JIS C 9335-2-15:2021 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-15 部:液体加熱機器の個別要求事項 | ページ 5

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20.102 豆乳メーカの回転部分は,運転中緩まないようにしなければならない。
適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。
回転部分の回転方向の逆方向にねじ及びナットを締めることは,回転部分を固定するために適切な手段
であるとみなす。
20.103 豆乳メーカの蓋にインタロック機構をもつ場合,機器の誤運転を防止するようになっていなけれ
ばならない。蓋のインタロックスイッチは,バイアスオフスイッチでなければならない。
蓋と主電源スイッチとの間にインタロック機構をもつ場合,スイッチがON位置にあるときに,蓋をロ
ックしなければならない。蓋が適切に閉じていない場合には,スイッチはOFF位置にロックされなければ
ならない。
適否は,目視検査,手による試験及びJIS C 0922の検査プローブBを適用することによって判定する。

21 機械的強度

  機械的強度は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条21(機械的強度)による。
21.1 追加(“内部カバー”で始まる段落の後に,次を追加し適用する。)
ガラス部分の破壊は,8.1,15.1及び15.101への適合を阻害しない場合は無視する。

22 構造

  構造は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条22(構造)による。
22.6 追加(“この試験を行った後,”で始まる段落の後に,次を追加し適用する。)
排水孔(ドレン孔)は,直径が5 mm以上,又は面積が20 mm2以上かつ幅が3 mm以上でなければなら
ない。
適否は,測定によって判定する。
22.7 追加(“適否は,”で始まる段落の後に,次を追加し適用する。)
エスプレッソコーヒーメーカは,定格容量まで水を満たし,定格入力で運転する。コーヒーフィルタは
閉塞し,アウトレットは閉じる。到達した最大圧力を測定し,その後,機器に5分間,この圧力の2倍の
圧力を維持する。
過圧力は,外部の圧力源から供給してもよい。エスプレッソコーヒーメーカは,コーヒーをいれるため
の通常の温度に維持するように考慮する。
蒸気バルブが蒸気発生開始用スイッチに連結している場合,連結部は,最大圧力を測定している間,圧
力を妨げないようにする。
機器は,破裂してはならず,自己復帰形の圧力緩和装置又は意図的に弱くした部分を通じたもの以外か
らの漏れがあってはならない。機器は,自己復帰形の圧力緩和装置が作動した場合,その後の使用に適し

――――― [JIS C 9335-2-15 pdf 21] ―――――

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ていなければならない。
圧力を制限する制御装置は,作動しない状態にして,機器は,最大圧力を決定した方法で再度運転する。
機器は,爆発してはならず,危険な蒸気の噴出があってはならない。故意に弱くした部分が破裂する場
合,試験は,2台目の機器で繰り返し,同一の状態で終了しなければならない。
全ての圧力調整装置及び全ての保護装置,並びに意図的に弱くした部分は,作動しない状態にして,蓋
を閉じる。
動的圧力鍋以外の圧力鍋の場合,圧力を19.4の試験中に保護装置が作動した圧力の2倍まで,水圧によ
って徐々に高める。
動的圧力鍋の場合,圧力を,19.4の試験中に保護装置又は故意に弱くした部分が作動した圧力を50 kPa
超過するまで,水圧によって徐々に高める。
容器は,破裂してはならない。
22.40 追加(“適否は,”で始まる段落の後に,次を追加し適用する。)
豆乳メーカは,誤動作によってこの規格の要求事項への適合が損なわれる場合,モータを制御するいか
なるスイッチは,電子回路も遮断しなければならない。
適否は,箇条19による試験によって判定する。
追加
22.101 やかん及び電気保温ポットは,水を注ぎ出すとき蓋が離れて落ちないような構造でなければなら
ない。
適否は,次の試験によって判定する。
やかん及び電気保温ポットに,定格容量まで水を入れ,蓋を取扱説明書に従って閉じる。やかん及び電
気保温ポットは,定格電圧を給電し,水が沸騰するまで運転する。水の約90 %を通常の方法でやかん及び
電気保温ポットから注ぎ出す。蓋は落下してはならず,水は注ぎ口だけから放出させなければならない。
22.102 やかん及び電気保温ポットは,通常使用で用いる場合,使用者を危険にさらすおそれがある突然
の蒸気又は熱湯の噴出がないような構造でなければならない。
注記 通常使用は,蓋の位置及びハンドルをつかむときに使用者の手が置かれると思われる位置に関し
て取扱説明書を考慮する。
適否は,箇条11による試験中の目視検査によって判定する。
22.103 コードレス機器の機器用カプラは,通常の使用中に発生する応力に耐えるような構造でなければ
ならない。
適否は,次の試験によって判定する。
機器の2個の通電するピンは,共通接続し,外部抵抗負荷を電源と直列に接続する。外部負荷は,定格
電流の1.1倍の電流となるものを用いる。

――――― [JIS C 9335-2-15 pdf 22] ―――――

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機器を附属のスタンドの上に置き,引き離す動作を次の回数実施する。
− コードレスやかんは,10 000回
− コードレスコーヒーメーカは,10 000回
− 他のコードレス機器は,6 000回
毎分約10回の速度で引き外す。この試験は,コードレスやかん及びコードレスコーヒーメーカについて
は,更に10 000回,他のコードレス機器については,更に6 000回,電流を流さずに継続する。
複数のコードレス機器に対して単一のスタンドを提供している場合,同じスタンドを用いて,コードレ
ス機器ごとに試験を行う。
試験後,機器はその後の使用に適していなければならない。また,8.1,16.3,27.5及び箇条29への適合
が損なわれてはならない。
負荷時に接続接点をオン·オフすることができない場合,試験は電流を流さずに実施する。
22.104 可搬形のやかん及び電気保温ポットは,機器が転倒したときに,容器内の液体が容易に流出する
構造であってはならない。
適否は,次の試験によって判定する。
給湯ロック機構をもつ機器は,ロック機構を作動させ,弁が閉じた状態で試験を行う。
定格容量の水を入れ,定格電圧を供給して,湯を沸かし,沸騰後(やかんの場合は通電停止後,電気保
温ポットの場合は保温機能に移行し湯の温度がほぼ一定となった後,)の機器質量を測定する。
やかんの場合は,沸騰(通電停止後)から15秒経過後,電気保温ポットの場合は,湯の温度がほぼ一定
となった後,図101Aに示す水平に保ったゴムなどの滑り止めのある台の上に機器(電源コード又は専用
スタンドが分離するものは,これを取り外す。)を載せ,静かに台を傾けて,厚さが30 mmのラワン板上
に転倒させる。
転倒から10秒経過後,速やかに機器をはかりに移動し,機器質量を測定する。転倒前後の機器質量の差
を湯の流出水量とする(水の密度は,1 g/mLとする。)。
転倒方向は,注ぎ口に対して前後左右の4方向とし,一つの転倒方向での試験の終了後,他の方向の試
験結果に影響を与えない状態で行う。やかんについては,各方向の転倒前に,再度沸騰させる。
転倒させるとき,上向きになる持ち運び用の取っ手をもつものは,取っ手を上向きにしておく。
各方向に転倒したときの各流出水量は,50 mL以下でなければならない。
注記0A 他の方向の試験結果に影響を与えない状態とは,例えば,電気保温ポットのベローズ内の湯又
は可搬形のやかんの蓋部の蒸気通路内の湯は,出し切る状態をいう。
可搬形のやかん及び電気保温ポット以外の転倒するおそれがある定格容量が3 Lを超える水を沸騰させ
る可搬形機器は,放出速度を制限するような構造でなければならない。
適否は,次の試験によって判定する。また,機器用インレットを組み込んだ機器には,コードセットを
取り付け試験する。

――――― [JIS C 9335-2-15 pdf 23] ―――――

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機器に,定格容量まで水を入れ,蓋を取扱説明書に従って閉じる。機器は,通常の使用状態で水平面上
に配置するが,最も不利な結果を生じるような位置に配置する。
その平面は,角度25°まで徐々に傾斜する。機器が転倒した場合,この位置に10秒間放置し,その後,
通常の位置まで戻す。水の残存量を測定する。水の放出速度は,次の式によって求める。
60(CC
1 2)
D
t
ここで, D : 水の放出速度(L/min)
C1 : 定格容量(L)
C2 : 水の残存量(L)
t : 放出時間(秒)
これは,機器が転倒したときから測定する。
放出速度は,毎分16 Lを超えてはならない。
注記 傾いた平面での機器の滑りを防止するために,適切な手段を用いてもよい。
22.105 水を沸騰させるための固定形機器は,容器の直径が5 mm以上,又は面積が20 mm2以上かつ幅が
3 mm以上の開口部を通して,常に大気中に開いているような構造でなければならない。開口部は,通常の
使用状態で,塞がるおそれがない位置になければならない。
機器が,蒸気の放出又は水のオーバフロー(あふれ)のための装置をもつ場合,放出用開口部孔は,機
器の底部にあって,下向きで垂直に放出しなければならない。
適否は,目視検査及び測定によって判定する。
22.106 エスプレッソコーヒーメーカは,容器内に危険な圧力が残っている間,簡単な操作でコーヒーフ
ィルタを取り外せないような構造でなければならない。
適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。コーヒーフィルタを角度30°以上回転した後で
なければ取り外せない場合は,この要求事項に適合するとみなす。
22.107 圧力鍋は,圧力又は温度に反応する非自己復帰形の圧力緩和装置を組み込んでいなければならな
い。
適否は,目視検査によって判定する。
22.108 圧力鍋は,容器中の圧力が過度である間は,蓋を外すことができないような構造でなければなら
ない。蓋を安全に外すことができるような値にまで,容器内の圧力を解放するための手段を組み込まなけ
ればならない。
適否は,次の試験によって判定する。
圧力鍋は,圧力調整装置が最初に作動するまで,箇条11に規定するように運転する。
その後,圧力鍋は電源から遮断し,容器内の圧力を5 kPaになるまで減らす。110 Nの力を蓋又はハンド
ル(取っ手)を握ることができる最も不利な位置に加える。蓋を外すことが可能であってはならない。
内圧は,110 Nの力を維持しながら,更に徐々に低減する。内圧を除去しているとき,蓋の危険な位置ず
れがあってはならない。

――――― [JIS C 9335-2-15 pdf 24] ―――――

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この試験は,圧力鍋について,蓋を外す前に容器内の圧力を制御した方法で,自動的に低減することを
保証するねじ締め器具,又はその他の装置によって蓋を固定する場合には適用しない。
22.109 圧力鍋は,蓋が閉じていないか,又は蓋を不適切な位置に装着したときに,容器内の圧力が過大に
ならないような構造でなければならない。
適否は,次の試験によって判定する。
圧力鍋は,圧力鍋を運転できる最も不利な位置に蓋を取り付け,箇条11による条件の下で運転する。
容器内の圧力は,5.0 kPaを超えてはならない。
22.110 所定の温度又は時間を設定する制御装置を備えたほ乳瓶ヒータは,所定の温度又は時間に達した
ことを示す可視信号又は可聴信号を放たなければならない。
適否は,箇条11による試験中の目視検査又は通常の耳による検査によって判定する。
22.111 使用者が給水する加圧容器を内蔵しているエスプレッソコーヒーメーカは,機器を取扱説明書に
従って使用したとき,使用者を危険にさらすおそれのある水の流出,又は蒸気若しくは湯の突然の噴射が
起こらないような構造でなければならない。
加圧容器の給水キャップを取り外す場合,使用者を危険にさらすおそれのある蒸気又は湯の噴射の排出
を回避するため,キャップを完全に取り外す前に,制御した方法で圧力を逃がさなければならない。
適否は,箇条11による試験中に目視検査によって,及び試験後の給水キャップの取外しによって判定す
る。
22.112 豆乳メーカは,使用者を危険にさらすおそれのある蒸気又は湯を放出しないような構造でなけれ
ばならない。
適否は,目視検査によって判定する。
22.113 運動部をもつ機器は,潤滑剤によって食品室を汚染しないような構造でなければならない。
適否は,目視検査によって判定する。
22.114 機器は,電気的又は機械的な故障が起こる可能性のある場所に,食品又は液体が侵入しないよう
な構造でなければならない。
適否は,目視検査によって判定する。
22.115 コーヒーメーカは,泡立ちノズル又は温水ノズルが,下向きの垂直位置から上方向に45°を超え
る角度に回転させることができない構造でなければならない。
適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。

23 内部配線

  内部配線は,JIS C 9335-1の箇条23(内部配線)による。

――――― [JIS C 9335-2-15 pdf 25] ―――――

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JIS C 9335-2-15:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60335-2-15:2012(MOD)
  • IEC 60335-2-15:2012/AMENDMENT 1:2016(MOD)
  • IEC 60335-2-15:2012/AMENDMENT 2:2018(MOD)

JIS C 9335-2-15:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9335-2-15:2021の関連規格と引用規格一覧