JIS C 9730-2-8:2004 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置―第2-8部:電動式ウォーターバルブの個別要求事項 | ページ 2

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2.2.17 電動バルブ(electrically operated valve) JIS C 9730-1の2.2.17によるほか,次による。
備考 手動で開き自動的に閉じる,又は自動的に開き手動で閉じる半自動バルブもこの定義に含める。
2.2.17.101 バルブ(弁)(valve) バルブボディアセンブリに接続されたアクチュエータから成る装置で,
オリフィスを完全に又は部分的に閉鎖することによって流動体の流れを止めたり調節する。
2.2.17.102 ウォーターバルブ(water valve) 給水システムに接続し水流を調節するために用いられるバ
ルブ。
備考 ウォーターバルブは,タイプ1動作に分類される。ウォーターバルブに用いられている切替装
置は,タイプ1又はタイプ2動作に分類される。
2.2.17.103 温水バルブ(heating-water valve) 加熱システム内において水の循環を制御するために用い
られるバルブ。
2.2.17.104 アクチュエータ(actuator) バルブの開閉動作を起動するための電動機構及び原動機。
備考1. アクチュエータは,バルブボディアセンブリと一体化したもの,バルブボディアセンブリに
取り付けられたもの,又は分離構成部品として納品されたものを含んでもよい。
2. アクチュエータとしては,バルブボディアセンブリ及び閉止部品を含めてもよい。
2.2.17.105 バルブボディアセンブリ(valve body assembly) バルブボディ,入口,出口の接続端,バル
ブシート,閉止部品,弁棒又は弁軸から成る組立品。
備考 一部の国では,弁棒又は閉止部品はアクチュエータの一部であってもよい。
2.2.17.106 バルブボディ(valve body) 主な耐圧部を構成するバルブボディアセンブリの一部のこと。
端部接続部を備え,水の流動路を形成する。
2.2.17.107 呼び径(nominal size) 外径のサイズ又はねじの寸法を用いて呼ばれるその他の部品を除いた,
流動体システムにおけるすべての部品に共通して用いられる寸法の数字表記のこと。
備考1. 寸法の表示は,“DN”の後ろに簡単に識別できるように四捨五入した切りのいい番号を付け
たもので表示してもよい。
2. 古い国際規格の中には,呼び径として口径を用いているものもあるが,この規格では両者と
も同一と見なす。
2.2.17.108 呼び圧力(nominal pressure rating) 圧力定格の数字による表記。
備考 定格の表示には,“PN”(圧力番号とも呼ばれる)の文字の後ろに簡単に識別できるように四捨
五入した切りのいい番号を付けたもので表示してもよい。
2.2.17.109 接続端(end connection) 流動体伝導システムにおいて耐圧接続を可能にするために採用さ
れる,バルブボディ構成の方法。
2.2.17.110 バルブシート(valve seat) バルブの閉止部品と完全に接触するバルブ内のオリフィスの表面
部。
2.2.17.111 閉止部品(closure member) バルブ内を流れる流動体の流量に変化を与えるために水流内に
設けられたバルブの可動部分。
備考 閉止部品として,プラグ,ボール,ディスク,ベーン(羽根),ゲートなどのタイプを含めても
よい。
2.2.17.112 弁棒(stem) アクチュエータと閉止部品を接続し,閉止部品を一定の位置に保持する部品。
備考1. ロータリーバルブの場合には,“弁棒”の代わりに“弁軸”が用いられる。
2. 制御装置によっては,弁棒はアクチュエ一タの一部である。

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2.2.17.113 継手(fitting) レデューサ,エキスパンダ,エルボ,チーズなどのバルブボディアセンブリ
の接続端に直接取り付けられる継手全般。
2.3 制御装置の機能に関する定義 JIS C 9730-1の2.3によるほか,次による。
2.3.29 JIS C 9730-1の2.3.29から“最大定格圧力”を削除する。
2.3.101 オン−オフバルブ(on-off valve) 中間的位置をとることなく,開又は閉位置に作動するバルブ。
2.3.102 常時閉バルブ(normally closed valve) 通電されていないときは,閉の状態を保持するバルブ。
2.3.103 常時開バルブ(normally open valve) 通電されていないときは,開の状態を保持するバルブ。
2.3.104 調節バルブ(modulating valve) 事前設定限度値の間の流量に設定できるバルブ。
2.3.105 分流バルブ(diverting valve) 単数又は複数の入力及び出力を備えたバルブで,これらの入出力
の組合せで可能となる流量を実現する。
2.3.106 閉位置(closed position) バルブの出口からの水流がないときの閉止部品の位置。
2.3.107 トラベル(travel) 閉位置からの閉止部品の移動量。
2.3.108 定格トラベル(rated travel) 閉位置から全開位置までの,閉止部品の移動量。
2.3.109 開位置(open position) バルブの出口から水流があるときの閉止部品の位置。
2.3.110 完全開位置(fully open position) バルブ内の流量が定格流量に達する閉止部品の位置。
2.3.111 流量(flow rate) 単位時間当りにバルブ内を流れる水量。
2.3.112 定格流量(rated flow rate) 一定の差圧に対して指定された温度及び圧力の標準基準条件下の定
格トラベルで達成される流量。
2.3.113 容量係数(flow factor) 指定差圧においてバルブを通過することのできる水量を指定するファク
タ。
備考1. 容量係数は,流量係数とも呼んでよい。
2. 現在利用されている異なる容量係数間の関係については,附属書AAに示した。
2.3.114 最大作動差圧(maximum operating pressure differential) アクチュエータが閉止部品を作動する
ことのできる,バルブの入口と出口の間の最大指定差圧。
2.3.115 最小作動差圧(minimum operating pressure differential) バルブが開く又は閉じるために必要な
指定最小差圧。
2.3.116 欠如
2.3.117 水撃(ウォーターハンマ)現象(water hammer) バルブを正常に閉じた状態で,一部の給水シ
ステムで発生する過渡的な圧力超過現象。
2.3.118 過渡的圧力(transient pressure) バルブが閉じた状態での,通常の安定供給圧力を超えた短時間
の圧力サージ。
2.3.119 水撃対抗性を備えたバルブ(valve with anti-water-hammer characteristics) 水撃の発生しうる給
水本管用途に対して,特別の予防策を講じなくても,バルブが開く際に過度の圧力降下を起こさず,また
バルブが閉じる際に過度の過渡的圧力をも発生させることのないように設計したバルブ。
2.13 その他の定義 JIS C 9730-1の2.13によるほか,次による。
2.13.101 飲料水(drinking-water) 人間が飲用に用いることのできる水。
備考 一部の規格では,“飲料水”を“飲用に適した水”と表現していることがある。
2.3.102 飲料水以外の水(non-drinking-water) 人間の飲用以外の用途のための水。

3. 一般要求事項

 一般要求事項は,JIS C 9730-1の3.による。

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4. 試験に関する一般注意

 試験に関する一般注意は,JIS C 9730-1の4.によるほか,次による。
4.1 試験条件 JIS C 9730-1の4.1によるほか,次による。
4.1.2 JIS C 9730-1の4.1.2によるほか,次による。
この規格で特に規定されていない場合は,試験用の水温は(20±5)℃に保持する。
4.2 必要とするサンプル JIS C 9730-1の4.2によるほか,次による。
4.2.1 JIS C 9730-1の4.2.1によるほか,次による。
備考 製造業者と試験担当機関が合意すれば,二つ以上の試験に対して一つのサンプルを用いてもよ
い。

5. 定格

 定格は,JIS C 9730-1の5.による。

6. 分類

 分類は,JIS C 9730-1の6.によるほか,次による。ただし,6.10は,この規格では適用しない。
6.3.12 − 電動バルブ JIS C 9730-1の6.3.12によるほか,次による。
6.3.12.101 − ウォーターバルブ
6.5.2 水の有害な浸入に対して,外郭によって備えられる保護の度合(JIS C 0920参照)。
2番目の備考を次に置き換える。
備考 外郭による保護性能の度合の推奨は,IP20,IP30,IP40,IP54及びIP65である。
備考 上記の推奨値と異なるものも許容される。
6.7 スイッチヘッドの周囲温度限界値による分類 JIS C 9730-1の6.7によるほか,次による。
“制御装置”を“バルブ”に,“スイッチヘッド”を“アクチュエータ”に読み替える。
6.8 感電に対する保護による分類 JIS C 9730-1の6.7によるほか,次による。ただし,6.8.3は,この規
格による。
6.8.3 非電気エネルギーを用いた独立取付形バルブ並びに組立品と一体形又は内蔵形バルブに対して次
のとおりである。
6.8.101 単一アクチュエータ
6.8.101.1 クラス0
6.8.101.2 クラス0I
6.8.101.3 クラスI
6.8.101.4 クラスII
6.8.101.5 クラスIII
6.11 JIS C 9730-1の6.11によるほか,次による。
ウォーターバルブは,最低6 000回自動サイクルとしなければならない。
6.101 接続端の形式による分類
6.101.1 次のいずれかが備わった,めねじ接続端付きバルブ
ねじ部に耐圧接続が形成される場合は,JIS B 0203又はNPT適合のねじ。
ねじ部に耐圧接続が形成されないが,追加シール座金によって耐圧接続が形成される場合は,JIS B 0202
適合のねじ。
6.101.2 次のいずれかの用途で,おねじ接続端付きバルブ
a) フレアレス管継手

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b) 座金付きユニオン接続部
c) 円錐座付きユニオン接続部
d) IS B 0203,JIS B 0202,又はNPTねじのどちらかに適合する管用ねじ接続部
6.101.3 アダプタ付き又はアダプタ無しの,フランジヘの接続に適した,フランジ接続端付きバルブ
6.101.4 はんだ又は溶接式接続部用のネックエンドの付いた接続端の備わったバルブ
6.101.5 可とうチューブ用の,ホーステールの付いた接続端の備わったバルブ
6.102 電動ウォーターバルブの特性による分類
6.102.1 寸法及び容積による分類 入口接続部及び出口接続部の寸法に関して指定される寸法及び容積,そ
して容量係数。
6.102.2 動作の種類による分類 最小差圧限界の付けられた又は最小差圧限界のない直動式又はパイロッ
ト作動式
6.102.3 機能による分類 接続部の数及び通電されていないときのバルブの位置に関する機能の記述
6.102.4 接液部の材料による分類 ボディ部及びシーリング材などの水と接触するすべての内部部分の材
料識別を含む。
6.102.5 閉止部品の構造による分類 バルブは,直動又はパイロット作動式又はピストン作動ポペットタイ
プ,若しくはスプールタイプの閉止部品で構成されている。
6.102.6 アクチュエータの構造による分類 例としては,水と接触する,若しくは水から隔絶された弁棒の

わった,電磁式,電気モータ式,電熱ワックス又はバイメタル制御式アクチュエータ6.103 温度,圧力,及び制御される水の種類による分類
制御用バルブ
6.103.1 最高温度25 ℃の低温飲料水
6.103.2 最高温度90 ℃の高温飲料水
6.103.3 最高温度25 ℃の低温非飲料水
6.103.4 最高温度90 ℃の高温非飲料水
6.103.5 最高温度50120 ℃の循環温水
6.103.6 上記以外の,最大定格温度の水
6.103.7 最大圧力0.1 MPaの水
6.103.8 最大圧力0.6 MPaの水
6.103.9 最大圧力0.86 MPaの水
6.103.10 最大圧力1.0 MPaの水
6.103.11 最大圧力1.6 MPaの水
6.103.12 上記以外の最大圧力の水
6.104 接続端の呼び径とねじの呼びによる分類
ねじの呼び 呼び径
1/8 DN6
1/4 DN8
3/8 DN10
1/2 DN15
3/4 DN20
1 DN25

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11/4 DN32
11/2 DN40
2 DN50
備考 “DN”に続いて簡単に識別できるように四捨五入した切りのいい
番号が付けられた呼称は,通常,製造寸法とは近似の関係を示し
ているだけで,水関連システムでミリメートル単位で表される内
径におおよそ相当しているに過ぎない。

7. 情報

 情報は,JIS C 9730-1の7.によるほか,次による。
JIS C 9730-1の7.の表7.2の次の要求事項を置き換える。
表7.2
要求事項 情報 節又は項 方法
7 C
各回路によって制御される負荷の形式(切替装置の備わったバルブ) 6.2,14.,17.
22 6.7,14.5,14.7,
アクチュエータの温度限度(Tminが0 ℃より低いかTmaxが55 ℃とは D
異なる場合) 17.3
23 適用しない。
26 適用しない。
28 適用しない。
29 6.9
各回路によって提供される断路形式又は開路形式(切替装置の備わっ X
たバルブ)
3638 適用しない。
39 タイプ1又はタイプ2動作(切替装置の備わったバルブ)(101) 6.4 D
40 6.4.3
タイプ1又はタイプ2動作の追加特徴機能(切替装置の備わったバル D
ブ)(101)
41 11.4.3,15.,17.14
製造偏差及び偏差に適切な試験条件(切替装置の備わったバルブ) X
42 ドリフト(切替装置の備わったバルブ) 11.4.3,15 X
4344 適用しない。
4648 適用しない。
49 アクチュエータの制御汚染状況 6.5.3 D
JIS C 9730-1の7.の表7.2の要求事項に次を追加する。
要求事項 情報 節又は項 方法
101 ワット又はVAで表した消費電力又は定格電流 C
102 メガパスカル(MPa)(又はバール)単位で示した最大作動差圧2.3.114 D
103 メガパスカル(MPa)(又はバール)単位で示した最小作動差圧2.3.115 D
104 メガパスカル(MPa)(又はバール)単位で示した使用圧力 2.3.116,6.103 D
105 矢印(バルブボディ)で示した流れの方向 C
106 度(℃)で示した最高水温 6.103 D
107 飲料水又は非飲料水に関する適合性 6.103,18.102 D
108 8.1.101
通常の使用で洗浄を必要とするバルブのための,分解,清掃,再組立, D
維持の方法
109 18.101.3
水撃の発生しうる給水システムで用いられるバルブの場合。附属書 X
BB若しくは附属書EEによる試験方法又は給水装置の構造及び材質
の基準に関する省令(平成9年3月19日厚生省令第14号)に定める
試験方法
110 接液部品の材料の識別 6.102.4 X
111 バルブの特性 6.101,6.102 D
112 手動で締めるプラスチック製バルブ 18.103.5 D
113 対応国際規格の該当項目を適用しない。
114 対応国際規格の該当項目を適用しない。

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JIS C 9730-2-8:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60730-2-8:2000(MOD)
  • IEC 60730-2-8:2000/AMENDMENT 1:2002(MOD)

JIS C 9730-2-8:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9730-2-8:2004の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC2809:2014
平形接続子
JISC8305:2019
鋼製電線管