示す。
――――― [JIS C 7030 pdf 19] ―――――
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図22 開路小信号出力アドミタンス測定回路(エミッタ接地)
備考 |hie|を満たせない場合には,L1と浮遊静電容量CSとを共振させる。
図23 開路小信号出力アドミタンス測定回路(ベース接地)
(3) 手順 手順は,次による。
(a) エミッタ接地の場合 電圧及び電流の調整を繰返し供試トランジスタの電圧及び電流を規定値とし,
出力側から規定の周波数の信号を加えて,高インピーダンス交流電圧計でvg及びvceを測定する。
このときの開路小信号出力アドミタンス (hoe) を,次の式によって算出する。
――――― [JIS C 7030 pdf 20] ―――――
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JIS C 7030:1993の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60747-7:1988(NEQ)
- IEC 60747-8:1984(NEQ)