この規格ページの目次
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C 9730-2-5 : 2010
2.3.102
制御された停止 (controlled shutdown)
自動温度調節器などの制御装置によって制御ループが開かれることによって,燃料供給手段がオフにな
る制御動作。システムは,始動位置に戻る。
注記 制御された停止には,システムによる追加作動を含めてもよい。
2.3.103
火炎検出器応答時間 (flame detector response time)
感知された火炎の消失と火炎のないことを示す信号との間の時間。
2.3.104
火炎検出器動作特性 (flame detector operating characteristics)
入力信号に対する火炎検出器の出力信号として,火炎の有無を示す火炎検出器の機能。
注記 通常,入力信号は,火炎センサから送られる。
2.3.104.1
火炎のあることを示す信号,S1 (signal for presence of flame)
直前まで火炎がない状態から,火炎が発生したことを示す最小信号。
2.3.104.2
火炎のないことを示す信号,S2 (signal for absence of flame)
火炎の消失したことを示す最大信号。
注記 S2は,S1よりも小さい。
2.3.104.3
最大火炎信号,Smax (maximum flame signal)
タイミング又はシーケンスの妨げとならない最大信号。
2.3.104.4
可視光線火炎シミュレーション信号,S3 (signal for visible light flame simulation)
可視光線火炎シミュレーション試験の間の,火炎のあることを示す最小信号。
注記 S3は,S2よりも小さい。
2.3.105
自己診断火炎検出器 (self-checking flame detector)
バーナが運転位置にあるときに,火炎検出器自体及び関連電子回路の正しい動作を診断する火炎検出器。
2.3.106
火炎検出器自己診断率 (flame detector self-checking rate)
火炎検出器の自己診断動作の頻度(単位時間当たりの動作回数)。
2.3.107
火炎異常ロックアウト時間 (flame failure lock-out time)
火炎の消失を示す信号の出力からロックアウトまでの時間。
2.3.108
火炎異常再点火時間(再着火時間)[flame failure reignition time (relight time) ]
火炎の消失を示す信号の出力から点火装置をオンにするまでの時間。この時間中,燃料供給はオフには
ならない。
――――― [JIS C 9730-2-5 pdf 6] ―――――
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C 9730-2-5 : 2010
2.3.109
火炎信号 (flame signal)
火炎検出器の出力信号。
2.3.110
擬似火炎 (flame simulation)
実際には火炎がないにもかかわらず,火炎検出器が火炎のあることを示す状態。
2.3.111
点火時間 (ignition time)
点火装置が駆動されている時間。
2.3.112
ロックアウト (lock-out)
安全停止後にシステムが二つのロックアウト状態のうちいずれかになるプロセス。
2.3.112.1
不揮発性ロックアウト (non-volatile lock-out)
安全停止後のシステムの状態で,システムを手動で復帰する以外の方法では再起動が不可能な状態。
2.3.112.2
揮発性ロックアウト (volatile lock-out)
安全停止後のシステムの状態で,システムを手動で復帰する又は電源をいったん切って再投入すること
で再起動が可能な状態。
2.3.113
主火炎確立時間 (main flame establishing period)
主燃料供給機構を駆動する信号が出力されてから主バーナ火炎の点火を示す信号が出力されるまでの時
間。
2.3.114
パイロット火炎確立時間 (pilot flame establishing period)
パイロット燃料供給機構を駆動する信号が出力されてからパイロットバーナ火炎の点火を示す信号が出
力されるまでの時間。
2.3.115
ポストイグニッション時間 (post-ignition time)
点火時間のうち火炎のあることを示す信号が出力されてから点火装置を停止する信号が出力されるまで
の時間。
2.3.116
プレイグニッション時間 (pre-ignition time)
点火時間のうち点火動作の信号が出力されてから燃料供給機構を駆動する信号が出力されるまでの時間。
2.3.117
確認形点火装置 (proved igniter)
燃料を点火するのに十分なエネルギーが与えられたことを確認して初めて,燃料供給機構が駆動状態に
なるように設定されたシステム。
注記 例としては,スパーク制御及び確認形高温表面点火装置を用いたシステムがある。
――――― [JIS C 9730-2-5 pdf 7] ―――――
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C 9730-2-5 : 2010
2.3.117.1
確認形点火装置動作値 (proved igniter operating value)
確認形点火装置に燃料を点火するのに十分なエネルギーが供給されていることを示す信号。
2.3.117.2
点火装置確認時間 (igniter proving time)
確認形点火装置を駆動する信号が出力されてから燃料供給機構を駆動する信号が出力されるまでの時間。
2.3.117.3
点火装置異常応答時間 (igniter failure response time)
制御された確認形点火装置の消失から燃料供給機構をオフにする信号までの時間。
2.3.118
パージ時間 (purge time)
空気を送り込み,燃焼ゾーン及び煙道に残っている空気,燃料の混合物又は燃焼生成物を排除する時間。
注記 この時間内には燃料の供給は行ってはならない。
2.3.118.1
ポストパージ時間 (post-purge time)
燃料供給を止めた直後のパージ時間。
2.3.118.2
プレパージ時間 (pre-purge time)
バーナコントロールシーケンスの開始からバーナへの燃料供給が開始されるまでのパージ時間。
2.3.119
再点火(再着火)[re-ignition (relight) ]
火炎信号の消失に続いて,燃料供給機構の駆動を維持した状態で点火装置を再び駆動するプロセス。
2.3.120
リサイクル時間 (recycle time)
火炎の消失の後の燃料供給機構をオフにする信号の出力から新しい起動手順を開始する信号までの時間。
2.3.121
作動位置 (running position)
主バーナの火炎が確立し,その監視を開始した位置。
2.3.122
安全停止 (safety shutdown)
リミッタの作動,カットアウトの作動又はシステムの内部障害の検知によって主燃料供給機構がオフに
なる動作。
注記 安全停止には,システムによる追加作動も含めることができる。
2.3.123
開始位置 (start position)
システムがロックアウトの状態ではないが,スタート信号を受信していない状態で,必要ならすぐに始
動シーケンスに入ることができる位置。
2.3.124
スタート信号 (start signal)
システムを開始位置から開放するための信号。例えば自動温度調節器からの信号。
――――― [JIS C 9730-2-5 pdf 8] ―――――
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C 9730-2-5 : 2010
2.3.125
開始ロックアウト時間 (start-up lock-out time)
燃料供給機構をオンにする信号の出力からロックアウトまでの時間。
注記 2個の燃料供給機構を制御するシステムでは,二つの異なる開始ロックアウト時間を適用する
ことができる(第1及び第2開始ロックアウト時間)。
2.3.126
待機時間 (waiting time)
スタート信号から点火装置を駆動する信号の出力までの時間。ファンの付いていないバーナでは,通常
この時間に燃焼室及び煙道の自然換気が行われる。
2.3.127
バルブ開時間 (valve open period)
マルチトライシステムにおける,監視されているバーナの火炎の証拠が確立していない場合の,燃料供
給機構を駆動状態にする信号を出力してから燃料供給機構を非駆動状態にする信号を出力するまでの時間。
2.3.128
バルブシーケンス時間 (valve sequence period)
マルチトライシステムにおける,監視されているバーナの火炎の証拠が確立していない場合の,ロック
アウト前のすべてのバルブ開時間の合計。
2.3.129
システム再起動 (system restart)
安全停止の後,全体のスタートアップ手順が自動的に繰り返されるプロセス。
2.5 構造に関する制御装置のタイプの定義
JIS C 9730-1の2.5によるほか,次による。
2.5.101
永久的動作システム (system for permanent operation)
中断なく24時間を超えて作動位置を維持するように設計されたシステム。
2.5.102
非永久的動作システム (system for non-permanent operation)
作動位置を持続する時間が24時間以下であるように設計されたシステム。
2.101 バーナの種類に関する定義(6.101を参照)
2.101.1
連続点火 (continuous ignition)
いったん動作状態になると,手動で停止するまで動作状態を維持する点火のタイプ。
2.101.2
連続パイロット (continuous pilot)
いったん動作状態になると,手動で停止するまで点火状態を維持するパイロット。
2.101.3
直接点火 (direct ignition)
パイロットを使わずに,主バーナに直接点火する点火のタイプ。
――――― [JIS C 9730-2-5 pdf 9] ―――――
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C 9730-2-5 : 2010
2.101.4
拡大パイロット (expanding pilot)
連続パイロットで,主バーナを点火する必要があるとき,パイロット火炎が増大したり拡大され,主バ
ーナ点火の直後又は主火炎が停止になった直後に縮小されるパイロットの方式。
2.101.5
全量スタート (full rate start)
主バーナ点火及びその後の火炎監視が最大燃料率で行われる状態。
2.101.6
間欠点火 (intermittent ignition)
機器が必要に応じてオンにされるときに点火が行われ,主バーナの各動作時間中,動作を継続する点火
のタイプ。主バーナ動作が完了すると,点火はオフになる。
2.101.7
間欠パイロット (intermittent pilot)
機器に駆動要求が入力されたとき,自動的に点火が行われ,主バーナの各動作時間中,点火状態を維持
するパイロット。パイロットは,主バーナの運転が停止されたときは,自動的に消火する。
2.101.8
時限点火 (interrupted ignition)
燃料が主バーナに供給される前に動作状態になり,主火炎が確立されると点火動作を停止する点火のタ
イプ。
2.101.9
時限パイロット (interrupted pilot)
燃料が主バーナに供給される前に自動的に点火され,主火炎が確立されると自動的に消火するパイロッ
ト。
2.101.10
低量スタート (low rate start)
主バーナの点火が低い燃料率で行われる状態。低い燃料率での点火が開始され,火炎が認められると,
主バーナ最大燃料率が利用可能になる。
2.101.11
パイロット (pilot)
主バーナ又は他のバーナの点火を行うための,主火炎よりも小さい火炎。
3 一般要求事項
一般要求事項は,JIS C 9730-1の箇条3による。
4 試験に関する一般注意
試験に関する一般注意は,JIS C 9730-1の箇条4によるほか,次による。
4.1 試験条件
JIS C 9730-1の4.1によるほか,次による。ただし,4.1.1はこの規格による。また,4.1.7は,この規格
では適用しない。
――――― [JIS C 9730-2-5 pdf 10] ―――――
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JIS C 9730-2-5:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60730-2-5:2000(MOD)
- IEC 60730-2-5:2000/AMENDMENT 1:2004(MOD)
JIS C 9730-2-5:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.120 : 家庭用自動制御
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.060 : バーナ.ボイラ > 27.060.01 : バーナ及びボイラ一般
JIS C 9730-2-5:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC6575:1975
- 電子機器用筒形ヒューズ
- JISC8305:2019
- 鋼製電線管