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JIS C 8946:2009 規格概要
この規格 C8946は、JIS C 8941に規定する二次基準多接合太陽電池要素セルを用いて自然太陽光の下で,平面・非集光形の電力発電を目的とする地上用多接合太陽電池セル,地上用多接合太陽電池サブモジュール及び地上用多接合太陽電池モジュールの出力特性を測定する方法について規定。
JISC8946 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C8946
- 規格名称
- 多接合太陽電池セル・モジュール屋外出力測定方法
- 規格名称英語訳
- Outdoor measuring method of output power for multi-junction solar cells and modules
- 制定年月日
- 2009年3月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 27.160
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2009-03-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS C 8946:2009 PDF [8]
C 8946 : 2009
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 測定条件・・・・[2]
- 4.1 標準状態・・・・[2]
- 4.2 基準状態・・・・[2]
- 5 測定装置・・・・[2]
- 6 測定・・・・[3]
- 6.1 測定項目・・・・[3]
- 6.2 測定方法・・・・[3]
- 6.3 測定手順・・・・[4]
- 6.4 放射照度の計算・・・・[5]
- 7 測定データの処理方法・・・・[5]
- 7.1 測定データの補正・・・・[5]
- 7.2 補正式・・・・[5]
- 7.3 各パラメータの算出方法・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 8946 pdf 1] ―――――
C 8946 : 2009
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人光産業技術振興協会(OITDA)及び財
団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工
業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 8946 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 8946 : 2009
多接合太陽電池セル・モジュール屋外出力測定方法
Outdoor measuring method of output power for multi-junction solar cells and modules
1 適用範囲
この規格は,JIS C 8941に規定する二次基準多接合太陽電池要素セル(以下,二次基準要素セルという。)
を用いて自然太陽光の下で,平面・非集光形の電力発電を目的とする地上用多接合太陽電池セル,地上用
多接合太陽電池サブモジュール及び地上用多接合太陽電池モジュール(以下,太陽電池セル・モジュール
という。)の出力特性を測定する方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 8912 結晶系太陽電池測定用ソーラシミュレータ
JIS C 8913 結晶系太陽電池セル出力測定方法
JIS C 8941 二次基準多接合太陽電池要素セル
JIS C 8942 多接合太陽電池測定用ソーラシミュレータ
JIS C 8945 多接合太陽電池出力電圧・出力電流の温度係数測定方法
JIS Z 8103 計測用語
JIS Z 8113 照明用語
JIS Z 8120 光学用語
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103,JIS Z 8113及びJIS Z 8120によるほか,次による。
3.1
基準要素セル校正値比
測定に用いる複数の二次基準要素セルの校正値で規格化した電流値の比。
例として,二接合型太陽電池の各要素セルを模擬した2個の二次基準要素セルの場合の基準要素セル校
正値比を式(1)で表す。
( Itm / Itcal )
CR (1)
(Ibm / Ibcal )
ここに, CR : 基準要素セル校正値比
Itm : 基準要素セル(上部発電層に対応)の電流値
Itcal : 基準要素セル(上部発電層に対応)の校正値
Ibm : 基準要素セル(下部発電層に対応)の電流値
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C 8946 : 2009
Ibcal : 基準要素セル(下部発電層に対応)の校正値
4 測定条件
4.1 標準状態
太陽電池セル・モジュールの測定条件は,次による。
a) セル・モジュール温度 1070 ℃
b) 放射照度 800 W/m2以上
c) 基準要素セル校正値比 0.981.02
d) 採光条件 直達日射,水平面全天日射,傾斜面全天日射のいずれの光も使用できるが,二次基準要素
セル及び被測定太陽電池セル・モジュールは,太陽光線と垂直(±10°以内の範囲)となるように置
く。また,測定中の放射照度の変動は,1 %以内とし,地表面,周囲の建物などから直達日射が直接
反射しないようにする。
4.2 基準状態
基準状態は,次による。
a) セル・モジュール温度 25 ℃
b) 分光分布 基準太陽光(JIS C 8941参照)
c) 放射照度 1 000 W/m2
5 測定装置
測定装置は,次による。
a) 電圧計及び電流計は,±0.5 %の精度を有するものとする。
なお,抵抗器の精度は,±0.2 %以内とする。
b) 電圧計は,測定中のいかなる場合でも,電圧計に流入する電流が,短絡電流Iscの0.1 %を超えないよ
うに,入力インピーダンスが高くなければならない。
c) 温度の測定には精度±1 ℃の温度計を用いる。
d) 二次基準要素セルは,JIS C 8941の規定に従って校正したものを用いる。ただし,JIS C 8942に規定
する等級MS若しくは等級MA,又はJIS C 8912に規定する等級Aのソーラシミュレータの下での要
素セルとのスペクトルミスマッチ誤差が±1 %以下であるものを用いる。また,屋外測定に用いる二
次基準要素セルは,周囲の温度及び環境変化の影響を受けにくく,かつ,保管しやすいパッケージ内
に封入し,次の条件を満たさなければならない。その他の条件は,JIS C 8941の規定による。
1) パッケージのフロントカバーと二次基準要素セルとの間は,安定で透明の充てん材で埋め,充てん
材の屈折率は,フロントカバーの屈折率と類似(10 %以内)しているものを用いる。さらに,二次
基準要素セルの感度波長領域で,入射光の95 %以上が二次基準要素セルに吸収されるようにする。
2) 二次基準要素セルは,温度を±1 ℃の精度で維持できる構造とする。
なお,JIS C 8945の規定によって,1 000 W/m2の放射照度で温度係数を測定しておく。
e) バイアス用電源(バイポーラ電源を含む。)は,被測定太陽電池セル・モジュールの可変負荷(電子負
荷を含む。)として用いることができるもので,図1のI-V特性曲線上のA点(電圧が負の値を示す
点)とB点(電流が負の値を示す点)との間で電圧をステップ状又は連続的に掃引できなければなら
ない。
注記 被測定太陽電池セル・モジュールにかかる逆バイアス電圧によって,被測定太陽電池セル・
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C 8946 : 2009
モジュールは,特性劣化又は破壊を起こす場合があるので,被測定太陽電池セル・モジュー
ルの種類ごとに逆バイアス電圧の最大値を制御できることが望ましい。ただし,逆バイアス
電圧については,太陽電池モジュール製造業者の指定する値を用いることが望ましい。
注a) 点の電圧値は,7.2に規定する補正をした
後でも,負であるように設定することが望ま
しい。
b) 点の電流値は,7.2に規定する補正をした
後でも,負であるように設定することが望ま
しい。
c) : I-V特性曲線と電流軸との交点
d) : I-V特性曲線と電圧軸との交点
図1−I-V特性曲線
6 測定
6.1 測定項目
次の項目について,被測定太陽電池セル・モジュールの特性値を測定する。
a) 短絡電流 Isc(mA又はA)
b) 開放電圧 Voc(mV又はV)
c) 最大出力 Pm(mW又はW)
d) 最大出力動作電圧 Vpm(mV又はV)
e) 最大出力動作電流 Ipm(mA又はA)
f) 曲線因子 FF
g) 太陽電池セル・モジュール変換効率 %)
h) 電圧規定電流 Iv(mA又はA)
i) 電流規定電圧 Vi(mV又はV)
6.2 測定方法
測定方法は,次による。
a) 被測定太陽電池セル・モジュールの接続は,4端子法を用いる。プローブ,リード線などの接続は,
被測定太陽電池セル・モジュールを遮へいしないよう,集電電極など発電に寄与しない部分に配置し,
――――― [JIS C 8946 pdf 5] ―――――
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JIS C 8946:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.160 : 太陽エネルギー工学
JIS C 8946:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC8912:1998
- 結晶系太陽電池測定用ソーラシミュレータ
- JISC8913:1998
- 結晶系太陽電池セル出力測定方法
- JISC8941:2009
- 二次基準多接合太陽電池要素セル
- JISC8942:2009
- 多接合太陽電池測定用ソーラシミュレータ
- JISC8945:2009
- 多接合太陽電池出力電圧・出力電流の温度係数測定方法
- JISZ8103:2019
- 計測用語
- JISZ8113:1998
- 照明用語
- JISZ8120:2001
- 光学用語