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JIS Y 30105-1:2021 規格概要
この規格 Y30105-1は、アウトソーシングされたビジネスプロセスに対して,ITES-BPOサービスプロバイダによって実行されるライフサイクルプロセスに関する要求事項について規定。
JISY30105-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Y30105-1
- 規格名称
- 情報技術―ITを使用したビジネスプロセスアウトソーシング(ITES-BPO)ライフサイクルプロセス―第1部 : プロセス参照モデル(PRM)
- 規格名称英語訳
- Information technology -- IT Enabled Services -- Business Process Outsourcing (ITES-BPO) lifecycle processes -- Part 1:Process reference model (PRM)
- 制定年月日
- 2021年1月20日
- 最新改正日
- 2021年1月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 30105-1:2016(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2021-01-20 制定
- ページ
- JIS Y 30105-1:2021 PDF [28]
Y 30105-1 : 2021 (ISO/IEC 30105-1 : 2016)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[3]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 プロセス参照モデルの概要・・・・[3]
- 5 プロセス参照モデル・・・・[6]
- 5.1 戦略有効化プロセス・・・・[6]
- 5.2 リレーションシップマネジメントプロセス・・・・[7]
- 5.3 ソリューションプロセス・・・・[8]
- 5.4 トランジションイン(導入)プロセス・・・・[9]
- 5.5 サービスデリバリプロセス・・・・[12]
- 5.6 トランジションアウト(契約終了時の移行)プロセス・・・・[14]
- 5.7 戦術有効化プロセス・・・・[15]
- 5.8 運用有効化プロセス・・・・[19]
- 附属書A(参考)ISO/IEC 33004への適合宣言・・・・[24]
- 参考文献・・・・[26]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Y 30105-1 pdf 1] ―――――
Y 30105-1 : 2021 (ISO/IEC 30105-1 : 2016)
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人情報処理学会(IPSJ)及び一般
財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,
日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
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――――― [JIS Y 30105-1 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
Y 30105-1 : 2021
(ISO/IEC 30105-1 : 2016)
情報技術−ITを使用したビジネスプロセスアウトソーシング(ITES-BPO)ライフサイクルプロセス−第1部 : プロセス参照モデル(PRM)
Information technology-IT Enabled Services-Business Process Outsourcing (ITES-BPO) ifecycle processes-Part 1: Process reference model (PRM)
序文
この規格は,2016年に第1版として発行されたISO/IEC 30105-1を基に,技術的内容及び構成を変更す
ることなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
ITを使用したビジネスプロセスアウトソーシング(ITES-BPO)サービスとは,サービス提供のために
適切な技術を使用するサービスプロバイダに,一つ以上のITを使用したビジネスプロセスが委託されるこ
とである。そのようなサービスプロバイダは,事前に定義された測定可能なパフォーマンス指標に従って,
受託したビジネスプロセスをマネジメント,デリバリ,改善及び管理する。これは,金融,人事マネジメ
ント,行政,ヘルスケア,銀行及び金融サービス,サプライチェーンマネジメント,旅行及び接客業,メ
ディア,マーケットリサーチ,分析,通信,製造などの多様なビジネスプロセス分野を対象とする。これ
らのサービスは,世界中の顧客にビジネスソリューションを提供し,顧客の中核となるサービスデリバリ
チェーンの一部を形成する。
ISO/IEC 30105シリーズは,次のようにITES-BPO業界に関わるライフサイクルプロセスの要求事項を
規定している。
− アウトソーシングされたビジネスプロセスを実行するサービスプロバイダから見た,ITES-BPO業界
のあらゆる側面について,包括的な規格を提供する。これは,多様な業種の顧客に対して,契約を通
じてサービスを提供するITES-BPOサービスプロバイダに適用される。
− アウトソーシングのライフサイクル全体を対象とし,優れた実践であると考えられるプロセスを定義
する。
− アウトソーシングしたビジネスプロセスを実行するサービスプロバイダのリスクの特定及び低減を可
能にする。また,サービスプロバイダのためのプロセス参照モデルとしても役割を果たす。
− アウトソーシングされたビジネスプロセスの,ITを使用したアウトソーシングサービスに焦点を当て
る。
− 汎用的であり,提供されるサービスの種類,規模及び性質に関係なく,全てのITES-BPOサービスに
適用可能である。
− ISO/IEC 30105シリーズを使用して実施されるプロセス改善は,顧客及びサービスプロバイダに,明
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Y 30105-1 : 2021 (ISO/IEC 30105-1 : 2016)
確な投資効果を導くことが可能である。
− ISO/IEC 30105シリーズに合わせることによって,サービスデリバリにおける一貫性,品質及び予測
可能性を向上させることが可能である。
ITES-BPOサービスに関連する主要な組織及びその関係を,図1に示す。顧客,ITES-BPOサービスプロ
バイダ及び様々なレベルのサプライヤを含む。これは,JIS Q 20000-1:2012の7.2に示されたサプライチェ
ーンの関係による。
図1−ITES-BPOの主要な組織及びその関係
この規格では,プロセス参照モデル(PRM)について詳しく説明する。これは,プロセスの内容,目的
及び成果に関して記述されたライフサイクルにわたるプロセス定義,並びにプロセス間の関係を定義する
フレームワークを含む。
このプロセスの目的では,このプロセスの実施が利害関係者に具体的な利益をもたらすように,プロセ
スを実行する高水準目標を詳述する。プロセスの成果は,観察可能な結果によって明確に定義され,顧客
及びサービスプロバイダにもたらされるビジネス上の利益につながる。
1 適用範囲
この規格は,アウトソーシングされたビジネスプロセスに対して,ITES-BPOサービスプロバイダによ
って実行されるライフサイクルプロセスに関する要求事項について規定する。この規格は,サービスを計
画,確立,実施,運用,監視,レビュー,保守かつ改善するプロセスを定義する。
この規格は,次による。
− アウトソーシングされたITを使ったビジネスプロセスを対象とする。
− ITプロセスに対応することを意図したものではなく,網羅性のために,重要な接点としてITプロセ
スに言及する。
− 顧客ではなく,サービスプロバイダに適用する。
− ITES-BPOの全てのライフサイクルプロセスに適用する。
− ITES-BPOサービスを提供する組織のためのプロセス参照モデルとしての役割を果たす。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 30105-1:2016,Information technology−IT Enabled Services-Business Process Outsourcing
(ITES-BPO) ifecycle processes−Part 1: Process reference model (PRM)(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
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Y 30105-1 : 2021 (ISO/IEC 30105-1 : 2016)
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 33001 情報技術−プロセスアセスメント−概念及び用語
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 33001,Information technology−Process assessment−Concepts and
terminology
ISO/IEC 20000-10,Information technology−Service management−Part 10: Concepts and vocabulary
注記 対応国際規格は,ISO/IEC TR 20000-10を引用しているが,ISO/IEC TR 20000-10は,2018
年に廃止され,ISO/IEC 20000-10に置き換わった。
ISO/IEC 30105-4,Information technology−IT Enabled Services-Business Process Outsourcing (ITES-BPO)
lifecycle processes−Part 4: Terms and concepts
ISO/IEC 33004:2015,Information technology−Process assessment−Requirements for process reference,
process assessment and maturity models
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS X 33001,ISO/IEC 20000-10及びISO/IEC 30105-4による。
ISO及びIECは,次のアドレスで標準化に使用するための専門用語のデータベースを維持している。
− IEC Electropedia : http://www.electropedia.org/
− ISO Online Browsing Platform : http://www.iso.org/obp
4 プロセス参照モデルの概要
ISO/IEC 33004は,プロセス参照モデルに含まれるプロセスが次の条件を満たすことを要求している。
附属書Aに,ISO/IEC 33004の詳細な要求事項を示す。
プロセスの記述は,次の要求事項を満たさなければならない。
a) プロセスは,その目的及び成果によって記述されなければならない。
b) 一連のプロセス成果は,プロセスの目的を達成するために必要かつ十分なものでなければならない。
c) プロセスの記述は,JIS X 33003に適合し関連するプロセス測定フレームワークの基礎レベルを超えた
プロセス品質特性の諸側面を含んではならず,また,暗示してはならない。
PRMのそれぞれのプロセスは,次の記述要素をもつ。
a) 名前 プロセスの名前は,プロセスの適用範囲を要約し,プロセスの主要な関心事を特定し,プロセ
ス参照モデルの適用範囲内の他のプロセスと区別する短い名詞句とする。
b) 内容 それぞれのプロセスについて,このプロセスの適用の意図する内容を簡単に概説する。
c) 目的 このプロセスの目的は,プロセスを実施するための高度かつ総合的な目標とする。
d) 成果 成果は,プロセスの目的の成功達成の観察可能な結果とする。成果とは,プロセスが達成した
測定可能な,具体的な技術的又はビジネス的結果のこととする。それらは観察可能で評価可能なもの
とする。
ITES-BPOのプロセスアセスメントモデルのプロセス次元に含まれたこの規格のプロセスを,図2に列
挙する。これは,ITES-BPOのソリューションの開発からサービスデリバリ及びトランジションアウト(契
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JIS Y 30105-1:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX33001:2017
- 情報技術―プロセスアセスメント―概念及び用語