45
D 1012 : 2005
.0115 4
F .0(866 THC .0429 CO .0273 CO 2 )
D
b) ディーゼルの場合
.0115 5
F .0(866 THC .0429 CO .0273 CO 2 )
D
ここに, FC : 燃費 (L/100 km)
CO : COの排出量 (g/km)
THC : THCの排出量 (g/km)
CO2 : CO2の排出量 (g/km)
D : 燃料の密度(15 ℃時) (kg/L)
したがって,燃料の密度だけの補正を行っていることになる。
また,ディーゼルにおいても,同様に燃料の密度だけの補正を行っていることになる。
しかしながら,試験燃料として水素炭素原子数比をガソリンは1.85,軽油は1.86の固定値を使用してお
り,その値が算出式に反映されているので,水素炭素原子数比も一部補正しているともいえる。
そこで,ガソリンの燃費FEを (km/L)の単位で表すと,
100
FE
F
ここに, FE : 燃費 (km/L)
――――― [JIS D 1012 pdf 46] ―――――
46
D 1012 : 2005
附属書11(参考)日本の10・15モード走行方法
序文 この附属書は,本体4.3.2に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
この附属書は,シャシダイナモメータを用いた,日本の10・15モード走行の運転方法を示す。
1. 運転方法の概要 車両は,シャシダイナモメータ上で60±2 km/hの定速で15分間程度暖機した後,
冷却液及び潤滑油の温度測定を行い,更に,5分間程度運転した後,直ちにこの附属書11付表2に掲げる
15モードを1回運転し,引き続きアイドリング運転を24秒行った後,附属書11付表1に掲げる10モー
ドを3回運転し,附属書11付表2に掲げる15モードを1回運転する。そのうち,最初の15モード1回を
除き,アイドリング24秒間,10モード3回及び15モード1回を運転する間における燃費を測定する。
なお,附属書11付表1及び附属書11付表2に掲げる各運転モードの加速度が得られない車両にあって
は,当該運転モードだけアクセルペダル全開による加速度で運転する。
2. 運転車速及び許容誤差 車両の運転車速及び時間の許容誤差については,附属書11付表1及び附属書
11付表2に掲げる運転状態のあらゆる場合で,車速は±2 km/h,時間は±1秒間とする。
なお,アクセルペダルを全開にして附属書11付表1及び附属書11付表2に掲げる加速度が得られない
車両にあっては,この限りではない。
3. 変速方法 附属書11付表1及び附属書11付表2に掲げるそれぞれの運転状態における変速操作は,
円滑,かつ,迅速に行うほか,次による。
3.1 手動変速機の場合 手動変速機(又は動力伝達系統にトルクコンバータをもたず,かつ,変速段の切
換えを手動で行う変速機)を備えた車両の場合
a) アイドリング運転は,変速機の変速位置を中立とし,アクセルペダルは操作していない状態とする。
b) アイドリング運転モードから加速運転モードに移るときは,その5秒前に変速位置を1st(附属書11
付表1及び附属書11付表2に掲げる変速位置を読み替えて適用する車両にあっては,それぞれの変速
位置)とする。
c) 減速運転においては,附属書11付表1に掲げる20→0 km/hに至る運転の際には途中の10 km/hで,
40→0 km/hに至る運転の際には途中の20 km/hにおいてそれぞれクラッチを断つ。附属書11付表2に
おける0→70 km/hの運転の際には,途中の30 km/hにおいてクラッチを断つ。
d) 5段又は6段変速機を備えた車両であって,変速機の1stを通常使用しないものにあっては,2ndから
発進することができる。この場合,5段変速車は,附属書11付表1及び附属書11付表2に掲げる変
速位置について当該変速機の2ndを1stに,3rdを2ndに,4thを3rdに,5thを4thにそれぞれ読み替
えて附属書11付表1及び附属書11付表2に掲げる4段変速機の例によって運転し,また,6段変速
車は附属書11付表1及び附属書11付表2に掲げる変速位置について当該変速機の2ndを1stに,3rd
を2ndに,4thを3rdに,5thを4thに,6thを5thにそれぞれ読み替えて附属書11付表1及び附属書
11付表2に掲げる5段変速機の例によって運転する。
e) 車両の運転中に当該車両の原動機の回転速度が当該車両の最高出力の回転速度を超えることとなった
場合は,その際に使用していた変速段よりも1段上位の変速段を使用することができる。この場合,
――――― [JIS D 1012 pdf 47] ―――――
47
D 1012 : 2005
変速操作を行う車速は,当該車両の最高出力時の回転速度に対応する車速とする。
3.2 自動変速機の場合 自動変速機(変速段の切換えが自動的に行われる変速機)を備えた車両の場合
変速位置をドライブ位置とし,変速操作は行わない。
3.3 その他の変速機の場合 そのほかの変速機を備えた車両の場合,当該車両の走行特性を考慮して定
められた変速操作による。
3.4 試験成績の記録 燃費試験成績は附属書11付表3の様式によって記録する。
3.5 等価慣性質量 シャシダイナモメータの等価慣性質量の代表値を附属書11付表4に示す。
附属書11付表 1 10モード走行パターン
運転 運転 車速 運転時間累積時間 標準変速位置 加速度
モード状態 (km/h) (s) (s) 又は
3段変速機 (3+OD)変速機 4段変速機 5段変速機 6段変速機
減速度
m/s2
1 アイドリング 20 20 − − − − − −
2 加速 0-20 7 27 (0-20) ← (0-15)1st ← ← 0.78
1st (15-20)2nd
3 定速 20 15 42 2nd ← ← ← ← −
4 減速 20-0 7 49 2nd ← ← ← ← 0.78
5 アイドリング 16 65 − − − − − −
6 加速 0-40 14 79 (0-20)1st (0-15)1st
(20-40)2nd ← (15-30)2nd ← ← 0.78
(30-40)3rd
7 定速 40 15 94 3rd ← 4th ← ← −
8 減速 40-20 10 104 3rd ← 4th ← ← 0.59
9 定速 20 2 106 3rd-2nd ← 4th-3rd ← ← −
加速 20-40 12 118 2nd ← 3rd ← ← 0.49
10 減速 40-20 10 128 3rd ← 4th ← ← 0.59
20-0 7 135 3rd ← 4th ← ← 0.78
備考 標準変速位置の括弧内の数字は,それぞれの変速位置に対応する車速を示す。
加速度又は減速度は,参考値とする。
40
30
速度(km/h)
車
速 20
(km/h)
10
0
0 2027 42 49 65 79 94104106118128135
経過時間(s)
――――― [JIS D 1012 pdf 48] ―――――
48
D 1012 : 2005
附属書11付表 2 15モード走行パターン
運転 運転 車速 運転時間累積時間 標 準 変 速 位 置 加速度
モード状態 (km/h) (s) (s) 又は
3段変速機 (3+OD)変速機 4段変速機 5段変速機 6段変速機
減速度
m/s2
1 アイドリング 65 65 − − − − − −
2 加速 0-50 18 83 (0-20)1st (0-15)1st 0.78
(20-40)2nd ← (15-35)2nd ← ←
(40-50)3rd (35-50)3rd
3 定速 50 12 95 3rd ← 4th ← ← −
4 減速 50-40 4 99 3rd ← 4th ← ← 0.69
5 定速 40 4 103 3rd ← 3rd ← ← −
6 加速 40-60 16 119 3rd ← 3rd ← (40-50)3rd 0.39
(50-60)4th
7 定速 60 10 129 3rd ← 4th ← 5th −
8 加速 60-70 11 140 3rd ← 4th ← 5th 0.29
9 定速 70 10 150 3rd OD 4th 5th 6th −
10 減速 70-50 10 160 3rd OD 4th 5th 6th 0.59
11 定速 50 4 164 3rd ← 4th ← 5th −
12 加速 50-70 22 186 3rd ← 4th ← ← 0.29
13 定速 70 5 191 3rd OD 4th 5th 6th −
14 減速 70-30 20 211 3rd OD 4th 5th 6th 0.59
30- 0 10 211 − − − − − 0.88
15 アイドリング 10 231 − − − − − −
備考 標準変速位置の括弧内の数字は,それぞれの変速位置に対応する車速を示す。
加速度又は減速度は,参考値とする。
70
60
車 50
km/h)
速 40
速度(
(km/h) 30
20
10
0
65 83 129
9599103 111 119140150160164 186191 211 221 231
経過時間(s)
――――― [JIS D 1012 pdf 49] ―――――
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D 1012 : 2005
附属書11付表 3 10・15モード燃費試験成績
試験期日 試験場所 試験担当者
◎試験車両
車名・型式(類別) 原動機型式 最高出力
車台番号 用途 サイクル 気筒 総排気量 L
走行距離 km 変速機 減速比
車両質量 kg 使用燃料 密度 (温度 ℃)
等価慣性質量(設定値) kg 水素炭素比 酸素炭素比
◎試験機器
シャシダイナモメータ(多点設定,係数設定)
送風機(車速比例型 )
◎燃料消費測定機器
排出ガス分析計
CVS(PDP,CFV) (採取量 m3/min)
燃料流量測定器
◎試験成績
運転開始時刻 時 分 冷却水温度 ℃ 潤滑油温度 ℃
試験室内乾球温度 ℃ ℃ 希釈率(Df)
試験室内湿球温度 ℃ ℃ 希釈排出ガス量(Vmix) L/km
試験室内相対湿度 % 排気管開口部静圧差 Pa(70 km/h)
試験室内大気圧 kPa
排出ガス成分 希釈排出ガス濃度 希釈空気濃度 A−{B×(1−1/Df)} 排出量
A B
CO ppm ppm ppm g/km
HC ppmC ppmC ppmC g/km
CO2 % % % g/km
燃料消費量(流量測定法) L
燃費(カーボンバランス法) km/L 燃費(流量測定法) km/L
◎備考
――――― [JIS D 1012 pdf 50] ―――――
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JIS D 1012:2005の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 1012:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD0102:1996
- 自動車用語―自動車の寸法,質量,荷重及び性能
- JISD1030:1998
- 自動車―排気ガス中の一酸化炭素,二酸化炭素,全炭化水素及び窒素酸化物の測定方法
- JISK2202:2012
- 自動車ガソリン
- JISK2204:2007
- 軽油
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)
- JISK2249:1995
- 原油及び石油製品―密度試験方法及び密度・質量・容量換算表
- JISK2254:2018
- 石油製品―蒸留性状の求め方
- JISK2255:1952
- 石油製品腐食試験方法
- JISK2255:2015
- 石油製品―ガソリン―鉛分の求め方
- JISK2258:1998
- 原油及び燃料油 ― 蒸気圧試験方法 ― リード法
- JISK2261:2000
- 石油製品―自動車ガソリン及び航空燃料油―実在ガム試験方法―噴射蒸発法
- JISK2265:1996
- 原油及び石油製品 ― 引火点試験方法
- JISK2280:1996
- 石油製品―燃料油―オクタン価及びセタン価試験方法並びにセタン指数算出方法
- JISK2283:2000
- 原油及び石油製品―動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
- JISK2536:1996
- 石油製品 ― 成分試験方法
- JISK2541:1996
- 原油及び石油製品―硫黄分試験方法