JIS C 9335-2-98:2021 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-98部:加湿器の個別要求事項

JIS C 9335-2-98:2021 規格概要

この規格 C9335-2-98は、定格電圧が単相機器の場合は250 V以下,その他の機器の場合は480 V以下の家庭用及びそれに類する用途の加湿器の安全性について規定。

JISC9335-2-98 規格全文情報

規格番号
JIS C9335-2-98 
規格名称
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-98部 : 加湿器の個別要求事項
規格名称英語訳
Household and similar electrical appliances -- Safety -- Part 2-98:Particular requirements for humidifiers
制定年月日
2000年3月20日
最新改正日
2021年1月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60335-2-98:2002(MOD)
国際規格分類

ICS

13.120, 97.030
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-03-20 制定日, 2006-05-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2021-01-20 改正
ページ
JIS C 9335-2-98:2021 PDF [15]
                                                                               C 9335-2-98 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般要求事項・・・・[3]
  •  5 試験のための一般条件・・・・[3]
  •  6 分類・・・・[3]
  •  7 表示,及び取扱説明又は据付説明・・・・[4]
  •  8 充電部への接近に対する保護・・・・[5]
  •  9 モータ駆動機器の始動・・・・[5]
  •  10 入力及び電流・・・・[5]
  •  11 温度上昇・・・・[5]
  •  12 (規定なし)・・・・[6]
  •  13 動作温度での漏えい電流及び耐電圧・・・・[6]
  •  14 過渡過電圧・・・・[6]
  •  15 耐湿性等・・・・[6]
  •  16 漏えい電流及び耐電圧・・・・[6]
  •  17 変圧器及びその関連回路の過負荷保護・・・・[6]
  •  18 耐久性・・・・[7]
  •  19 異常運転・・・・[7]
  •  20 安定性及び機械的危険・・・・[7]
  •  21 機械的強度・・・・[7]
  •  22 構造・・・・[7]
  •  23 内部配線・・・・[8]
  •  24 部品・・・・[8]
  •  25 電源接続及び外部可とうコード・・・・[9]
  •  26 外部導体用端子・・・・[9]
  •  27 接地接続の手段・・・・[9]
  •  28 ねじ及び接続・・・・[9]
  •  29 空間距離,沿面距離及び固体絶縁・・・・[9]
  •  30 耐熱性及び耐火性・・・・[9]
  •  31 耐腐食性・・・・[9]
  •  32 放射線,毒性その他これに類する危険性・・・・[9]
  •  附属書・・・・[11]
  •  参考文献・・・・[11]

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――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 1] ―――――

           C 9335-2-98 : 2021

pdf 目次

ページ

  •  附属書JAA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

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――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 2] ―――――

                                                                              C 9335-2-98 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本電機工業会(JEMA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本
産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C
9335-2-98:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
  この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
  この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
  JIS C 9335規格群(家庭用及びこれに類する電気機器の安全性)は,約100規格に及ぶ部で構成されて
いるが,この規格では省略した。
  なお,全ての部の構成は,JIS C 9335-1の“まえがき”に記載されている。

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――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 3] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
                                                                      C 9335-2-98 : 2021

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-98部 : 加湿器の個別要求事項

Household and similar electrical appliances-Safety- Part 2-98: Particular requirements for humidifiers

序文

 この規格は,2002年に第2版として発行されたIEC 60335-2-98,2004年に発行されたAmendment 1及
び2008年に発行されたAmendment 2を基とし,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。た
だし,追補(amendment)については,編集し,一体とした。
  なお,この規格で,側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAAに示す。
  この規格は,JIS C 9335-1と併読する規格である。
  この規格の箇条などの番号は,JIS C 9335-1と対応している。JIS C 9335-1に対する変更は,次の表現を
用いた。
− “置換”は,JIS C 9335-1の該当する箇所の要求事項を,この規格の規定に置き換えることを意味す
    る。
− “追加”は,JIS C 9335-1の該当する箇所の要求事項に,この規格の規定を追加することを意味する。
− “修正”は,JIS C 9335-1の該当する箇所の要求事項を,この規格の規定に修正することを意味する。
  変更する箇所に関する情報が必要な場合には,これらの表現に続く括弧書きで示す。ただし,JIS C 9335-
1の引用項目及び箇所は,この規格の作成時に最新版として発効されていたJIS C 9335-1:2014を参照して
いる。このため,この規格の発効以降に発効されたJIS C 9335-1を参照する場合は,その引用項目及び箇
所が異なる場合があることに注意しなければならない。
  JIS C 9335-1に追加する細分箇条番号は,JIS C 9335-1の箇条番号の後に“101”からの番号を付ける。
追加する附属書番号は,AA,BBなどと記載する。

1 適用範囲

置換(箇条1全てを,次に置き換え適用する。)
  この規格は,定格電圧が単相機器の場合は250 V以下,その他の機器の場合は480 V以下の家庭用及び
それに類する用途の加湿器(以下,機器という。)の安全性について規定する。
  注記1 この規格の適用範囲に入る機器の例は,次のとおりである。

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 4] ―――――

           2
C 9335-2-98 : 2021
          − 水を霧状にする機器
          − 加熱によって水を蒸発させる機器
          − 湿った要素に空気を吹き込む機器
  通常,家庭で用いない機器でも,店舗,軽産業及び農場において一般人が用いる機器のような,一般大
衆への危険源となる機器も,この規格の適用範囲である。
  この規格では,住居の中及び周囲で,機器に起因して人が遭遇する共通的な危険性を可能な限り取り扱
う。ただし,通常,次のような状態については規定していない。
− 次のような人(子供を含む。)が監視又は指示のない状態で機器を安全に用いることができない場合。
  · 肉体的,知覚的又は知的能力が低下している人
  · 経験及び知識の欠如している人
− 子供が機器で遊ぶ場合。
  注記2 この規格の適用に際しては,次のことに注意する。
          − 車両搭載用機器,船舶搭載用機器又は航空機搭載用機器には,要求事項の追加が必要にな
              る場合もある。
          − 厚生関係機関,労働安全所管機関,水道当局その他の当局によって,追加要求事項を規定
              する場合がある。
  注記3 この規格は,次の機器への適用は意図していない。
          − 液体加熱機器(JIS C 9335-2-15)
          − 暖房,換気又は冷房装置用加湿器(JIS C 9335-2-88)
          − 医用電気機器(JIS T 0601)
          − 産業目的専用の機器
          − 腐食しやすい場所又は爆発性の雰囲気(じんあい,蒸気又はガス)が存在するような特殊
              な状況にある場所での使用を意図した機器
  注記4 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
          IEC 60335-2-98:2002,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-98: Particular
              requirements for humidifiers+Amendment 1:2004+Amendment 2:2008(MOD)
            なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こ
          とを示す。

2 引用規格

  この規格で用いる引用規格は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条2(引用規格)による。
追加
    JIS C 9335-1 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第1部 : 通則
    JIS S 0101:2000 消費者用警告図記号

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条3(用語及び定義)による。

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                                                                                             3
                                                                               C 9335-2-98 : 2021
3.1.6 追加(注記の後に,次を追加し適用する。)
  注釈101 電極式機器の場合であって,機器に関して電流が指定されていない場合,定格電流は,定格
            電圧と,機器に定格電圧を加えて通常動作の下で動作させた運転の最初の2分間の入力との
            平均値から算出する。
3.1.9 置換(3.1.9全てを,次に置き換え適用する。)
通常動作(normal operation)
  次の条件下での機器の運転したときの状態
  機器が水道管につながっていて,水の供給が自動的に制御されている場合を除き,取扱説明書に従っ
て,機器は最大量の水で満杯にする。
  電極式機器に関しては,水は温度が20 ℃であって,約500 Ωcmの抵抗率をもつものを用いる。ただ
し,取扱説明書に指定がある場合を除く。
  注釈101 適切な抵抗率は,水に塩化ナトリウムを加えて得られる。
追加
3.101
電極式機器(electrode-type appliance)
  機器の中の導電性液体に電流を流すことで加熱される機器

4 一般要求事項

  一般要求事項は,JIS C 9335-1の箇条4(一般要求事項)による。

5 試験のための一般条件

  試験のための一般条件は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条5(試験のための一般条件)による。
5.6  追加(“電圧切替スイッチを内蔵した”で始まる段落の後に,次を追加し適用する。)
  湿度調節器は,機能させない,又は短絡する。

6 分類

  分類は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条6(分類)による。
6.1  置換(6.1全てを,次に置き換え適用する。)
  据置形機器は,感電に対する保護に関し,クラス0I,クラスI,クラスII又はクラスIIIのいずれかのク
ラスでなければならない。ただし,定格電圧が150 V以下の屋内用の機器であって,金属が器体の外部に
露出していない場合は,クラス0でもよい。
  電極式機器は,クラスI,クラスII又はクラスIIIのいずれかのクラスでなければならない。
  それ以外の機器は,クラス0,クラス0I,クラスI,クラスII又はクラスIIIのいずれかのクラスでなけ
ればならない。ただし,クラス0機器は,定格電圧が150 V以下の屋内用の機器についてだけ認める。

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 6] ―――――

           4
C 9335-2-98 : 2021
  適否は,目視検査及び関連する試験によって判定する。

7 表示,及び取扱説明又は据付説明

  表示,及び取扱説明又は据付説明は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条7(表示,及び取扱説明又は据
付説明)による。
7.1  修正(“定格入力又は定格電流。”で始まる細別を,次に修正し適用する。)
− 電極式機器は,定格入力を表示。単位は,ワット又はキロワットとする。
追加(“適否は,目視検査”で始まる段落の前に,次を追加し適用する。)
  手動で充する機器は,一定の容量以上液体を入れることができない場合を除き,一定の量が満たされ
た状態が分かるような,レベルマーク及び他の方法を備えていなければならない。このマークは,機器に
液体を入れているときに見えなければならない。
  水蒸気の温度が60 ℃を超える場合,機器には,IEC 60417の記号5597 (2002-10)若しくはJIS S 0101:2000
の6.2.5の記号,又は次の趣旨(警告)を表示しなければならない
  警告 やけどのおそれあり。
  注記101 IEC 60417の記号は,警告標識であるため,JIS Z 9101の要求事項を参照する。
7.6  追加(“電源の種類の記号は,”で始まる段落の前に,次を追加し適用する。)
            IEC 60417の記号5597 (2002-10)  蒸気
            JIS S 0101:2000の6.2.5の記号   高温注意
7.12 追加(“適否は,目視検査”で始まる段落の前に,次を追加し適用する。)
  取扱説明書には,注水,清掃及び湯あか(垢)除去に関する詳細を記載しなければならない。
  取扱説明書には,次の事項を記載しなければならない。
− 高温の水蒸気が放出されるため,機器を用いるときは注意することが望ましい。
− 充及び清掃中は,機器の電源プラグを抜く。
− 注水時は,電源プラグを引き抜く。また,着脱できる給水用容器をもつ機器で電極式機器以外の機器
    は,注水時に容器を取り去る。
  電極式機器の取扱説明書には,次の事項を含めて記載しなければならない。
− 用いる溶液の組成及び量,並びに過剰な量の塩化ナトリウムの使用に対する助言。
− 機器は,直流電源で運転させない。
  IEC 60417の記号5597 (2002-10)又はJIS S 0101:2000の6.2.5の記号を使用する場合は,取扱説明書にそ
の意味及び説明を記載しなければならない。
7.12.1 追加(“適否は,目視検査”で始まる段落の前に,次を追加し適用する。)

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                                                                                             5
                                                                               C 9335-2-98 : 2021
  水道管につなぐことを意図した機器の設置説明書には,最大静水圧を単位“Pa”で記載しなければなら
ない。
7.15 追加(“適否は,目視検査”で始まる段落の前に,次を追加し適用する。)
  IEC 60417の記号5597(2002-10)若しくはJIS S 0101:2000の6.2.5の記号,又は高温の水蒸気に関連す
る表示は,蒸気の排出口の近傍に表示しなければならない。

8 充電部への接近に対する保護

  充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1の箇条8(充電部への接近に対する保護)による。

9 モータ駆動機器の始動

  モータ駆動機器の始動は,この規格では適用しない。

10 入力及び電流

  入力及び電流は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条10(入力及び電流)による。
10.1 追加(“機器に定格入力が”で始まる段落の後に,次を追加し適用する。)
  電極式機器には,マイナス側の偏差には限度を付けない。

11 温度上昇

  温度上昇は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条11(温度上昇)による。
11.4 修正(“電熱機器は,通常動作で”で始まる段落を,次に修正し適用する。)
  電極式機器の場合は,定格電圧の1.06倍で運転する。
追加(注記の後に,次を追加し適用する。)
  モータ,変圧器及び電子回路を組み込んだ機器の温度上昇が限界値を超え,かつ,入力が定格入力より
低い場合,1.06倍の定格電圧で,試験を繰り返す。
11.6 置換(11.6全てを,次に置き換え適用する。)
  複合機器は,電熱機器として運転する。
11.7 置換(11.7全てを,次に置き換え適用する。)
  機器は,安定した状態になるまで運転する。
11.8 追加(表3の前に,次を追加し適用する。)
  モータ,変圧器及び電子回路の部品(それらに直接影響される部分を含む。)の温度上昇の限度値は,機

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 8] ―――――

           6
C 9335-2-98 : 2021
器を定格入力の1.15倍で運転した場合には超えてもよい。

12 (規定なし)

13 動作温度での漏えい電流及び耐電圧

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条13(動作温度での漏えい電
流及び耐電圧)による。
13.1 修正(“電熱機器は,定格入力の”で始まる段落を,次に修正し適用する。)
  電極式機器は,定格電圧の1.06倍の電圧で運転する。
13.2 追加(注記2の後に,次を追加し適用する。)
  電極式機器の漏えい電流は,水蒸気の中に置いた出口から10 mmの金属製の網と金属はく(箔)を含む
可触金属部との間で測定する。
  漏えい電流は,0.25 mAを超えてはならない。

14 過渡過電圧

  過渡過電圧は,JIS C 9335-1の箇条14(過渡過電圧)による。

15 耐湿性等

  耐湿性等は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条15(耐湿性等)による。
15.2 追加(“その後,機器は,”で始まる段落の前に,次を追加し適用する。)
  疑義がある場合,水漏れ試験は,機器を通常の使用位置から5°まで傾けて行う。
  水道管につなぐことを意図した機器は,水が最高レベルに達するまで操作する。インレットのバルブは
開けておき,最初に水があふれたことを確認してから15分間,又は自動的に水が入ってくるのが止まるま
で,水を入れっぱなしにする。
  通常の使用状態で,給水口が下向きになる着脱可能な給水用容器には,この要求事項を適用しない。た
だし,水道管につなぐことを意図した機器は,適用する。

16 漏えい電流及び耐電圧

  漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1の箇条16(漏えい電流及び耐電圧)による。

17 変圧器及びその関連回路の過負荷保護

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1の箇条17(変圧器及びその関連回路の過負荷保

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 9] ―――――

                                                                                             7
                                                                               C 9335-2-98 : 2021
護)による。

18 耐久性

  耐久性は,この規格では適用しない。

19 異常運転

  異常運転は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条19(異常運転)による。
19.2 追加(注記の後に,次を追加し適用する。)
  電極式機器の容器は,20 ℃±5 ℃の飽和した塩化ナトリウム水溶液を満たし,定格電圧を印加する。
  注記101 水溶液は,塩化ナトリウムが溶けなくなったとき,飽和した状態である。
19.3 追加(注記2の後に,次を追加し適用する。)
  電極式機器には,この要求事項を適用しない。
19.4 修正(“箇条11に規定する状態で”で始まる段落を,次に修正し適用する。)
  電熱素子を十分に覆うまで注水する。
  ファンのスイッチは,切る。

20 安定性及び機械的危険

  安定性及び機械的危険は,JIS C 9335-1の箇条20(安定性及び機械的危険)による。

21 機械的強度

  機械的強度は,JIS C 9335-1の箇条21(機械的強度)による。

22 構造

  構造は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条22(構造)による。
22.6 追加(“この試験を行った後,目視検査の結果,”で始まる段落の後に,次を追加し適用する。)
  排水口は,直径が5 mm以上,又は面積が20 mm2以上かつ一辺が3 mm以上でなければならない。
  適否は,測定によって判定する。
22.33  修正(“通常使用時に”から始まる段落を,次のとおり修正する。)
  液体は,電極を用いて加熱してもよく,また,液体と充電部とを直接接触させてもよい。

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 10] ―――――

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C 9335-2-98 : 2021
追加
22.101 水を加熱するための部分を組み込んでいる機器の蒸気の出口は,容器内の過度の圧力を引き起こ
す可能性がある障害物に邪魔されない構造でなければならない。この容器は,直径が5 mm以上,又は面
積が20 mm2以上で,一辺は3 mm以上の通気孔によって,常に大気圧の下にあるような構造でなければな
らない。
  適否は,目視検査及び測定によって判定する。
22.102 壁掛け形の機器は,水道への接続とは別に壁に対する信頼性がある固定手段をもっていなければ
ならない。
  適否は,目視検査によって判定する。
22.103 電極式機器は,容器の注ぎ口を開けたとき,両方の電極が,過電圧カテゴリIIIの条件の下で,全
極遮断できるような構造でなければならない。
  この要求事項は,注ぎ口を開けようとしたときに,機器用コネクタの取外しが必要となる機器には適用
しない。
  適否は,目視検査によって判定する。
22.104 水道管につなげることを意図した機器は,通常の水圧に耐えなければならない。
  適否は,機器を5分間1.2 MPa又は最大のインレット水圧の2倍の水圧のいずれか高い圧力の給水源に
つなぐことで判定する。
  水漏れがあってはならない。

23 内部配線

  内部配線は,JIS C 9335-1の箇条23(内部配線)による。

24 部品

  部品は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条24(部品)による。
24.1.4 追加(“− エネルギー調節器”で始まる細別の後に,次の細別を追加し適用する。)
− 給水検知デバイス 1 000回
追加
24.101 箇条19の要求事項に適合させるために組み込まれている温度過昇防止装置は,自己復帰形であっ
てはならない。
  適否は,目視検査によって判定する。

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 11] ―――――

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                                                                               C 9335-2-98 : 2021

25 電源接続及び外部可とうコード

  電源接続及び外部可とうコードは,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条25(電源接続及び外部可とうコ
ード)による。
25.22  修正(“− マグネット形インレット”で始まる細別の“ただし”以降の文を,次のとおり修正す
る。)
  ただし,電源コードに過度の張力が加わった場合,やけどなどの傷害に特につながるおそれがある機器
は,マグネットプラグを用いてもよい。

26 外部導体用端子

  外部導体用端子は,JIS C 9335-1の箇条26(外部導体用端子)による。

27 接地接続の手段

  接地接続の手段は,JIS C 9335-1の箇条27(接地接続の手段)による。

28 ねじ及び接続

  ねじ及び接続は,JIS C 9335-1の箇条28(ねじ及び接続)による。

29 空間距離,沿面距離及び固体絶縁

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条29(空間距離,沿面距離及び
固体絶縁)による。
29.2 追加(“適否は,測定”で始まる段落の前に,次を追加し適用する。)
  電極式機器の場合,電極を支持する絶縁のミクロ環境は,汚損度3を適用する。

30 耐熱性及び耐火性

  耐熱性及び耐火性は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条30(耐熱性及び耐火性)による。
30.2.2 この規格では規定しない。

31 耐腐食性

  耐腐食性は,JIS C 9335-1の箇条31(耐腐食性)による。

32 放射線,毒性その他これに類する危険性

  放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1の箇条32(放射線,毒性その他これに類する

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 12] ―――――

           10
C 9335-2-98 : 2021
危険性)による。

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 13] ―――――

                                                                                            11
                                                                               C 9335-2-98 : 2021
                                           附属書
  附属書は,JIS C 9335-1の附属書による。
                                          参考文献
  参考文献は,次によるほか,JIS C 9335-1の参考文献による。
追加
  JIS C 9335-2-15 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-15部 : 液体加熱機器の個別要求事項
    注記 対応国際規格では,IEC 60335-2-15,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-15:
          Particular requirements for appliances for heating liquidsを記載している。
  JIS C 9335-2-88 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-88部 : 暖房,換気,冷房装置用加湿
      器の個別要求事項
    注記 対応国際規格では,IEC 60335-2-88,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-88:
          Particular requirements for humidifiers intended for use with heating, ventilation, or air-conditioning
          systemsを記載している。
  JIS Z 9101 図記号−安全色及び安全標識−安全標識及び安全マーキングのデザイン通則
    注記 対応国際規格では,ISO 3864-1,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Part 1: Design
          principles for safety signs and safety markingsを記載している。

――――― [JIS C 9335-2-98 pdf 14] ―――――

           12
C 9335-2-98 : 2021
                                        附属書JAA
                                          (参考)
                            JISと対応国際規格との対比表
 JIS C 9335-2-98              IEC 60335-2-98:2002+AMD1:2004+AMD2:2008,(MOD)
 a)   ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d)   ISと対応国際規格との技術的差異のe)   ISと対応国際規格
    条番号     規格の対    との評    内容及び理由                       との技術的差異に対
                応する箇    価                                            する今後の対策
                条番号
 3.1.9      3.1.9       追加                                          次回のIEC規格の見直し
                                     対応国際規格では,電極式機器は,水は温
                                                                         の際,追加を提案する。
                                     度が20 ℃であって,約500 Ωcmの抵抗率
                                     をもつものを用いるとしているが,汎用性
                                     をもたせる規定とした。
 6.1        6.1         追加                                          次回のIEC規格の見直し
                                     対応国際規格では,据置形及び電極式のも
                                                                         の際,追加を提案する。
                                     のについては規定していないが,この規格
                                     では規定を追加した。
 7.1        7.1         変更                                          次回のIEC規格の見直し
                                     対応国際規格では,危害·損害のレベルが
                                                                         の際,変更を提案する。
                                     注意となっているが,この規格では,高温
                                     蒸気に対する表示を警告とした。
                          追加                                          次回のIEC規格の見直し
                                     対応国際規格では,水蒸気の温度が60 ℃
                                     を超える場合の警告図記号としてIEC  の際,追加を提案する。
                                     60417-5597 (2002-10)の記号を規定してい
                                     るが,この規格では,JIS S 0101の6.2.5で
                                     規定される高温注意の図記号も可とした。
 7.6        7.6         追加      7.1と同じ。                        7.1と同じ。
 7.12       7.12        追加                                          次回のIEC規格の見直し
                                     この規格では,着脱可能な給水用容器をも
                                     つ機器に対する注意表示を追加した。 の際,追加を提案する。
                          追加      7.1と同じ。                        7.1と同じ。
 7.15       7.15        追加      7.1と同じ。                        7.1と同じ。
 15.2       15.2        変更                                          次回のIEC規格の見直し
                                     対応国際規格では,着脱可能な給水用容器
                                     の給水口が下向きになるような機器も適の際,変更を提案する。
                                     用しているが,着脱可能な給水用容器をも
                                     つ機器の場合,通常の使用状態で給水用容
                                     器の給水口が下向きになるように取り付
                                     けるため,構造上,オーバフローのおそれ
                                     がない。この規格では,このような機器に
                                     は適用しないとした。
 24.1.4     24.1.4      追加                                          次回のIEC規格の見直し
                                     対応国際規格では,給水検知デバイスの規
                                                                         の際,追加を提案する。
                                     定はないが,この規格では,給水検知デバ
                                     イスの規定を追加した。
 25.22      25.22       追加                                          我が国の事情のため,
                                     この規格では,機器が転倒してやけどの危
                                                                         IEC規格への提案は行わ
                                     険がある機器については,マグネットプラ
                                     グの使用を認めた。                 ない。
   注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
          − 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
          − 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
   注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
          − MOD : 対応国際規格を修正している。

JIS C 9335-2-98:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60335-2-98:2002(MOD)

JIS C 9335-2-98:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9335-2-98:2021の関連規格と引用規格一覧

用語・表し方・製図,基本,ねじ用限界ゲージ,ねじ部品共通規格(寸法/表面処理/機械的性質/試験・検査)

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