JIS C 7605:2011 殺菌ランプ | ページ 2

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C 7605 : 2011

7 形式

  形式は,附属書Bによる。

8 検査

  検査は,附属書Cによる。

9 表示

9.1 製品の表示

  殺菌ランプには,見やすく,容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。ただし,d)
について,本体への表示が困難な場合は,包装又は取扱説明書に表示してもよい。
a) 形式
b) 製造業者名若しくは責任ある販売業者名,又はそれらの略号
c) 定格ランプ電力(単位は“W”,“watts”,若しくは“ワット”),又はランプを特定できる英数字若し
くは記号。
d) 安全な設置及び使用するために必要な表3の図記号及び指示文章。
表3−本体表示内容
No. 区分 図記号a) 指示文章 理由 措置
1 警告 眼の痛み
点灯中のランプを絶対に直接肉眼で見ない 専用器具は,人のいる場所
でください。 視力障害 から十分離した位置に取
また,反射光も目に入れないようにしてくだ り付けてください。
さい。 ランプの点灯を確認する
眼の痛み又は視力障害の原因となります。 ときは専用保護めがねを
かけてください。
2 警告 皮膚の炎症
紫外放射(殺菌線)を皮膚に直接又は間接に 専用器具は,人のいる場所
当てないでください。 日焼け から十分離した位置に取
皮膚の炎症又は日焼けをおこす原因となり り付けてください。
ます。
注a) 図記号は,IEC 61549のデータシート61549-IEC-310-1に規定している。

9.2 包装などの表示

  包装,取扱説明書,カタログなどへの表示は,附属書Dによる。

9.3 製品表示の合否判定

  製品表示の合否判定は,次による。
a) 表示は,明瞭でなければならない。表示及びその内容は,目視によって検査する。
b) 表示事項の消えにくさは,新品ランプの表示事項を,水でぬらした滑らかな布で15秒間(1秒間1往
復程度の速さ)軽く拭き,試験する。
試験後,表示は判読できなければならない。

10 データシート

10.1 ランプデータシートNo.の一般要求事項

  10.2のランプデータシートのデータシートNo.は,次による。

――――― [JIS C 7605 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
C 7605 : 2011
a) 最初の番号は,この規格の番号“7605”を表し,その前に“JIS C”を付ける。
b) 2番目の文字は,形式1項を表す。
c) 3番目の数字は,定格ランプ電力又は大きさの区分を表す。
d) 4番目の数字は,版番号を表す。
JIS C 7605 − GL − X・・・X −X
最初の番号 形式1項
定格ランプ電力
又は大きさの区分
版番号

10.2 ランプ寸法測定位置の図示データシート

10.2.1 ランプ寸法測定位置の図示データシートのリスト
ランプ寸法測定位置の図示データシートのリストを,次に示す。
シートNo. ランプ種類
JIS C 7605-1-1 G5口金又はG13口金をもった殺菌ランプ

10.3 ランプデータシート

10.3.1 ランプデータシートのリスト
ランプデータシートのリストを,次に示す。
シートNo. 形式 大きさ 定格ラン 周波数 公称寸法 口金 点灯方式
1項 の区分 プ電力
W Hz mm
JIS C 7605-GL-4-1 GL 4 4 50 60 16×135 G5 スタータ形
JIS C 7605-GL-6-1 GL 6 6 50 60 16×211 G5 スタータ形
JIS C 7605-GL-8-1 GL 8 8 50 60 16×287 G5 スタータ形
JIS C 7605-GL-10-1 GL 10 10 50 60 26×330 G13 スタータ形
JIS C 7605-GL-15-1 GL 15 15 50 60 26×436 G13 スタータ形
JIS C 7605-GL-20-1 GL 20 20 50 60 32×580 G13 スタータ形
JIS C 7605-GL-30-1 GL 30 30 50 60 26×900 G13 スタータ形
JIS C 7605-GL-40-1 GL 40 40 50 60 32×1 198 G13 スタータ形

――――― [JIS C 7605 pdf 7] ―――――

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C 7605 : 2011
附属書A
(規定)
殺菌放射束の求め方
殺菌放射束は,殺菌放射照度及び放射照度を放射束に換算する係数に,測定距離の二乗を乗じて得られ
る。
殺菌放射束は,次によって求める。係数Kは,表A.1による。殺菌放射照度Eは,国家標準にトレーサ
ブルな手続で253.7 nmの応答度で校正されている放射照度計などの受光器を用いて測定する。受光器の斜
め入射角度特性は,測定状態での入射角θまでの範囲でJIS C 1609-1の参考表1(入射角における限度値)
の一般形A級照度計の限度値を満足しなければならない(測定距離が管長の2倍の場合の入射角θは,約
15°である。)。
なお,殺菌ランプは,無風状態で水平点灯する。その他の条件は,JIS C 7617-2の附属書Bによる。
1 L1
tan L0
2
2
Φ E K L0
ここに, θ : 入射角(°)
L1 : 管長(m)
Φ : 殺菌放射束(W)
E : 殺菌放射照度(W・m−2)
K : 放射照度を放射束に換算する係数。表A.1による。
L0 : 測定距離(m)
表A.1−係数K
測定距離 K
管長の2倍の距離 9.9
管長の3倍の距離 9.7
管長の4倍の距離 9.6
殺菌ランプには253.7 nmよりも長波長の放射もあるので,放射照度計は,253.7 nm放射にだけ応答する
ものを用いる。253.7 nmよりも長波長に応答する場合は,253.7 nm放射を遮断し,おおむね300 nmより
も長波長の放射を透過する光学フィルタを用意して,まず,放射照度計によって,光路に光学フィルタを
入れない状態での殺菌放射照度E1を,次に,光路に光学フィルタを入れた状態での殺菌放射照度E2を求
めて,次の式によって求めるE0を253.7 nmの殺菌放射照度とする。
E
E0 E1 9.02
ここに, E0 : 253.7 nmの殺菌放射照度(W・m−2)
E1 : 300 nmを超え光学フィルタを入れない状態での殺
菌放射照度(W・m−2)
E2 : 300 nmを超え光学フィルタを入れた状態での殺菌
放射照度(W・m−2)
注記1 殺菌放射束の測定法には,上記の方法のほか,配光特性から球帯係数で求める方法,及びJIS
C 7801の附属書B(三光度法による直管蛍光ランプの全光束測定方法)に記載する方法があ

――――― [JIS C 7605 pdf 8] ―――――

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C 7605 : 2011
る。
注記2 殺菌放射照度の単位は,ミリワット毎平方センチメートル(mW・cm−2)又はマイクロワッ
ト毎平方センチメートル(μW・cm−2)を用いてもよい。この場合,殺菌放射束は,次の式を
用いている。
a) 殺菌放射照度の単位がmW・cm−2の場合
02
Φ E K L 10
b) 殺菌放射照度の単位がμW・cm−2の場合
2
Φ E K L0 10 2
注記3 殺菌放射照度計は,電気特性及び殺菌放射照度が安定した殺菌ランプによる殺菌放射照度を
測定するための(測光)常用標準器を用い,一定期間ごとに確認することになっている。
常用標準は,次の手段のいずれかで設定することになっている。
a) 国家標準にトレーサブルな値付けされた放射照度計で値付けする。
b) 国家標準にトレーサブルな分光放射照度標準(波長200 nm400 nmの分光放射照度が値
付けされた重水素ランプなど)によって,JIS Z 8724の4.2(分光分布の測定方法)に規
定する分光測光方法で値付けする。

――――― [JIS C 7605 pdf 9] ―――――

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C 7605 : 2011
附属書B
(規定)
形式
一般
形式は,次の1項及び2項によって表す。
1項 2項
殺菌ランプを表す記号 大きさの区分を表す数値
GL : 直管形 4,6,8,10,15,20,30
及び40
1項と2項との間を“-”で
区切る。
注記 ランプの定格ランプ電力は,大きさの区分の数値と同じである。
1項と2項との間の“-”はなくてもよい。
形式の例
例 GL-15(直管形,大きさの区分15及び定格ランプ電力15 W)

――――― [JIS C 7605 pdf 10] ―――――

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