JIS C 8283-2-3:2021 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ | ページ 2

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C 8283-2-3 : 2021
c) IS C 3662(規格群)又はJIS C 3663(規格群)に規定するコードを用いる場合,Lと表示された端子
への茶色の線の結線,及び,Nと表示された端子へのライトブルーの線の結線
d) シースが3 mm以上締付装置から突き出る必要がある旨を含む,コード止めの正しい組立の重要性
e) (対応国際規格の規定を削除した。)
適否は,目視検査によって判定する。

9 寸法及び適合性

  寸法及び適合性は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条9(寸法及び適合性)による。
9.101 保持装置
標準化された機器用カプラの場合,プラグコネクタ又は機器用インレットにコネクタを保持する装置は,
関連スタンダードシートに適合しなければならない。
注記 関連スタンダードシートはJIS C 8283-3にある。
適否は,16.101の試験によって判定する。
標準化されていない機器用カプラの場合,プラグコネクタ又は機器用インレットにコネクタを保持する
装置は,製造業者の仕様に適合しなければならない。

10 感電に対する保護

  感電に対する保護は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条10(感電に対する保護)による。
10.1 追加(“適否は”で始まる段落の後に,次を追加する。)
試験は,カバーを開けて実施する。

11 接地の装備

  接地の装備は,JIS C 8283-1の箇条11(接地の装備)による。

12 端子及び終端

  端子及び終端は,JIS C 8283-1の箇条12(端子及び終端)による。

13 構造

  構造は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条13(構造)による。
13.101 差込み状態における水の浸入に対する保護
機器用カプラの互いの部分が完全な差込み状態にある場合に,機器用カプラは水の浸入に対する必要な
保護等級を確実にするための手段を組み込まなければならない。

――――― [JIS C 8283-2-3 pdf 6] ―――――

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適否は,目視検査及び14.101の試験によって判定する。
13.102 差込み状態にないときの水の浸入に対する保護
コネクタ又はプラグコネクタは,通常の使用のためにコードを取り付けてあって,対応するアクセサリ
と差込み状態にない場合,箇条10及び14.101に適合しなければならない。
適否は,箇条10,箇条20,箇条23,箇条28及び14.101の試験によって判定する。
13.103 差込み状態にないときの水の浸入に対する保護用のカバー
コネクタ及び機器用アウトレットは,対応するアクセサリと差込み状態にないときに,湿気に対する必
要な保護等級を達成するためにカバーを装備しなければならない。標準化された機器用カプラのカバーは,
自閉式とし,コネクタ又は機器用アウトレットに確実に固定しなければならない。
適否は,箇条10,箇条20,箇条23,箇条28及び14.101の試験によって判定する。
13.104 一体形機器用カプラの水の浸入に対する保護
機器と一体化した又は機器に組み込んだ機器用インレット及び機器用アウトレットは,機器の表面から
端子又は終端まで,水の浸入に対する必要な保護等級を確実にする手段を組み込まなければならない。
適否は,目視検査及び14.101の試験によって判定する。
13.105 カバースプリングの要求事項
コネクタ及び機器用アウトレットのカバースプリング(一つ又は複数)は,対応するアクセサリが差し
込まれていないときにカバーを素早く閉めるために,及び通常の操作で角度90°100°の開閉に耐える
ために十分強力でなければならない。カバー及び附属のスプリング(一つ又は複数)は,最大限度まで開
くとき損傷に耐えなければならず,また,耐腐食材料でなければならない。
この試験は,7.101 b)で分類する保持装置なしのカプラには適用しない。
耐腐食材料に適用する要求事項への適否は,箇条28の試験によって判定する。
適否は,目視検査及び次の試験によって判定する。試験が終了したとき,カバーは,この細分箇条で規
定するとおりに閉じなければならない。
カバーを最大限度まで開け,附属のスプリングの力で閉まるようにする操作を,毎分15回±2回の割合
で,連続4 000回実施する。

14 耐湿性

  耐湿性は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条14(耐湿性)による。
置換(“恒温槽に入れた”で始まる段落及び二つの細別を,次の内容に置き換える。)
恒湿槽に入れた試料は,168時間(7日間)放置する。
追加

――――― [JIS C 8283-2-3 pdf 7] ―――――

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14.101 アクセサリは,JIS C 0920によるIPX1以上の保護等級を備えなければならない。
適否は,JIS C 0920の該当の試験,及び次に規定する処理の後,直ちにアクセサリから表面に残った水
滴を拭き取り,箇条15の耐電圧試験を実施することによって判定する。
アクセサリは,この耐電圧試験に耐えなければならない。さらに,目視検査では,水がアクセサリに入
っていないこと,及び通電部分に達していないことを確認しなければならない。
JIS C 3662(規格群)又はJIS C 3663(規格群)に規定するコードを取り付けるアクセサリは,次のコー
ドを使用して試験を行う。ただし,その他のコードを取り付けるアクセサリは,製造業者の指定による。
a) コード非交換形アクセサリの場合,供給されたコード
b) 6 Aのコード交換形アクセサリの場合,0.75 mm2のコード
c) 10 Aのコード交換形アクセサリの場合,0.75 mm2及び1.0 mm2のコード
d) 16 Aのコード交換形アクセサリの場合,1.0 mm2及び1.5 mm2のコード
機器用インレット及び機器用アウトレットは,十分に防水された外郭内又は外郭上に取り付ける場合,
製造業者の取付説明書に従って試験を行う。
外郭及びカバーの取付けねじは,箇条25に示す該当のトルクの2/3に等しいトルクで締め付ける。アク
セサリは,最も不利な位置に配置する。
コネクタ及び機器用アウトレットは,対応するアクセサリを差し込んだ状態及び差し込んでいない状態
で,湿気に対する必要な保護等級を確実にするための手段(13.102に規定するとおりに)を通常の使用状
態のように配置して試験を行う。

15 絶縁抵抗及び耐電圧

  絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS C 8283-1の箇条15(絶縁抵抗及び耐電圧)による。

16 コネクタ及び機器用アウトレットの挿入及び引抜きに必要な力

  コネクタ及び機器用アウトレットの挿入及び引抜きに必要な力は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条
16(コネクタ及び機器用アウトレットの挿入及び引抜きに必要な力)による。
追加
16.101 保持装置の検証
差し込んだときにアクセサリが偶然に外れることがないようにする保持装置を設けなければならない。
保持装置は正しく機能しなければならない。コネクタの差込み及び引抜きと保持装置の操作とが両手で容
易にできなければならない。
この試験は,7.101 b)で分類する保持装置なしのカプラには適用しない。適否は,手の操作によって,ま
た,次の試験によって判定する。この試験中,アクセサリ間の連結は,主おもりを加えている間は維持さ
れ,副おもりを加えたときに外れなければならない。
カプラを引き離すのに必要な最大力及び最小力は,図101に示す装置を使って決定する。この装置は,

――――― [JIS C 8283-2-3 pdf 8] ―――――

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取付板(A)と通常の使用状態のように結線した機器用カプラ(B)とからなり,プラグコネクタ又は機器
用インレットを下向きにして,カプラが垂直に垂れ下がるように取り付ける。
単位 mm
図101−偶然の外れに対する装置の例(16.101参照)
ねじで締め付けるコード止めを使用するコード交換形機器用カプラの場合,これらのねじは,25.1に示
すトルクで締め付ける。
保持装置によって生じる最大及び最小の引離し力は,コネクタをプラグコネクタ又は機器用インレット
に深さ一杯まで挿入して測定する。おもり台(C)を,主おもり(D)及び副おもり(E)と共に,ケーブ
ル(F)に取り付ける。これらの構成要素によって加える力を,表101に示す。主おもりは,コネクタを揺
らさずにつるし,副おもりは,主おもりの上に高さ50 mm±2.5 mmから落下させる。

――――― [JIS C 8283-2-3 pdf 9] ―――――

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表101−保持装置の引張力
構成要素 力
N
おもり台(C)及び主おもり(D) 60±1
副おもり(E) 30±1

17 コンタクトの動作

  コンタクトの動作は,JIS C 8283-1の箇条17(コンタクトの動作)による。

18 高温用及び超高温用機器用カプラの耐熱性

  高温用及び超高温用機器用カプラの耐熱性は,JIS C 8283-1の箇条18(高温用及び超高温用機器用カプ
ラの耐熱性)による。

19 開閉性能

  開閉性能は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条19(開閉性能)による。
置換(“− 機器用インレット及びプラグコネクタは,”で始まる細別を,次に置き換える。)
− 機器用インレット又はプラグコネクタは,ピンの軸を含む平面が水平になるように,また,カバーを
取り外すか,又は開いた状態にして配置する。

20 通常操作

  通常操作は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条20(通常操作)による。
追加(“接地回路及び”で始まる段落の後に,次を追加する。)
コネクタは,カバーを取り外すか,又は開いた状態にして試験を行う。

21 温度上昇

  温度上昇は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条21(温度上昇)による。
置換(表8の“コード交換形コネクタ”の欄を,次に置き換える。)
0.2を超え 6以下 0.75
コード交換形コネクタ 6を超え 10以下 1.0 定格電流の1.25倍
10を超える 1.5

22 コード及びその接続

  コード及びその接続は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条22(コード及びその接続)による。
22.1 置換(表9の6 Aの欄を,次に置き換える。)

――――― [JIS C 8283-2-3 pdf 10] ―――――

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JIS C 8283-2-3:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60320-2-3:2018(MOD)

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