JIS C 7604:2006 高圧水銀ランプ―性能規定

JIS C 7604:2006 規格概要

この規格 C7604は、JIS C 8110に規定する安定器を用いて点灯する,赤色補正蛍光膜付き及び赤色補正蛍光膜なしの一般照明に用いる高圧水銀ランプの性能について規定。

JISC7604 規格全文情報

規格番号
JIS C7604 
規格名称
高圧水銀ランプ―性能規定
規格名称英語訳
High-pressure mercury vapour lamps -- Performance specifications
制定年月日
1958年3月29日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60188:2001(MOD)
国際規格分類

ICS

29.140.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 III 2021
改訂:履歴
1958-03-29 制定日, 1961-03-29 確認日, 1963-08-01 改正日, 1966-12-01 確認日, 1969-12-01 確認日, 1970-07-01 改正日, 1973-05-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1980-02-01 改正日, 1984-12-01 確認日, 1985-11-01 改正日, 1991-03-01 確認日, 1996-06-01 確認日, 1999-06-20 改正日, 2005-06-20 確認日, 2006-11-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS C 7604:2006 PDF [29]
                                                                                   C 7604 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電球
工業会 (JELMA)/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 7604 : 1999は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60188 : 2001,High-pressure mercury
vapour lamps−Performance specificationsを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS C 7604には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) 始動,安定時間及び再始動時間試験
附属書B(規定) ランプの電気的及び光学的特性の測定方法
附属書C(規定) 高圧水銀ランプの赤色比の測定方法
附属書D(参考) 照明器具設計のための情報
附属書1(規定) ランプの形式記号
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 7604 pdf 1] ―――――

C 7604 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  第1章 一般事項・・・・[1]
  •  1.1 適用範囲・・・・[1]
  •  1.2 引用規格・・・・[1]
  •  1.3 定義・・・・[2]
  •  1.4 性能・・・・[3]
  •  1.4.1 一般事項・・・・[3]
  •  1.4.2 寸法・・・・[3]
  •  1.4.3 口金・・・・[3]
  •  1.4.4 始動特性,安定時間及び再始動時間・・・・[3]
  •  1.4.5 電気的特性・・・・[3]
  •  1.4.6 光学的特性・・・・[3]
  •  1.4.7 赤色比(蛍光膜付きランプだけ)・・・・[3]
  •  1.4.8 電源急降下におけるランプの安定性・・・・[3]
  •  1.5 照明器具設計のための情報・・・・[3]
  •  1.5A ランプ形式・・・・[3]
  •  第2章 ランプデータシート・・・・[4]
  •  2.1 ランプデータシート番号の付与方法・・・・[4]
  •  2.2 ランプデータシート・・・・[4]
  •  2.2.1 ランプデータシート・・・・[4]
  •  2.2.2 最大ランプ寸法及び口金に対するガラス軸の傾き・・・・[4]
  •  附属書A(規定)始動,安定時間及び再始動時間試験・・・・[16]
  •  附属書B(規定)ランプの電気的及び光学的特性の測定方法・・・・[18]
  •  附属書C(規定)高圧水銀ランプの赤色比の測定方法・・・・[20]
  •  附属書D(参考)照明器具設計のための情報・・・・[21]
  •  附属書1(規定)ランプの形式記号・・・・[22]
  •  附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[23]

――――― [JIS C 7604 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 7604 : 2006

高圧水銀ランプ−性能規定

High-pressure mercury vapour lamps-Performance specifications

序文

 この規格は,2001年に第3版として発行されたIEC 60188,High-pressure mercury vapour lamps−
Performance specificationsを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書2(参考)に示す。
第1章 一般事項

1.1 適用範囲

 この規格は,JIS C 8110に規定する安定器を用いて点灯する,赤色補正蛍光膜付き及び
赤色補正蛍光膜なしの一般照明に用いる高圧水銀ランプ(以下,ランプという。)の性能について規定する。
この規格の要求事項の一部は,関連するデータシートに規定する。この規格の適用範囲に入るが,この規
格のデータシートに規定していないその他のランプのデータシートは,ランプ製造業者又は責任ある販売
業者によって示される。この規格の要求事項は,形式検査についてだけ適用する。
備考1. この規格に規定する要求事項及び許容誤差は,形式試験のために製造業者から提供された形
式試験サンプルに対する試験に適用される。通常,この形式試験用サンプルは,生産品の代
表的,かつ,できるだけ中央値に近い特性を有するものであることが望ましい。形式試験用
サンプルに従って製造された多くの製品は,通常,この規格の許容誤差範囲にある。しかし
ながら製品のばらつきのために,場合によってはその定められた許容誤差を逸脱する製品が
出ることは避けられない。試験のためのサンプリングの計画及び手順の指針は,IEC 60410
を参照。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60188 : 2001,High-pressure mercury vapour lamps−Performance specifications (MOD)

1.2 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成
する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 7624 放電ランプ(蛍光ランプを除く)−安全規定
備考 IEC 62035,Discharge lamps (excluding fluorescent lamps)−Safety specificationsからの引用事項
は,この規格の該当事項と同等である。
JIS C 8110 高圧水銀灯安定器及び低圧ナトリウム灯安定器
備考 IEC 60923,Auxiliaries for lamps−Ballasts for discharge lamps (excluding tubular fluorescent

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2
C 7604 : 2006
lamps)−Performance requirementsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8113 照明用語
備考 IEC 60050-845,International Electrotechnical Vocabulary−Chapter 845 : Lightingからの引用事項
は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8120 光学用語
IEC 60410,Sampling plans and procedures for inspection by attributes

1.3 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8113及びJIS Z 8120によるほか,次による。
1.3.1 高圧水銀ランプ [high pressure mercury (vapour) amp] 光の大部分が,直接又は間接に,点灯中の分
圧が100 kPaを超える水銀蒸気からの放射によって発生する高輝度放電ランプ。
備考 この用語は,透明形,蛍光体塗布(蛍光水銀)形及び安定器内蔵形の水銀ランプすべてを含む。
1.3.2 名目数値 (nominal value) (IEC規格では規定しているが,定格値でランプを識別することができ
るため,この規格では規定していない。)
1.3.3 定格値 (rated value) ランプを規定の条件で点灯した場合の,製造業者又は責任ある販売業者が公
表したランプの数値。
1.3.4 ランプ始動電圧 (lamp starting voltage) ランプ始動時のランプ端子間の実効電圧。
1.3.4A 始動 (starting) ランプ主電極間で,アーク放電が開始する現象。
1.3.4B 安定時間 (warm-up time) ランプが始動してから,規定の定格入力電圧でランプ電圧が安定な状態
となるまでの時間。
1.3.4C 再始動時間 (restarting time) ランプ電圧が安定な状態にあるランプを,消灯してから直ちに規定
の入力電圧を印加し,ランプが再び始動するまでの時間。
1.3.5 最低無負荷電圧 (minimum open circuit voltage for stable operation) ランプを安定に点灯させる最低
無負荷電圧(チョークコイル形安定器)。
1.3.6 初特性 (initial readings) 100時間エージングしたランプの諸特性。
1.3.6A 定格全光束 (rated luminous flux) 製造業者又は責任ある販売業者が公表した全光束値。
1.3.7 赤色比 (red ratio) ランプの可視光域放射のうち,可視スペクトルの波長600 nm以上の赤成分の比。
1.3.8 試験用安定器 (reference ballast) ランプ試験用,供試安定器との比較用又は基準ランプ選別用に設
計された特別のチョークコイル形安定器。
1.3.9 基準電流 (calibration current) 試験用安定器を基準に,校正・制御された電流値。
1.3.10 形式検査 (type test) 製品が関連する設計仕様の要求に適合することを判定するために形式検査用
サンプルに対して行う試験。
1.3.11 形式検査用サンプル (type test sample) 形式検査のために,製造業者又は責任ある販売業者によっ
て提供された一つ又は複数のユニットで構成されたサンプル。
1.3.11A 光中心距離 (light center length) 口金先端から主電極間の中央までの距離。
1.3.11B ネック長さ (lamp neck length) 口金の先端から,ランプデータシートに示すネック径の最大値よ
り2 mm大きいガラス球の部分までをランプ軸に平行に測定した長さ。

――――― [JIS C 7604 pdf 4] ―――――

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C 7604 : 2006

1.4 性能

1.4.1 一般事項

 ランプは,JIS C 7624に適合しなければならない。ランプは正常で許容された条件下で
使用する場合,その性能は信頼される設計になっていなければならない。一般的に,次の項目の性能要求
事項を満足しなければならない。また,この要求事項は,全生産品の95 %に適合するものである。
(IEC規格では,ランプ電圧の範囲(HV : 70 V180 V及びEHV : >180 V)でランプのクラス分けを
しているが,この規格では,国内においてランプ電圧が180 Vを超えるランプが存在しないため,ランプ
電圧によるクラス分けをしていない。)

1.4.2 寸法

 ランプ寸法は,該当するランプデータシートに規定する値を満足しなければならない。

1.4.3 口金

 完成したランプの口金は,JIS C 7624の4.3.1に適合しなければならない。

1.4.4 始動特性,安定時間及び再始動時間

 ランプは,附属書Aに従って試験を行ったとき,関連する
ランプデータシートに示す始動時間内に始動しなければならない。そして,最低1分間は点灯していなけ
ればならない。また,安定時間は,附属書AのA.2Aに従って試験を行ったとき,関連するランプデータ
シートの値に適合しなければならない。再始動時間は,附属書AのA.2Bに従って試験を行ったとき,関
連するランプデータシートに示す再始動時間内に再始動しなければならない。
備考 通常定格電圧の100 %電圧においては,−5 ℃まで温度が下がった状態でも始動しなければな
らない。

1.4.5 電気的特性

 ランプ電圧は,附属書Bに示す試験条件で測定したとき,関連するランプデータシ
ートの値の範囲内になければならない。ランプ電力は,附属書Bの試験条件で測定したとき,関連するラ
ンプデータシートの値の最大値を超えてはならない。

1.4.6 光学的特性

 全光束値は,附属書Bの試験条件で測定したとき,定格値の90 %以上でなければな
らない。ただし,100 W以下の低ワットのランプの全光束値は,定格値の83 %以上でなければならない。

1.4.7 赤色比(蛍光膜付きランプだけ)

 赤色比は,附属書B及び附属書Cの試験条件で測定したとき,
7 %以上(参考)であるのが望ましい。

1.4.8 電源急降下におけるランプの安定性

 定格電圧が0.5秒以内に,100 %から90 %に降下したとき,
少なくとも5秒間は消えてはならない。

1.5 照明器具設計のための情報

 附属書Dに照明器具設計のための情報を示す。

1.5A ランプ形式

 ランプの形式記号は,附属書1による。

――――― [JIS C 7604 pdf 5] ―――――

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JIS C 7604:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60188:2001(MOD)

JIS C 7604:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 7604:2006の関連規格と引用規格一覧